【タイトル】『桜木学園癒やし部〜3年A組・逢坂里奈。髪のお手入れ編〜』 :以下本文 ■トラック1『男の子だって髪のケアは大切。私に任せてみる?』 //SE 遠くで野球部が練習している音 //SE プラスチックの弁当箱を開く音 //SE お箸の擦れ合う音 【逢坂】 「……いただきまーす」 【逢坂】 「あむ。(十秒ほど咀嚼の音)」 //ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【逢坂】 「……はぁ。全くホントにいい天気。空が青くて嫌になるよ。  なんだろ? あの、青春? ってノリが合わないんだ……」 【逢坂】 「少年よ大志を抱けとか命短し恋せよ乙女とかああいうやつ。  放っておいて欲しいよね。私はだるだる〜っての〜んびり過ごせれば良いだけなのに」 【逢坂】 「……ぉ。君のお弁当美味しそうだねぇ……。  唐揚げちょうだい。ハンバーグと交換」 【逢坂】 「……あーん。ぱくっ(以後、十秒ほど咀嚼音)」 【逢坂】 「良いねぇ、家庭の味って感じ。昨日の夕飯の残り物かい?  お礼に冷凍ハンバーグをあげよう。ケミカルな食感が私、苦手なんだ」 【逢坂】 「ふふ……好物を奪い、嫌なものを押し付ける。悪いねぇ、後輩クン。  まぁ、こんなテキトーな先輩に懐いてしまった君の落ち度だと思い給え」 【逢坂】 「うーむ、ていうか君……なんか、髪長くない?  それはアレかい? パンクロッカーリスペクトと言うか、若き反抗心的なアレ?」 【逢坂】 「うん。まあ、普通に髪切る時間が無かっただけだよね」 【逢坂】 「行きつけの美容院とかあるの? それとも、いつも床屋さん?  いや、別にオシャレ度チェックしてるわけじゃなくてさ」 【逢坂】 「今日の放課後は暇かい? 私で良ければ、髪、切ってあげるよ」 【逢坂】 「この人、こう見えても癒やし部って部活に所属してるもんでね。  機材とか、備品とか、好き勝手使えるわけさ」 【逢坂】 「三年間癒やし部だったから、結構上手だと思うよ、散髪」 【逢坂】 「ふふ……何系が似合うかなぁ……? オシャレに決めて、モテモテになっちゃう?  それとも案外、坊主にするのとかでも学生らしくて良いんじゃん?」 【逢坂】 「色々考えとくね。放課後にまた会お。お姉さんとの約束だ」 //声 ささやき 【逢坂】 「私好みのオトコにしてやるから、覚悟しとけよう?」 ■トラック2『シャンプーで髪をサッパリ』 //ダミーヘッド位置・9(正面・遠い) //SE 教室のドアを開く //SE キャスター付きの椅子を持ってくる 【逢坂】 「早速……座ってくれるかい。  ふふ、驚いたろう。癒やし部のエステチェア〜♪  鏡と洗面台もあって、本格的だろう」 //SE 座る 【逢坂】 「〜♪(鼻歌を歌いながら、ダミーヘッド位置移動→5に)」 //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) //SE 水音(シャワーを出している) 【逢坂】 「……ちょっとまってね……熱くないように……シャワーの調整してるから……」 【逢坂】 「ん……給湯器の調子おかしいのかな……中々暖かくならない……。あ、よしよし」 //SE 顔に布巾を乗せる 【逢坂】 「顔、濡れないようにおしぼり乗っけるよ。目を閉じて……んっしょ……」 //SE お湯を頭にかける //SE 頭を手で軽くシャカシャカする 【逢坂】 (30秒ほどお湯をかける演技) 【逢坂】 「お湯は熱くないかな? 熱かったら手を上げてくれ」 【逢坂】 (30秒ほどお湯をかける演技) 【逢坂】 「おっと。おしぼりがずれちゃった……直すね……」 【逢坂】 (30秒ほどお湯をかける演技) //SE 蛇口を捻って、水を止める 【逢坂】 「おぉ……お湯かけたら一気にボリューム減ったね……。  雨の日のワンコみたい」 //SE 金属の上からシャンプーのボトルを取る。ハサミなどが軽く擦れている。 //SE シャンプーを二度ポンプする 【逢坂】 「……これね。オーガニックの……植物成分がたっぷりはいったシャンプー……。  ほら、ナッツの匂い……」 //SE シャンプーを手のひらにまぶす 【逢坂】 (20秒ほど、手のひらでシャンプーをこすり合わせる演技) 【逢坂】 「このシャンプー使ったの、他の癒やし部の子にはナイショね。  先輩権限でコッソリ隠してるやつだから」 【逢坂】 (30秒ほど、手のひらでシャンプーをこすり合わせる演技) //SE シャンプーを手のひらにまぶす(左で揺らすように) 【逢坂】 「散髪のときは…………音もたっぷり楽しんで……」 【逢坂】 (30秒ほど、小さく笑いながら、シャンプーを手でこする演技。右の耳元での息遣いもお願いします。) //SE シャンプーを手のひらにまぶす(右で揺らすように) 【逢坂】 (30秒ほど、小さく笑いながら、シャンプーを手でこする演技。左の耳元での息遣いもお願いします。) 【逢坂】 「……リラックス、するでしょ……。もっかい、しよっか?」 //SE シャンプーを二度ポンプする 【逢坂】 (30秒ほど、小さく笑いながら、シャンプーを手でこする演技。右の耳元での息遣いもお願いします。) //SE シャンプーを手のひらにまぶす(右で揺らすように) 【逢坂】 (30秒ほど、小さく笑いながら、シャンプーを手でこする演技。左の耳元での息遣いもお願いします。) //SE シャンプーで頭を洗う 【逢坂】 「お耳は……こんなもんでいい? ふふ。では、頭、借りるね」 【逢坂】 「(30秒ほど、シャンプーする息遣い。少し一生懸命な感じです。左右で揺れながら)」 【逢坂】 「キミ……結構、良い髪質してるねー……これはやる気でるかも」 【逢坂】 「(1分ほど、シャンプーする息遣い。少し一生懸命な感じです。左右で揺れながら)」 【逢坂】 「しっかり……髪の根元まで……汚いの、全部落とそうか……」 【逢坂】 「(30秒ほど、シャンプーする息遣い。少し一生懸命な感じです。左右で揺れながら)」 【逢坂】 「しゃかしゃか……しゃかしゃか…………」 【逢坂】 「(1分ほど、シャンプーする息遣い。少し一生懸命な感じです。左右で揺れながら)」 【逢坂】 「あはは。泡まみれで、アフロみたいになってる」 【逢坂】 「……おっと、ふざけちゃ悪いか。今、流すね」 //SE 蛇口をひねる //SE シャワーでシャンプーを流す 【逢坂】 「さて……それにしても、どういう髪型にしようかな……。  校則に反しても悪いし……」 【逢坂】 (30秒ほど、念入りにシャンプーを洗い流す息遣い。) 【逢坂】 「……モヒカン……リーゼント……90年台……むむむ……」 【逢坂】 (1分ほど、念入りにシャンプーを洗い流す息遣い。) 【逢坂】 「ん……もう少し……」 【逢坂】 (30秒ほど、念入りにシャンプーを洗い流す息遣い。) 【逢坂】 「トリートメントでさっぱりしたね」 【逢坂】 「タオルは……そうだ、干してた奴があったんだ。  ……うん、これこれ。よし、頭拭くよー」 //SE 頭を拭く 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)……うむっ」 //SE ドライヤーを取り出す //SE ドライヤーのスイッチ //SE ドライヤーの噴射音 【逢坂】 「シャンプー気持ちよかったから……もっとしてほしかったかな。  ふふ。散髪終わったら、またしてあげるさ」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「……まだちょっと……湿ってるかな……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「……んっ、きれいになった」 ■トラック3 『髪型を決めよう』 //ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【逢坂】 「さて、後輩クン。それで……髪型はどうする?  シャンプーする前に決めればよかったねぇ」 【逢坂】 「私としては90年代風の硬派な髪型にしたいんだけど、どうかな。  不良漫画に出てくる舎弟みたいな……」 【逢坂】 「……ごほん。趣味の押しつけはいかんね。  ほら、男性用のヘアカタログあるから、ちょっとまってね」 //SE 足音 遠ざかっていく //ダミーヘッド位置・10(右前・遠い) 【逢坂】 「ええと……あー……結構古いのばっかりだな……。  新しいのは……どれ、だー……?」 //SE 足音 近づいてくる //ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【逢坂】 「1年ぐらい前のが最新だった……。買い換えないとダメだなぁ。  ほいこれ」 //SE ページを捲る音 【逢坂】 「うーん……君に似合いそうなのはぁ……」 //SE ページを捲る音 【逢坂】 「(10秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「んー……これは、悩むな……。  ジャニ系……ジャニ系どう? 無い? 無いなぁ……」 【逢坂】 「あ、見てコレ良いじゃん。能力物バトル漫画に出てきそうな髪型。  電気とか操りがちなヤツ。まあ、かなーりハードル高めだけど」 【逢坂】 「オシャレはもう個人の趣味だと思うよ、私は。  好きな髪型にして、気分が良くなればそれだけで儲けもんさ」 *(左 近から正面を通って 右へ移動しながら) 【逢坂】 「んー……そうだな……私が、君の髪型を決めるとしたら……」 【逢坂】 「………………前のままでいっか」 【逢坂】 「い、いや。面倒だから適当に言ったわけじゃないからね!?  確かに、私ならやりがちだけど……そうじゃなくて……」 *(正面 近) 【逢坂】 「色々考えてみたんだよ? 想定したんだ。  これでも、想像力は豊かな方だからね。それで……」 【逢坂】 「やっぱり、いつもの髪型がしっくり来る。  私的に。なんだろう。安心するんだ」 *(正面 近から 左 耳元へ移動しながら) 【逢坂】 「ふむ……どうも、私は私が思っていたよりも、君のことを気に入ってみたいだなぁ」 【逢坂】 「ん? ふふ、どうしたんだい、ほっぺ赤いよ」 【逢坂】 「可愛い奴め。なんだい? 次は、いいこいいこでもしてほしいのかい?」 【逢坂】 「くふふ。ごめんごめん、そう慌てふためくんじゃないよ」 *(正面から 後ろへ移動しながら) 【逢坂】 「よし、基本方針は決まったね。それじゃ……」 【逢坂】 「髪、切ろっか」 ■トラック4 散髪。お姉さん好みのオトコにしてやろう //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) //SE タオルとケープを首に巻く 【逢坂】 「顎、ちょっと上げてくれるかい?  首にケープ巻くね……こんなもん? ちょっと苦しい?  んー……少し……緩めるね……」 //SE 美容師の道具入れの中からハサミを取り出す 【逢坂】 「まずは、全体的に梳いていこう。  この毛量は掃除が大変そうだ」 //SE ザクザクと髪を切る(後ろ) //※髪を切るについて……ハサミの音と、コームで髪を整える音を混ぜてください! 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ふふ……お姉さんのハサミさばき……美しくて、驚いたろー……?」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「あ、寝ちゃっても大丈夫だから。  ……ゆったりしててくれたまえよ……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「いっぱい切るから……終わったら、サッパリするぞー……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「もうちょっと……少なく、しようか…………」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ちょきちょき…………ちょき……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 //ダミーヘッド位置・4(右後ろ・近い) //※前後に軽く動きながらでお願いします。 【逢坂】 「ん、次……こっち……少し、首、傾けて……」 //SE ザクザクと髪を切る(右) 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「しかし……放課後に後輩の髪を切るっていうのは。  ………………………………青春臭さ、あるかも?」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「ちょき、ちょき、ちょき……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「待っててな……今、格好良くしてあげるから」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 //ダミーヘッド位置・6(左後ろ・近い) //※前後に軽く動きながらでお願いします。 //SE ザクザクと髪を切る(左) 【逢坂】 「逆側……いくね……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「面倒だけど……身だしなみには……気をつけないとね……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「ん、この辺……もう少し……減らしたい……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 //SE 髪切り停止 //SE バイブ音 【逢坂】 「ぁ、ごめん。……後輩から連絡来てた。  んーっと……おっけおっけ。もういいよ。すまないね」 //SE 髪切り再開 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「わ、凄い。床が髪の毛だらけだ」 【逢坂】 「次は……細かく……ちょっとずつ、整えていくね……」 //ダミーヘッド位置・4(右後ろ・近い) //※前後に軽く動きながらでお願いします。 //SE 細かく髪を切る(右) 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「横、短く切って……膨らまないように……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「綺麗に……切りそろえて……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「いったん、ちょっと、こっち」 //ダミーヘッド位置・6(左後ろ・近い) //※前後に軽く動きながらでお願いします。 //SE 細かく髪を切る(左) 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「バランスをね……もっと……整えたくて…………」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「少しずつ……少しずつ…………」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「……短さ……んー……どうしよ…………。  もうちょっと…………かな…………」 //ダミーヘッド位置・4(右後ろ・近い) //※前後に軽く動きながらでお願いします。 //SE 細かく髪を切る(右) 【逢坂】 「ごめんもっかいこっち」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「……んー」 //ダミーヘッド位置・6(左後ろ・近い) //※前後に軽く動きながらでお願いします。 //SE 細かく髪を切る(左) 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「もちょっと……もちょっと……」 //ダミーヘッド位置・4(右後ろ・近い) //※前後に軽く動きながらでお願いします。 //SE 細かく髪を切る(右) 【逢坂】 「ん……む……むぅ…………」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「うん。よくまとまったよ。頭、すっごい軽いんじゃない?」 【逢坂】 「次は……前髪揃えていこう」 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) //SE 細かく髪を切る(正面) 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ふふ…………顔、近いね」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「んー……どう分けたら……格好いいかな……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ふふ……」 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) //声 ささやき 【逢坂】 「キミ、意外とまつげ長いんだね……」 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【逢坂】 「なんちゃって。ドキッとした?」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「うむ。すごく格好良くなった」 //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) 【逢坂】 「それじゃあ、襟首を綺麗にしていこうか。  少し、頭下げてー……よしよし」 //SE 細かく髪を切る(後ろ) 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「もう少しで終わるから……我慢してな……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「綺麗に、揃えて…………」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「……あ、細かい毛が首にこぼれて……くすぐったい?  ………………ふーーーっ(息吹き)」 【逢坂】 「少しは…………マシになった?」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「よしっと」 //SE 三面鏡を開く 【逢坂】 「どう……? 髪型、気に入った……?  私は、結構格好いいと思うんだけど。うん。好み」 【逢坂】 「いい感じ? そっかそっか。あ、待って……」 //SE 前髪を3〜4回切る 【逢坂】 「ん……ここ……ちょっと…………」 【逢坂】 「うむうむ。私も満足したよ」 //SE ハサミを置く  【逢坂】 「ケープ、外すよ……うわ、髪の毛大量だ……」 //SE ケープを外す 【逢坂】 「ん…………しょ……」 //SE ブルーム(刷毛? 箒? 的な物)で肩の髪の毛を落とす 【逢坂】 「肩に落ちた髪、落とそっか」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「痛くない? これ、けっこうチクチクするよね」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「サッパリした? ふふ、そっかそっか」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「もうチクチクしない? おっけー。  じゃ、もう一回トリートメントするからそのまま待っててね」 //SE 椅子をゆっくり倒す //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) //SE 水音(シャワーを出している) 【逢坂】 「(10秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「……よし。次は、すぐにお湯出た」 //SE 顔に布巾を乗せる 【逢坂】 「はぁい、目を閉じて……おしぼり乗っけるよー。  また、ずれたらすぐ言ってくれていいからね」 //SE お湯を頭にかける //SE 頭を手で軽くシャカシャカする 【逢坂】 「おぉ……髪、お湯で一杯流されてる……。  男の子……こうなるんだ……」 【逢坂】 (1分ほどお湯をかける演技) //SE 蛇口を捻って、水を止める //SE 金属の上からシャンプーのボトルを取る //SE シャンプーを二度ポンプする 【逢坂】 「量は……こんなもんかな……?」 //SE シャンプーを手のひらにまぶす 【逢坂】 「……よく泡立てて……」 【逢坂】 (30秒ほど、手のひらでシャンプーをこすり合わせる演技) //SE シャンプーで頭を洗う 【逢坂】 「ヒヤッとするよー。……んしょ」 【逢坂】 「(30秒ほど、シャンプーする息遣い。少し一生懸命な感じです。左右で揺れながら)」 【逢坂】 「私の指に、細かい髪の毛が絡みついてる……。  シャワーだけじゃ落ちないんだねぇ……」 【逢坂】 「(1分ほど、シャンプーする息遣い。少し一生懸命な感じです。左右で揺れながら)」 【逢坂】 「残ったら可愛そうだから……念入りに……」 【逢坂】 「(30秒ほど、シャンプーする息遣い。少し一生懸命な感じです。左右で揺れながら)」 【逢坂】 「しゃかしゃか……しゃかしゃか…………」 //SE 蛇口をひねる //SE シャワーでシャンプーを流す 【逢坂】 「うむ、いい感じ。それじゃあ流していくよー」 【逢坂】 (1分ほど、念入りにシャンプーを洗い流す息遣い。) 【逢坂】 「ふふ……最初と比べて、凄く髪の毛洗いやすいや」 【逢坂】 (30秒ほど、念入りにシャンプーを洗い流す息遣い。) 【逢坂】 「ん……泡、全部流し終わったかな。  体を起こして貰えるかい」 //SE タオルで頭を拭く 【逢坂】 「ほーれ。わしゃわしゃ〜〜。  ふふ、濡れた犬を拭いてる気分」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 //SE ドライヤーを取り出す //SE ドライヤーのスイッチ //SE ドライヤーの噴射音 【逢坂】 「(30秒ほど鼻歌をお願いします)」 【逢坂】 「ドライヤー熱くない? ちょっと温度下げよっか」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「よーし、サラッサラになった! ……うーむ……。  ちょっとお姉さんにお顔、よく見せてご覧」 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い)(キョロキョロ動いて伺う感じで) 【逢坂】 「うむ。……うむうむ。うむうむうむうむ。むむん」 【逢坂】 「いいじゃん。凄く良い」 【逢坂】 「男前になったよ、後輩クン♪」 ■トラック5 『お姉さんはダラダラしたい』 //ダミーヘッド位置・7(左・近い) //SE ドカッとソファーに座る音。 【逢坂】 「うっへー……疲れたぁ……」 【逢坂】 「こんなに働いたの、お姉さん久しぶりだ。  はぁー……後輩のために頑張った……偉い、お姉さん、偉いゾー」 【逢坂】 「………………むむむむむむ」 【逢坂】 「こら、後輩。何をぼけぼけな顔で私を見ているんだい?  お姉さん、頑張ったって言ってる。かわいい後輩のためにだ」 【逢坂】 「ほら、お姉さんに言うことあるだろ。  あ。ありがとうとかじゃないからね?  そこは、年上として当然の義務だからさ」 【逢坂】 「そうじゃなくてぇ……むむむぅ………………」 【逢坂】 「…………褒めろよぅ」 【逢坂】 「褒めなさい、後輩。私は頑張りました。  私を褒め称えて、ヨイショしまくりなさい」 【逢坂】 「大体、お姉さんはできるだけ頑張りたくない族のヒトなんだ。  褒められないとがんばれない。『癒やし部』に入ったのだって、  てっきり風鈴とか聞きながらお昼寝する部活だと思ったからだし」 【逢坂】 「はぁ……それが、気がつけば三年間も真面目に勤めてしまった。  我ながらよくやったもんだ」 【逢坂】 「こんなスキルも身についたし、後輩たちは可愛いし、  ……何だか変な気分。全然私に似合ってないなぁ」 【逢坂】 「ま、そのおかげでキミの髪を切ることも出来たわけだし?  お姉さんとしては、結構満足ではあるんだけど……」 【逢坂】 「もうすぐ私も卒業かぁ。  この部室にも、もう来なくなるのか……」 【逢坂】 「あー……やっぱ変な気分」 【逢坂】 「やっぱり青春って嫌いだな。  過剰に美化されるせいで悲しくなるよ」 【逢坂】 「ふふふ。夕暮れがあんまり綺麗だから、変なことを口走っちゃった。  今のは全部忘れなさい。誰かに喋ったら針千本飲ませるから」 //SE 逢坂。自分の膝を叩いて立ち上がる 【逢坂】 「さて、それじゃあ『続き』をしようか」 【逢坂】 「髪を切るだけで終わりじゃないよ。  その眉! ずっと気になってたんだ」 【逢坂】 「あと、首の裏の産毛も剃りたいし……。  なんならヒゲも剃ってあげよう。先輩に任せ給え」 【逢坂】 「ふふ」 【逢坂】 「さ、おいで。癒やし部4番の力を見せてあげよう」 ■トラック6 ひげ・産毛剃り //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) //SE マグの中、シェービングブラシでクリームを泡立てる 【逢坂】 「……ん? これかい。ああ、これは……、  普通の石鹸だよ。これを泡立てて、シェービングクリーム代わりにするんだ」 【逢坂】 「ちょっと手間がかかるけど、こっちの方が肌に良いんだよ」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「んーっと……もう少し泡立てたほうが……良いかな……?」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 //SE マグの縁で三回ブラシを叩いて、リスナーの首にクリームを塗っていく 【逢坂】 「首にクリームを塗っていくよ。クリーム……お湯で温めといたから、  気持ちいいでしょう?」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「耳の下にも……良く塗り込むよ……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「見えづらいところも……丁寧に…………」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「……ん。そろそろ……いいかな……?」 //SE ブラシを置いて、カミソリに持ち帰る //ダミーヘッド位置・3(右・近い) //声 ここから ささやき 【逢坂】 「動かないで……カミソリ、少し危ないから……」 //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) 【逢坂】 「じゃあ……いくよ……」 //SE カミソリで産毛を剃っていく 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「おぉ……いっぱい剃れるの楽しいかも……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「上下……上下ってする度に……沢山剃れる…………感動モノだよこれ……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 //SE カミソリの音を、気持ち右耳寄りに 【逢坂】 「こっち…………耳の下……剃ってくね…………」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ん……っしょ…………もっと……この辺…………」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「もみあげも…………ちょっと整えるよ…………」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 //SE カミソリの音を、気持ち右耳寄りに 【逢坂】 「カミソリのザクザクって音……気持ちいいでしょ……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ん……しょ……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「キミの首……綺麗だね……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ふふ……なんかちょっと変な気分になるかも」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「……んっ。綺麗に……なったね……」 *ささやき ここまで //SE カミソリを台に置いて、タオルに持ち帰る //SE タオルで首元を拭いていく 【逢坂】 「タオルで剃り跡拭くから、少し我慢してね」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「こんなもんかな。ふふ。首、つるつるになったね。  じゃあ次は、仰向けになってくれるかい?」 //SE 椅子が軽くきしむ //SE マグの中、シェービングブラシでクリームを泡立てる *(正面 近) 【逢坂】 「ひげも綺麗に剃っちゃおうね。  清潔感ある男の子、お姉さん好きだぞ」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 //SE マグの縁で三回ブラシを叩いて、リスナーの顔にクリームを塗っていく 【逢坂】 「ぬりぬり……ふふ、白いクリームを口元に塗られて、サンタさんみたい」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「塗り残しが無いように……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「顎の下にもクリーム塗っていくね」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「顔、真っ白になっちゃった。スケキヨくんみたいだよ」 //SE ブラシを置いて、カミソリに持ち帰る *(右前 近) 【逢坂】 「ほっぺのところから剃っていこうか。  目を閉じててね……」 //SE ひげを剃る 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「髭そられるの……気持ちいい? ふふ……よかった」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「剃り残しあったら格好悪いから……丹念に剃っていくね……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 //SE 蛇口から水を出す //SE カミソリを水で軽く洗う //SE 洗面台の縁をカミソリで二度軽く叩く *(左前 近) 【逢坂】 「次は……鼻の下……唇の上の所を剃っていくよ。  唇抑えて剃るけど、我慢してね」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ここ……面積が狭いから……ちょっと大変……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「唇の縁が剃り残しやすいから……気をつけて……」 (縁=ふち) 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「ん〜〜…………? うん、これで……おっけー」 //SE 蛇口から水を出す //SE カミソリを水で軽く洗う //SE 洗面台の縁をカミソリで一度軽く叩く 【逢坂】 「唇の下から、顎の裏までを剃っていくね。  少しだけ上を向いてくれるかい?」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「なんだか……喉仏とか見てると……。  改めて、男の子なんだなーって…………思うなぁ……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ん……ふぅ……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ちょっと顎、抑えるね……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「もう少しで……終わるからねぇ……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ふぅ。出来た出来た。剃り残しチェックするから、ちょっとまってね……。  む…………むむ………………んー………………うん、おっけー♪」 //SE 蛇口から水を出す //SE カミソリを水で軽く洗う 【逢坂】 「折角だし、このまま眉毛も整えてあげよう。  ふふ、後輩の男の子を好き勝手出来るのは楽しいなぁ」 *(正面 近 ここからささやき) 【逢坂】 「はい。目、つむって」 //SE 眉毛を剃っていく 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「自然な感じで……細くしすぎないように……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 //SE 蛇口から水を出す //SE カミソリを水で軽く洗う 【逢坂】 「ふぅ……コレ結構、緊張するなぁ……変なマユになったらゴメンネ」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「こっち……もう少し……短く…………」 【逢坂】 「(一分ほど息遣い)」 【逢坂】 「ふぅ……ちょっとまってね……」 //SE ストップ 【逢坂】 「ん…………………………ふむ……………………」 【逢坂】 「もう少しだけ剃った方がいいかな」 //SE 眉毛を剃る 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「うーん……これでどうだぁ…………? あ、いい感じ、いい感じ!」 *(ささやき ここまで) //SE カミソリを置いて、ハサミに持ち帰る 【逢坂】 「じゃああと、ハサミでちょびっとだけ整えようか」 //SE 眉毛をハサミで整えていく 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ふふ……鏡見たら、驚くぞぉ……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「もーちょっとだけ……チョキチョキ……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「んっ……出来たー! おお。これは良い……!  我ながら、良い出来だよ。ふふふ」 【逢坂】 「鏡でチェックする前に……、  ローションで顔をマッサージしておこうか」 //SE ポンプして、手のひらにローションを出す 【逢坂】 「炎症を予防したり……お肌を綺麗にしたりする効果があるから、  ひげそりした後はちゃんとケアした方がいいんだよ」 //SE 手のひらでローションをかき混ぜる 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「よーし、いい感じ……。じゃあ、顔に塗っていくよー。  目をしっかり閉じてくれたまえ」 //SE 顔にローションを塗り込む 【逢坂】 「よい……しょっと」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「お顔は敏感だから……優しく……優しく塗り込んでいくね……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「お姉さんの手……すべすべで……気持ちい……?」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「うむうむ……こねこね……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ふふ……キミのお肌も、すべすべだな」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「ほっぺをぉ……つまんで……びろーん……あはは」 //SE ポンプして、手のひらにローションを出す //SE 手のひらでローションをかき混ぜる 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「首にも、よく塗り込んでいくよ……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「後少し……だからね……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「……ふぅー。これでおしまいだ。  どうかね、後輩君。お顔がスースーして気持ちいいだろ」 【逢坂】 「ほら、体起こして……鏡見てみて?」 //SE 椅子が軋む音 *(左 近) 【逢坂】 「ふふ、清潔感があってすごくカッコいいぞ。  お姉さん、とっても大満足だ」 ■ トラック7 『ヘッドマッサージ&スタイリング』 //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) 【逢坂】 「ふわぁ……流石に疲れてきたよ……。  お姉さん、超ダラダラしたい……」 【逢坂】 「あと少しで終わるから、その後がキミがお姉さんを甘やかすんだゾ」 【逢坂】 「それじゃあ、最後に仕上げ。ヘッドマッサージをしていこうか」 //SE 頭を撫でる 【逢坂】 「……なで……なで……頭は……こうやって撫でられるだけでも気持ちいいよな……」 【逢坂】 「(10秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ナデナデするみたいに……優しくマッサージ…………」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「偉い。偉い。いつも頑張ってて偉いぞ、後輩くん……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「お姉さんからナデナデされて、嬉しかろう。  これも立派な『癒やし』だからね……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 *(右後ろ 耳元 ささやき) 【逢坂】 「ふふ……君は本当に、かわいい後輩だな…………」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 *(後ろ 近) 【逢坂】 「……よし。そろそろちゃんとしたマッサージするか。  頭をぎゅっと抑えて、頭皮のツボを刺激していくよ」 //SE 頭を両手で抑えるSE 【逢坂】 「せーの……ぎゅぅ…………」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「痛くはない? 我慢はしなくていいからね……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ぎゅぅ……ぎゅぅ………………ぎゅぅう…………」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「頭押すと……血行がよくなったり……目の疲れが取れたりするからね……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「ふぅ…………んっしょ………………ぎゅう……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「こめかみを押して……いく……よぉ……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ぐり……ぐり……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「よーし。つっぎ、はー……」 //SE 肩たたき 【逢坂】 「肩をトントントンってしていくぞー」 【逢坂】 「(10秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「おじいちゃん、肩凝ってるねぇ……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「とん、とんとんとん、とん、てん、とん♪」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「てゆうかコレ……お姉さんがして欲しい側なんだけどぉー」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「んっしょ…………ふぅー……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「とんとんとん♪ とんとんとん♪ とんとんとんとん、とんてんとん♪」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ふぁ〜……疲れたぁ…………」 【逢坂】 「あとで交代ね。約束だからな」 【逢坂】 「それじゃあ、整髪剤を付けて格好良くしようか」 //SE スタイリング剤の蓋を開く //SE スタイリング剤を手のひらで伸ばす 【逢坂】 「(10秒ほど鼻歌)」 【逢坂】 「髪型……どうしよっかなぁ……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「よし、整髪剤付けていくよ……。  あんまりやりすぎない、自然な感じにしようね」 //SE 頭に整髪剤を付けていく 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 *(左後ろ 近) 【逢坂】 「んー……この辺……ちょっと、まとめてぇ……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「よっしよっし……。あー……いいね……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 *(左後ろ から 正面へ移動しながら) 【逢坂】 「前髪どうしよっか……。このあたりで、分けてみる?」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「あー……色々やりたくなるなぁ……。  パーマかけたり、色入れたり……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ちょちょい……。ん、いい感じ♪」 【逢坂】 「ほら、出来たよ後輩♪ カッコいい!  やっぱ私はセンスいいわぁ……。百万回ぐらい褒めてくれて良いんだよ」 【逢坂】 「まあ、もう帰るだけだし、整髪剤をつける必要はなかったんだけど……。  んーお姉さん、個人的にとても満足したのでやるべきでした。うむうむ」 【逢坂】 「髪が長くなったらまた切ってあげるからね。  いつでもお姉さんを頼り給え♪」 ■トラック8 お姉さんと放課後デート //SE 自動販売機で缶ジュースが落ちる音 //SE 缶ジュースを自動販売機から取り出す //SE 缶ジュースの蓋を開く //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【逢坂】 「(缶ジュースを飲む)」 【逢坂】 「……ぷっふぁー。仕事終わりの炭酸ジュースはたまんないね」 【逢坂】 「何より、後輩くんのおごりだし。  全ての飲食物は人の金で買うと数割増しで美味しくなる」 【逢坂】 「だって、その人との思い出が味に加算されるからね。  ふふ、何を隠そう、私はセンチメンタルお姉さん」 【逢坂】 「……電車が来るまで、まだ結構時間があるなぁ」 【逢坂】 「よし、押し相撲でもするか。……いや冗談。流石に恥ずかしいよ……。  ジョークだから。ジョークです。ごめんって、押し相撲の構えヤメて」 【逢坂】 「ふーむ……」 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【逢坂】 「ふーむ……」 //ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【逢坂】 「ふーむ……??」 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【逢坂】 「うむうむっ♪ やっぱり、非常に良いね、その髪型。  すごく爽やかな感じがして、お姉さん好きだぞ」 【逢坂】 「ふふ……明日ガッコに行ったらモテモテのモテかもしれんよ、後輩くん。  はぁ〜、そのときはお姉さんに金一封送りたまえよ〜?」 【逢坂】 「と言うか君は、恋人とか作らないのかい?  仲良くしてる女の子居るだろ。うちの部の。みうみうとか、わっかーなとか」 【逢坂】 「癒やし部の部室使ってー、なーんか二人でイチャイチャしてたって聞いてるよー?  フフ、青春だねえ後輩。……あっ、てことは私の敵じゃん。粛清しないと」 //SE キック 【逢坂】 「喰らえ。陰キャのリア充撲滅ローキック!」 【逢坂】 「お昼だってお姉さんと食べるのもいいけど、  ちゃーんと好きな子に誤解されないようにはしときなよー」 【逢坂】 「恋の歯車は、一度噛み合わなくなると一気に崩れだす……。  ふっ……センチメンタルお姉さんの含蓄深い箴言さ……」 【逢坂】 「…………ふーむ。ていうか君、なんだかんだ私と居る時間も長いけど」 *(右 耳元) 【逢坂】 「もしかして、お姉さんが本命だったりするのかい?」 【逢坂】 「くふふ。ふふ。あー、顔赤くなったー。  そうかそうか、お姉さんの事、結構意識してるんだー。そっかそっかー。ふふ」 *(正面 近) 【逢坂】 「……ま、私はもうすぐ受験だし。  志望校はここからかなーり遠いトコだからー……」 【逢坂】 「お姉さんルートは割と灰色なので、オススメしないけどね。  私、頭いいぞー。彼氏には同じ大学……とは言わないでも近くに居てほしいし」 【逢坂】 「うーん遠距離は私、無理だなー。  たぶん、すごい不安になって、ゲロはいちゃう。うん、ムリ」 【逢坂】 「お姉さんルートに行くには、  青春全部ぶん投げて、色々頑張らないといけないぞー」 【逢坂】 「んー? どうした、後輩。変な顔して……考え事でもしてるのかな?」 【逢坂】 「くふふ。悩み給え悩み給え。な? 青春なんてかったるいだろー」 【逢坂】 「でも……まぁ……もしも、大変なお姉さんルートに進みたいならぁ……」 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) //声 ささやき 【逢坂】 「まずは私を口説き落としてみる?」 //声 ささやき 【逢坂】 「かなーり面倒臭いけど……お姉さん、かなり尽くすタイプの女だゾ♪」 ■トラック9 膝枕・耳かき編 //SE シャーペンで一生懸命文字を書く音 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【逢坂】 「………………ふむ」 【逢坂】 「よし、後輩くん。少し、休憩にしよっか。  あまりコンを詰めても逆効果だしね」 【逢坂】 「ってことで、ほら。お姉さんのお膝においで。ていうか、来い」 //SE 膝枕される //ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【逢坂】 「うむ、素直に膝枕されて偉いぞ。  今日はとっても頑張ったから……お姉さんがご褒美に耳かきをしてあげよう」 //SE テーブルの上の道具箱から綿棒を取り出す 【逢坂】 「遠慮しないでいいさ。今日は両親も帰ってこないし……、  たっぷり癒やしてあげるからね」 【逢坂】 「最初は……綿棒で…………」 //SE 綿棒で耳を綺麗にする(左耳) *(左 耳元) 【逢坂】 「(10秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「外側の溝を……やさーしく……なでていくぞ……」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 【逢坂】 「ほら……リラックスして……?  休憩だから…………体の力、抜こうな……」 【逢坂】 「(30秒ほど、息遣い)」 【逢坂】 「はぁい……かり、かりって……耳、掻いてあげるから……」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 【逢坂】 「ふふ……とろーんって……口開いちゃって……かわいいぞ……」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 【逢坂】 「ん……っしょ……こす……こす……」 【逢坂】 「(30秒ほど、息遣い)」 //SE ストップ 【逢坂】 「うむ。お耳……気持ちいいかい……? ふふ。  じゃあ……そろそろ、もう少し刺激が強いのにしようか……」 //SE 引き出しを開く。耳かきに持ち変える //声 ささやき 【逢坂】 「み・み・か・き……。これで……後輩くんのお耳の……奥をなでてあげる」 //SE 耳かきを入れる(左耳) 【逢坂】 「(30秒ほど、息遣い)」 【逢坂】 「お姉さんに……お耳いじられて、ゾクゾクするかい……?」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 【逢坂】 「ほら……奥を……カリカリ……カリカリって……されてるよ……」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 【逢坂】 「ふぅ〜〜〜(耳吹き)。……ふふ。ビクッてした」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 【逢坂】 「よし…………よし………………君は、本当にかわいい後輩だなぁ……」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 【逢坂】 「まるで大型犬をあやしてるみたいだ……。ふふ、なでなでもしてやろう」 //SE 追加する感じで、頭をなでている音 【逢坂】 「なで……なで……なで…………なで」 【逢坂】 「ゆっくり……リラックス……したまえ……?」 【逢坂】 (2分ほど、息遣い) 【逢坂】 「…………ふぅ〜〜(耳吹き)」 【逢坂】 「あは。またビクってした。学習しないとダメだぞ?」 【逢坂】 「では、後輩くん。次は逆のお耳を綺麗にしてあげるから……、  反対側を向き給え」 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【逢坂】 「ん……ふふ、くすぐったいって……」 【逢坂】 「……なあ、後輩くん? 太ももの上で寝返り打つ必要なかったよな?  一旦体を起こせばよかったものを…………エッチめ」 【逢坂】 「じゃあまた、綿棒からやっていくな」 //SE 綿棒で耳を綺麗にする(右耳) *(右 耳元) 【逢坂】 「外側から……優しく……優しく………………丁寧に…………」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 【逢坂】 「また力入ってるよ…もっと……もっとリラックス…………」 【逢坂】 「(30秒ほど、息遣い)」 【逢坂】 「呼吸を意識……するといいよ…………吸って……吐いて……吸って……吐いて……。  だんだん、体の力……抜けていくから……」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 【逢坂】 「よしよし……いい子だな……いい子……いい子……」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 //SE ストップ //SE 綿棒から耳かきに持ち変える //SE 耳かき 【逢坂】 「ん…………お待ちかねの耳かきだよ…………気持ちいい?」 //SE 耳かきを入れる(右耳) 【逢坂】 「(30秒ほど、息遣い)」 *(右 ささやき) 【逢坂】 「……眠くなって……来たかな………………?  別に……ネてもいいからね…………お膝の上で……すやすやしたまえ……」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 【逢坂】 「今日も……すごく頑張ってて…………とっても偉かったぞ…………」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 【逢坂】 「……ご褒美に…………頭、なでてやるからな……」 //SE 追加する感じで、頭をなでている音 【逢坂】 「なで……なで……なで…………なで」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 【逢坂】 「ふふ……ホントに君は……ワンコだなぁ……」 【逢坂】 「(1分ほど、息遣い)」 【逢坂】 「よしよし……いいこいいこ…………。かわいい私の後輩くん……」 【逢坂】 (1分ほど、息遣い) 【逢坂】 「耳の奥…………カリ……かり……」 【逢坂】 (1分ほど、息遣い) 【逢坂】 「ふふ…………ふぅ〜〜(耳吹き)……。うふふ。やっぱりびっくりする」 【逢坂】 「はい。これで、耳かきはおしまいだけど……」 【逢坂】 「……何だか眠そうで、とろーんってなってるし……」 【逢坂】 「このまま……私のお膝の上で、お昼寝でもするかい?」 ■おまけトラック 『膝枕で居眠り』 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【逢坂】 「寝るなら、ブランケットが居るかな……あ、動かなくていいよ……。  膝の上で……もう寝ちゃっていいからね……」 //SE ブランケットをかけてくれる 【逢坂】 「ふふ。いつでもダラダラ出来るように……、  私はいつでも近くに用意しているのだ」 //SE 衣擦れの音 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【逢坂】 「ん……くすぐったい……あんまモゾモゾしないでくれよ……。  ストッキングに、髪がこすれるから……もぉ」 【逢坂】 「…………こら。そんなに可愛い目でお姉さんを見ないの。  わかった、わかった。甘えていいから……」 【逢坂】 「ほら……目をつむって……寝るまで、見ててあげるからな……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「……体……ぽん、ぽんって叩いてあげるな……。  そしたら……安心できるから……」 //SE 体をリズミカルに優しく叩く 【逢坂】 「よし……よし……」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「ふふ……肩の力……抜きな……?  今日はもう……頑張らなくていいからね……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「いいこ……いいこ…………いい夢……見るんだよ…………」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「ふふ……すごく……お姉さんしてるなーって感じ……」 【逢坂】 「(20秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「こっちも……結構……満たされるな……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「…………なで……なで…………お疲れ様…………」 【逢坂】 「(2分ほど息遣い)」 【逢坂】 「………なんか……ずっと……こうしてたいな……」 【逢坂】 「(1分ほど息遣い)」 【逢坂】 「…………もう……寝ちゃったかな……」 【逢坂】 「さて……勢いで膝枕したけど……どうしよ、これ……。  もう、足しびれてきたんだが…………」 【逢坂】 「…………ま、いっか」 //声 ささやき 【逢坂】 「可愛い後輩くんのためだ……。ありがたく思い給え」 //声 ささやき 【逢坂】 「ね……勉強、あんなに頑張ってたの……もしかして、私のためなのかい?」 【逢坂】 「(30秒ほど息遣い)」 【逢坂】 「そうだと………………いいな…………」 【逢坂】 「(2分ほど息遣い)」 【逢坂】 「おやすみなさい。明日、またいっぱい遊ぼうね」