この度は、『憧れの姫宮さんは僕だけの催眠性処理ご奉仕メイド』をご購入いただきまして、ありがとうございます。2021年7月に処女作をリリースして、今回で早くも5作目になりました。これも、いつも応援してくださる皆様のおかげです! さて今回も、前作『白濁ぶっかけクリニック』に続いて、制作の裏話を書いていきます。 元々、催眠を扱った成人向け漫画が好きでした。闇に蠢くさんの『さいみんしぶりん』は、もう何百回読んだか分かりません。せみもぐらさんの『催眠家庭教師の淫行』シリーズや『ダメな子には催眠かける』も好きですね。女の子には申し訳ありませんが、催眠をかけて酷いことをしちゃうのは、やっぱり性癖です。 そして、甘師子はNTRも好きです。もうとっくに脳は破壊されていると思います。名作である『カラミざかり』はもちろんですが、最近ではもすきーと音。さんの『清楚彼女、堕ちる。』が王道ですっごくよかったですね。武田弘光さんの一連のNTR作品も外せませんけども、甘師子としましては、やはりMTSP(Jin)さんです。『橘さん家ノ男性事情』はもちろん、やっぱり『咲子さんノ男性事情』が伝説級です!あ、あと、ひとのふんどし(ゆきよし真水)さんの『夏期補習』シリーズも極上ですね。 今回の『憧れの姫宮さんは僕だけの催眠性処理ご奉仕メイド』は、甘師子が好きな、催眠とNTRを掛け合わせたような作品になっています。でも、催眠ものは元々NTRと相性がいいので、特に新しい組み合わせではなくて、ハンバーグの上に目玉焼きを持ってきた感じです。そしてNTRについては、色んな分派がありますけども、ここ数年でひとつの流行りになったBSS(僕が先に好きだったのに)を少しだけ取り入れてみました。NTRは厳密に定義していくと大変なので、どうか温かい視線で読んでください。(苦笑) まず催眠だと、大切なのは催眠の設定です。「ただオナホになる」といった直接的な催眠より、常識改変のパターンが好きですね。催眠とは違いますけども、赤月みゅうとさんの『ラブメア』という作品がありまして、これがすごく好きなんです。常識改変で複数のクラスメイトに当然のように性処理させるお話です。そして、忘れてはいけないのは、愛上陸さん。『イジラレ』と『催眠性指導』は、今後何十年も、この界隈に残っていく名作だと思っています。 ただ催眠をかけるだけじゃなくて、「〇〇するのは当然」といった設定を信じさせた上で、えっちなことはあくまで本人の意思で行わせる。これがすごく大切なのではないでしょうか。姫宮さんも、ただ義務のように性処理をするだけじゃなくて、ご主人様のために健気で献身的なご奉仕をしてくれます。これは、姫宮さんの元の性格や考え方によるものです。いじるのは常識で、意識じゃないんですね。これがまず、基本じゃないでしょうか。(だからこそ、トラック6で恋心をいじる展開の意味が大きくなりますね!) あと、催眠の常識改変のすごさだと、太ったおばさんの『催眠アプリケーション実験記録1』がすさまじいので、おすすめしたいです。 そして、催眠をかける前の、普段の竿役との関係性も大切です。みくろぺえじ(黒本君)さんの『JC催眠で性教育』なんかはすごくいいですね!普段は拒否られている相手に催眠をかけてえっちをする。背徳感があります。同じように、乱視と君と。さんの『催眠お宅訪問』も名作です!好きな男子がいる女子にかける催眠は最高! 日常パートでは、姫宮さんと「僕」の距離感も、段々開いていきます。特に2度目の告白のシーンは、MOMOKA。さんのガチ拒否の演技が本当に素晴らしいです。「グループが違う」って言われるのはすっごく傷つきますよね。 そしてNTRですが、特にBSSや、過去には精神的NTRという言い方もありましたけども、ヒロインと竿役の関係性がすごく大切になってきます。今回の作品は、考え方によっては、色んなNTRにも感じられるかもしれません。 ずっと憧れていた姫宮さんに彼氏(りーくん)ができてしまった、BSS。そんな姫宮さんに催眠をかけてえっちをする、寝取り。僕の物になったはずの姫宮さんなのに、彼女はずっとりーくんのことが好きで、恋心までは(催眠アプリに頼らないと)決して奪うことができない、寝取られ。トラック6で姫宮さんに「好き好き」って言われる度に、りーくんへの敗北感(鬱勃起)を覚えるのではないでしょうか。トラック6で「僕」が取った行動は、事実上の、敗北です。 そんなふうに、少しずつ、色んなNTRの要素を含んでいると思います。好きなものを、全部入れてみました。厳密にはそれぞれ違うかもしれませんが、性癖というのはもとより、色んな性癖が複合して成り立つのではないでしょうか。 そして、甘師子が大好きな、女性上位でのあまあまご奉仕です。最後のトラック6の一部を除いて、「僕」は寝ているだけで、ほとんど動きません。姫宮さんの献身的なおもてなしのえっちは、『オナクラ風俗嬢』シリーズと同じになります。こちらも性癖ど真ん中です。ぜひ、王様気分を味わってください。 今回の作品は、いかがでしたでしょうか。ぜひ、レビューや、評価コメントなどで、感想を聞かせてもらえたら嬉しいです。Twitterでも話題にしてもらえると、甘師子がとっても喜びます!今後とも、甘師子チャンネルをどうかよろしくお願いします。 皆さんの春が、あまあまでしこしなひと時になりますように。 2021年3月 甘師子