【タイトル】『桜木学園癒やし部〜2年B組・桐岡美雨編。炭酸シュワシュワマッサージ〜』 :以下本文 ■トラック1『あの娘に放課後呼び出され、何も起きないはずはなく。』 //SE チャイム(キンコンカンコン) //SE ドアが開く //SE 足音 //ダミーヘッド位置・7(左・近い) //声 ささやき 【美雨】 「よく来たねぃ♪」 //ダミーヘッド位置・15(左・遠い) 【美雨】 「ふふ……驚いちゃったかな? ゴメンごめんっ。  いや誘っといてなんだけどクラスの男子と放課後二人きりになるという状況が……アレでして」 【美雨】 「先制パンチで牽制せねばと思った次第。やー申し訳ない……。  私、けっここけこっこ小心者なんすよ……」 【美雨】 「というわけで、今日は来てくれてありがと♪」 【美雨】 「私は『癒やし部』っていう部活に入ってて……。  今日はね、その新しい『癒やし』について研究したかったから呼び出したんだ」 【美雨】 「キミ、クラスの中で一番不健康っぽさあったからさぁ。  癒やし部期待のエースとして、宿屋に入った勇者の如く全回復させてあげるっ」 【美雨】 「ていうか、させて下さい! その不健康な顔色も、  凝り固まった肩も、テンション低そうな声も全部癒やし欲をくすぐるんさぁ……」 【美雨】 「えへへぇ……逃げないってことはぁ……おうけーって事でよかですね?」 【美雨】 「ありがとっ! 改めてよろしくっ」 【美雨】 「キミ、炭酸マッサージって知ってる? あのシュワシュワしたやつ。  あれでのマッサージを試してみたいんだ」 【美雨】 「まず、頭皮の炭酸マッサージ。それから一度お耳を綺麗にして、次にお耳の中を炭酸マッサージ♪  それでー……もう一つ、ちょっとスペシャルな炭酸を使った『癒やし』がしたくてデスネ」 【美雨】 「いひひ。それはまだ、ひみちゅ♪ お楽しみということで」 【美雨】 「それじゃあ早速、癒やし部から持ってきたマッサージチェアに座ってくれるかな?」 //SE 座る 【美雨】 「でわでわ〜」 //声 ささやき 【美雨】 「い〜〜っぱい癒やしてあげるから……私に、身も心もおまかせしてね♪」 //声 以下・睡眠ボイスを数分撮っていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。 ■トラック2『炭酸マッサージ・髪の毛編。』 //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) //SE 水音(シャワーを出している) //SE 蛇口を捻って、水を止める 【美雨】 「……よし、温度はこのぐらいかな」 【美雨】 「まずは軽くシャンプーをするね……さっぱりしてたほうが炭酸が気持ちいいから」 //SE 顔に布巾を乗せる 【美雨】 「お顔に……暖かいおしぼりをのせて……っと」 【美雨】 「はぁい、お湯かけまーす」 //SE お湯を頭にかける //SE 頭を手で軽くシャカシャカする 【美雨】 「お湯、熱くないですかー? んー。しゃかしゃか……♪」 【美雨】 (30秒ほどお湯をかける演技) //SE 蛇口を捻って、水を止める 【美雨】 「はい♪ 次はシャンプーしますねー」 【美雨】 「冷たくてびっくりしないように……手のひらでくちゅくちゅして温めて……っと」 //SE シャンプーを手のひらにまぶす 【美雨】 (20秒ほど、手のひらでシャンプーをこすり合わせる演技) 【美雨】 「この音いいよねー♪ くちゅくちゅって……お耳がくすぐったくなっちゃうの」 【美雨】 「あっ、耳元でー……してあげよーか」 //SE シャンプーを手のひらにまぶす(左で揺らすように) 【美雨】 (30秒ほど、小さく笑いながら、シャンプーを手でこする演技。右の耳元での息遣いもお願いします。) //SE シャンプーを手のひらにまぶす(右で揺らすように) 【美雨】 (30秒ほど、小さく笑いながら、シャンプーを手でこする演技。左の耳元での息遣いもお願いします。) 【美雨】 「はいっ♪ じゃーあー……シャンプーしますねー」 //SE シャンプー 【美雨】 「……んっ……。ごしごし…………ごしごし……♪」 【美雨】 「(1分ほど、シャンプーする息遣い。少し一生懸命な感じです。左右で揺れながら)」 【美雨】 「お客サーン。かゆいところ、ナイデスカー?」 【美雨】 「定番をしっかりこなすのも、癒やしの作法ナノで♪」 【美雨】 「(1分ほど、シャンプーする息遣い。少し一生懸命な感じです。左右で揺れながら)」 【美雨】 「うむ。きれいになったね♪ じゃあ、お湯で流すよー」 //SE 蛇口をひねる //SE シャワーでシャンプーを流す 【美雨】 「ふんふふんふーん♪(鼻歌。10秒ほどおねがいします)」 【美雨】 (30秒ほど、念入りにシャンプーを洗い流す息遣い。) 【美雨】 「次が……お待ちかねっ♪ 炭酸マッサージ♪」 【美雨】 「シャンプーのアワアワの中に炭酸が入ってて……、  頭皮をパチパチ、パチパチって刺激するんだ」 【美雨】 「それじゃあいっくよー?」 //SE 炭酸マッサージの音 【美雨】 「ン……」 【美雨】 「どう……かな……? パチパチ、気持ちいい……?」 //声 ささやき 【美雨】 「キミの髪の毛の中でぇ……ちっちゃな泡が、沢山弾けてるんだよ……」 【美雨】 「(1分ほど、炭酸マッサージをし続ける)」 【美雨】 「…………ぱち、ぱち。ぱち、ぱち…………ぱちっ♪」 【美雨】 「(1分ほど、炭酸マッサージ)」 【美雨】 「これねぇ……やってる方も、手のひらがパチパチして、気持ちいい…………♪」 【美雨】 「(1分ほど、炭酸マッサージ)」 【美雨】 「毛穴……刺激して……根本からきれいになるからねー……」 【美雨】 「(1分ほど、炭酸マッサージ)」 //SE 炭酸の泡を押しつぶすような感じの音 【美雨】 「頭を……ぎゅぅ……ぎゅぅ……って押して……マッサージ、していくよー?」 【美雨】 「ぎゅぅ…………ぎゅぅ…………ぎゅぅ…………」 【美雨】 「(1分ほど、力の入った炭酸マッサージ。時折『ぎゅっ、ぎゅっ』など言って下さい)」 【美雨】 「こめかみのところを……左右から掴んで…………ぎゅぅ〜〜〜〜〜っ」 【美雨】 「ぐりぐり……ぐりぐり…………」 【美雨】 「(1分ほど、力の入った炭酸マッサージ。時折『ぎゅー』など言って下さい)」 【美雨】 「はぁい、それじゃあまた、シャカシャカしますねー」 //SE 炭酸の泡をシャカシャカ 【美雨】 「ふん、ふふん、ふーん……♪(10秒ほど鼻歌)」 【美雨】 「(2分ほど、シャンプーを泡立てる)」 【美雨】 「あ、そうだ」 【美雨】 「……耳元でも、炭酸泡の音聞きたいかにゃ?」 【美雨】 「泡を手ですくって……」 //SE 右の耳で、炭酸の泡を握りつぶす音。5回ぐらい 【美雨】 「(20秒ほど息遣い)」 //SE 左の耳で、炭酸の泡を握りつぶす音。5回ぐらい 【美雨】 「(20秒ほど息遣い)」 【美雨】 「また……頭をぎゅーぎゅーマッサージするね…………」 //SE 炭酸の泡を押しつぶすような感じの音 【美雨】 「(1分ほど、力の入った炭酸マッサージ。時折『ぎゅっ、ぎゅっ』など言って下さい)」 【美雨】 「最後にまた……しゃかしゃかしまーす……」 //SE 炭酸の泡をシャカシャカ 【美雨】 「(1分ほど、シャンプーを泡立てる)」 【美雨】 「お耳も……」 //SE 右の耳で、炭酸の泡を握りつぶす音。5回ぐらい 【美雨】 「(20秒ほど息遣い)」 //SE 左の耳で、炭酸の泡を握りつぶす音。5回ぐらい 【美雨】 「(20秒ほど息遣い)」 //SE 炭酸の泡をシャカシャカ 【美雨】 「(1分ほど、シャンプーを泡立てる)」 【美雨】 「ん……っ、はい♪ 炭酸の頭マッサージ、おしまい♪」 【美雨】 「あわあわ、ながすよー」 //SE シャワーでシャンプーを流す 【美雨】 「(20秒ほど息遣い)」 【美雨】 「はぁ〜い、綺麗になったよー♪」 //SE 頭をタオルで押さえる 【美雨】 「……髪を、タオルで優しく拭いて……」 【美雨】 「(30秒ほど、頭をタオルで軽く拭く息遣い)」 【美雨】 「ドライヤーしまーす」 //SE ドライヤーの熱風 【美雨】 「(1分ほど、機嫌良さそうな息遣い)」 //SE 停止 【美雨】 「はい、おしまいっ♪」 【美雨】 「ホントの最後に、肩のマッサージをするよー。トントンって叩くね」 //SE 左右の肩を叩く 【美雨】 「(1分ほど肩を叩く。力が入ってる感じ)」 【美雨】 「トントンって体揺らされて……きもちいいねー……」 //SE 左右の肩を叩く 【美雨】 「(2分ほど肩を叩く。力が入ってる感じ)」 【美雨】 「はいっ♪ ホントのホントのほんとに、おしまいです♪」 ■トラック3,『ちょっぴり雑談。おかしも用意してるので。』 //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) 【美雨】 「よし、っと」 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い)からぐるっと移動するような感じで 【美雨】 「どだったどだった?」 【美雨】 「炭酸、いけそーかな。私、えーすになれるかな……?  こっちの手応えはバッチリだったんだけど」 【美雨】 「あ、ごめんね待ってね、お菓子用意してるから持ってくるね。  せっかく練習に付き合ってくれてるんだし、おもてなししないとね」 //SE ぱたぱたと走ってく足音(フェードアウト気味) //ダミーヘッド位置・15(左・遠い) 【美雨】 「キミ、甘いのとしょっぱいの、どっちのお菓子が良い〜?」 【美雨】 「……甲乙つけがたい! 両方もってくる!」 //SE ぱたぱたと走ってく足音(フェードイン気味) //ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【美雨】 「えへへ、あまじょっぱいループは無敵なので?」 //SE お菓子の袋を開ける 【美雨】 「好きなだけお食べね。今日のマッサージに付き合ってくれたお礼だから」 【美雨】 「ていうか驚いたでしょ? 急に、クラスのあんま喋ったこと無い女子に呼び出されて」 【美雨】 「もしかして……告白だと思った? …………ふふっ」 【美雨】 「いやー、仲いい友達だとなんか変な感じでちゃんとマッサージ出来ないんだよね。  ……あ、このチョコおいしい……んっ、でぇーあんま知らない男の子のほうが、  身に入るってゆうかー」 【美雨】 「だから、キミに白羽の矢が立ちました。えへ。告白じゃなくてごめーんね」 【美雨】 「あ、こっちのスナックも美味しい。季節限定の味のやつだから、  勢いだけで買っちゃったんだけど……いい感じ♪」 【美雨】 「ほらほら、キミも食べてみて? あーん」 【美雨】 「ふふっ。ねー? うまいっしょー」 【美雨】 「……? なんか顔赤いけど、どっかした?」 【美雨】 「あっ。暑いなら冷房入れるね。寒くなったらまた言って?」 【美雨】 「よしっと! 休憩おしまい♪ それじゃ、次の『癒やし』はじめよっか♪」 ■トラック4『耳かき・クラスメートに膝枕されながら』 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【美雨】 「炭酸の前に、耳かきして……お耳綺麗にしよっか」 【美雨】 「はい、私のお膝の上にごろんちょして下さい♪」 【美雨】 「……変なリアクション、禁止ネ。私だって恥ずかしいんだから。  でも、癒やし部では基本なの」 //SE 衣擦れの音 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【美雨】 「最初は、暖かいおしぼりで、お耳を拭くよ……」 //SE おしぼりで耳を拭く(右耳) 【美雨】 「(20秒ほど、息遣い)」 【美雨】 「どうかしら。あったかいの……きもちいい……?」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「念入りに……念入りに…………」 【美雨】 「(30秒ほど、息遣い)」 【美雨】 「はい♪ 綺麗になったねー……じゃあ次は……綿棒さん♪」 【美雨】 「これを軽く湿らせて……入れるね?」 //SE 綿棒で耳を綺麗にする(右耳) 【美雨】 「まずは……外側のところを……んっ……」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「内側に入っていくよぉ……?」 【美雨】 「(30秒ほど、息遣い)」 【美雨】 「ふわふわ綿棒……気持ちいーねー」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「優しく……優しく…………傷つけないように…………」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 //SE ストップ 【美雨】 「……んっ。お耳の中……だいぶきれいになったかにゃー」 【美雨】 「それじゃまた、おしぼりで拭き取って……」 //SE おしぼりで耳を拭く(右耳) 【美雨】 「(30秒ほど、息遣い)」 【美雨】 「はいっ♪ お耳、すっごい綺麗になったよー。  次はー」 //声 ささやき 【美雨】 「お耳の奥の奥に……耳かき入れるね…………ふふ」 //SE 耳かきを入れる(右耳) 【美雨】 「(30秒ほど、息遣い)」 【美雨】 「カリ……カリ……ごそ……ごそ…………」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「ん……あんまり動かないで……くすぐったいよ……」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「……眠くなってきた? おネムなら……ねんねしてもいいからね」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「ふふ……きもちよさそ……♪」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「ここでね……頭も一緒に撫でられると……やばいんすよ……」 //SE 追加する感じで、頭をなでている音 【美雨】 「なで……なで……なで…………なで」 【美雨】 「体……いっぱい触られると……気持ちよくて……眠くなるんだよね…………」 【美雨】 (2分ほど、息遣い) 【美雨】 「はいっ♪ こっちのお耳はおしまい。  逆のお耳するから、ごろーんして?」 //ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【美雨】 「はい、ごろ〜〜ん……♪」 【美雨】 「ふわぁ……太ももの上でごそごそされるの……こそばゆい……」 【美雨】 「それじゃまた……、暖かいおしぼりで、お耳拭くからねー……」 //SE おしぼりで耳を拭く(左耳) 【美雨】 「(20秒ほど、息遣い)」 【美雨】 「すぐに……きれいきれいだから、まっててねー……」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「ていねいにぃ……ごしごし……」 【美雨】 「(30秒ほど、息遣い)」 【美雨】 「綺麗になりました……じゃあ綿棒さんつかうよー」 【美雨】 「軽く湿らせて……いくぜい」 //SE 綿棒で耳を綺麗にする(左耳) 【美雨】 「外側を……耳の形に沿うように……」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「内側……ゆっくり……いくね…………」 【美雨】 「(30秒ほど、息遣い)」 【美雨】 「ん…………キミのお耳……可愛い形してるね……」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「……ふふ、とろーんって顔してるよ……」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 //SE ストップ 【美雨】 「……こんなもんかな」 【美雨】 「おしぼりおしぼり……あった」 //SE おしぼりで耳を拭く(右耳) 【美雨】 「(30秒ほど、息遣い)」 【美雨】 「んー……こんなもん……だね♪」 //声 ささやき 【美雨】 「お待ちかねの耳かき……いくよ?」 //SE 耳かきを入れる(右耳) 【美雨】 「(30秒ほど、息遣い)」 【美雨】 「カリ……カリ……ごそ……ごそ…………」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「…………あ、おっきいの、とれた」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「……またなでなでしてほしそうだね。……いいよ?」 //SE 追加する感じで、頭をなでている音 【美雨】 「なで……なで……なで…………なで」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「なで………………なで………………いいこ…………いいこ…………♪」 【美雨】 「(1分ほど、息遣い)」 【美雨】 「力抜いて…………リラックス………………」 【美雨】 「嫌なこと…………ぜーんぶ、わすれようね………………」 【美雨】 (3分ほど、息遣い) 【美雨】 「はい、おしまいだよ♪ おつかれさま♪」 ■トラック5『炭酸耳かき、準備します』 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【美雨】 「ほーらー立って下さーい。いったん、次のやつの準備をするのでね」 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) //SE 座る 【美雨】 「んふふ。ずいぶん気持ちよかったみたいだねー。  お顔が……ねぼすけさんになってるよ?」 【美雨】 「癒やし部冥利に尽きるというやつ。よきかなよきかな♪」 【美雨】 「次のやつはねー、炭酸を綿棒の先にくっつけて、  お耳の中で、パチパチってさせるの」 【美雨】 「耳垢を綺麗にするとかじゃないから、完全にマッサージ目的だね」 【美雨】 「耳かきようの炭酸、面白そうだからネットでポチったんだ。  でー、キミで使ってみていい感じだったらー、癒やし部で使うの」 //SE ペットボトルの蓋を開ける 【美雨】 「今年こそは、癒やし甲子園に出場しないとだからね。  先輩たち燃えてるんだ。私もレギュラーだし頑張らないと」 【美雨】 「ん……喉乾いた……水をのみまーす……ストローさしてー」 //SE 水音 【美雨】 「ちゅー……ごく…………ごく……ごく…………ぷはぁ」 【美雨】 「んふふー♪ 癒やし中に飲む冷えたお水が、美味しいことこの上なし♪」 【美雨】 「キミも飲む? べつにいいよ?」 【美雨】 「ちゃんと水分補給しないとだし。ていうか飲んだほうが良いな。  ほら、口開けて。あーん」 【美雨】 「……ねー? 冷たいお水おいしいよねー。  私、液体の中でお水が一番好き。お茶より好きだよ」 【美雨】 「って……なんでまた顔赤くなってる?  ははーん……おめー、オラの事意識してんなー?」 【美雨】 「ふふっ。まぁしゃーないなー。オラ、かわいーからなー。  恥じることは無いぜ、思春期ボーイ」 【美雨】 「…………オラ、なんか言えやい。  リアクションとられないと……こっちも恥ずいんだけど」 【美雨】 「む………………むむむ…………」 【美雨】 「う、うがーーー!! はい、休憩おしまいおしまい!  次の『癒やし』するよ。もぉ、何やってんだい全く……」 【美雨】 「ほら……私の膝に頭乗せて。変なことしたら、ヤーだからね」 ■トラック6『炭酸耳かき編。』 //SE 瓶の蓋を開ける //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【美雨】 「炭酸の入った瓶に……綿棒を…………ちょちょい……って付けて……」 【美雨】 「…………はい♪ ぱちぱち綿棒、できあがり」 //SE 瓶の蓋をしめる 【美雨】 「これを……まずは、お耳の外側でパチパチさせようか……。  お耳の…………付け根のところに、当てて……」 //SE 外側で炭酸・パチパチ音。右耳 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「どうかな……? パチパチ…………ふふ、くすぐったいかもね」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「ぱち……ぱち……ぱち、ぱち…………♪」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「お耳の……溝、いきまーす……」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「奥は、まだだよ……? 焦らしたほうが……きもちいいからね…………」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「…………はい、奥にぃ…………入れてくよ…………ずぷずぷずぷずぷ……ぱちん、ぱち♪」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「……力抜いて……パチパチに身をまかせてね…………」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「ぱちぱち、ぱち…………ぱち…………炭酸、気持ちいいね……」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「ふふ……お耳の中で……いっぱい、泡が弾けてる…………」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「はいっ♪ 一旦綿棒を抜いてぇ……。  次は…………炭酸の泡を耳に入れていくよ……?」 【美雨】 「まず、手のひらで泡立てて……」 //SE 手のひらで泡立てる 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 //SE ストップ 【美雨】 「はい、いっぱい泡出来ました……♪  これを……君の耳にぎゅーって押し付けるの……」 【美雨】 「ぱちぱち、一気にくるから覚悟してね……いくよ……?」 //SE 炭酸の泡で耳を覆う 【美雨】 「ぎゅ……っ♪」 【美雨】 「(1分ほど息遣い。泡をやさしくむにむにしてる)」 【美雨】 「これ、お耳に入れていいヤツだから、安心してね……」 【美雨】 「(1分ほど息遣い。泡をやさしくむにむにしてる)」 【美雨】 「…………海外ではぁ……最近コレ、流行ってるみたい……」 【美雨】 「(1分ほど息遣い。泡をやさしくむにむにしてる)」 【美雨】 「……しゅわしゅわすごそう…………。手のひらも、ぱちぱちすごい……」 【美雨】 「(2分ほど息遣い。泡をやさしくむにむにしてる)」 【美雨】 「ふふ。君のお顔、すっかりトロトロになっちゃった」 【美雨】 「泡を……おしぼりで拭くね…………」 //SE おしぼりで耳を拭く。炭酸をふきとっているので、ぱちぱち音がする 【美雨】 「んっしょ」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「ふふ……泡拭き取るの楽しい……」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「あらかた綺麗になってきたからー。  次は……綿棒で細かいところを拭き取っていきます」 //SE 綿棒で耳を拭く。微かにぱちぱち音がします。 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「……ちゃんと拭き取るから……もすこしまってね…………」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「細かい泡が…………残って…………」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「………………おっけー♪ 綺麗になったよ」 【美雨】 「次は反対側のお耳するから、またごろーんしてね」 //ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【美雨】 「ごろ〜〜ん」 【美雨】 「さっきと同じ……まずは、外側から…………いくよ?」 //SE 外側で炭酸・パチパチ音。左耳 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「ぱち……ぱち……ぱち……ぱち…………もどかしい? ふふ、もちょっと待ってね」 【美雨】 「(2分ほど息遣い)」 【美雨】 「はーい…………溝…………綺麗にしていくよ………………」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「……よだれ垂れても……そのままにしてていいからね…………。  このスカート………ちょうど明日クリーニング出すから…………」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「…………奥…………いくよぉ……♪ ……ずぷずぷずぷずぷ……ぱちぱちぱち♪」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「ぱちぱち、奥で……すごいね…………」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「ぱちぱち、ぱち……」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「力抜いて…………ぐにゃ〜ってして…………」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「はいっ♪ 綿棒はおしまいですっ♪  じゃあまた、炭酸の泡用意するから待ってね」 【美雨】 「あわあわ、手でくちゅくちゅして……」 //SE 手のひらで泡立てる 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 //SE ストップ 【美雨】 「で〜けたっ♪」 【美雨】 「あわあわぱちぱち…………いくよー……?」 //SE 炭酸の泡で耳を覆う 【美雨】 「ぎゅ……っ♪」 【美雨】 「(1分ほど息遣い。泡をやさしくむにむにしてる)」 【美雨】 「むにむに……ふわふわ…………これ、気持ちいい……♪」 【美雨】 「(1分ほど息遣い。泡をやさしくむにむにしてる)」 【美雨】 「んっしょ……ん……」 【美雨】 「(1分ほど息遣い。泡をやさしくむにむにしてる)」 【美雨】 「……しゅわしゅわ、ふわふわ……♪」 【美雨】 「(2分ほど息遣い。泡をやさしくむにむにしてる)」 【美雨】 「はい………………おしまいです…………♪」 【美雨】 「泡綺麗にするから、待ってね」 //SE おしぼりで耳を拭く。炭酸をふきとっているので、ぱちぱち音がする 【美雨】 「ん…………」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「きれいきれい、しましょうねー」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「はい。次は……綿棒さん♪」 //SE 綿棒で耳を拭く。微かにぱちぱち音がします。 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「……んっしょ…………ん………………」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「ちょっと…………奥、入れるね………………」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「………………ふぅ。我ながら完璧に綺麗になったぜー♪」 【美雨】 「ね。こっち向いてもらっていい?」 //SE 衣擦れ //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【美雨】 「最後は、両耳同時にローションを塗り込んでいくよ?」 【美雨】 「唐辛子とかがちょっと入ってるやつでね。  お耳に塗り込まれると、あったかくなるんだ」 【美雨】 「あんまり耳の中に入らないように……外側だけね」 //SE 手のひらでローションを軽く混ぜている 【美雨】 「これすると、お耳が乾燥しにくくなるから。  すべすべになって……気持ちいいからね……」 【美雨】 「はい、せーのっ」 //SE ローションの付いた手のひらで両耳を掴む 【美雨】 「ぎゅ……♪」 【美雨】 「……とろとろでしょ? これをぉ……塗り込んでいきます……」 //SE ローションの付いた手のひらで耳を揉む 【美雨】 「んっしょ……」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「だんだん、お耳……暖かくなってくるからね…………」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「私の手もぽかぽかしてきた……すごいねこれ……」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「にゅるにゅる…………ぎゅ〜……ぎゅ〜……ぎゅっぎゅ……」 【美雨】 「(2分ほど息遣い)」 【美雨】 「はい、おしまい♪」 【美雨】 「ローションの方は乾燥してくるから、このままで大丈夫だからね」 【美雨】 「お疲れ様でした♪」 ■トラック7『帰り道。二人で歩く駅までの道』 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) //SE 靴を取り出して、地面に落とす 【美雨】 「わ……もうすっかり夕方になっちゃった」 【美雨】 「あ、そうだ。駅まで一緒に帰ろうよ。方向おんなじじゃんね?」 【美雨】 「……それとも……クラスメートとかに見られたら恥ずかしいから、拒否る?  それもまた一つの選択だぜ……。攻略難度が高けりゃ高いほど、オラ、燃えるたちだからよぉ……」 //SE 靴先で地面を二度叩く 【美雨】 「えへへ、なんちて。さっさと帰ろってね」 //BGS 足音 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 //SE カラスの鳴き声。遠くから 【美雨】 「うんうん。カラスもよー鳴いとる」 【美雨】 「んー、皆この地球に生きてるねぇ……。  耳をすませば生命の息吹を感じる今日このごろだよ」 【美雨】 「……はっ!? 今のちょっと不思議ちゃんっぽい!?  90年台の言い方をするなら電波系!?」 【美雨】 「う、うみゅーん……男の子と二人で歩くという状況に、  ワタシ、どうも緊張している様子。我ながら意外だぜ。  こういうの、なんともないと思ってたんだけどなぁ」 【美雨】 「あー、ごめん今のナシ。ナシナシ。  そういうことを言うから、ことさら意識して、変に空回りするんだ……。  ……クソ。なんで今のも口に出た? 私のお口チャック、ゆるすぎぃ……」 【美雨】 「……全部一旦なかったことにしよ、うん。全部忘れてーからのー」 【美雨】 「今日はありがとね」 【美雨】 「すごく助かったよ。炭酸を使った癒やし……かなり手応え感じたし」 【美雨】 「キミも、少しは元気になれたと良いんだけどな」 【美雨】 「……教室でちょろっと顔見た時とか、気になってたんだよね。  あー、あの人なんか疲れてそうだなー。癒やしたげたいなーって」 【美雨】 「あのさ。何か疲れてたりしたなら、いつでも声かけていいからね。  私、癒やし部なので。そりゃもう癒やしたげますよ。ええ、任せて下せえ」 【美雨】 「えへへ。代わりに、いろいろ実験台にさせてね。  海外から手に入れた怪しいお香とか試させてね?」 【美雨】 「(5秒ほど息遣いのみ)」 【美雨】 「ほんと……いつ声かけてくれてもいいからね」 【美雨】 「別に癒やしだけじゃなくていいし。  ほら……休日、どっか遊びに行こー……とか」 【美雨】 「今日みたいに? 一緒に駅まで帰ろー……的な……?」 //SE 足音 ストップ 【美雨】 「とか言ってたら、駅までついちゃった…………。ほんとすぐそこだな。  駅チカ学園め」 【美雨】 「……じゃ、私、改札アッチだから」 【美雨】 「ばいばい」 【美雨】 「(3秒ほど息遣いのみ)」 【美雨】 「え、何で行かないの。……私が行くの待ってるんじゃないよ。  いや、私も、キミが行っちゃうの待ってるんだから」 【美雨】 「ほら、ばいばい。おら、帰れ、オラ。  ハウス。おうち帰りなさい」 【美雨】 「……ラチが開かないぜい」 【美雨】 「よしっ。せーので帰ろ。せーので周り右して、ばいばいね。おーけー?」 【美雨】 「はいっ、せーのっ! ばいばい!!」 //SE 足音 //ダミーヘッド位置・13(後ろ・遠い) 【美雨】 「うぅ……全く、付き合いたての男女じゃないんだから……」 【美雨】 「って、なんで絶対聞こえる距離なのにソウイウこと言っちゃうの私は!?  あーー! だから、お口のゆるさ、ほんとよー!!」 //SE 足音 走っていく。フェードアウト気味に //声 遠ざかっていく感じ。 【美雨】 「うがーーーー!!」 ■トラック8『クラスメートのお家にお呼ばれの巻』 //SE 家のチャイムを押す //SE パタパタと足音 //SE ドアが開く //ダミーヘッド位置・9(正面・遠い) 【美雨】 「いらっしゃーい。迷わなかった?」 【美雨】 「入って入って」 //SE ドアが閉まる //SE 引き戸を開く→スリッパを廊下に落とす //ダミーヘッド位置・2(右前・近い) 【美雨】 「はい、スリッパです。私の部屋二階だからついてきてね」 //SE 足音 【美雨】 「ごめんねー休日にまで付き合ってもらっちゃって。  学園では流石にナー、というのがありまして……」 【美雨】 「えーっと……お礼に、夕飯作ってるからさ。  帰る前に食べてってよ」 【美雨】 「……お母さんが絶対変な事言ってくるけど、無視していいからね」 //SE ドアを開く 【美雨】 「はい、ここ私の部屋です」 【美雨】 「んーっと、じゃあ早速服を脱いでベッドに寝転がってくれる?」 【美雨】 「いや変な意味じゃなくて。いや、変な意味にしか聞こえないな……」 【美雨】 「今日は、キミに炭酸を使ったボディマッサージを受けてほしくて」 【美雨】 「わかったら、脱げー! うがー!!」 //SE 衣擦れの音 【美雨】 「こういうのは臆したら負け! 勢いで行くよ私は!!」 【美雨】 「はい、ばんざいして、ばんざーい!」 【美雨】 「ほらズボンも脱いで。え? 恥ずかしい? うるせーーー!!」 【美雨】 「ぐへへ! おらぁ! 脱げ脱げ脱げ〜〜!! 癒やし部様のお通りじゃ〜〜!!」 //声 フェードアウトさせてって下さい。 【美雨】 「兄ちゃん、ええからだしとるやないか、のぅ! オラがガキの頃なんかは……」 ■トラック9『全身・炭酸マッサージ』 //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) 【美雨】 「…………はい。えー。こほん。先程は取り乱してしまい、誠にもうしわけございませんでした」 【美雨】 「服を剥いだし、ベッドにうつ伏せになってもらったので……早速、炭酸マッサージを始めていくね」 【美雨】 「先ずは……首筋から、肩にかけてをマッサージしていくよ。  泡のパチパチが気持ちいいから、リラックスして感じてみてね」 【美雨】 「はい……いきまーす……んっ」 【美雨】 「(30秒ほどマッサージの息遣い)」 【美雨】 「首と肩…………すごく凝ってるね…………。  手のひらで…………こするみたいにマッサージ…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージの息遣い)」 【美雨】 「パチパチパチって皮膚が刺激されて…………気持ちいい……?」 【美雨】 「(1分ほどマッサージの息遣い)」 【美雨】 「肩を…………もみもみってするね……筋肉、こりほぐそうね……」 【美雨】 「(1分ほどマッサージの息遣い)」 【美雨】 「肩甲骨のとこを……開かせるみたいに…………ぎゅぅ……ぎゅぅ…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージの息遣い)」 【美雨】 「じゃあ次は…………肩から腕にかけてを、マッサージするよ」 【美雨】 「まずは右肩を……」 //ダミーヘッド位置・4(右後ろ・近い) 【美雨】 「んっしょ……」 【美雨】 「(30秒ほどマッサージの息遣い)」 【美雨】 「筋肉をぉ……伸ばすみたいに…………ぐぐぐーーー…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージの息遣い)」 【美雨】 「手のひらもぉ……炭酸で……もみもみ……ぱちぱち…………」 【美雨】 「(30秒ほどマッサージの息遣い)」 【美雨】 「はい、反対側の腕ー……んっ」 //ダミーヘッド位置・6(左後ろ・近い) 【美雨】 「(1分ほどマッサージの息遣い)」 【美雨】 「ぱち……ぱち……もみ…………もみ…………」 【美雨】 「腕を……ぎゅ〜って締め付けて…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージの息遣い)」 //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) 【美雨】 「はい。次は腰のトコをマッサージするねー」 【美雨】 「まずは……軽く、さわさわってして……パチパチを肌で感じてね……」 【美雨】 「(1分ほどマッサージの息遣い)」 【美雨】 「気持ちいいですかーお客さん? これが癒やし部の腕っすよ」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「ちょっと体重かけて……力入れておしてくよー」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「……ふぅ。ちょっと汗かいちゃった……ごめん、少し汗拭くね…………ん」 【美雨】 「再開しまーす」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「ぎゅう…………ぎゅう………………ぎゅ〜〜〜…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「はい、次は…………腰から降りてーお尻揉むよー」 【美雨】 「お尻揉むと、腰痛が治ったり、血行もよくするからね。  マッサージ屋さんではあんまりしないんだけど……っと」 【美雨】 「はい……っしょ」 【美雨】 「(30秒ほどマッサージ)」 【美雨】 「くすぐったいかな……人に触られることまず無いだろうし」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「下から……押し上げるみたいに…………ぐっ…………ぐっ…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「ツボを……親指で…………ぐりぐりぐり…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「んしょっと……ふー。次は、太ももをマッサージしていくよ」 【美雨】 「手のひらで……全体を掴んでー……っしょ」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「左右に揺らすみたいに……ぶるぶるぶる……」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「下から……掴んで…………ぐーって……上に押し上げるよ……」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「ふぅ……太ももでパチパチ……してるね……お肌、めっちゃきれいになるよー」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「ん…………ふくらはぎ…………も…………っと」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「体の先をマッサージすると……血の巡りが良くなるからね…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「はい、ぐぐーーー…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージ)」 【美雨】 「うむっ! これで、大体マッサージしたねー」 【美雨】 「ここから、仕上げに入っていくよ」 【美雨】 「全身を超連打でトントン叩いていくからねー。  叩かれてる音と、振動でリラックスして? いきまーす」 //SE 体をトントンする(肩) 【美雨】 「先ずは肩。とんとんとんとん」 【美雨】 「(1分ほど肩を叩く)」 //SE 体をトントンする(背中) 【美雨】 「次に背中を……とんとん♪ ……ん」 【美雨】 「(1分ほど背中を叩く)」 //SE 体をトントンする(腰) 【美雨】 「腰もぉ……ちょりゃっ」 【美雨】 「(1分ほど腰を叩く)」 //SE 体をトントンする(太もも) 【美雨】 「えい、えい…………ふぅ……」 【美雨】 「(1分ほど太ももを叩く)」 //SE ストップ 【美雨】 「ふぅー……流石に……疲れた……。  やっぱりマッサージって……力仕事だね…………」 【美雨】 「はぁい……それでは、最後の工程に入っていきます」 【美雨】 「全身に、ボディローションを塗っていくからねー。  炭酸で毛穴が開いてるから……今、肌をケアするとすごく効果的なんだよ」 【美雨】 「では……また上から……首から……腰にかけて……ローションを塗っていくよ」 //SE 体にローションを塗っていく 【美雨】 「ん……っしょ……わ。ぬるぬるだね……」 【美雨】 「(1分ほどマッサージをしていく)」 【美雨】 「古い角質とかとってくれたり…………保湿してくれたりする効果があるからね…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージをしていく)」 【美雨】 「お肌つるつるにして…………モテモテになろうぜー…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージしていく)」 【美雨】 「トントンされたあとに……優しく撫でられると……何だか眠くなっちゃうよね……」 【美雨】 「(1分ほどマッサージしていく)」 【美雨】 「ん…………こんなもんかな」 【美雨】 「次は、腕に塗っていくねー。まずはこっちから」 //ダミーヘッド位置・2(右前・近い) 【美雨】 「(1分ほどマッサージしていく)」 【美雨】 「手の先まで……指と指の間にも…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージしていく)」 【美雨】 「はい、反対側ー」 //ダミーヘッド位置・8(左前・近い) 【美雨】 「ん…………っしょっと…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージしていく)」 【美雨】 「手も……疲れた感じしてるなー……。  今度…………手のマッサージもしようね………………っしょ」 【美雨】 「(1分ほどマッサージしていく)」 //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) 【美雨】 「はい♪ 次は足に塗っていくよー……」 【美雨】 「…………もう、寝ちゃったかな……?」 【美雨】 「ふふっ。起きた時にお肌ツルツルになってたら、驚くぞー……」 【美雨】 「(1分ほどマッサージしていく)」 【美雨】 「……男の子の足って……やっぱ全然違うなー…………。  足の平…………すっごくおっきい…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージしていく)」 【美雨】 「…………ていうか、皮が硬いんだよね……。  私の足の裏とか…………ふにふになのに…………」 【美雨】 「(1分ほどマッサージしていく)」 【美雨】 「んっしょ………………んっ」 【美雨】 「はい、おしまい♪」 【美雨】 「……ふふっ。寝ちゃったなら、このまま寝かせておいて…………」 【美雨】 「って……起きてたの?」 【美雨】 「でも、眠いんでしょ。いいよ、お昼寝してても」 【美雨】 「ご飯の時間になったら起こしてあげるから」 【美雨】 「今は…………ゆっくりおやすみ」 ■トラック10『お家の前でお見送り。青春ってやつか』 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) //SE ドアが開く 【美雨】 「うぅ……ごめんね……ほんと、お母さんが変なことばっか言って…………」 【美雨】 「娘が始めて男の子を家に呼んだもんだから、テンション上がっちゃったんだ。  全く…………ただの友達だってのにさ」 【美雨】 「今日は来てくれて、本当にありがとね。  すごくいい勉強になったよ」 【美雨】 「ふふ。可愛い寝顔も見せてもらったしねー。  よだれまで垂らしてー、The・お間抜けさんって感じだったぜー」 【美雨】 「照れるな照れるな。それだけ、私のマッサージがスーパーだったってことだよふふん」 【美雨】 「……なんか変な感じだね。  この前まで、全然知らないただのクラスメートだったのに」 【美雨】 「今は、君の毛穴まで見た仲だもんね。  …………言い方悪かったな、うん。我ながら情緒のかけらもない……」 【美雨】 「あのさ…………ちょっと変な話かもしれないんだけど」 【美雨】 「君といると、私なーんか楽なんだよね……」 【美雨】 「こっちもちょっと? 癒やされるというか……? あの……? なんだろう」 【美雨】 「………………いや、別に、変な意味とかはないんスけどね……アハハー……」 【美雨】 「えっと……あの………………んっと…………」 【美雨】 「また…………うちにきて、マッサージさせてね。  あとさ。ガッコでも、もっと喋ろ。いっしょにご飯とか……食べてもいいしさ……」 【美雨】 「うん。まあ。えへへ。…………ということで」 【美雨】 「…………ばいばい。また明日♪」 ■おまけトラック 『爪切り』 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【美雨】 「ふーむ。なんか気になってたんだけど……キミ…………爪、伸びすぎじゃない?  ちょっと見して」 【美雨】 「あーやっぱり! ほらおいでちょっとこっち。爪切ったげるから……もー。  爪は短くしてないと危ないんだよ。はい、右手借りるよ」 【美雨】 「昼休みもまだ長いし、時間はあるからさ。  ここ、空き教室で……人目も無いし」 //BGS 爪切り 【美雨】 「爪切りでぅ……パチン。痛くないように、細かく切ってくからね……」 【美雨】 「まったく……世話が焼けるなぁ……」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「君の手……やっぱ私よりおっきいんだね−……それに、ごつごつ。岩って感じ」 【美雨】 「私の手は、ふにふにしてる? やーらかい? えへへ。そっすか」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「むむ……爪、綺麗だね? 今度ネイルでもしたげよっか?」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「はい、こっちの手はきれいになった♪ じゃあ反対側貸して」 //ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【美雨】 「ふふ。こっちも伸びとりますなー。爪切りがいがあるぜい」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「……この音好きだな。ぱちん、ぱちんって。  変だけど…………子供の頃の気持ちになっちゃう」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「……小さい頃は…………お母さんが…………やってくれてたからかな…………?」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「はい、こっちの爪もきれいになったよ♪」 【美雨】 「あ、でも終わりじゃないよ。  爪が角ばったままじゃ危ないもん」 【美雨】 「ヤスリで削って丸くするから……ほら、また右手から」 //BGS ヤスリで爪を削る //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【美雨】 「ヤスリで……ごしごしごし………」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「……これ、集中しちゃうね…………」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「……ふーっ(爪を吹いている)。んー……だいぶ綺麗になったかな……?」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「うむ。こんなもんでしょ」 【美雨】 「はい左側かして」 //ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「うん、丸くなってきた♪  尖った人生より、まんまるぷんぷくな人生さ」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「……ふーっ(息を吹いている)。もう少し……かな…………?」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「………………うんっ♪ こんなもんでおしまいだよ♪」 【美雨】 「駄目だからね……ちゃんと爪は短くしてないと…………って」 【美雨】 「あ、あぅ……ドアのところで……友達がめっちゃ見てる…………。  だ、駄目! 振り向いちゃ駄目……駄目だよ…………」 【美雨】 「うー……帰ったら、根堀葉掘り聞かれるんだろうなぁ……もぉ……」 【美雨】 「今から口車合わせとこ。良い言い訳、一緒に考えて下せぇ…………」 ■おまけトラック2 『早口言葉』 【美雨】 「早口言葉します」 【美雨】 「あおまきがみあかまきがみあきゃまきゅばみ」 【美雨】 「……えへ♪」 ■おまけトラック3 『膝枕で居眠り』 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【美雨】 「……なんか、ずいぶん疲れた顔してるね。  んー……私の膝でお昼寝でもするかい?」 【美雨】 「次の授業までには起こしてあげるから。ほら、おいで」 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【美雨】 「よしよし、オラの体温はあたたかかろー。  リラックスして……ぐっすり眠っていいからね…………」 【美雨】 「ほら……大丈夫だよ…………おやすみなさい…………」 【美雨】 「(30秒ほど息遣い)」 【美雨】 「……そだ。頭なでてあげる……安心できると思うから…………。  …………なで…………なで……………………なで…………なで…………」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「…………君の髪…………気持ちいいな…………」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「次の授業は……数学か。…………ヤベ。宿題やってない」 【美雨】 「…………ま・いっか。よしよし…………なでなで…………」 【美雨】 「(2分ほど息遣い)」 【美雨】 「…………もう、寝たかな…………?」 【美雨】 「ふふ…………」 【美雨】 「………………まあ、ここまで優しくされて…………、  何も気づかない方も…………鈍感すぎん…………?」 【美雨】 「……ふふ。ま、いいけど」 【美雨】 「なで……………………なで……………………なで…………なで…………」 【美雨】 「(1分ほど息遣い)」 【美雨】 「おやすみ…………良い夢見てね…………」