;部屋でまったり中 「んー……あれ、おにぃ。どしたの、急に部屋に入ってきた……ゴールデンウィーク? まぁ、特に予定は無いけど、どしたの?」 「……はい? 出かける用意をしておけって……いや、別に良いんだけどさ、どこに行くの? いやいや、秘密って……ま、どうせ遠出はしないだろうし別に良いんだけど……それはそれとしてこれを読んで欲しいって……最近、取り繕う気すら無いよね……えーと」 「『この物語はフィクションです。登場する人物は全員18歳以上で実在する人物、地名、団体、組織等とは一切ありません』」 「『また、当作品はアダルト作品です。18歳以下の方の視聴・ご購入はご遠慮ください』……で、用意しといた方が良い物とかあるの? 登山とかそういうのだとちゃんと動きやすい格好しておかないとダメだしね。まぁ、おにぃがそんな風に遊びに行くってあんまり考えられないんだけど、念のためにね」 「下着と内着の替えと一応着替え……? えっと、おにぃ? どこに行くの? それだと全然行き先の予想が出来ないんだけど……楽しみにしてろって、おにぃがそういう風に言う時ってあんまり期待出来ないというか、期待しすぎると余計にダメダメなパターンが多いし……」 「あー、もう、判った判った、これ以上は突っ込んで聞かないわよ。とりあえず、着替えを用意しておけば良いのね? 一応言っておくけど、あたしお金なんてほとんど持ってないし、お金使うならおにぃに持って貰わないと無理だからね」 「そりゃねー、遊びに誘ったのはおにぃだしぃ? お金がかかるようならおにぃに用意して貰わないとねぇ……判ったから代わりにこれを読めぇ? ……ま、良いけどね……『ビッチで生意気でドSな妹から性の手解きを受けよう』……もう何度も読んだし、内容もわかってたけどこのタイミングで言わされるとまるで普段からお金をせびっている様な感じになるでしょうが! いや、確かにおにぃに出して貰う事も多いけど、出せる時はちゃんと自分で……ちょ、最後までちゃんと聞きなさいよ……もう、バカおにぃ!」 ;3〜4秒程度間