; 「あ、おはよー……おにぃ、だらけすぎじゃない? ……はぁ、もう……確かに休みだろうけど、そんなだらけてると盆休み終わったら辛くなるんじゃない? ……あー、そいえば最近は日曜朝遅いんだっけ。だからって起きる時間まで遅くしなくても良いと思うんだけど……ま、良いけどね」 「妙に静かって……はぁぁ……おにぃ、寝ぼけてんの? それとも話聞いてなかった? お母さん達、今日から田舎に行くって言ってたじゃん……そーそー、よーやく思いだした? おにぃが寝ぼけてる間にもう出てったよ? おにぃはイベントあるからで、あたしは友達と約束あるからパスって言ったじゃない? ……まったくもー、ほんともー……おにぃらしいけどさ、ふふ」 「んー? まぁ、今日明日は特に予定ないけど……うん、約束明後日だし……何、どうしたの? ……あー、うん。これね、そうだったね、忘れてた……いや、なんか久々な気がするし……判ってるって。読むってば、もう」 「『この物語はフィクションです。登場する人物は全員18歳以上で実在する人物、地名、団体、出来事とは一切ありません』」 「『また、当作品はアダルト作品です。18歳以下の方の視聴・ご購入はご遠慮ください』……そろそろこれ無くても言えるくらい言わされたかも……だってカンペ見なくてもほとんど空で言えちゃうし?」 「『ビッチで生意気でドSな妹に性の手ほどきを受けよう』……まー、うん。そうだよね、おにぃだもんねぇ……いや、休みで両親居なくて、時間たっぷり……普段は半引きこもりで全然行動しないのに、こういう時の行動力はちょっと引くぐらいあるもんねぇ……うん、嫌味だって判っててそう言える図太さも本当、おにぃだよねぇ」 「でーも! ずっとシテるってのはヤだよ? あのね、今夏休みなんだよ? そりゃー、意外にチャンス無いのは判るけど、だからってこういう時にスるだけっていうのもなんだかさぁ……判ってるって、本当に判ってるのかしらね、このおにぃは……んー? ……いや、うん。確かに外暑いし、積極的に出かけたい訳じゃないけど……なら問題無い、ねぇ……こういう時のおにぃってだいたいは空回りするからなぁ……ま、良いけどさ。あ、でも家事は交代か当番制にするからね? 何もしないとか許さないから」 ;ゆっくりフェード ;3〜4秒程度間