○プロローグ (2人帰宅、ドア開け、靴など脱いで、部屋へ。手には総菜物) 【正面:20】 ただいまぁ…うーん、この部屋も久しぶり。 ふたりとも、ゼミに卒論、合間に実験…理系って四年になっても、忙しいって本当だったね。 文系の友達は、卒業旅行だバカンスだって、ヒマそうだぁ…。 (軽く伸びしながら) んんっ…PC前も多いから、体ガタガタだよぉ…んんっ… (深呼吸) ん〜、す〜はぁ〜 …部屋の匂い…相変わらず…。 ん…部屋や家って、外と混じってないから、とっても濃い感じで、固有の匂いがするものなの。 人間の慣れの力ってすごいから、自分じゃほとんどわからないよ。 ほら、よく言うでしょ、飛び込みのセールスマンだけが、その家の本当の匂いを知っている…。 あ、言わない…うん、私が今つくったから、そうかも。 (深呼吸) すぅ〜はぁ… この匂い、私は好き…ここに来ると、毎回安心するよ… 実家の部屋と同じだから…かな。 自分のアパートの部屋に帰っても、そうは思わないんだけど、ここだと、ぶわってそういうのが来るんだよね。 大学入ってから二年までは自宅から通いだったけど、今じゃ立派に、それぞれ独り暮らしだもんね。 一番近いし慣れてるけど、自分の部屋じゃない場所…それが、この匂いだから…。 そういうちょうどいい距離感が、安心の中枢を刺激して、懐かしさに変化するんだね、きっと。 (深呼吸) すぅ〜はぁ〜、んんっ…。 非科学的な気持ちに作用する、科学的な物質…。 え、いや、わかんない…だって、専門分野じゃないし♪ (足音、奥へ進む) 食事前に、より糖を脳へおくるための準備運動…意味のない冗談やお話、おしまいっと。 ん〜、いい感じにお腹減ったし、買ってきたやつ食べよ。 (ちらりと備え付けキッチンを見る) 独り暮らし二年目、相変わらず、自炊する気配はなし…電子レンジと小さな冷蔵庫、綺麗なIHヒータ…ま、冷蔵庫あるだけマシかな…。 そうそう、飲み物が冷えてるって重要。 (座りつつ) 【正面から右へ:20】 私はここ… 【正面:20】 ちゃんと、私のお気に入りのふかふかクッション、定位置のまんまにしてくれてるのは、よし♪ 自炊…わ、私はしてるよ…その…時間と気力があるときは…そ、合理的判断。 (室内を見回すように) 【右から正面、左、見回す感じに:20】 実家のほうは、小さな時からの色々があって、なかなかごちゃっとしてるけど、さすがまだ二年…物は増えないさっぱり系だから、間取りに比べて広く感じるよねぇ。 【正面:20】 本棚に専門書があるだけで…あ、そっか服は…元々少ないけど、押し入れあるし…ワンルームなのに、お風呂とトイレと洗面所が別だから…。 いいなぁ、こんなとこ見つけられて…。 私は時間なかったから、選択枝なかったもん…お風呂とトイレは別だけど、洗面台がないから、結構不便だよ…。 あ、メイクとかあんまりしないけど…歯磨きとか不便なのっ。 まあいいや…ここは、快適だし。 さ、食べよ。 (ナイロン袋などごそごそしつつ) んん…はい、これと…これ。 ふたりの時は、それぞれお弁当を買うより…白いご飯とデリカテッセン…自由につまんで自由に食べる、これが合理的…うん。 そして、コーラで乾杯! (ペットボトル開封、ボトル付き合わせる音) はい、頂きます♪ ○寝転び寄り添い耳かき実験1 (食べ終わり) 【正面:20】 はぁ…ごちそうさま。 自炊と違って、デリカのいいところは… (ごそごそナイロン袋とか片付け) こうやって、買ってきた袋に全部いれて…しばっちゃえばぁ…はい。 後片付け完了。 あとはゴミの日にまとめて出すだけ…これだよねぇ、この無駄なことをしなくていい簡潔さ…。 分別もさ、実はある程度燃えやすいプラスチックとかが混じってるほうがいいっていうし、割り箸はもともと間伐材でエコ…今は、焼却炉の排気性能もあがってるから、何種類にもって過剰だよねとは思う。 海洋プラもね…もちろんよくないけど、あれをどうにかするには、科学のブレイクスルーがないと、合理的には無理だよね。 そうそう、合理性でいえば、独り暮らしで、常に自炊とか、逆に無駄かも…。 大学入ってからも忙しくて、料理教えてもらうヒマなんてなかったし。 だって、ひとり分の自炊って、結構大変だよ…食材だって、1人分2人分の1回分ってわけて売ってるわけじゃないしね。 過度な自炊推奨は、結果、余計な食品ロスを産む…。 うう…まぁ、私には自炊自体、難易度高めだけど…実験データとってるほうが楽かな…。 そ、それに、今はちゃんと栄養バランス考えられたお弁当やデリカも売ってるし、基本はシリアルと牛乳、野菜ジュース、たまに菓子パンあたりでバッチリだしね。 (座ったまま背伸びをする) んん〜、はぁ〜…。 お腹いっぱいだねぇ… (後ろのクッションに倒れる感じに) 【正面:20から30くらいへ】 んんっ…ちょっとゆっくりしよぉ〜…食後は、無理に動かず、ゆっくり寝てるのがいいんだよぉ… うーん…はぁ…ふぅ… あ、そうだ! そ、突然。 インスピレーションだから、突然なの。 こういう感じでゆったり〜って思ってたら、浮かんできたんだ…そう、耳かき! 久しぶりに、耳かきしてあげる! んじゃ、決断はさっさと、準備、準備… (起き上がり、クッションを持って、移動) 【正面から右へまわり:30】 (ケースを探る音) えっと、耳かきはあった…ふふ、爪切りに、ばんそうこうやら、ちゃんとひとつのケースにまとめてあって、さすがだなぁ。 【右から近づく:10】 はい、クッション… (クッション設置) ここ、寝転んで… (寝る) ん…じゃあ私も横にぴったり… 【右:5】 ふぅ… ん…上向いててね…よし、しっかり耳の奥まで見える。 じゃあ、いくよぉ… (耳かき開始、んっ、などは、漏れる吐息です、自然に) (耳かきSEの合間に、適宜吐息を挟む感じ) んっ… ふぅ んんっ ん… ふぅ… んっ… んっ、ん… ふぅ… (手をとめる) はい、耳かきできた… そういえば、院試(いんし)の準備進んでる? もう就職はなしなわけだし、受かる以外ないってのが、プレッシャだよね… 大丈夫、かぁ…まぁ、内部からだし、外部受験する人よりは簡単かなぁ… ん…大学受験するときも、確かにこんな話してたかも…学力の差がなかなか埋まらなかったし。 けど、その…いろいろで、何とかなったし、今回も…いけるかな…。 うん…そういうなら、そうしとく…たまには論理的じゃない事も、人間には必要かも。 あ、そうだ… 【右:0】(囁き、有声音で) せっかく、こんなに、耳が近いし… その…耳をね…ちょっと…キスしたり…ぺろぺろって…舐めたり…してみたいんだけど… 実験…そう、実験なの…私の仮説を実証するために… 協力、してね…被験者として。 ふふ、ありがとう。 じゃ、ナンバーワン…耳をふーってする。 (耳を優しく吹く) ふぅ〜 ふぅ〜 ふぅ〜 ふぅ〜、ふぅ〜 …んふふ、いい反応…記憶、記録…。 動かないように、腕をぎゅってしとくね。 ナンバーツー、耳全体を舐めてみる。 (優しく、耳の穴以外を舐める感じに、特記ない限り、ちゅ、はキスの音で表現) ん…ちゅ… 実験のご挨拶… ちゅ、ちゅ…ちゅ… んちゅ…はぁ…んちゅ、ちゅ… ちゅ…はぁ… キスでは、こんな反応、と… 予想通り? うーん、まだわかんないな…もっとしてみないと。 (耳のでこぼこをなぞる感じに、時折、吐息も挟んで) れる…れろれろ… ん…れろれろ、れろ…れるれるっ… んはぁ…れろれろれろ… ん…れろれろ… ふぅ…ん、れるれるっ、れろれろ…れろっ… れるれるれる…れろれろ… んっ…れろれろ…れろれろ…れろれろ… れろれろ…れろれろ…れろぉ、れろぉ… ふぅ…んっ、れろれろ、れろれろ…れろ、れろ、れろ… んふぅ…なかなかいい感じの反応… けど、まだ想定内…予測が範囲に収まるのはうれしいよ。 でも、私はバラツキも欲しいの。 というわけで、ナンバースリー、耳の穴も舐めてみる。 (穴ですが、優しく舐める、実験のように、反応を確かめる感じで) んちゅ…ちゅ…れろれろ… ちゅるる、ちゅ…じゅ…ちゅるる れろれろれろっ…れろっ れるれる…れるれる… なかなかの反応… れろ、れろ、れろ、れろ…ちゅぷ、れるれるれる… はぁ…んちゅ、じゅ、ちゅ、れろれろ… んじゅ、ちゅ、ちゅう、れろれろれろっ んんっ、ちゅ、ちゅう、れろれろ… れるれるれる…んふぅ、ん、れるれるれる ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅるる…ちゅちゅ… なるほど、こうするといいんだ… ふぅ…んあ、ちゅ、ちゅるる、ちゅぷちゅぷ、じゅ、ちゅ、ちゅるる れるれるれる…んぅ、れろろろ、れろろろ、ちゅじゅ、ちゅぽ… んはぁ…これは、いいデータがとれたと思うよ。 ふふ… ○寝転び寄り添い耳かき実験2 【右から正面、左へ移動しつつ:10】 はい、こっちのお耳のデータ収集は終わり… もちろん、反対側も…上を失礼して… しょっと… 【左:5】 じゃあ、こっちも、耳かきからいってみよう… ん、実験の準備、ともいう… いくよぉ… (耳かきSEの合間に吐息、自然と抜ける息の感じで自然に) んっ ん… ふぅ… んっ、ふぅ… んっ… んんっ… はぁ… そうそう、後輩じゃなくって、D1(でぃーいち)の方の佐藤さんが、論文の直しで西ノ原(にしのはら)先生に怒られてて、その当てつけなのか、頼んでた図面の提出まだなのかって言っといて、だって。 弱みでも握られてる? あ、そっか…卒論が、佐藤さんの分野に近いから、いっぱい手伝ってもらってたもんねぇ…うんうん、仕方ない。 私は誰かにぴったりっていうより、誰かと誰かのいいとこどり…っていうか、中間くらいの事が多くて、いろんな人に浅くお世話になってる感じだから、そこまでの事ないんだよぉ。 あ、でも、西ノ原先生が怖いっていうのは、共通認識かな…口数少ないのに、指摘が的確すぎるから、反論もできないし、しゅんってなるしかないよね。 厳しいのは厳しいけど、すごい先生だもんね…論文、ひとつだけ読んでみて…内容、2割くらいしかわかってないけど、それでもすごさが迫ってきたもん。 研究って、こうなんだって…だから…迷ってたけど、院に進んでみようって思ったし。 受かれば、このまま同じ西ノ原研なのは間違いないけど、その先…ずっと続けていくなら、きっと私たちの分野って、少しずつ離れていくよね。 離れてるけど、近い…けど衝突はしない…安全ではあるけど…うーん。 (少し物思いのため息風な深呼吸) すぅ…ん、はぁ… 何でもないの…さ、耳かき終わったし、私は私の研究しなきゃ。 【左:0】(囁き、有声音で) この、お耳の研究…左右でどんな違いがあるのか、同じなのか…比較データはとっても大事でしょ。 もちろん、ナンバーワンから、比較データをとるの… はい… (耳を吹く、優しく、けれど、高まりにも寄せて、時々ツバを飲む感じの間もあっていいか) ふぅ〜 んっ、ふぅ〜、ふぅ… ふぅ〜、ふぅ〜、ふぅ〜 んっ… ちゃんと、データのためにやってますよぉ… ふぅ〜、ふぅ、ふぅ〜 耳を吹くのが趣味だとか… ふぅ… ふぅ〜 ふぅ〜 耳を吹かれるのが、趣味っていうデータにはなりそうだけど… ふぅ〜ふぅ〜 ふぅ〜… んふふ、貴重なデータ… はい、ナンバーツー…こっちの耳は、どんな反応かな… (耳全体の舐め、反応の違いを確かめるように) れる…れろれろ… んっ、れろれろ…ちゅ…れろれろ… はぁ…んっ、れろれろ…れろろ…ちゅる… うん…なるほど… んちゅ…れろ… んちゅ、れろれろ…れろろ…ちゅる んふぅ…ん、ちゅ、ちゅ…れろれろれろ… んっ…ちゅ、れろれろ… ふぅ〜…うんうん、ここをそうすると、こうなるのか…ふふ れろれろ…んちゅ、ちゅ、れろれろ… こうして地道に変化を見てデータをとって考察するの好きだし、実験系の研究は向いてるかな… 被験に向いてる人もいるけど… れるれる…んちゅ… ふぅ…じゃあナンバースリー…データ、頂きます♪ (耳穴を舐める、優しく、刺さらない感じに) んちゅ、じゅ、じゅちゅるる… んちゅ、んちゅ、んちゅ…れろれろ、んじゅちゅ…ちゅるる んはぁ…んちゅ、ちゅるる、れろれろれろ…ちゅぽ、ちゅぽ、ちゅ… (吹きかける) ふぅ〜、ふぅ〜 んふふ…いきなり? そうだね…たまには変数をあげないと、いいデータにならないでしょ。 れろれろれろ…ちゅるる…んちゅ… んふふ、なるほど…抱きついてるんだから、体の反応だってわかるんだから… ちゅ、じゅちゅちゅ、ちゅるる…ちゅ んはぁ…んんっ、ちゅっちゅ…れろれろ、じゅちゅるるる… 耳にも利き手みたいに、利き耳っていうのがあるのかなぁ… ふふ…私の研究での定義では、舐めてる間、体の反応が大きいほうが、利き耳、かな… データの収集は、これでいったんおしまいかな… 振動計にしてた私の体…耳を舐めるたびに、びりびりって…この体の反応、受信しちゃってたから。 ふふ…さて、何の振動…信号を受け取ったのでしょう? んふふ… 〇実験結果の検証えっち 【左から正面、上に移動しながら:20】(囁き、有声音で) んしょっと…んふふ、くっついて、上になっちゃった… 【正面、近づきながら:5】 さっき、耳かきのとき、上を動いて胸あたって、びくってなってたし…耳をぺろぺろしてる時も、捕まえてた腕、自然に動いて、胸をちょんちょんってしてたよね。 【右:5】 だから、しよっか… 【左:5】 お腹もいっぱいになって食欲はOK 大好きな耳かきもして、癒しもOK お耳を舐めて…私は変数が入っちゃったの…えっちしたいなっていう値が… 同じでしょ、そういう気持ち… ふふ… なぁんてね… 順当に…したくなったでしょ? そう、これが私の本当の実験なの…好きでうめていけば、きっとしたくなる。 だって…久しぶりだし、私は…その、いつもしたいって思ってたの。 だから、どうやって誘導していけば、こんな風になるかなって、実験してみたって事。 ふふ…言ったでしょ、いいデータがとれたって。 バラツキとしては、ここまでお耳で反応してくれると思わなかったっていうくらいかな。 ふふん〜、驚くお顔がよく見えますねぇ… 私、めがねは外さないよ… この顔がここから、気持ち良くて、へにゃってなっちゃうところ、じっくり見たいからね…ふふ。 【右:5】 私、こんなじゃなかったけど…その…初めて終わってから変わったの、かな…。 なんでだろ… あ、そうだ…思い当たるところは…受験、かな。 男は、オナニーしちゃったあとって、ぼぉっとして、勉強とか何にも頭に入らなくなるでしょ? ネットで見たんだけど、女はオナニーしたあとのほうが、能力あがるって…だから、実験してみたの。 そしたら、大当たり…一緒の地元国立なんて、あの時の私には夢でしかなかったのに、追いついて、合格できちゃった…ふふ、今まで秘密にしてて、ごめんね♪ だから、して…。 研究しようとか、データとろうとかすると、私、はいっちゃうんだ…。 そ、えっちしたいなっていうのが変数に♪ 【正面:20】(体を起こしながら) んしょ… (スカートのポケットを探る) えっと…あった。 ふふ…ゴムも、もちろん、見越しての準備万端だよ。 (ゴムをパッケのまま唇に咥える、咥えたままの感じで) はむ…ほら…これ…見て? (口から離して、胸に置く) はぁ…ふふ…こっちも見てね…スカートの奥。 (たくし上げてみせる) ストッキング越しに、パンツ見える? そ、あそこのとこ…わかるくらい、染み、あるでしょ? データとってたら、こんなになってたみたい… ふふ…息が荒くなりましたねぇ…嬉しい。 じゃあ、このまましよ… このストッキング、さっき見たら伝線入っちゃってて、もう捨てるから… んっ、このまま… (ストッキング破り) 破って…しよう、ねっ…んんっ…んっ! 出来た…パンツ、ずらして、いれよ? ふふ…じゃあ、私がつけてあげるから…寝てるだけでいいからね… (ズボンを途中まで脱がす、ベルト、チャック音など) パンツの、この穴から…んっ… 出てきた…もう、おっきくなってる…この状態と…私の耳舐めで、興奮したんだよね… 理論の裏付けができちゃった… (パッケを破って、ゴム装着) んっ…はい…先っぽにゴムぴとってして…くるくる…できた。 (パンツをずらして、騎乗位で挿入) 待っててね…んっ…私、もう、ぬるぬるだから…入る…んっ♪ 【正面:5】 んあっ♪ …入った…よ…ふふ…お隣に聞こえちゃうかもだから、今日はこうして、密着したまんまね… 声も出さないようにしなきゃ…抑えて… (激しくない動きではじめる、あえぎも抑えて、控えめに、聞こえないように囁きでもれるように) 【右:0】 んっ、んぅ、んんっ…んっ、ふぅ…んんっ これ、いい…ずっと私が、上で動くからね… んっ、んふぅ、んんっ、あっ、んんっ… んっ、んんっ…あっ これ、いいんだ…私、いいとこに、当たるから…ずっと… んんっ、ん、んんっ、あっ、んあっ、んんっ… 【左へ頭を預けなおす:0】 (吐息混じりで) んふぅ、ふぅふぅ…んっんっ 激しくない動きだけど、気持ち、いい? …うん、よかった… 私の胸とか…感じてくれるもんね…んんっ、んあっ、んんっ んんっ、あっんんっ (急に、少し笑う) んふふ…ふふふ… うん、ごめんね…ちょっと、急にふわって沸いてきちゃって… んんっ…こうして、えっちしてる声って、よく響くんでしょ… だって、壁が薄いと、どんってされるらしいし… けど、普通に生活してて、話してる声とかで、あんまり揉めないでしょ…喧嘩とかは別に。 ということは…んんっ、あっ、んんっ… 普通の声は、ある程度遮音してくれるけど、エッチの声は、周波数が違うのか、建材が吸収する帯域を越えてるから…なのかなぁって… んんっ、あっ、んんっ… ただの防音じゃなくって、そこにしぼったものが出来れば、それも面白いのかなって、思ったの。 吸音材じゃなくて、んんっ、えっちな声が聞こえにくくなる、音とか、音楽とか、そういうのっ、んんっ んんっ、あっ、あんっ、んんっ、んふぅ…はぁはぁ… はぁはぁ…んんっ、ふぅ、んんっ… 【右へ:0】 んはぁ、んんっ…疑問とか、その解決作とか、妙な時に、浮かぶ、よね… トイレ…お風呂…それに、えっち…んんっ んは、んんっ、んぁ、ああっ、んっ、んんっ、ふぅ、んんっ、あっあっ はぁはぁ…んんっ、もう、ごめん、私、イきそう…久しぶり、だから… んんっ、んあっ、んっ、そっか、んっ、久しぶりだもんね…イっちゃう? いいよ、一緒に…んんっんっ、んふぅ、んんっ、あっんんっ! 出して、このまま…くっついたまんま…ぎゅうって、ぎゅうって、して、ぎゅうって… んんっ、そう、んんっ、イこう、一緒に…んんぅ、んんっ、んあっ! 一緒に、一緒に、一緒にぃ… (絶頂、しかし声は抑えて) んんんっふううんんっ! (射精) んあ、ああんんんっ、んんっ! (一瞬、息を止める感じでの間) …っんはぁ…んんっ、はぁはぁ…はぁはぁ…はぁ…はぁ… はぁ…ふぅ… うん、とってもよかった…イちゃったし…イってくれて、ありがとう… ○幸せなおやすみなさい (えっち後、抜きはしたけど、まんま、密着) 【右:5】(普通に) ふぅ…もうちょっと、このままでね…いい? いいよね、後片付けはしたし…んふふ。 ふぅ…こうしてるの、落ち着くなぁ… 違うよ、欲が満たされただけじゃないから…私にだけ作用する未知の素粒子でもあるんだろうね。 分野が違うから、わかんないけど…ふふ。 ふぅ…はぁ… 院試はさ、このまま大丈夫そうだけど…その先…二年なんてすぐだから、また分岐点がきちゃうね。 そのままドクタコースにいくか、どこかに就職するか…そこも同じになるかは、ちょっと不安かな。 特に、就職ってなったら、同じ会社になんてこと、まずないでしょ… ドクタコースなら…うん、また何年かは一緒かも…だし… 優秀なら、論文書いて、すぐどこかの大学の助手や助教枠とか、企業の研究所とか… ドクタにしたって、研究を続けていけば、きっとフィールドはもっと離れていくよ…だって、研究ってそういうものでしょ… 同じ分野の人はいても、きっと見えてる世界は、その人だけのものだから… その…うん…だからね… そうなるかもしれない前にね…合理的な判断してみない? 【左:5】 その…院にうかったらね、その…一緒の時間をちゃんととれる場所…ふたりが帰ってこられるところ、つくらない? あ、えと…ちょっと、不確定な言い方、だったね…あの…同棲しないってこと。 うん…もうちょっとだけ大きな部屋にして…親には…言うしかないけど…うん…しよ…同棲。 きっと、時間、研究、分野…そんなすれ違いが出来たとしてもね… ちゃんと、ふたりが帰ってくる場所があれば、気持ちは離れていかないって思うから… うん…合理的、とか言っといて、ちょっと、非科学的だけど… ん…ありがと…うん…うん… そういう即決なとこ、大好き… ただの電気信号だとしても、これは、とっても大事な信号だよ… ふふ…なんか、安心したし、新しい事に希望も持てたし…実験は大成功だし 眠くなっちゃった…結局、三大欲求、これで回収… ん…このままでいい? うん…ありがと… このまま…ちょっとだけ… おやすみ… ○エピローグ 【右:5】 (寝息) すぅ〜 すぅ〜…はぁ… すぅ〜はぁ〜…んっ、んあ…んん? あれ…え…あのまま、寝ちゃった…え、私、のっかったまんま… あ、その…おはよ… はは…私、結構欲望に忠実みたい…ん…でも、こうして、抱きついたまんまで眠ったって、うれしい経験、かな。 ん、重かったよね、ごめん… あ…このままでいいの…ありがと… はぁ…ふぅ…うん ん? いいなって思ったの…こういう朝。 現実的にはさ、同棲…院に入ってすぐか、院が終わってから…かもしれないけど、実現できたら… ふたりが同じに眠った日には、こんな朝が日常になるんだ…それって、いい。 とってもいい… 【正面:5】 とってもいいよ…うん (キス、音で) ちゅ…ちゅ… んふふ… あ、うう…ううん… はぁあ…こんな時でも、欲求はめぐるんだなぁ…お腹すいちゃった。 うん…朝ご飯とか、手料理が日常になればいいんだけど… 今は無理だから… そう…デリカの時間じゃないから、ファミレスで。 後片付けもゴミ捨てもない、コーヒーはドリンクバーで飲み放題…うん、合理的♪ (了)