かそけきの夜~廻る夏~ ★トラック01 ユメ『私は夢を見る。幸せに包まれた甘く蕩ける夢を。私は見続ける都合のいい夢を。幸せな悪夢を』 ユメ「はーい、少々おまちくださーい」 ユメ「ようこそいらっしゃいました。ささ、どうぞ履物を脱いでお上がりください」 ユメ「あっ、履物はそのままで大丈夫ですよ。……どうぞこちらへ」 ユメ「それにしても……8月にもなると、外が熱くて……つい家に籠ってしまいますよねぇ?」 ユメ「私もセミの声を聴きながら風流に浸ろうかと、裏庭でアイスでも食べようかと考えはするんですが」 ユメ「結局買いに行くのをやめちゃうんですよね。……何と言っても、熱いですから。ふふ」 ユメ「さ、こちらです」 ユメ「簡素ではありますが、畳のいい匂いがする風情ある和室でしょう?」 ユメ「どうぞ、こちらの座布団へお座りください」 ユメ「……やっぱり、あそこの扇風機……気になりますか?」 ユメ「今時、壁に付いてる扇風機なんて珍しいですよね?」   ユメ「もう銭湯にも置いてないとかで、どんどん時代に追い越されちゃいますが」 ユメ「この部屋ではまだまだ現役なんですよ?」 ユメ「窓も開けちゃいますね」 ユメ「……さて、長旅でお疲れかと思いますし、今でしたら、ちょうど美味しい煎茶があるんですが    お持ちしてよろしいですか?」 ユメ「……はい。では煎れてくるのでちょっとお待ちくださいね」 ユメ「……そうだ。ちなみに冷たいのと、熱いの……どちらがよろしいですか?」 ユメ「な~んて、ふふ」 ユメ「わかってますよ。キンキンに冷えたお茶、お持ち致しますね」 ユメ「すみません、お待たせ致しました」 ユメ「どうぞ、冷茶になります」 ユメ「……お茶の味……どうですか?」 ユメ「……そうですか、よかったです」 ユメ「急須を使ってお茶を作るときに、多めの茶葉を使っているんですが」 ユメ「氷を入れて急激に冷やすことで緑茶本来の味と香りを損なわず、美味しく頂けるんです」 ユメ「初めは濃いめで少し苦みが強くでますが、氷が解けてくるとまた違った味わいになりますよ」 ユメ「あっ……、そういえば、自己紹介がまだでしたね」 ユメ「私の名前はユメと申します」 ユメ「ここは私の実家でもあって、夏には民宿としても営業しているんです」 ユメ「……え? 急に訪れて迷惑ではなかったか……ですか?」 ユメ「いえいえ。お盆の時期ではありますが急にご来訪された方を迎える準備も万全です」 ユメ「それに……、私も今日は一人で少し寂しかったので」 ユメ「お互いに好都合だった……、ということですね。ふふふ」 ユメ「よかったら、私のことは気軽にユメちゃんとか」 ユメ「ユメお姉ちゃんって呼んでくれてもいいんですよ?」 ユメ「なんて」 ユメ「それで……あなたのお名前をお伺いしても? ……素敵なお名前ですね。」 ユメ「本当……とてもいい名前」 ユメ「あの……もしよろしければ、私の……お話相手になって頂けませんか?」 ユメ「さきほどもちらっと申し上げましたが、今日は一人で寂しかったのもあって」 ユメ「少し……お話し相手として付き合っていただければと思いまして……」 ユメ「本当ですか!? ありがとうございます!」 ユメ「ふふ……それじゃあ私も、向かいに失礼させてもらいますね」 ユメ「うん。よく冷えてておいしい」 ユメ「それで……、お盆の話……でしたよね?」 ユメ「私も詳しくは判らないのですが、お盆というのは浄土から戻ってくる故人や祖先の霊をお迎えして    その際に、きゅうりを馬に……ナスを牛に見立てて割り箸などで足を作ってお供えするんです」 ユメ「恥ずかしながら子供の頃は、どちらも苦手な野菜でしたので……    どうしてきゅうりとなすなんだろう?」 ユメ「果物ならとっても嬉しいのに……なんて思っていたんですが」 ユメ「スラっとしたきゅうりは、足の速い馬に見立てて、早く家に帰って来てもらいたいという願いから」 ユメ「ずんぐりとしたナスは、ゆったりと歩く牛に見立てて、景色を楽しみながら、ゆっくりお帰りいただくように」 ユメ「……といった願いが込められているそうです」 ユメ「あっ、ちなみに、きゅうりもなすもいまは大好きですよ?」 ユメ「……っともう日が暮れちゃいますね」 ユメ「よろしければお風呂の用意もできてますので、先に湯あみをされますか?」 ユメ「かしこまりました。……脱衣所にタオルや着替えもありますので、何も持たずで大丈夫ですよ」 ユメ「お風呂の場所ですが、廊下から左に向かって真っすぐ突き当たった所です」 ユメ「私はお布団とお夜食の準備をさせていただきますが、お風呂から出られたぐらいにちょうどお夜食も    お出しできるかと思います」 ユメ「この先になりますね」 ユメ「はい……、それではどうぞごゆっくり」 ★トラック02 ユメ「あのー……」 ユメ「お湯あみ中の所、ごめんなさい」 ユメ「シャンプーを切らしていたことを忘れてまして」 ユメ「よろしければそちらにお持ちしてもよろしいですか?」 ユメ「……、はい、ありがとうございます」 ユメ「失礼します」 ユメ「ちょうどお体を洗われていたタイミングでよかったです」 ユメ「シャンプーを切らして、詰め替えまでは終えていたんですが、お風呂場に置くことをすっかり忘れてまして」 ユメ「こちらに置かせていただきますね」 ユメ「……んぅ……」(間をおいて小さく悩むような音) ユメ「……えっ? あぁ、すいません! ボーとしちゃってました?」 ユメ「えぇと、その……とても……立派なお背中だなぁと思ってしまい……ちょっと見入ってしまいました」 ユメ「あはは……」 ユメ「あ、そうだ! よければ、お背中をお流し致しましょうか?」 ユメ「……シャンプーを忘れたお詫び……というわけではないですが、……どうでしょう?」 ユメ「……はい。ありがとうございます! それじゃあ、タオルを持ってきますね」 ユメ「お待たせしました」 ユメ「それじゃぁ、背中を洗っていきますので、右手を向いていただけますか?」 ユメ「はい、ありがとうございます。後ろ失礼しますね」 ユメ「ん、湯加減も大丈夫そう」 ユメ「まずはシャワーで背中を濡らしていきますね」 ユメ「熱くないですか?」 ユメ「……はい、では湯加減はこのままで」 ユメ「……お次は……」 ユメ「タオルに石鹸をつけて……」 ユメ「よし。これくらいかな」 ユメ「それじゃぁ、背中、失礼しますね」 ユメ「力加減とか大丈夫ですか?」 ユメ「ふふ……よかったです」 ユメ「それにしても……」 ユメ「やっぱり男の人の背中って、大きくて逞しいですね。洗い甲斐があります」 ユメ「こうやって手を当てていると、肩の張りとか……背中の弾力とか……    女性とは全然違うんだなぁ……って思いますね」 ユメ「うん、しっかり引き締まっていて男性らしい……いい背中です」 ユメ「なんて」 ユメ「……最後に手が届きにくい肩甲骨の内側もしっかり洗っておきますね」 ユメ「よし」 ユメ「背中、流しちゃいますね」 ユメ「はい、綺麗になりましたね」 ユメ「心なしか先ほどより立派な背中になりましたよ」 ユメ「ふふ、冗談です」 ユメ「せっかくですし、このまま髪も洗いましょうか?」 ユメ「……はい、お任せください」 ユメ「では……ですね。先にこちらの櫛で頭皮をブラッシングしていきますね」 ユメ「髪を洗う前にブラッシングしたことありますか?」 ユメ「……ですよね。普段はあまりないですよねぇ。ですがこれにはちゃんと理由があるんですよ」 ユメ「この後、髪にお湯をかけていくんですが、先にブラッシングしておくことで    頭皮の汚れや皮脂が表面に浮いて、シャンプーで落ちやすくなるんです」 ユメ「ふふ、勉強になりました?」 ユメ「お湯で髪を濡らす時も、予洗いって言って、じっくりと頭皮を温めることで    シャンプーやコンディショナーを浸透させやすくするんですけど……」 ユメ「うん、こんなところかな」 ユメ「それじゃぁ、髪を濡らしていきますので目を瞑って下を向いていただけますか?」 ユメ「お湯加減、先ほどと変わってないと思いますが、大丈夫ですか?」 ユメ「……はーい。それじゃぁ続けていきますね」 ユメ「よし」 ユメ「シャンプーしていきますね」 ユメ「シャンプーも、一度手でよく馴染ませてから、空気を入れるように泡立てていきますね」 ユメ「痒い所はございませんか?」 ユメ「ふふ、髪を洗うなら一度は言ってみたい台詞ですが、ついに言えました(笑)」 ユメ「実際には……、髪を洗うというよりも、頭皮をマッサージして、皮脂や汚れを落とす    といった感じですると良いと聞いたことがあるんですが……」 ユメ「どうですか? 気持ちいいですか?」 ユメ「ふふ……よかったです」 ユメ「人に洗ってもらうのって、何とも言えない心地よさがありますよね?」 ユメ「……でも、洗っているほうも、心地よかったりするんですよ?」 ユメ「人の温もりに触れている時というのは、どちらも気持ちが良いものなのかもしれませんね」 ユメ「なんて」 ユメ「うん。いい感じに洗えました」 ユメ「それじゃぁ流していきますので、また目を瞑って下を向いてください」 ユメ「……癖のない綺麗な髪ですね」 ユメ「ん?……いえいえ、なんでもないですよ」 ユメ「はい。お疲れさまでした」 ユメ「如何でしょう? さっぱりしましたか?」 ユメ「……ふふ、ありがとうございます。褒められるような腕でもないんですが、    喜んでいただけるとやっぱり嬉しいですね」 -- ★トラック03 ユメ「それでは、私は中のほうに戻りますが、しっかりと浸かって、温まってから    出てきてくださいね?」 ユメ「夏だからと油断しないように、ですよ?」 ユメ「では、失礼しま……きゃっ!!」 ユメ「あれ?……痛くない……って、あぁぁぁ! すいません!!」 ユメ「不注意にも足を滑らせてしまいました……」 ユメ「あなたのほうは大丈夫ですか?」 ユメ「……よかった。本当……ドジでごめんなさい」 ユメ「私も大丈夫ですので……って、どうしました?」   ユメ「……え? もう少しこのままで? ……もしかして腰とか痛めちゃいましたか?(汗」 ユメ「それなら、尚のことどかないと! ……って、あら?」 ユメ「……もしかして……おっきくなったソレを隠そうとしてました?」 ユメ「……いえいえ、謝らないでください! 元はといえば、私が悪いんですし……」 ユメ「それに、おっきくなっているのは、私に……興奮してくれたということでしょう?」 ユメ「私も悪い気はしないですし……」 ユメ「えーっと……その……、そのままじゃ、辛くないですか?」 ユメ「よかったら……まだあなたの前の方……洗ってなかったですし」 ユメ「よければこのまま、私に任せて頂けませんか?」 ユメ「……はい。それじゃぁ」 ユメ「後ろから……丁寧に洗わせてもらいますね」 ユメ「イスに座らず、そのまま石畳の上で……私に体重を預けてください」 ユメ「ふふ、緊張しないで首の力も抜いてもらって大丈夫ですよ……では、失礼しますね」 ユメ「……、んぅ、わっ! あったかい……」 ユメ「しっかり持ってっと」 ユメ「じゃ、上下に動かしますね」 ユメ「んっ………んんっ……んぅ……」 ユメ「……んっんっ……はぁ……んっ……」 ユメ「っと……ふぅ……っと……っっ……」 ユメ「はぁはぁ……んぅっ……ん……とぉ……んっ」 ユメ「先端の方も……した方が良さそうですね……」 ユメ「指先を使ってぇ……こんな感じに……」 ユメ「ふふ、びくって……跳ねた……」 ユメ「もしかして、気持ちよかったんですか?」 ユメ「……ふふ、なんだか嬉しいですね♪」 ユメ「んっんっんっ……よいしょっと……はぁ……」 ユメ「もっと指を絡めてぇ……」 ユメ「しゅっ、しゅっ、しゅっと」 ユメ「……んぅ……ふぅ……はぁはぁ……」 ユメ「先っぽも撫でるように……なで♪ なで♪」 ユメ「……ん、ふぅふぅ、っと」 ユメ「はぁはぁ」 ユメ「あ、暴れちゃダメじゃないですか」 ユメ「大人しく、しててください」 ユメ「今度は離れないように、しっかりと握って……」 ユメ「よいしょっと、しゅしゅしゅっ♡」 ユメ「んっ……ん……んっ……」 ユメ「……んぅ……とっ……んぅ……」 ユメ「はぁ……んん……しょっと……」 ユメ「あっ♡ またビクって……」 ユメ「そんなに気持ちよかったんですかぁ💛」 ユメ「……ふふ。ちょっと楽しくなってかも、です♪」 ユメ「……え? もっと強めにですか?」 ユメ「了解です♡ やってみます、ね」 ユメ「せーのっと」 ユメ「しゅ、しゅ、しゅ♡ しゅっ、しゅっ、しゅっ♡」 ユメ「んっ、んっ……シコ、シコ♡ シコ、シコ、シコ♡」 ユメ「シコ、シコ、シコ♡ しゅっ、しゅっ、しゅっ♡」 ユメ「こんな感じですか?」 ユメ「あっ……ちょっと濡れてきましたか?」 ユメ「論より証拠って感じでしょうか、ふふ」 ユメ「先っぽから垂れたお汁でさっきより動かし易くなりましたよ」 ユメ「あらら♪ ふふ。また暴れて💛」 ユメ「もっと強く握った方がよさそうですね」 ユメ「ふふ、いい子ですから次は大人してくださいね♪」 ユメ「お姉さんからお願いです💛」 ユメ「なんて」 ユメ「しゅっ、しゅっ、しゅっ♡ しゅっ、しゅっ、しゅっ♡」 ユメ「シコ、シコ、シコ、シコ♡ シコ、シコ♡」 ユメ「はぁ、はぁ♡ なんだか私も少し熱くなって……」 ユメ「んぅ……はぁはぁ♡ っ、ふぅ……」 ユメ「はぁ♡ んっんっ♡ ふぅふぅ♡」 ユメ「シコ、シコ♡ しゅっ、しゅっ♡」 ユメ「また、固く💛 息も……荒くなって、きて♡」 ユメ「シコ、シコ、シコ♡ しゅっ、しゅっ、しゅっ♡」 ユメ「シコ、シコ、シコ、シコ、シコ、シコ♡」 ユメ「両手を使ってぇ💛 先っぽと根本を一緒に刺激しちゃいますね💛」 ユメ「んぅ、はぁ、はぁ、はぁ♡」 ユメ「先端をぐり、ぐり♡」 ユメ「根本はシコ、シコ♡」 ユメ「んふっ……っう、くう、はぁはぁ……」 ユメ「もっとぉ、はあはぁ♡ しゅっしゅ♡」 ユメ「シコシコシコシコ♡」 ユメ「……ん? なんですか?」 ユメ「……え? イキそうですか?」 ユメ「え?」 ユメ「わぁ! ああっ、んんんっ!!!!」 ユメ「す、すごいびゅーって、びゅーって出てる」 ユメ「はぁ、はぁ♡ びっくりしたぁ」 ユメ「……ん」 ユメ「すごい量……」 ユメ「ふふ、気持ちよくなったんですね」 ユメ「……それ、流しちゃいますね」 ユメ「はい、綺麗になりましたよ」 ユメ「っと、湯舟は……」 ユメ「うん、良かった。まだ温かいままです」 ユメ「このままだと身体冷えてちゃいますし、それに少しお疲れでしょうから、湯舟でゆっくりしてください」 ユメ「では、改めて私は中に戻りますね」 ユメ「……あはは、はい、次は転ばないよーにちゃんと気を付けます」 ユメ「先ほどは本当にありがとうございました」 //★トラック04 ユメ「あっ、ごゆっくりできました?」 ユメ「……ん? のぼせてますか? 顔、ちょっと赤いですよ」 ユメ「……、あ~なるほどです」 ユメ「うん。私も思い出すとぉ……恥ずかしいですね。お互いに」 ユメ「お気持ちはわかりますが、どうぞこちらへ」 ユメ「入口に立たれたままなのも、なんですし」 ユメ「どうぞ、こちらの座布団の上に座ってください」 ユメ「浴衣、お似合いですね」 ユメ「和服の男性って独特な色気が出ますよねぇ」 ユメ「鎖骨辺りが特にセクシーです」 ユメ「なんて」 ユメ「……私も着替えさせて貰いました」 ユメ「どうです? 似合いますか?」 ユメ「私もあなたに合わせて、浴衣にしようとしたんですが、どうも浴衣って苦手で……」 ユメ「ほら浴衣って締め付けられちゃうじゃないですか」 ユメ「そうすると、胸のところが少々苦しくって」 ユメ「浴衣を着るとゆっくりできなくてちょっと苦手です」 ユメ「そんなわけで、少しラフな格好で失礼しますね」 ユメ「そうそう、お布団も用意してますので、いつでも寝れますよ」 ユメ「しかもお布団、ふかふかなんです。今日干したてですから」 ユメ「太陽のいい香りがしますので、後で嗅いでみてください、ふふ」 ユメ「……、ん? どうかしましたか」 ユメ「……、あ~~。なぜ布団が二組用意されてるか気になります?」 ユメ「ふふ、なんででしょうね」 ユメ「秘密です♪」 ユメ「そんなことより、お風呂上りに牛乳でも飲まれません?」 ユメ「お風呂後にはやっぱり牛乳! よければ一緒にどうです?」 ユメ「……、はい。では。お持ちしますね。ちょっと待っててください」 ユメ「お待たせしました」 ユメ「どうぞよく冷えてますよ」 ユメ「んく、んく、はぁ~おいしいです」 ユメ「お風呂上がりの牛乳ってどうして、こんなにもおいしいのですかね?」 ユメ「……あなたもそう思います? とても不思議です」 ユメ「んくぅ」 ユメ「はぁ~~、おいし」 ユメ「ここだけの話、牛乳ってお風呂上りに飲んでもあまりメリットがないみたいなんですよ」 ユメ「お風呂後、身体は水分を欲するのですが、冷たい飲み物を飲んでも水分として身体に吸収されにくいみたいなんです」 ユメ「だから、お風呂後は温かいお茶とかハーブティとかが健康や美容に良いとされてるんですって」 ユメ「しかし、そうは言ってお風呂後の牛乳をやめる理由にはなりませんよね」 ユメ「だってこんなにもおいしいんですから。ふふ」 ユメ「なんて」 ユメ「……それとこんなものも用意してみました」 ユメ「マシュマロです」 ユメ「実は私好きなんです、マシュマロ」 ユメ「子供っぽいのはわかっているんですが、どうも昔から大好物でして」 ユメ「大人になっても大好きなままです」 ユメ「もし嫌いではなかったら、召し上がってください、とてもおいしいですよ」 ユメ「……、どうですか?」 ユメ「……、よかったです。ふふ」 ユメ「どんどん召し上がってください、まだまだありますので、ささ」 ユメ「私も頂きますね」 ユメ「あむぅ、うん♪ いつ食べてもおいしい、です」 ユメ「食べ始めると止まらなくなります」 ユメ「これでカロリーが低かったら言う事はないんですが、ままならないですね、何事も」 ユメ「私、決めてるんです。マシュマロを食べた次の日は絶対に体重計には乗らないと」 ユメ「マシュマロを食べた次の日に乗る体重計ほど怖いものはありません」 ユメ「……、そうです、そうです! 仰る通り明日は体重計には乗りません」 ユメ「乗れません!」 ユメ「物置に放り込んでますので、対策済みです」 ユメ「それでですね――」 ユメ「……、あら、もうこんな時間」 ユメ「あなたとお話するのが楽しくって時間を忘れてました」 ユメ「まさに夢うつつのような時間です」 ユメ「なんて」 ユメ「……、ご就寝される前に耳かきなんて如何です?」 ユメ「はい、耳かきです」 ユメ「せっかくの夜ですので気持ちよく眠って頂けたら」 ユメ「……はい。お任せください」 ユメ「お店のように上手には出来ませんが、精一杯、心を込めて耳かきをしますね」 ユメ「……では、お布団まで移動しましょうか」 ユメ「こちらにお座りになってお待ちになってください」 ユメ「耳かき棒、持ってきますね」 ユメ「えっと、あれ、耳かき棒どこに閉まったっけ?」 ユメ「うん? あっ! あったあった」 ユメ「すみません、お待たせしました」 ユメ「封筒の裏に隠れてて、失くしたかと思いました」 ユメ「……そうです、この中に耳かき棒が入ってるんです。木箱に入ってるなんて珍しいですよね」 ユメ「秘密ですけど、結構高級なものらしいんですよ」 ユメ「母が勝手に買ってきたものなので、詳しくは知らないですけどね♪」 ユメ「……、私もお布団に座らせて頂きますね」 ユメ「さ、どうぞ私の膝の上に頭を置いてください」 ユメ「ふふ、顔をこっちに向けては、耳かきできませんよ?」 ユメ「近いですね、お顔」 ユメ「吐息があたりそう、です」 ユメ「んっ」 ユメ「くすぐったい。ふふ」 ユメ「緊張してますか?」 ユメ「……、ふふ、私もです」 ユメ「……、まずはどっちの耳からしましょうか?」 ユメ「……、かしこまりました」 ユメ「では、顔を私のお腹の方に向けてください」 ユメ「あー、あんまりお腹を見ちゃダメですよ?」 ユメ「恥ずかしいので」 ユメ「さっきマシュマロも食べちゃいましたし」 ユメ「なんて」 ユメ「ふぅ~、では、耳かき始めますね」 ユメ「まずは外側からやっていきます」 ユメ「んっ……っと」 ユメ「痛かったら仰ってくださいね」 ユメ「……痛かったら、右手を挙げてくださいね」 ユメ「これじゃ歯医者さんですね」 ユメ「耳、綺麗ですね」 ユメ「普段からお掃除してるんですか?」 ユメ「……ふふ、ご立派ですねぇ」 ユメ「ん……ん、こことか……」 ユメ「っと……んしょ」 ユメ「……少し楽しい、です」 ユメ「うん、綺麗になってきた」 ユメ「一応もう少し……かりかりしていきますね♪」 ユメ「……、はい、外側はこんなところで」 ユメ「次は耳の奥の方をお掃除していきますね」 ユメ「耳かきされるのって気持ちいいですよね」 ユメ「私の母もよく、よく耳かきをしてくれたんですけど」 ユメ「聞いて貰えませんか」 ユメ「私のお母さん……こほん」 ユメ「私の母は耳かきをしてる最中に居眠りしてしまうんですよ」 ユメ「……そうなんです、されてる最中でなくてしてる最中に、です」 ユメ「耳かきで気持ちよくなって、私がウトウトし始めると、突然耳かきをしていた母の手がピタって止まるんです」 ユメ「ふと顔を起こして母の方を見ると、すぴーすぴーって今にも鼻提灯が出そうなほど、健やかに眠っている姿が目に入りました」 ユメ「まさに驚天動地です」 ユメ「まったく困った母でした」 ユメ「私は眠ったりしませんのでご安心を」 ユメ「……当たり前なんですけどね。ふふ」 ユメ「……気持ちよさそうですね」 ユメ「奥の方もだいぶ綺麗なってきましたよ」 ユメ「こちらのお耳は大丈夫そうですね」 ユメ「あとは……」 ユメ「お耳、失礼しますね」 ユメ「ふううううううう」 ユメ「びっくりしましたか?」 ユメ「母もよくやってくれたんですよ」 ユメ「お耳にふーって息をかけるの」 ユメ「真似っこです」 ユメ「ふうううううう、ふうううううう」 ユメ「……はい、お疲れさまでした♪」 ユメ「こちらのお耳は綺麗になりました」 ユメ「次は反対のお耳も掃除しちゃいますね」 ユメ「お顔を反対側に」 ユメ「はい♪ ゴローンとしてください」 ユメ「ふぅ、お腹へのプレッシャーから解放されました」 ユメ「……やっぱ明日、体重計を取り出そうかしら」 ユメ「なんて」 ユメ「ささ、次はこっちのお耳をお掃除してまいりますね」 ユメ「また同じく外側からかりかりとお掃除しちゃいます」 ユメ「かりかり♪」 ユメ「虫の鳴き声を聞きながら耳かきって」 ユメ「なんだか風流ですよね」 ユメ「車も通らない田舎ですので、虫の鳴き声がよく聞こえます」 ユメ「りーん りーんって」 ユメ「……こういうのが幸せっていうのでしょうか」 ユメ「あなたが安心して私に頭を預けてくれてることが嬉しくて」 ユメ「唐突にそう思ったんです」 ユメ「おかしいですよね、なんだか」 ユメ「忘れてください」 ユメ「外側、綺麗になりましたよ」 ユメ「このまま奥の方も、失礼しますね」 ユメ「んっ……ん……ふぅ……しょっ……」 ユメ「ん……ふぅ……っと、……んぅ……」 ユメ「取り残しがないようにっと」 ユメ「……もし眠くなりましたら、眠ってしまってもいいですよ」 ユメ「終わる頃に起こしますので」 ユメ「……眠っています?」 ユメ「ふふ、寝顔もかわいい♪」 ユメ「……眠ってますよね?」 ユメ「うん、きっと大丈夫」 ユメ「…………」 ユメ「…………」 ユメ「………………」 ユメ「好きですよ、私」 ユメ「あなたのことが……」 ユメ「……好きなんです」 ユメ「……………」 ユメ「なんて、眠ってなかったら言えないよ、こんなこと」 ユメ「ちゃんと眠ってるよね?」 ユメ「……返事はなし。大丈夫そう」 ユメ「お風呂の件もお布団が二組あるのもあなたが好きだから」 ユメ「……、あなただから、ですよ?」 ユメ「…………」 ユメ「さっきの話、本当に聞いてないですよね?」 ユメ「よし、綺麗になったかな」 ユメ「……まだ寝てますね」 ユメ「……、耳かき終わりましたよぉ~」 ユメ「……、あっ、起きました? おはようございます」 ユメ「……、少し顔が赤いですよ?」 ユメ「…………」 ユメ「……聞いてませんよね?」 ユメ「……聞いてないなら、大丈夫です」 ユメ「……、そんな顔しても教えてあげませんよ、秘密です。ふふ」 ユメ「あっ、お耳ふーってやってないですね」 ユメ「やっちゃいましょう」 ユメ「いきますよ」 ユメ「ふうううう、ふうううううううう」 ユメ「ふうううううううううう」 ユメ「はいこれで耳かき、終わりです」 ユメ「お疲れさまでした」 //★トラック05 ユメ「お耳、すっきりしましたか?」 ユメ「……、ふふ、なによりです」 ユメ「あっ、起き上がらなくいいですよ」 ユメ「このままで大丈夫です」 ユメ「お顔は天井の方を向いたままで」 ユメ「ふふ、目、合っちゃいますね」(覗き込むような感じ) ユメ「やっぱりちょっと恥ずかしいです」 ユメ「髪の毛、触ってもいいですか?」 ユメ「……、ではお言葉に甘えて」 ユメ「髪の毛、女の子と違って少し硬い」 ユメ「チクってしてて、なんだか癖になりそうです」 ユメ「いい子、いい子」 ユメ「なんて」 ユメ「これも母の……お母さんの真似事なんですよ」 ユメ「頭なでられて、いい子いい子ってされるの、好きだったなぁ~」 ユメ「……、さっきの聞いてましたよね」 ユメ「……、そうですよね、うたたね中でしたもんね」 ユメ「聴こえてましたよねぇ~」 ユメ「……、えっと、恥ずかしいんですが、そういうことです」 ユメ「私、あなたが好きです」 ユメ「急にですから驚きますよね、あはは」 ユメ「……、一目惚だと、思ってください」 ユメ「告白するつもりはなかったんですが、寝ていたのでつい」 ユメ「……返事は大丈夫です。よく知らない人からこんなこと言われたら困りますよね」 ユメ「大丈夫、わかってますから」 ユメ「……わかってますので」 ユメ「……、もうバレちゃいましたので、開き直っちゃいますね」 ユメ「もう少し、このままあなたと一緒に過ごしてもいいですか?」 ユメ「この一夜だけ……」 ユメ「甘えてもいいですか?」 ユメ「……ん、ありがとう、ございます」 ユメ「うれしい」 ユメ「とても、うれしいです」 ユメ「……ふふ、そんな事があったんですか?」 ユメ「私も昔、同じような……」 ユメ「ふわぁ~~」 ユメ「す、すみません。はしたない処を」 ユメ「普段ならもう寝てる時間なので、油断してました」 ユメ「あなたも眠たそうですね」 ユメ「では本日の最後に、お耳のマッサージしませんか?」 ユメ「さっき耳かきをしましたし、そのついでにと思って」 ユメ「きっと気持ちよく眠れますよ」 ユメ「無理にとはいいませんが、どうですかぁ?」 ユメ「……はい、かしこまりました」 ユメ「では、またお顔を私のお腹の方へ傾けてください」 ユメ「はっ、またお腹へのプレッシャーが」 ユメ「目、つむっててください」 ユメ「あなたのお耳、形が綺麗ですよね」 ユメ「ついもみもみしたくなります」 ユメ「癖になりそうですが、そろそろマッサージ致しますね」 ユメ「では、失礼します」 ユメ「はむっ」 ユメ「はむはむっ、あーむぅ」 ユメ「ふぁっ、びっくりした。動いちゃダメじゃないですか」 ユメ「……え? ですからマッサージですよ? お耳のマッサージです」 ユメ「お口でする、お耳をマッサージです。ふふ」 ユメ「おとなしくしてください、これじゃあ続けられないです」 ユメ「はい、いい子ですね」 ユメ「じゃぁ、続けますね」 ユメ「はむっはむ……ん、……はむはむ……」 ユメ「かぷっ……ちゅぅ……ちゅっ…はぁむ……」 ユメ「はむはむ、かぷっ……ちゅっ……ちゅっ……」 ユメ「力、抜いてください。リラックスです、リラックス」 ユメ「……はむっ……はむっ……んぅ…ぺろっ……」 ユメ「はぁーむっ……ちゅっ……はむっ。ぺろぉ……はむっ」 ユメ「ちゅっ……ちゅっ……ちゅぅ……はむっはむっ……」 ユメ「んっ……れろぉ……はむぅ……ちゅぅちゅぅ……」 ユメ「だんだん耳が温まって、血行がよくなりますから」 ユメ「はぁーむぅっ……」 ユメ「ちゅぅ……んぅ……はむっ……ぺろぉ……」 ユメ「はむぅ……はむぅはむぅ……んっ……」 ユメ「かぷぅ………ちゅぅぅ……ちゅっ……」 ユメ「どうですか? 耳だけじゃなくて身体全体温まってきません?」 ユメ「はぁぁぁむっ……」 ユメ「かぷっ……かぷっ……ちゅっ……」 ユメ「んぅ……もぐぅ……ちゅっ……はむぅ……」 ユメ「かぷっ……はむっはむぅ……んぅ……ちゅぅぅぅ……」 ユメ「ふふふ、ちょっとおいしくなってきた、かもです」 ユメ「なんて」 ユメ「はむっ……かぷぅ……ん……ちゅっ……」 ユメ「れろぉ……ちゅぅちゅぅ……はむぅ……」 ユメ「はむっ……んぅ……ぺろぉ……れろれろ……」 ユメ「かぷっ……はむはむぅ……ぺろっ……」 ユメ「ぷはぁ、ふぅふぅ」 ユメ「こっちの耳は終わりです」 ユメ「お耳、拭いちゃいますね」 ユメ「ん……拭きますね」 ユメ「よしっと」 ユメ「では反対の耳も同じくやっていきますね」 ユメ「反対側、向いてください」 ユメ「はい、ゴローンしてください」 ユメ「ゴローン」 ユメ「ではでは、こちらのお耳も失礼します」 ユメ「はぁあむっ」 ユメ「はむはむっ、ちゅっ、あぁむぅ」 ユメ「かぷぅ……ん……ちゅっ……れろぉ」 ユメ「かぷっ……かぷっ……ちゅっ……はむぅ……」 ユメ「んぅ……もぐぅ……ちゅっ……ちゅぅぅぅ」 ユメ「ちゅっ……ちゅっ……ちゅぅ」 ユメ「んっ……れろぉ……はむぅ」 ユメ「はむっ……んぅ…ぺろっ……」 ユメ「あっ」 ユメ「あらあら♪」 ユメ「ふふ、恥ずかしがらなくて大丈夫ですよ」 ユメ「元気なのはとても良いことです♪」 ユメ「ふふ、かわいいです」 ユメ「続けますね」 ユメ「ちゅぅ……ちゅっ…はぁむ……はむはむ」 ユメ「かぷっ……ちゅっ……ちゅっ、れろぉ……はむぅ」 ユメ「はむっ……ぺろぉ……ちゅぅ……んぅ」 ユメ「ちゅぅぅ……ちゅっ……はむぅはむぅ」 ユメ「んぅ……ちゅぅぅぅ……かぷっ……はむっはむぅ」 ユメ「ぺろぉ……れろれろ……はむっ……んぅ」 ユメ「はい、これでマッサージは終わりです」 ユメ「お疲れさまでした♪」 ユメ「気持ちよく出来たらよかったですが、どうでしたか?」 ユメ「……、気持ちよかったですか? ありがとうございます♪」 ユメ「耳、拭いちゃいますね」 ユメ「ん……んぅ」 ユメ「はい、拭き終えましたよ」 ★トラック06 ユメ「それとぉ」 ユメ「そちらまた元気になっているようですが」 ユメ「よければお世話致しますよ?」 ユメ「ふふ、私にお任せください♪」 ユメ「……甘えちゃってください💛」 ユメ「私もあなたに甘えてますので💛」 ユメ「おあいこ、です」 ユメ「なんて」 ユメ「では、お布団に一緒に横になりましょう」 ユメ「頭、失礼しますね」 ユメ「っと。少し両足が痺れて、ととと」 ユメ「結構長い時間、膝枕していたので」 ユメ「ふふ、なんだが不思議な感覚です」 ユメ「横に失礼する前に、履物お脱がせ致します」 ユメ「あっ、寝たままで結構ですよ」 ユメ「帯を外して……」 ユメ「はい、少し身体を浮かして下さい」 ユメ「ありがとう、ございます」 ユメ「よいしょっと」 ユメ「下着も脱がせちゃいますね」 ユメ「うん? 引っかかって、なかなか」 ユメ「えいっ」 ユメ「……あーー、もうこんなに……」 ユメ「ふふ、ご立派です♪」 ユメ「っと」 ユメ「では、私も横に失礼します」 ユメ「ふふ、おでことおでこがぶつかりそうな距離」 ユメ「……キスできそうな距離、ですね」 ユメ「しますか?」 ユメ「私はいいですよ」 ユメ「あなたはもう私の気持ち……知ってますもんね」 ユメ「……あなたからこないなら……」 ユメ「んっ、ちゅる、ちゅぅ」 ユメ「あはは、キスしちゃいました」 ユメ「……好きです」 ユメ「私、あなたのことが大好きです」 ユメ「……ん、ちゅっ、ちゅ」 ユメ「ちゅぅ、ちゅ、ちゅぅぅ」 ユメ「ふふ、幸せです」 ユメ「……、では、こっちの元気な子もお世話いたしますね」 ユメ「わっ、熱い……お風呂の時、こんなに熱かったかしら」 ユメ「しかも脱がした時より大きく……すごい」 ユメ「……、私でこんなになってくれたんです?」 ユメ「それは、ふふ。うれしい、ですね」 ユメ「それじゃ、始めますね」 ユメ「んっ………んんっ……んぅ……」 ユメ「……んっんっ……はぁ……んっ……」 ユメ「っと……ふぅ……っと……っっ……」 ユメ「はぁはぁ……んぅっ……ん……とぉ……んっ」 ユメ「んんっ……ココいいんですか?」 ユメ「……なるほど。お風呂の時には気づかなったです」 ユメ「んっんっんっ……しょっと……はぁ……」 ユメ「すっすっすっ♪」 ユメ「……んぅ……ふぅ……はぁはぁ……」 ユメ「んっ……ん……んっ……」 ユメ「……んぅ……とっ……んぅ……」 ユメ「はぁ……んん……しょっと……」 ユメ「あ、びくって💛」 ユメ「感じてくれてるんですね」 ユメ「かわいいです」 ユメ「お顔をもっと見してくれませんか」 ユメ「……恥ずかしいですか? そうですか、それなら」 ユメ「んっ、ちゅぅ……じゅっ、れろれろ……」 ユメ「んちゅぅ……れろぉれろ、あんっ、じゅるるぅ……」 ユメ「ちゅく、れろっ……ちゅくぅ、れろぉ、んっ……」 ユメ「ぷぅはぁ……」 ユメ「こうすれば、私はあなたの顔見られませんね♪」 ユメ「ふふっ」 ユメ「んはぁ……ちゅくぅ、れろぉ、れろれろぉ……」 ユメ「じゅるぅぅぅ、んむぅ……んっ、ちゅぅぅ……」 ユメ「はぁ……ちゅく、れろぉ……ちゅっちゅっ」 ユメ「んふぅん……れろぉれろぉ、じゅるぅぅぅ……」 ユメ「あ……くちゅぅ……ちゅぅ、れろれろ……」 ユメ「あぁー……むぅ、じゅっじゅるる……」 ユメ「んんっ、また、はねた……」 ユメ「元気で……ちゅむちゅむ……んむぅ」 ユメ「いい子いい子……じゅるぅ……ですね」 ユメ「さっきは耳の外側だけ……ちゅっ、じゅるぅぅ……でしたけど」 ユメ「次は耳の奥まで……あむぅ、んむぅ……れろぉ……舐めちゃいますね」 ユメ「……いただきます」 ユメ「あー……むぅっ、じゅるるるぅぅ……」 ユメ「んちゅぅ……ちゅく、ちゅくぅ……ぴちゃ……」 ユメ「んっ、んぅむ……れろぉっ……」 ユメ「れろれろれろれろぉ……」 ユメ「じゅるる……ちゅくぅ……ちゅぅ……れろぉ…」 ユメ「……こっちも……ぺろぉ、んむぅ……ちょっとだけ強くしますね」 ユメ「濡れてきましたぁ? ふふっ」 ユメ「ちゅぅっ……ちゅぶ、ちゅぅ……」 ユメ「うぅんっ……じゅるっ、じゅるる……」 ユメ「れろぉ、れろぉ……んふあ……あむっ、れろっれろぉ……」 ユメ「ちゅぅ……ちゅくぅ……はぁはぁ……んんんっ……」 ユメ「じゅるるっ……んっ、んむぅ……あっ、ちゅぅ……」 ユメ「反対のお耳もやっていきますね」 ユメ「あーん」 ユメ「ん……ちゅぅ、ちゅっ、じゅうるるぅ」 ユメ「んんんっ。身体全身がびくってなりました💛」 ユメ「こっちのお耳の方が感度、よかったりしますか?」 ユメ「ちゅっ……れろぉれろぉ……んっ……」 ユメ「ちゅぅぅぅ……ぷぅはぁ……ちゅっ、ちゅっ……」 ユメ「んじゅっ……れるるっ……ちゅぅ……れろぉ………」 ユメ「んむぅ……じゅっ、ちゅぅ……ふぅん……はっ、んっっ……」 ユメ「また硬く💛、れろぉ……んふあ……あむっ、れろっれろぉ……」 ユメ「もう出そうですか?」 ユメ「ちゅぅ、ちゅるる、んちゅるるっ、んちゅぅ……れろれろぉ、れろれろれろ」 ユメ「ちゅるるっ……んちゅぅぅぅ、れろ、れろぉ、ちゅぶぶっ、ちゅるぅ……」 ユメ「ずちゅぅ、んむぅ、ずちゅぅ、ずちゅっ……じゅばっ、じゃばっ」 ユメ「んぅ……ちゅぅ、んちゅっ、ちゅっ、ちゅぅ……じゅるるぅ、じゅるるぅぅ」 ユメ「んちゅるぅ……じゅばぁ、ずちゅぅ、んむぅ……ちゅぶぶぅ」 ユメ「いつでも大丈夫ですから💛」 ユメ「ちゅるぅ……、んちゅぅ、んちゅるっ……れろれろぉ、れろぉ、れろぉ」 ユメ「ちゅぶぶぶっ、ちゅぶぅ、んちゅるるる、れろれろれろれろ」 ユメ「んちゅう、んちゅう、んちゅう……ちゅぅ、ちゅぅ、ちゅうぅぅ」 ユメ「れぇろぉ……れろ、れろぉ……れろれろれろれろれろぉ……」 ユメ「んむぅ……じゅるるぅぅ、じゅっ、じゅっ、じゅっ、じゅるぅ」 ユメ「んじゅるぅ、じゅばっ、じゅばっ、んむぅ、んぅ」 ユメ「もう、はぁはぁ、我慢できそうになさそう、です、ね」 ユメ「んちゅぅ、ちゅぅうううううううううううううううううううううううっ」 ユメ「ずちゅぅ、ずっ、ちゅぅううううううううううううううううううううぅ」 ユメ「んちゅぅ、ずっ、ずちゅぅ、ちゅぅううううううううううううううう」 ユメ「れろれろれろれろれろ、ちゅぅ、ちゅぅうううううううううう」 ユメ「んぅ……ちゅぅぅぅぅぅううううううううううううう、ちゅぅうううううううう」 ユメ「ちゅるぅぅうう、ずちゅぅうううううううううううううううう」 ユメ「ちゅっ、ずちゅぅ、ずっ、れろ、れろぉ、ずぅちゅうぅ。んむぅ……」 ユメ「ちゅぅ、ちゅぅ、ずっちゅうううううううううう」 ユメ「ん、じゅるるぅ、じゅるるっ、れろっ、れろぉっ、れろぉれろれろぉっ」 ユメ「んぅ……ずちゅぅ、ずちゅっ、ずちゅっ、じゅばっ、じゅばっ、ずちゅぅ」 ユメ「ちゅぅぅぅうううううううう。れろっれろっ、ちゅばちゅば、れろぉ」 ユメ「出ますか? 出ちゃいます?」 ユメ「いいですよ。イッちゃってください💛」 ユメ「好きな時にイッてください💛」 ユメ「んっ……ちゅばっ、ちゅっちゅぅ、じゅばっ、ちゅるぅぅううううううううううう」 ユメ「はぁ……ちゅぅううううううううううううううううううううっ」 ユメ「れろぉれろぉっ、れろれろれろれろぉ、ちゅばっちゅばっ、れろれろ」 ユメ「んくぅ、はぁはぁ、はぁ~……ちゅぅうううううううううううううううううううう」 ユメ「んちゅぅぅううううう、ずちゅぅううううううう、れろぉれろぉれろっ」 ユメ「ちゅっ、ちゅっ、ちゅうぅううううううう、じゅばっ、じゅばっ」 ユメ「んっ、んくぅ……ちゅうぅぅぅぅううううううううううううっ」 ユメ「ん……れろぉれろぉっ、ちゅっ、ちゅぅ、ちゅぶぶっ、んちゅるるっ、んちゅっ」 ユメ「ずちゅぅううううううううううううううっ、れろぉ、ずちゅううううううう」 ユメ「ちゅぅ、ずちゅっ、ちゅっ、れろぉ、れろっ、じゅるるぅ~」 ユメ「んじゅぅ、ずちゅっ、ずちゅっ、じゅるるっ、じゅばっ、じゅばっ」 ユメ「じゅるるうううううううううううう、れろぉ、んじゅぅ、ずちゅっ、ずちゅぅ」 ユメ「んじゅぅうううううううううううううううううう」 ユメ「はぁはぁ……はぁ~んぅ……じゅるぅぅぅうううううううううううううううう」 ユメ「ずちゅぅぅうううううううううう。れろぉ、ずちゅううううううううううう」 ユメ「あっ💛」 ユメ「うぅんーーーーんっっ」 ユメ「はぁはぁ……、あっついぃ……」 ユメ「たくさん出た……」 ユメ「頑張りました……ね💛」 ユメ「はぁはぁ……」 ユメ「どうでしたか、すっきりしました?」 ユメ「……ですか、すっきりして頂けてなによりです💛 ふふ」 ユメ「……ぺろっ」 ユメ「苦い……ですね」 ユメ「あっティッシュ持って来ますね」 ユメ「えーと、ティッシュ、ティッシュっと」 ユメ「あった、あった……」 ユメ「お待たせしました、では拭いちゃいますね」 ユメ「……あー」 ユメ「えいっ!」 ユメ「ぱくっ、えろぉえろぉ、じゅぼっぼ」 ユメ「じゅるるぅぅ、じゅっ……」 ユメ「ちゅぅ……じゅるぅ……」 ユメ「ちゅぱぁ……んぅ……ちゅっちゅっ……」 ユメ「んっんぅっ、 ぷはぁっ……」 ユメ「はぁはぁ……ちょっと綺麗になりましたでしょうか?」 ユメ「ふふっ、やっぱり苦いですね♪」 ユメ「それじゃ残りも拭いていきますね」 ユメ「うん、しっかり綺麗になりましたぁ」 //★トラック07 ユメ「あら💛 ふふ、まだ元気でいらっしゃるんですね」 ユメ「お風呂で一回、ここで一回」 ユメ「お盛んなんですか?」 ユメ「……、なんて💛 冗談ですよ♪」 ユメ「どうしますか? また手で致しましょうか? もしくはお口の方がよろしいですか?」 ユメ「それとも…………」 ユメ「……、ふふ、照れなくてもいいんですよ」 ユメ「私もなんだか、そーいう気分になっちゃいました💛」 ユメ「あなたが望むなら……あなたなら」 ユメ「私はいい、ですよ?」 ユメ「どうぞ、触ってください」 ユメ「そうです、私の胸へ」 ユメ「手を伸ばして」 ユメ「遠慮せず、さぁ」 ユメ「……んっ、くぅっ……」 ユメ「緊張してるのわかります?」 ユメ「据え膳食わぬは、ですよ💛」 ユメ「このまま、指を動かして、ね💛」 ユメ「……んっ、くっ、んっ、はぁ」 ユメ「自分で言うのもなんですが、私の胸、結構大きいと思うんですが、どうです?」 ユメ「……、マシュマロほどでは、ないですが」 ユメ「なんて」 ユメ「……、あっ、くうぅ、くっ、あっ」 ユメ「ふぅふぅ、もう片方の手、借りしますね」 ユメ「こちらの手は、私の下腹部の方へ……あんっ💛」 ユメ「わかりますか? 私……もうこんなに」 ユメ「濡れてるんですよ?」 ユメ「……、しちゃいましょう」 ユメ「ね💛」 ユメ「……んっ……はぁ、んっ、はぁはぁ、んんっ……んあっ!」 ユメ「入って……んぅ……来るのが、はぁ、わかります」 ユメ「あなたの、くぅっ……大事なところがぁ……あんっ!」 ユメ「私のだいじな……ふっ……ところにぃい……」 ユメ「あんっ! あっ、あっ……最後まで……」 ユメ「全部、入りましたね💛 はぁ……」 ユメ「私の中、気持ちいいですか? んっ」 ユメ「んんぅ……んあっ、はぁんっ」 ユメ「うぁっ……ふぁっ……あぅっ……くぅ……」 ユメ「急に……あっ……はっ……動くと……あんっ」 ユメ「やっ……感じちゃ……んぁ…ます」 ユメ「くちゅくちゅっていやらしい音が……はあんっ……なって」 ユメ「私も、気持ちよく、はぁ……なって、んっ」 ユメ「遠慮せず、もっと動いて大丈夫です」 ユメ「あなたが気持ちよくなってるところを、私にもっと見せてください」 ユメ「……あんっ、激しく……なってぇ、あんっ……きたぁ、んっ」 ユメ「あっ、あっ、あっ……んんぅ……ひゃん」 ユメ「はぁっ、んくぅ……んふぅ……ひあ、ああ、はぁんっ」 ユメ「下から、ずんずんって突いて……はぁ、気持ちいいぃ……」 ユメ「もっと💛 もっと動かしてください💛」 ユメ「ぐちゃぐちゃになるくらいに、私をめちゃくちゃに……ひゃぁああ」 ユメ「やっ、あんっ、あんっ……あっあっ、んあっ」 ユメ「あっ、あっ、ねぇ、キスして……はっ、くれませんか……あんっ」 ユメ「あなたからのキスがぁ、欲しいんです……んうぅ」 ユメ「ちゅっ、くちゅくちゅ、ふぁ、ちゅちゅっ」 ユメ「んむぅ……れろれろ、んふぅ……ちゅうう、じゅるる」 ユメ「舌、絡まってぇ、はむぅ、ちゅっ、んじゅるぅ……」 ユメ「キスされると、ちゅっ……もっと気持ちよく、なって……やんっ」 ユメ「あ、頭がぼーっとしそうに、はぁはぁ……なってしまい、ます」 ユメ「んっ、あぅ……あううんっ……やっ……か、感じちゃう」 ユメ「やぁあ……はっ、はっ……んうぅ、んくぅ」 ユメ「んんっ……やんっ……はあぁ……ふあぁ……あっ、あぐっ」 ユメ「っふ……あぁ……あんっ……」 ユメ「んぐ、んあ、はぁ……あっあっ……んっ……」 ユメ「あっ、あぐっ……ふっっ……んぅぅっ……」 ユメ「きゃぅ……そこ気持ちいいです……もっと、くださぁい……やんっ」 ユメ「んふぅ、ああ、あっ、あっ、あっ、あっ」 ユメ「はあぁ、ひゃぁっ……あっ、あっ、あっ」 ユメ「私、ばかり気持ちよくなって……」 ユメ「あなたも、もっと気持ちよくなって……あっ、んぅぅ……ください」 ユメ「はぁーむ、ちゅぅ、ちゅるる、んちゅるるっ」 ユメ「ずちゅぅ、ずちゅっ……じゅばっ」 ユメ「ちゅぅ、んちゅっ、ちゅっんちゅるっ……れろれろぉ」 ユメ「ちゅぶぶぶっ、ちゅぶぅ、じゅっ、じゅっ、じゅっ、じゅるぅ」 ユメ「れろれろぉ、れろれろれろじゅばっ、んむぅ、んぅ」 ユメ「はぁはぁ、お耳、舐めたら、はぁ、あなたのが、ビクンって」 ユメ「お耳、弱いんです……ね」 ユメ「はぁむ、れろ、れろぉ、ずぅちゅうぅ、れろっ、れろぉっ」 ユメ「んぅ……ちゅぅ、んちゅっ、んちゅるっ」 ユメ「んじゅっ……れるるっ……あんっ……やっ、また激しい………」 ユメ「あなたの固いのが、奥まで……」 ユメ「ひゃあ……あぁ、あっ、あっ……そこ、だめぇ」 ユメ「よすぎて、お耳が、あんっ、舐められません」 ユメ「あっ、あっ、あっ、ふわぁっ……お、おかしくなり……そう、です」 ユメ「んんんんぅぅ……やっ、やっ、はあぁん」 ユメ「はぁ、はぁ、私も負けて、んっ……られません」 ユメ「じゅるるっ……んっ、んむぅ、あんっ、あんっ」 ユメ「ん……ちゅぅ、ちゅっ、んくぅ、あっ、あぐっ」 ユメ「れるるっ……ちゅぅ……れろぉ……くうぅ……はっ、あっ」 ユメ「れろぉれろぉ……ひあ、ああ、はぁんっ」 ユメ「んちゅるるっ、んちゅぅ……れろれろぉ、れろれろれろ」 ユメ「んぐ、んあ、はぁ、はぁんっ」 ユメ「ちゅぅ、ちゅぅ、ちゅうぅぅ、きゃっ……あっあっ」 ユメ「も、もうなにも考え、られない」 ユメ「腰、勝手に動いて、とまらな……いぃ……はぁんっ」 ユメ「んうぅ、くうぅ……はっ、あっ……」 ユメ「んぐ、んあ、はぁ……あっあっ……んっ……」 ユメ「やぁあ……はぁ……ふんっ」 ユメ「あぅ……ん……っ……ひやぁっ……やっ」 ユメ「イク、イっちゃいそう」 ユメ「やっ、あんっ、あっ、あっ、あっ、あっ」 ユメ「あつ、あぐっ……ひゃぁっ……んぐうぅ」 ユメ「あ、あなたもイキそう? 出ちゃいますかぁ?」 ユメ「一緒に、あんっ、一緒にイキましょう、ね」 ユメ「二人で一緒に気持ちよく、んぅ……はぁ、はぁ」 ユメ「私も、もっと頑張りますから……んうぅ……一緒に、一緒にぃい」 ユメ「ふふ、ぎゅーって締め付けて、はぁはぁ」 ユメ「もっとぉ、もっとぉ私を感じてください」 ユメ「んんぅう、う、うそ……さっきより激しく、ああっ、あっ……これ以上は本当にもう」 ユメ「やだ、やだ、壊れちゃう、あん、あん、あん」 ユメ「んぐぅ、ふぅ、ふぅ、あっ、あっ、あぐぅっ」 ユメ「んんぅう、イク、イク、イク」 ユメ「も、もう我慢……はっ、あんっ……できない」 ユメ「やぁあ、イク、イク、イク」 ユメ「もう、イク、イっちゃうのぉ」 ユメ「身体、痺れてぇ、んぁあ、ゆうこときかない……です」 ユメ「あなたも、出してぇ……私の大事なところにビュービューって」 ユメ「あなたで私をいっぱいにして」 ユメ「あっ、あっ、あっ、おふぅ……はぁ、ひゃぁああ」 ユメ「出して、ください……やんっ」 ユメ「私の中に、大丈夫ですから、気にせず、出しちゃってください」 ユメ「イって、イって、イってくださいぃ」 ユメ「私もイク、もうダメ、ほんとに我慢できない」 ユメ「イク、イク、イク」 ユメ「イクううううううううううぅっ」 ユメ「んひっ、ふあぁ、ひぐっ……中にあなたのが……くうう、んくぅ」 ユメ「出て……るのが……んうう、あ…ああ……」 ユメ「おなか、ふぅ、ふぅ、熱い……です💛」 ユメ「たくさん、あなたを感じられ、ます」 ユメ「気持ちよかったですか?」 ユメ「……ふふ、私も一緒です💛」 ユメ「とーっても気持ちよかったです」 ユメ「夢みたいでした」 //★トラック08 ユメ「しちゃいましたね💛」 ユメ「ふわあ~~」 ユメ「すみません、眠気が急に」 ユメ「少し疲れてしまったのかもしれません」 ユメ「あなたももう、ふふ♪ 瞼がぴくぴくって」 ユメ「このまま一緒に眠りましょう」 ユメ「……ですが、眠る前に手を……握って下さい」 ユメ「……ありがとうございます」 ユメ「ふふ、あったかい」 ユメ「あなたの手にずっと包まれていたいです」 ユメ「それにしても今日はいろいろ濃密な一日でしたねぇ」 ユメ「去年はまだあたふたしていて、こんな風にゆっくり過ごせるなんて夢にも思ってなかったです」 ユメ「お盆の夜にこんな大切な人の隣にいれる幸せがなんだが怖いくらいです」 ユメ「ずっとこんな夜が続けばいいと思うのは、我儘でしょうか」 ユメ「一夜の夢を永遠に繰り返して欲しいと思うのは、悪いことでしょうか」 ユメ「ただこの手を放したくないと思うのは、いけないことなんでしょうか」 ユメ「あなたはどう思いますか?」 ユメ「……寝ちゃいましたか」 ユメ「寝顔かわいいです💛」 ユメ「ちゅっ」 ユメ「ふふ、キスしちゃった」 ユメ「お盆の夜の不思議な出来事」 ユメ「こんどあなたに会えるのはまた来年ですか?」 ユメ「私はいつまでも持っております」 ユメ「あなたが帰ってくるその日まで」 ユメ「また記憶をなくしても」 ユメ「いつまでもまってます」 ユメ「いつまでも好きですよ」 ユメ「私の最愛の旦那様……」 ≪寝息≫ ★secret track かそけき。 今にも消えてしまいそうなほど、薄いあるいは淡いを表す言葉。 朝、目を覚ました隣には誰もいない。 ほんの少しの痕跡すらなく、彼の姿は消えていた 。 ただむなしく空っぽの布団が一組、置かれているだけだった。 毎年のことだ。 お盆の夜、死んでしまった最愛の人が帰ってくる。 たった一夜だけ。 記憶を失くして。 私のもとへ。 さながら夢のように。 ユメ「次、あなたに逢えるのはまた来年……」 ユメ「悲しくない、悲しみ昔においてきたんだから」 ユメ「さ、今日も必死に生きて、彼を待とう」 ユメ「来年はもっと綺麗な私を見てもらうんだ」 ユメ「なんて」 ユメ「………」 廻る夏、夢のような彼とかけそきの夜を過ごす。 きっと来年の夜もその翌年の夜も。 死ぬまで、私は夏の夜の夢を見続ける。