「…おーい。おーい」 「おーい。おきてー。お仕事行くよー」 「おはよう。よく眠れた?はい、コーヒー」 「今日は大仕事だよ、あたしらが会った日やり合ったやつら、覚えてる?あいつらのアジトが見つかったらしいから、その掃討作戦の支援」 「装備はグレード3。うひゃー、正規軍並みだね、こりゃ。肩こりそうだなぁ」 「はい、今回のキミのオモチャ。暇だったから整備しといたよ。遊び方は分かるよね?そうそう、弾を入れて撃つ。そんだけ」 「それと昨日の夜届いてたやつ。これと、これ。破片手榴弾と、閃光弾。すごいね。今回はいつにもまして大げさだぁ。こりゃ、象撃ちのマグナムでも支給されるかもね」 「あっ、そうだ。そいえばさ、先週良いバー見つけたんだー。仕事が終わったらさ、呑み行こ。キミのおごりで」 「うっし、決まりっ。んじゃ、お互い今日は生き残ろっかねー」 「お、モーニングコールだね。んじゃちょい早いけど、行きますかぁ」