1、はじめに 改めて、ご購入 どうもありがとうございます。 ご視聴していただき 大変嬉しく思います。 今はもう2020年3月ですが 2019年9月に『罵倒女子』という 小さな作品を販売して以来 なかなか新作を完成する事ができず 悶々とした日々を過ごしていました。 具体的に言うと ただ作れなかったのではなく 「途中まで作ったが完成できなかった」 そういう作品がいくつもあり 無駄に労力だけをつぎ込んでしまいました。 (そこで作った画像などを  今後の作品に生かす事は考えています) この辺りの経緯を書いたら 長くなってしまいました。 いつも、このメッセージを読んでいる方は 「またか」と思われるでしょうが 初めて読まれる方は驚いてしまうため この経緯は、後ろに回しました。 ご興味のある方だけ、読んでみてください。 2、今回の回答女性:まりかさん 前述したように なかなか新作が作れず 悶々としていた中 ようやく思い立って やってみたのが 久しぶりのQ&Aの企画でした。 インターネット上で募集をかけてみたのですが このシリーズ、最近は そこまで売り上げも伸びておらず 女性にお支払できるご報酬も少なく 多くの方に声をかけても なかなか応じてもらえません。 そんな中、快く引き受けて下さったのが まりかさんでした。 Skype通話をするまで どんな方か分からなかったのですが 話してみると 落ちついた女性で なかなかキレイな声に感じました。 残念ながら ソフトで録音すると 少し音声がザワっとするため 作品音声からは伝わりにくいですが 通話では、透き通るような声という印象でした。 個人的には 自分のオナニーやエッチの話を 細かく丁寧に話して下さったのが 印象的でした。 今回、後半の 「聴いている男性のオナニーを責めるQ&A」で 本来なら、もっとキツイ責め言葉が飛び交いそうでした。 開始前にオーディションのような形で 簡単な質問などを3問させいただいた中 録音の後半は責め言葉になると前置きして 「知らないおじさんが  アナタの体をジロジロ見ています  何か言って下さい」 とお願いしたところ 「見てんじゃねーよ!」 と罵声を浴びせていましたので。 だから、おそらく 後半のQ&Aは、責めの姿勢でいけると思いました。 しかし 前半の自己紹介やエッチな質問を聴いていると 特に、エッチの際に 元彼をエッチで悶えさせる話を聴いていると もしかすると まりかさんにとっての自然な態度は 相手を罵倒していくのではなく じわじわと興奮させ泣かせる感じなのではないかと 思いました。 そこで、責めパートに入る前に エッチの時に、元彼を焦らしたような態度と 罵倒するような態度 「どちらが自分にとって自然か」 そう質問すると まりかさんは、前者だと答えました。 そのため、責めパートでは 無理にイケイケで罵倒するのではなく 自分にとって自然な責め方でお願いしました。 当サークル作品は 女性からの罵倒、嘲笑が多く それを期待した方には 今回の作品は、雰囲気が優しすぎたかもしれません。 どちらかというと エッチな誘惑と焦らしがメインです。 ただ、なかなか 心くすぐられる責め方になったとも思っています。 これまで、この企画で 声優さんにお願いした事もありました。 今後も、お願いすると思います。 声優さんの場合、どうしても 「演じる」という意識が抜けないと方が多く この壁は、声優さんではない女の子に 出演してもらう事で あっさりと解決する事が多いのですが 今回も、回答する女の子の その子らしい雰囲気が 「おそらく、元彼を焦らした時も  こんな感じだったのだろうな」 と思えるような雰囲気が よく伝わりました。 まりかさんは収録時も 積極的に関わって下さり 収録を 「楽しかったです」 と話してくれました。 回答する女の子が楽しんでくれた事は とても嬉しい事です。 まだまだ、引き出しきれていない まりかさんの魅力もある気がしますので 今後も、まりかさんの声を 皆様に届けられる機会があれば 幸いです。 なお、ご感想や まりかさんへのメッセージなどあれば 下記メールアドレスまで お送り頂ければ幸いです。 駄文、読んで下さり どうもありがとうございました。 それでは、下線部以下 新しい作品が作れず 悶々とした日々について お伝えします。 非常に面白味の無い話が 長々と続きますので それでも気になる方以外は ここで閉じて頂ければと思います。 いじめっ娘通信 ijimeko_tsusin@yahoo.co.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 前作『罵倒少女』は 簡単に、安めの作品として作ってみました。 時間をかけて作るスタイルだけでなく そのサッと作るスタイルも 持っておいた方がいいと思った事が 制作のきっかけです。 しかし、あまり売れませんでした。 安かろう悪かろうになってしまったのか ちょっと、物足りない作品だったかもしれません。 そこから、新しい作品が なかなかできない期間に入ってしまいます…… その間、いくつか 新しい作品をつくろうと もがいては、みたのですが…… 例を挙げると… まず ノベルゲーム制作ソフト『吉里吉里2』で RPGゲームの戦闘ができるように 挑戦してみました。 実はM男性向けRPG作品を作ろうと アマゾンで『RPGツクールVXace』を注文したのですが 思いのほか到着に時間がかかりました。 それまでの間に自分で RPGの戦闘シーンだけでも作れないかと 挑戦したのか『吉里吉里2』でした。 『吉里吉里2』で作る方が 『RPGツクールVXace』よりも 作りやすい点があります。 ・テキストで作れる  (コピペがしやすい、など) ・戦闘中のイベントの自由度が高い ・画面サイズが自由  (ツクールは画面が小さ目) などです。 ただし、ツクールで 元から完成されている戦闘システムを 自分で1から作らないといけないので 吉里吉里の本(初級向け)を読んだ程度で プログラムを学んだ事のない私にとっては 悪戦苦闘、試行錯誤の連続でした。 それが、主人公1人(複数は難しい)で 女子何人かと戦闘するシステムは 完成に近づいたのですが…… ちょうどその頃 『RPGツクールVXace』が到着し それでも少しは、ツクールを開封せず 『吉里吉里2』を続けたものの 力尽きてしまったのか 『吉里吉里2』を諦め ツクールに乗り換えてしまったのです… しかし 「ようやく、楽に(吉里吉里よりは)  PRGが作れる!」 と期待したものの… ここからが地獄の始まりで… 『RPGツクールVXace』 こっちは、こっちで 自由度が低く 少し応用をきかせようとすると 他の人が配布しているプログラムを検索したり 掲示板で教えを乞わなければならず そのどちらでも、解決しない場合もありました。 例えば −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− @ 敵(女の子)に攻撃(性的挑発)されるたび 「性欲値」が上がり、最大値まで上がると 「射精」してしまいゲームオーバーになるとします。 「性欲値」はHP、MPのようなものです。 しかし、ツクールに設定されたHP、MPは 最大値から下がっていき 0になったらゲームオーバーなものです。 そのため、HP、MPの名前を 「性欲値」に変えるだけではできず プログラムを改変できる方に頼らせていただき 0から始まり 最大値に向かい上がっていく仕組みを つくってもらいました。 本当に感謝しています。 A 「主人公パーティー(男)」複数で 「敵(女の子)」も複数の場合 「攻撃した側」が誰か、「された側」が誰か によって、異なるメッセージや画像を 表示させようとしました。 例えば ・ひ弱なマサ君 ・憶病なトモ君 ・運動神経抜群の久美ちゃん ・優等生の優美ちゃん で戦闘した場合 1、マサ君→久美ちゃん  「マサ君の、へなちょこパンチが   久美ちゃんに触れる画像を表示」  久美「マサ君のパンチ、ぜ〜んぜん痛くない     あははは♪」  マサ「くっ…くっそぉぉ!」 2、マサ君→優美ちゃん  「マサ君の、へなちょこパンチが   優美ちゃんに触れる画像を表示」  優美ちゃん「ん?何それ?パンチなの?        私、運動苦手だけど        さすがに、こんなパンチは痛くないよ?」  マサ「うぅぅぅぅ…」 3、トモ君→久美ちゃん  「トモ君の、へなちょこパンチが   久美ちゃんに触れる画像を表示」  久美「何?アタシにパンチしてんの?     全然痛くないけどさぁ     こんな事して、どうなるか分かってんの?」  トモ「ひぃぃぃぃぃ…ごめんなさいぃぃぃ…」  久美「すぐ泣くんだから♪ あはははは♪」 3、トモ君→優美ちゃん  「トモ君の、へなちょこパンチが   優美ちゃんに触れる画像を表示」  優美「あら…     いくじなしくトモ君にしては     頑張るわね?     まぁ、蚊に刺されるより痛く無かったけど」  トモ「くぅぅぅ…」 このように、誰が誰を攻撃したかで 違うメッセージを表示させたかったのですが どうも 「攻撃したのは誰か」 「攻撃を受けたのは誰か」 を、ツクール内で判別するのは 難しいようでした。 ご助力頂いた結果 「攻撃した側」か「攻撃された側」 どちらかを判別し (どっちだったか、思い出せません……) それが誰かによって メッセージや画像を変えることは できましたが もう片方が、難しいようでした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『RPGツクールVXace』 このように、これは、これで 困難が多いものでした。 何をやるにしても 苦労はつきものですから 仕方ないのですが さらに今度は 「戦闘時の画像とイベントが増えすぎる」 という問題が起こりました。 どういう事かと言うと 例えば、敵キャラの女の子を 14人に、しぼったとします。 それまでは100人近く作っていたのですが だいぶ、しぼりました。 その14人にさえ 戦闘中のイベントや画像を加えていくと 膨大な量のイベント画像が必要になりました。 14人は、それぞれ Hな戦闘スキルを3つ程持たせました。 「パンツ見せつけ」「ヒップアタック」「パイズリ」など。 ファミコン時代の 初期ドラゴンクエストのように 戦闘中のセリフや、イベント、イベント画像の簡易なゲームなら 戦闘時の演出に、そこまで手間はかからないだろうし 「メラ(ドラクエの火の呪文)」は 誰が、誰に唱えても −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「〇〇はメラを唱えた」  パララララララァァ〜♪  ゾンッ! 「□□に8のダメージをあたえた」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− で、よかったのですが 同じ「パンツ見せつけ」のスキルでも 誰が見せるのかによって @見せる女の子の画像自体が違う A穿いているパンツが違う Bその他、仕草や表情の差分 と異なり 「メラ」と「メラ」は同じでも 「パンツ見せつけ」と「パンツ見せつけ」は 14人いれば14パターン分違うという事になりました。 1スキルに画像1枚で計算すると 14人×3=42枚の画像 です。 しかし「パンツ見せつけ」でも @スカートをめくれていない画像 Aスカートをめくった画像 Bスカートの中のアップ のように、3枚程度の画像で 動きを出したほうが 雰囲気が出ます。 さらに「手コキ攻撃」などは 主人公男子のペニスを握った女子の手が 5段階くらいの動きで ペニスをしごくため 1つのスキルに画像が5枚必要になります。 すると42×?= は、なかなかすごい数になったりします… そこに、さらに それぞれの個性に合った スキル使用時のセリフが必要でした。 それでも 3Dカスタム少女で なんとかスキル画像を作ったのですが さらに、そこから 画像とセリフを プログラムに入れていく作業が ちまちまとしていて これだけの量になると地味に大変です。 画像も、画像名を直接打ち込むのではなく プルダウンメニューの中から 画像名を探して選択する形式ですので 100枚を超える画像枚数ですと メニューの中から目当ての画像を探し出し 選択するだけでも、ひと苦労です。 『吉里吉里2』であれば テキストタグにコピペで そのまま挿入できるので 簡単ですが 『RPGツクールVXace』の場合 私の腕では、それができないため 一つ一つクリックしながら イベントを挿入していかなければならず 作業量が膨大になり 残念ながら、挫折してしまいました。 しかし、そうして途中で挫折した作品が そこそこの数あり 用意した敵の女の子画像、イベント画像は 500枚を超えるくらいに膨れ上がってしまい それぞれの作品に、だいぶ時間を費やしてしまいました。 その後は、ノベルゲームを作ろうと思ったり 画像作品を作ろうと思ったりで 3Dカスタム少女で 女の子が男子を責めているシーン画像を かなりの数、作ったのですが どうも作品として 仕上げる事ができず 本当に、悶々とした日々を過ごしていました。 制作が楽しくないわけではないのですが この文章がダラダラと長くなる事からも お分かりのように 「作業量を膨大に増やしてしまう癖」 が自分にはあります。 「こんな状況で女子にいじめられたら…」 「このアイディア、面白そう」 と、最初は些細なきっかけから作り始め 発想する事、作る事は楽しいのですが しかし、気が付くと 話が膨らみ過ぎたり、長くなり過ぎたり 使う画像の数が膨大になったり 作業量が果てしなくなり…… いつのまにか 「こんな量、やりきれない……」 と、しんどさの方が圧倒的に勝(まさ)ってしまい 制作を停止し、そのままお蔵入りさせてしまうパターンが 多いのです。 完成できない間、お金も入ってこないわけですし。 それも気力を削ぎます。 それが分かっているので 「できるだけ小さな作品を」 「やりきれる量を」 「時間がかかり過ぎないものを」 と心がけているのですが しつこいように、こうしてこの文章が まだ続いている事から分かるように 分かっていても、なかなかうまく ちょうどよいサイズにまとめられないんですよね。 と、まぁ この約半年間溜まっていた 悶々とした思いを 思い切り吐き出してしまいましたが… そんな経緯で いろいろあったし 今後も、そうなるかもしれないのですが 快諾して下さった、まりかさんのおかげもあり 今回、1作品、新作を販売できる事になりました。 小規模の作品ですが 自分にとっては やっと… という感じです。 少し、安堵しました。 こんなM男性向け作品、作ってみたい! こんなM男性向け企画、やってみたい! というのは、自分の中に まだまだあります。 人間はいつか死に、時間には限りがあります。 「女性から、こんな風に虐げられたい」 という願望を胸の中に残したまま 死んでいくのではなく 少しでも多く それを「作品」という形にして 皆様に届けられたらと、切に願っています。 長くなってしまいましたが お時間を頂戴し、読んでいただき ありがとうございました。 いじめっ娘通信