夕食を食べて部屋でビーナスが訪ねてくるまで、彼女がどんなことを教えてくれるのか想像しているとドアをノックする音がしました どうぞ入ってという前にドアが開き、ビーナスが入ってきます 「グレースお待たせ!だいぶ待った?」 今から二人でエッチなことをするとは微塵も思わせない雰囲気です 「それでどうだった?人形は見つかったの?」 私はグレイスさんの部屋に戻っていたとは言えず、うん、ベッドの中に戻っていたよとだけ答えました 「やっぱりグレースはおとなしそうに見えて、セックスの素質があるんだね、私はグレースのそういうところが好きだな」 グレイスさんのベッドの中に戻っていたことに後ろめたさを感じながらも、やっぱり明るくて可愛いビーナスのことが大好きだと思うのでした 「グレースって、おとなしいのに本当はエッチなことが大好きなんだよね?」 うん、そうかも… 「清楚ぶっているけど、実は淫乱なんじゃない?」 そんな気がする 「隠すことないよ、グレース、あなたの本当の姿を今から見せてもらうからね」 私の本当の姿? 「そうだよグレース、周りのことは気にせずに思いっきり喘いでもいいんだよ 気持ち良さを全身で表して快感を貯め込まないでね そうしないと、失神して天国に行っちゃうよ」 そうだったね、気持ち良さを体で表現しないと心臓に負担がかかるんだよね 「そう、思いっきり喘いで、全身をくねらせ、絶叫しながらイってね」 ビーナスにそう言われて、大きな喘ぎ声を上げ、どんなに乱れてもいいんだと心が開放されました 「思いっきり喘いでもいいように、秘密の部屋でしよっか?」 そうでした、ビーナスはターシャと秘密の部屋でセックスしてたんだよね どんなエッチな事をしていたんだろう? ターシャがビーナスに責められているところを想像すると、またもおかしな気持ちが湧いてきます ビーナスにエッチなことをされているターシャが妬ましく思えてきたのです 私の方がターシャよりビーナスを好きなはずなのに、どうしてターシャがいじめてもらえるの? 「グレースがどんな喘ぎ声を上げるか楽しみだな、ねぇ早く行こうよ、あの鏡が扉になっているんでしょ?」 ローソクに火を灯し、燭台を持って階段に向かいます ビーナスが楽しそうに、するりと手を繋いできました そして、指と指を絡めてきます 指の付け根をゆっくり擦られると、こそばくもあり、まるで股間を触られているような気がします 「ねえグレース?この階段を上がる時ってドキドキするよね まだ私が経験の浅い時は、どんな事をされるんだろうとか、どれだけ気持ちいいんだろう?とか思っていたよ グレースはどう?自分がどれだけ乱れるのか心配してる?」 ゆっくり指の付け根を擦られながら耳元で囁かれます 「それとも、最初からイキまくったら恥ずかしいと思ってる?ふふ、きっとそうなるよ」 一段一段階段を登りながら囁かれて、気持ちが高ぶってきます 「それにしても、こんな階段と隠し部屋作っちゃって、興奮しない訳ないよね セックスするための部屋なんて、凄い演出効果だと思わない? 私はこの階段を上る度に胸がドキドキしたなあ」 確かに胸はドキドキするし、呼吸が乱れてきているのが自分でもわかります 階段を上りきって3階の廊下にくると、今度はビーナスが腕を絡めてきました 5本の指全体で二の腕をゆっくりと上下に擦られます 「こうして触るか触らないかの微妙なタッチで擦られると腕全体がムズムズしてくるでしょ?」 確かに、もっとぎゅっと握って欲しいし、しっかり擦ってほしくなります 「グレースは気付いているかな?こうしてベッドに入る前から、もうセックスは始まっているんだよ 私が本当に気持ちいいセックスを教えてあげるね」 今の体の状態がセクリスによる感度上昇効果なのか自分ではわかりません でも、一人エッチの時にはない気持ち良さです ビーナスに腕を絡まれながらゆっくりと廊下を進み、下り階段の前まできました ローソクの灯りはわずかに足元を照らすだけで、階下は真っ暗で何も見えません 「いよいよ秘密の部屋だね この秘密の部屋に通じる真っ暗な階段は、今日ハイキングで行った、あの割れ目と同じだと思わない? 真っ暗な先にはグレース、あなたが待ち臨んでいるものがあるんだよ」 囁かれながら腕を微妙なタッチで擦られてムズムズしてきます 「そこはあなたが一番して欲しいことを体験できる世界 そして、これからこの階段を下りる度にプレイ相手の言うことが心と体に沁み込んでくるからね 例えば、この階段を降りる度にグレースはどんどんエッチな体になっていく、とかね」 あの割れ目に落ちていった人形のように、私もこの階段を下りると自分の欲望を叶えることができるんだ 自分ではまだハッキリと自覚していないけど、信頼できるビーナスにセックスの素晴らしさを教えて欲しいという思いだけはあります 「じゃあ、降りるよ、今日は初めてのセックスだから、これから永遠に刻み込まれる言葉をかけてあげるね」 ゆっくり一段ずつ、ビーナスに腕を擦られながら降りてゆきます 擦られた二の腕がぴくぴくと震え出し、震えが腕全体へと広がっていく 「グレース、あなたはこの階段を降りる度にプレイ相手の言われるがままになるよ セクリスに罹っているからいつものオナニーの何倍も気持ちいい、体が震えて怖いくらい感じる、今までにない喘ぎ声を上げる」 ヴィーナスが暗示をかけるように囁いてきます 「そして、何度も絶頂してこの世の天国にいくんだよ」 そう囁かれたところで、階段を降り切って1階につきました 私専用の秘密部屋に入り、ローソクを一つ灯したままベッドに二人で腰かけます ベッドに座っても腕をゆっくり擦られて、今度は腕全体がプルプルと震え始めました 「今日は何もしなくていいよ、全部私にまかせてね」 そういいながらビーナスがキスをしてきます ビーナスの唇が触れた瞬間、キュンと胸に響く気持ち良さがあります ゆっくりと腕を擦られながらキスをされ、頭がボーっとしてきます こんな状態だと言われたことを何でも受け入れてしまいそう 私の心の中を読むようにビーナスが唇を離し、耳元で囁いてきます 「ねぇグレース、上を向いて口を開けてくれる?」 私は言われるがままに口を開きます 「私の体の中にいるヴィールスをあなたに注いであげる  色々なヴィールスが混じるともっと気持ち良くなれるんだよ  さあ、舌を出して」 彼女の唾液がトロリと舌の上に注がれます 「そのまま舌を引っ込めてぇ」 そして、注がれながらも腕を微妙なタッチで擦られます 「飲み込んじゃダメだよ、舌や口の中の粘膜から吸収させないとね」 そう言われ、だらしなく開いた口にビーナスの舌が入ってきました にゅるりと柔らかい舌の粘膜で、まるで触手のように口内を舐め回されます 唇の裏側を左右上下になめられて、なんて気持ちいいんだろう 唇と唇、舌と舌の粘膜の擦り合いがこんなに気持ちいいなんて… ディープキスをされている間も左右の腕を触るか触らないかのタッチで擦られます ゆっくりねっとり腕を擦られ、もっと感じるところを責めて欲しくなってきました 「だんだんセクリスが効いてきたね、もどかしくて早く虐めてほしいんでしょ?気持ちよくなってもいいけど、ちょっとだけ気を付けてね」 え?何を気を付けるの? 「セクリスによる感度上昇って凄いから気持ち良さを我慢しないでね、どこかで快感を発散させないと、あの世の天国にいっちゃうでしょ?」 うん、そうだったよね 「我慢しないで体をくねらせたり、体を反り返したり、思いっきり喘いでね、もちろんお漏らしもね」 再び、腕を撫でられキスされます だらしなく開いた口にビーナスの舌でピストン運動されるように出し入れされます あぁ気持ちいい、お口がアソコになったように感じる(恍惚とした気持ち良さを表現する感じで) ねっとり、ゆっくり出し入れされ頭がボーっとしてきます 「さあ、これからが本番だよ、本当の気持ち良さを味合わせてあげるね」 ワンピースを脱がされてショーツ一枚になり、ベッドに横にされました ビーナスの両手が腕から脇腹に移動して、今度は脇の下からくびれ部分にかけて絶妙なタッチで擦られます 脇の下からスーッと脇腹にかけて摩(さす)られると、ぞわっとした気持ち良さが体全体に広がります 『あぁ』、何これ、気持ちいい (『』内は主人公グレースの喘ぎ声です) 「もう気持ちいいの?まだ乳首もアソコも触ってないよ、ターシャよりも敏感だね、やっぱりセクリスは凄いね」 ターシャよりも気持ち良くなっている自分が恥ずかしいけど、心の奥から別の感情が湧いてきました もっと気持ち良くなってターシャとセックスするよりも私とセックスしたいと思わせてみせるわ 脇からくびれにかけてすーーっと摩られ、ぞわぞわっと快感が体全体に広がります 『はぁ!』、思わず体をくねらせ、無意識に快感を外に逃がします 「気持ちいいね、感じていいんだよ、もっと気持ち良くしてあげる」 ビーナスが私をまたいで上になり、今度は脇からくびれ、くびれから脇へと上下に微妙なタッチでさすられます 「ほら、こうして脇からくびれにかけて、すーっと撫で下すよ」 ぞわぞわっとした快感が股間に向かいおまんこがヒクヒクし始めます 「今度はくびれから脇に向かってサーっと撫で上げる」 快感がみぞおちから喉の奥にせり上がってきて、思わず『あぁ!』と喘いでしまいました 「いい声だよグレース、オナニーの時とは比べ物にならないくらい いやらしい声になっているんじゃない?」 まだ乳首もあそこも責められていないのに、こんなに気持ちいいなんて・・・ 「ほーら、脇からくびれにかけて、すーっと撫で下すよ」 体の中心からおまんこに向かって、ざーっと快感が降りてくる 「そして、くびれから脇にかけて、さーっと撫で上げる」 左右のくびれから、ざざーっと波のように気持ち良さが込み上げてくる 『いい!これ凄くいい!』 「いいね、気持ちいいね、たまんないよね」 ビーナスが私の反応を楽しむかのように、何度も上下に摩ります 脇からスーッと撫でおろされる 『はぅ!』 くびれからさーっと撫で上げられる 『あぁ!』 「ほら、すーっと撫で下すよ」 尿道が緩み、バギナがヒクヒクし始めます 「そして、さーっと撫で上げる」 快感が込み上げてきて『いぃ!』と喘ぎ声をあげる⇒「快感が込み上げてきて」音声無し すーーっと撫で下される あ!何かが漏れそう! さーーっと撫で上げられる 凄い!こんなに気持ちいい! すーーっと撫で下される 「いいんだよ出しても」 あ!ダメ!出ちゃう! さーーっと撫で上げられる 『あぁ!凄い!』 「いいよ出して!」 すーーっと撫で下される すーーっ! すーーっ! 『あぁ!出ちゃう!出ちゃうよぉ!』 ビクビク股間が収縮して、何かが漏れ出ました ショーツが濡れたとハッキリと分かります 「やっぱりセクリスは凄いね!愛撫だけでお漏らししちゃったね!」 自分でもまさかここまで感じるとは思っていませんでした 「これ、乳首とかおまんこ責められたら、もうどうなるかわからないよね」 こんなに気持ちいいのに性感帯を責められたら、お漏らしどころじゃないと少し怖いくらいです ビーナスが私の恥ずかしい姿に満足しながらも、脇腹をゆっくり摩り始めます また、ぞわぞわっとした快感が体全体に広がり、すぐにでも登りつめそうです 「まだセックスは始まったばかりだよ、グレース、最高のセックスパートナーは私だと思わせてあげる」