「ああ、そろそろ寝るかい?じゃあ電気消そうか」 「ふわぁあ…。あたしもそろそろ寝ようかね~」 「やっば!ビールが…!」 「はー…。やっちゃったなあこれ…。ごめーん、シーツの替えってあったかなー?」 「ないかあ…。明日朝イチで洗って干すとして…今夜どうしよかなー。」 「あ、そうだ。ちょっと失礼して…」 「ごめん、ベッドのこっち側借りるよ。ちょっと狭くなるけどそこは…ごめん」 -------------------------------------------------------------------------  「ごめ、狭くない?大丈夫?」  「あー、そんな緊張しなくていいから。寝られないっしょ?」  「そうだ、うまく眠れるいい方法あるんだけど、試してみなよ」  「まず、息を大きく吸う。はい、吸ってー、吸ってー、吸ってー、よし。」  「んで、大きく吐く。吐いてー、吐いてー、吐いて、っと。」  「よーし、もうワンセットやってみよっか」     「まず、息を大きく吸う。はい、吸ってー、吸ってー、吸ってー、よし。」  「んで、大きく吐く。吐いてー、吐いてー、吐いて、っと。」    「ん、リラックスしてきた?じゃあ、おやすみ。」  「あ、あたし、自慢じゃないけどけっこー寝つき早いから。んじゃ、また明日ね」