■トラック1『サボタージュのお時間です』 //SE ツクツクボウシの鳴き声 //ダミーヘッド位置・15(左・遠い) 【塔子】 「ぉえー……あっつぅ…………」 //SE 土の上を足音 //ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【塔子】 「いやぁ……あついっすね……はぁ、お日様が憎い……」 【塔子】 「あーあ。毎日が涼しくてそれなりにジメジメしてなきゃいいのに。  それで空から3億円降ってきて、税務署にバレなきゃいいのに……」 【塔子】 「ね、あなたもそう思いますよね。  人生全部、ダラダラぐったりしてるだけで万事うまくいけばいいっすよね」 【塔子】 「…………って、ところであなた、どちらサン?  見たところ、先輩みたいですが」 【塔子】 「ぁすいません。申し遅れました。  私、田中塔子っていいます。この体育館裏は私のサボりスポットなんで」 【塔子】 「いいとこっすよね、ここ。適度にジメジメしてて涼しくて、  偶に告白とか青春の1ページがコッソリ見れるんスよ」 【塔子】 「……それで先輩は? 今、授業中のはずですけど」 【塔子】 「あ。もしかして休んでるの?  なんか……疲れた顔してますもんね」 【塔子】 「ふぅーん。体中がぐったりして、なんか重いんですか」 【塔子】 「ふむ。……ふぅーむ」 【塔子】 「では先輩。私がマッサージしてあげましょっか。  今だけ特別・無料での特別サービスっす〜」 【塔子】 「あ、いや慈善とか優しさではなく、  癒やし部の部室が使いたいんすよね。あそこクーラー効いてるんでー」 【塔子】 「ただサボるためだけに部室使うと、先輩たちに怒られるんスよ。  でも、誰かを癒やすためならしゃーなしということでー。んー。……大義名分的な?」 【塔子】 「あ、ちゃんとマッサージは本気でやるんでー。  ほら、うぃん・うぃんというやつですよー」 【塔子】 「私、けっこううまいんすよ、マッサージ〜」 【塔子】 「ってことで、さっさと部室行きましょっか。  これ以上ココに居たら、汗だくになっちゃうぅ……」 //声 ささやき 【塔子】 「ほーら。涼しいトコ行きましょ、先輩」 ■トラック2『ボディマッサージ』 //SE タオルの準備をしたり、キャスターつきのベッドを移動させたり //ダミーヘッド位置・9(正面・遠い) 【塔子】 「ん、ほいしょー。……タオルはー、洗いたてのがあった。やっぴー。  ……くんくん、いい匂い」 【塔子】 「では先輩。このベッドの上に、うつ伏せで眠ってもらえますかー」 //SE ベッドが軽くきしむ //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) 【塔子】 「はいおっけー。んじゃータオルかけまーす」 //SE タオルかける 【塔子】 「冷房、寒かったらブランケット出すんで言ってくださいねー」 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) //声 ささやき 【塔子】 「それじゃあマッサージ……始めるっす」 //声 ささやき 【塔子】 「目を閉じて……力を抜いて……全身……だらだら〜ってして……」 //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) 【野々村】 「首から肩にかけてのマッサージから……やりますよー……」 //SE マッサージ・首〜肩あたり 【塔子】 (20秒ほど、息遣い) 【塔子】 「うっはぁ……先輩、こってますねぇ…………」 【塔子】 (30秒ほど、息遣い) 【塔子】 「優しく……優しく…………もみほぐしてきますよ……」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「首はデリケートだから……傷つけないように……」 【塔子】 (30秒ほど、息遣い) 【塔子】 「肩をぉ……指圧……します…… 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「筋肉を……やぁらかく……しましょね…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「ぎゅーー…………ぎゅ……ぎゅ…………ぎゅぅ…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「肩……叩くっすよー……」 //SE 肩をとんとん叩く 【塔子】 (30秒息遣い) 【塔子】 「とんとん………振動……きもちいいっしょー……?」 【塔子】 (1分ほど息遣い) //声 ささやき 【塔子】 「ここ、叩かれるの……すき……?」 【塔子】 (1分ほど息遣い) 【塔子】 「これ……結構疲れる…………ふぅ……」 【塔子】 (1分ほど息遣い) 【塔子】 「……ん、いったんおしまい……」 【塔子】 「次は、背中をマッサージしてきますよー」 【塔子】 (30秒ほど、息遣い) 【塔子】 「肩甲骨を……左右に開くっすよー…………ん……っしょ…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「はぁい……力抜いて…………」 【塔子】 (1分ほど息遣い) 【塔子】 「………ん…………っしょ…………ん…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) //SE 足音 //ダミーヘッド位置・2(右前・近い) 【塔子】 「腕を、ぎゅーってもんでいきますよぉ……」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「腕を……締め付けて…………ぐ、ぐーって伸ばしまぁす……」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「先輩の腕、太いっすねぇ……。男の人って感じ……」 【塔子】 (30秒ほど、息遣い) 【塔子】 「ぐに……ぐに…………ぐっ……ぐっ…………」 【塔子】 (30秒ほど息遣い) //声 ささやき 【塔子】 「どっすかー……私、うまいっしょー……?」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「手のひらも……ぎゅーって揉んでいきますね……」 【塔子】 (30秒ほど、息遣い) //SE 足音 //ダミーヘッド位置・8(右から 左前・近 へ移動しながら) 【塔子】 「じゃ、こっちやりまーす」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「んっしょー…………んっしょー。…………んっ」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「腕……伸ばしますよぉ…………はぁい…………ぐぐーーー…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「ゆーっくり呼吸してみて…………力、抜いてくださぁい…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「手、貸してくださーい…………指圧していきますね…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) //SE 足音 //ダミーヘッド位置・5(左から 後ろ・近 へ移動しながら) 【塔子】 「背中の筋肉を…………伸ばしていきますね…………」 【塔子】 (30秒ほど息遣い) 【塔子】 「背中からぁ…………腰までぇ…………ぐ、ぐーーーーー…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「背骨……めいっぱいのばしますよぉ…………はい、ぐぐーーー……」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「ぎゅぅ…………ぎゅぅ〜〜…………ぎゅ…………ぎゅ………………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「腰も……よーくマッサージしていきますね」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「ぇへ……きもちいいみたいっすねぇ……時々、声が漏れてますよぉ……?」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「はぁい…………ぎゅぅ…………ぎゅぅ………………」 【塔子】 (30秒ほど、息遣い) 【塔子】 「このへんが、いいんすかー……ふふ……」 【塔子】 (30秒ほど、息遣い) 【塔子】 「全身を優しく撫でてあげます…………ほら……さわ……さわ…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「ちょっと……体重かけますね…………ん…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「んーーー…………っしょ………ぎゅう……ぎゅう………………ぎゅっ」 【塔子】 (30秒ほど、息遣い) //声 ささやき 【塔子】 「そろそろ……太ももをマッサージしてくっすよぉ……」 //ダミーヘッド位置・13(後ろ・遠い) 【塔子】 「ん……っしょ…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「腿の裏側を…………うり……うり……うり……うり…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「ふくらはぎも……しめつけてあげますね……」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「ぎゅう…………ぎゅう…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「……んしょ」 //ダミーヘッド位置・4(右後ろ・近い) 【塔子】 「……じゃあ次はー……また、全身をトントン叩いていきますよぉ……」 //ダミーヘッド位置→緩やかに全方位を動きながら //SE 全身を叩く 【塔子】 「とんとんとんとんとんとんとん」 【塔子】 (30秒ほど、息遣い) 【塔子】 「ふふ……ぶるぶる震えて……いい感じでしょー……」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「肩…………背中………………腰………………太もも…………もぉ…………」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「……ふぅ。これホント疲れるっす……」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「えい、えい……えいっ」 【塔子】 (1分ほど、息遣い) 【塔子】 「……ふわー。これで、おしまいっすー……ゃあ、疲れたぁ……」 【塔子】 「んー。でも、もうちょっとこの部屋でダラダラしたいっすね。  次はー。あそだ。耳かきでもしてあげましょっか?」 ■トラック3 『たっぷり耳かき』 //SE ベッドが軋む音 //ダミーヘッド位置・10(右前・遠い) 【塔子】 「ふわぁ……ベッドふかふかぁ……ずっとここでダラダラ寝てたいっすねぇ……。  ねー先輩……あ、耳かきするんでしたっけ。忘れてた……」 【塔子】 「ほんじゃ、こっち来てください。  私の太ももを枕にして……お耳貸してくださいな」 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【塔子】 「あい、いらっしゃーい。  先輩、後輩の太ももに結構容赦なく頭乗せるんすね」 //声 ささやき 【塔子】 「……こういうの、好きなんすか?」 【塔子】 「くふふ……」 【塔子】 「ほんじゃー、耳かきしてきますねー」 //声 ささやき 【塔子】 「はい……力抜いて…………」 //SE 耳かきを耳に入れていく 【塔子】 「ん……」 //SE 耳かき 【塔子】 「(10秒ほど息遣い)」 【塔子】 「外側から……溝をなぞるみたいに…………してきますね……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ん…………っしょ…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「先輩……耳、結構綺麗にしてるんすね…………」 【塔子】 「(10秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ぁでも、……奥に溜まってる…………。  ふふ…………掻き出してあげます…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「んー……なかなか、とれない…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「もぅ、ちょっと………………ん………………奥…………、  ぁ…………ん〜〜〜…………おっきいの、とれたぁ……! ふふ、快感……っ」 【塔子】 「じゃあ、改めて……優しく耳かきするっすよー……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「この辺を……とん、とんって……気持ちよく…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「こしょこしょ…………こしょ…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「奥が好きみたいっすねー…………だったら…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「先輩…………耳かきで…………とろとろっすね………… 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 //声 ささやき 【塔子】 「先輩……お耳ふーってするけど  驚かないでね…………せーの……」 //声 ここからささやき 【塔子】 「ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………(耳吹き。気持ち長めにお願いします)」 【塔子】 「…………ぁ、びくってしたぁ…………これ、好きなんスね……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「もっかい……耳、吹きまーす…………」 【塔子】 「ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………(耳吹き。気持ち長めにお願いします)」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「お耳……トン……トン…………カリ…………カリ…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「入り口……こしょこしょしたげますね……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「気持ちよさそう……いいなぁ。  私もしてほしいぐらいっすよ」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「このへんがぁ……いいんすかぁ……?」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「耳……ふーふー……しますね…………」 【塔子】 「ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………(耳吹き。気持ち長めにお願いします)」 【塔子】 「……先輩の反応、おもろいっす」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「そろそろ仕上げ…………ちょっと激しくしますよ…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「よしよし……いいこにしてて下さいね……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「………………すぅ…………(深呼吸)」 【塔子】 「ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………(耳吹き。気持ち長めにお願いします)」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「さて…………そろそろ…………いいかな……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 *ささやきここまで 【塔子】 「……ん。コッチがわ、おーわっぴ。  結構たっぷりしたげたから、とろーんってしちゃいました?」 【塔子】 「じゃあ、反対側するから、逆のお耳貸して?」 //SE 衣擦れの音 //ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【塔子】 「わ、すぐごろーんするやん。……先輩って、素直っすね」 //ささやき 【塔子】 「ご褒美に……もっととろとろにしたげるっすよ……」 //ささやき 【塔子】 「耳かき…………いれまぁす…………んっ」 //SE 耳かき 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「こっちのお耳も……だいぶ綺麗っすね……。  でも、隠されたお宝が……あると見た…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ぁやっぱり。奥……詰まってる…………すぐ掻き出してあげますね…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「んー。…………なかなか…………とれない…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「…………お? お? …………おー……。  ぁ、きたきたきた…………もうすぐ…………はい、とれました……♪」 【塔子】 「おっきい耳垢……ふふ、すっきりしたでしょ?」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「はい先輩。りら〜っくす…………りら〜〜っくす…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 //声 ささやき 【塔子】 「お耳、こしょこしょされるの……気持ちいいっすか……?」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「……トン……トン………………なで…………なで…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「奥……ずぷぷぷぷ……………………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「この辺が…………好き、なんすかね…………? 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「先輩……わかりやすくて…………おもろい…………ふふ」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「…………ぁ、耳吹きで、ゾクゾクしましょっか?」 【塔子】 「…………すぅ……(深呼吸)」 //声 ささやき 【塔子】 「ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………(耳吹き。気持ち長めにお願いします)」 【塔子】 「ふふ、ナイス反応」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「もっかい……耳吹き、いきやーす」 【塔子】 「ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………(耳吹き。気持ち長めにお願いします)」 【塔子】 「えへへ」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「こしょ…………こしょ…………なで…………なで…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「……いい感じ、っすか……?」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「……ぁ、眠かったら……寝ちゃっていいっすからね…………。  私も…………そのまま寝るだけなんで…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「はぁい……トン、トン、…………トン」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ふふ……私のお膝の上で、ダラケちゃてください……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「人類には……全てを放棄してだらける権利がありますからね…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ふわぁ……私も、眠くなってきちゃった…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「………………すぅ…………(深呼吸)」 【塔子】 「ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………(耳吹き。気持ち長めにお願いします)」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ふわぁ……むにゃむにゃ…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「はぁい…………トン……トン…………カリ……カリ……カリ…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「……先輩……あとで、交代しましょうよー。  私を耳かきしてほしいっすー」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「癒やし部の先輩には、うまくごまかすんでー。  私も耳かき、してほしいー……」 【塔子】 「(10秒ほど息遣い)」 【塔子】 「……んー。これで耳かきはおしまいでーす。  ほんじゃ交代、交代ー。先輩、膝枕してくださいよー」 //SE 衣擦れ 【塔子】 「ふわぁ……私はそのまま寝ちゃうのでー……。  てきとーな時間に、起こしてくだせえ……」 【塔子】 「……あ、イタズラはしないでくださいよ。ここ、りれーしょんしっぷね」 【塔子】 「てことで、ちぇんじちぇんじー」 ■ トラック4 『ねぼすけ後輩』 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【塔子】 「(寝息、20秒ほど)」 //SE 寝返りを打つ 【塔子】 「…………んっ」 //SE 揺り動かして、起こす音 【塔子】 「…………ぅにゅ…………むみゃぁ……なーに、ママ…………あと五分寝かして…………」 //SE 揺り動かして、起こす音 【塔子】 「もぉ……なーに……? 朝ごはん、要らないからぁ……。  おねがい、ままぁ……」 //SE 揺り動かして、起こす音 【塔子】 「わかった……わかった……もう起きるってばぁ…………んっ……」 【塔子】 「…………んぅうう? ほわたぁ! ここどこ……っ。  あなた誰? あ、先輩か。そうだそうだ。確か、先輩に耳かきしてもらって……」 【塔子】 「Oh……めっちゃ夜やん……」 【塔子】 「もー、起こしてくださいよー先輩ー。  …………いや待てよ。何回か、起こされたような……。  そんで……無視して寝たような…………」 【塔子】 「……先輩、耳かきウマいんすね。私、骨抜きにされちゃいました♪  いやこれは自分の失態をお世辞でごまかしてるわけじゃなしに」 //SE ベッドから立ち上がる 【塔子】 「んっ! んーーーーーーっ!!(背伸び)」 【塔子】 「リラックスして寝たからか、気分良いっすわぁ……」 【塔子】 「いやー、ありがとうございます。中々、よきダラダラでした」 【塔子】 「もしかしたら先輩は、同士やもしれんっすね。  ダラダラ仲間。うん。先輩って、耳かきされて寝るのとか好きっしょ?」 【塔子】 「ダラダラ好きは惹かれ合うんすねー。  先輩の事まだあんまし知らないけど、なんか仲良くなれる気がするっす」 【塔子】 「ぅ……お腹へったなぁ……。先輩、ファミレスとか行きません?  なんかおごってくださいよぉー。私、金欠なんっすよー」 【塔子】 「そこで、同じ学校の生徒同士、親交を温めましょう」 【塔子】 「私、パフェたべたいなー。ねー。頼りがいのあるせんぱいー。  ハンバーグとポテトもたべたいー。ねー。ねー……?」 【塔子】 「え? 良いの? やーりっ。や、さすがっす先輩!  懐広い! 器大きい! かっこいいー! ゃん、これはモテですよー!」 //声 こっそりひとりごちる感じでお願いします。 【塔子】 「……ふへへ。ちょろいぜこの人。  良きダラダラには、人たらしスキルも肝要ってねー」 【塔子】 「ぇ? いやなんにもあーりやしませんよ?  ふふ、それより行きましょうよー先輩ー。ほら、はやくはやくー」 //声 ささやき 【塔子】 「私、先輩と……いっぱいおしゃべりしたいっすー……」 【塔子】 「……へへ。ほーら。おねぼけはおしまいっすよ。  さあ、夜の街に繰り出しましょ!」 ■トラック5 お風呂でゆったりボディウォッシュ //SE お湯をかき混ぜる音 //ダミーヘッド位置・9(正面・遠い) 【塔子】 「んー……お湯はだいぶいい感じかもー。あったかぁ……」 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【塔子】 「ほいじゃ先輩。お湯に肩まで浸かってもらえるっすか?」 //ダミーヘッド位置・7(左・近い) //SE お湯に浸かる音 【塔子】 「(10秒ほど息遣い)」 【塔子】 「……ふふ、きもちいーっすかー? お湯……あったかいっしょー……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「お湯でいっぱい温まって……。  それで、出たらアカスリしてあげますからねー」 【塔子】 「(20秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ぁ、でもパフェをおごってくれる約束忘れちゃダメっすよ。  代わりに……ゆった〜りリラックスさせたげるので」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「はい……力抜いて…………温かいのでふわふわしてね……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「時々……肩にお湯かけてあげるっす……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「熱かったら、言って下さいね……。  お水で……薄めるので…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ふふ……水の音が…………気持ちいいっすねー」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ほら……肩まで浸かって……疲れとか、全部お湯に溶かしてください……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「……よしっ。じゃあそろそろ……体洗いましょっか?」 【塔子】 「お風呂から上がって、こっちの椅子に座ってくださーい」 //SE お湯から出る音 //SE 風呂場の椅子と桶を引きずる音 【塔子】 「ん…………っしょ」 //SE ボディーソープを数度プッシュ //SE 手のひらでソープを泡立てる 【塔子】 「ふふ、背中だけっすからね?  はぁなんて気立ての良い後輩なのかしらん」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「あわあわ準備かんりょー♪」 *(後ろへ移動しながら) 【塔子】 「背中、あらうっすよー」 //SE 背中を洗う 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ごしごし…………ごしごし…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「タオルよりも、手のほうがお肌には優しいので……。  ふふ……私の手、すべすべでしょー♪」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「首洗うから……ちょっと頭下げてください……♪」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「お背中……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「腰も念入りに洗っていくっす。ふふ、くすぐったい〜?」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「腕上げてね……脇洗ってあげますから…………。  あ、ここまでっすよ。コレ以上は、なーし」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「仕上げに……全身をマッサージするみたいに…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 //SE 蛇口をひねる //SE お湯が出る 【塔子】 「お背中流すから、ちょっとまってくださいねー」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ん……♪ あったかいの出てきたっすー。  じゃあ、流しますよー」 //SE シャワーで体を流す 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ふんふふんふーん(鼻歌)」 【塔子】 「このまま、髪も洗っちゃうっすね、いきますよー」 //SE シャワーで頭を流す 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「お目々、ぎゅってつむっててくださいねー」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 //SE シャンプーを二度プッシュする 【塔子】 「頭、洗うっすよー…………んしょ」 【塔子】 「(20秒ほど息づかい)」 【塔子】 「しゃかしゃか……ふふ、あわあわっすね」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 *(左後ろから) 【塔子】 「かゆいとこはー……ないっすかー……?  あったらー…………自分で掻いてください(笑いながら)」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「揉み込むみたいに…………頭皮をまっさーじ〜〜」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「もしゅ……もしゅ……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「みてみて先輩。リーゼント〜〜。  ……ぁはい。すんません。やめます」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 *(右後ろ へ 移動しながら) 【塔子】 「頭……シャカシャカされて……気持ちいいっすかー?  ……ぇへ。うん。そっすか」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「洗い残しが無いように……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 //SE 蛇口を捻ってお湯を出す 【塔子】 「はーい、流しまーす。お目々、気をつけてくださーい」 //SE 頭を流す 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ふふ……こうしてると、おっきなワンちゃん洗ってるみたい。  先輩? いいこいいこ」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「……んっし。おっけー、わはーっ、綺麗になりましたね♪  ほんじゃ、もっかい湯船つかって、あったまってー」 //SE お湯の中に入る *(正面) 【塔子】 「はぁーい。百数えてー……ってのはめんどいんでー。  ゆったりダラダラ、お湯でリラックスしてくださいー」 //SE 時折、肩にお湯をかけてくれる 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ぇへへ……先輩気持ちよさそー……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ぅむ……なんかずるいな……。私もお風呂入りたい……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「あ、おてて貸して? マッサージしてあげます」 //SE お風呂から手だけ出す 【塔子】 「ふふ、お湯に浸かりながら女子にマッサージされるとか……。  どこの王様だよって感じっすねー♪」 【塔子】 「(30秒ほどマッサージ)」 【塔子】 「おてて……むにむに…………。  ふふ、お湯でふやけちゃってるっす」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「お湯の中で筋肉ほぐすと……天国でしょー?  えへ、きもちいーねー」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「あとね、これが気持ちいいんスよ。  恋人つなぎみたいにして……先輩の手を……ぎゅ〜〜〜〜〜っ」 //SE 水の中で、両手を重ね合わせる時にでる、ぎゅちゅ、という音を連続で 【塔子】 「…………ぎゅ………………ぎゅ…………ぎゅ…………ぎゅ」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 //声 ささやき 【塔子】 「……ね? 気持ちいいでしょ……?」 【塔子】 「ぎゅ……ぎゅ……ぎゅ…………ぎゅ……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 //SE 手のSEストップ 【塔子】 「え、えへへ……なんか変なふんいきになっちゃった……」 【塔子】 「……次、脚のマッサージしますから。お湯から出してください?」 //SE お湯から脚を出す 【塔子】 「じゃあ……筋肉をもみほぐしていくっす」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「もみ、もみ……もみ、もみ…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「あとは……お風呂上がりに柔軟とかしたら……、  体を傷めにくくできて、いいんすよー」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ぎゅ……ぎゅ…………ぎゅ…………。  足の指の間も…………ぎゅ……ぎゅ……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ほら先輩。さっきみたいに……、  足の指と、私の手の指を絡めて……ぎゅーってしますね……」 //SE 水の中で、両手を重ね合わせる時にでる、ぎゅちゅ、という音を連続で 【塔子】 「ぎゅ……ぎゅ……ぎゅ……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「足と手で……恋人繋ぎ…………っすね……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ぎゅ……ぎゅ……ぎゅ……ぎゅ……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「……ん、足のマッサージおしまいです。  あとは、お湯の中でゆったーりしてたら良いっす」 【塔子】 「じゃあ、私は先に出ますね。  アカスリの準備とかあるので……」 【塔子】 「……それとも……私に、ここに居てほしい……っすか?」 【塔子】 「…………」 【塔子】 「ぇへ……ぇへへ……そっすか……そっすか。  まぁ…………別に……いっすけど?」 //声 ささやき 【塔子】 「じゃあもう少し……二人で、チャプチャプしましょっか」 //SE 肩にお湯をかけてくれて、このトラックはおしまいです ■トラック6 アカスリ・マッサージ! //ダミーヘッド位置・10(右前・遠い) //SE タオルを空中で広げて、バッと振り落とす音 【塔子】 「ほい、ベッドの準備できましたー。  早速寝っ転がってくださいな」 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) //SE ベッドの上に乗る 【塔子】 「最初は、足元からアカスリしていくっす。  ふふ……どれだけ綺麗になるか、今から楽しみです♪」 //SE 足音 //ダミーヘッド位置・13(後ろ・遠い) 【塔子】 「じゃあ始めまーす……。  まずは踵をぉ…………すり……すり…………」 //SE アカスリの音(足あたり) 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「わ……やっぱ踵って凄くアカが落ちるっすね……。  ふふ、楽しい……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「すり……すり…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ふくらはぎ辺りまで……アカスリしていきますよー」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「んっしょ…………ん…………強くは、ないっすかー……?」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「アカスリをすると……血行がよくなって……。  内側から……ポカポカあたたまりますよぉ……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ふふ……垢いっぱい出てます……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 //SE 足音 //ダミーヘッド位置・5(後ろ・近い) //SE 肩〜腰を垢すり 【塔子】 「背中のぉ……肩から腰にかけてを、すりすりしてきますねー」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「背中とか足は……皮膚が硬いからー……。  ちょっと強めに……こするっす……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ボロボロ垢が落ちてるのでー。  多分終わったら、体、すっごく軽くなりますよ……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「んっしょ…………ん……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「脇のところは……優しくこすっていきますねー」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ん…………ふぅ……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ごし……ごし…………ごしごし…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ふぅ……ちょっと、汗かいてきたかも……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「んっ♪ 背中も綺麗になったっすよー。  あんまりやりすぎると肌に悪いのでー」 //SE 足音 //ダミーヘッド位置・2(右前・近 に移動しながら) 【塔子】 「次はー、腕を綺麗にしてくっす。  はい先輩、腕、かしてー。……いくっすよー」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ごしごし……ごしごし…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「先輩は、アカスリとかよく行くんすか?」 【塔子】 「(20秒ほど息遣い)」 【塔子】 「私は……好きなんすよねー……。  他人に体のメンテしてもらうの……良い身分! って感じで……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ぁそうだ……私も後で……先輩にアカスリしてもらおっかな……」 【塔子】 「(20秒ほど息遣い)」 //声 ささやき 【塔子】 「して。って言ったら……してくれます……? ふふ」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 //SE 足音 //ダミーヘッド位置・8(右から 後ろ経由で 左前・近 へ移動しながら) 【塔子】 「はい、次こっちの腕ー」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「先輩の腕って……やっぱ私のより太いっすねー。  …………ニ倍ぐらいある」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ん……っしょ…………ん…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「力抜いて……全部私に任せてくださーい……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ごしごし……ごしごし…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ぁい、おっけい〜〜」 【塔子】 「それじゃ先輩。最後は、お腹っす〜。  ひっくり返ってくださいなー」 //SE 衣擦れの音 【塔子】 「ないすー。それではお腹から〜胸・首辺りまで、  アカを落としていくっす」 【塔子】 「でも、体の前面は皮膚が薄いので、  背中とかよりも、優しく、すりすりしてきますね」 //SE アカスリ・お腹 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ん……わ、案外……筋肉あるんですね…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「鍛えてるんすかー?  それとも、男の人だからかな……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「やさしく……やさしく…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「こら。くすぐったがらないでください。  おとなしくするのー」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「すり……すり…………ごし……ごし…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「脇腹……ふふ、ちょっとふにってしてる……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ん……っしょ……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ほら……力抜いて、先輩……ごし……ごし…………気持ちいいね……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「んふふ…………ごし……ごし…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「はぁ〜い。アカスリおしまいっす〜〜。  おぉ……見て先輩。すごい量の垢………体、軽くなりましたねー♪」 【塔子】 「じゃあ、またシャワーでも浴びてきてくださいな。  私はこっち、お片付けしとくんで」 *耳元 ささやき 【塔子】 「お疲れさまでした♪ 先輩♪」 ■トラック7 先輩の部屋でダラダラ //SE 足音 //ダミーヘッド位置・2(右前・近い) 【塔子】 「あ、先輩。シャワーから出てきたんすね。  えへへ、どうすか、体の調子。軽いでしょー」 【塔子】 「私ねー、アカスリ結構得意なんすよねー。  あんね、癒やし部でもレベル高いって褒められるんですよ」 【塔子】 「代わりに私は散髪とか……ひげそりとか苦手で……。  いつもリナちー先輩に教えてもらったり」 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) 【塔子】 「それでー、先輩〜〜♪  物は相談なんすけど〜〜♪」 【塔子】 「もう結構、夜遅いじゃないすかー。  それにこの家、駅から割と遠いしー」 【塔子】 「帰るのめんどいな☆ って」 【塔子】 「ね、ね、センパイ。今日、親御さんイないんでしょー?  だったら泊めてってくださいよー」 【塔子】 「うちに帰ったら兄妹の面倒みろって言われたり、  晩御飯の片付けさせられたり、大変なんすよぅ。うち、大家族でして……」 【塔子】 「子供多いから、一人消えたって気づかれないし♪  ねー、ねー、先輩。良いでしょー? それにぃ……」 //声 ささやき 【塔子】 「先輩、カノジョとかイないんでしょー?」 【塔子】 「ふふ。だから良いじゃないですかー。  裏切る相手とかも居ないわけですしー」 【塔子】 「…………」 【塔子】 「え? いいんすか? えへへ、やったー! わーいわーい。  じゃあ、部屋のこっからここまで私の陣地ね。先輩入ってきたらえんがちょだからね」 【塔子】 「フシダラなのは、ノンノン・ナッシン。  私、ダラダラ・フラフラ系ですが、貞操観念の鬼なので」 【塔子】 「そういうのは……うーむ……結婚してから……は流石に遅いか……?  付き合って…………1ヶ月……3ヶ月………………いや、半年! 半年でFA(エフエー)」 //FAはファイナルアンサーの意味です 【塔子】 「というわけです。わかったっすか、センパイ。  田中塔子ちゃんに手を出したかったら、いっぱい手順を踏んで下さいね」 【塔子】 「いやでもね、正味な話、私センパイのこと結構アリ目に見てるんですよ?  うん……なんかね…………一緒にいると落ち着くし、楽しいし、うん。アリ寄りのアリ」 【塔子】 「でも、ほら私疲れるのが苦手なのでー。  自分から行く気にはねー。なれないんですよねー」 【塔子】 「センパイセンパイ。アプローチしても、いいんすよ? うふふ。  ほら見て田中塔子ちゃん、割りかし可愛いめの女の子じゃないですかー?」 【塔子】 「ちなみに、私へのキラーフレーズは、  『キミを一生養ってみせる!』っす」 【塔子】 「いや専業主婦になりたいとか高望みはしませんけどね。  そりゃ私も働きますけどね。でもほら、私、テキトーなので。  イヤなことあったら光速で逃げ出しますからね。よわよわなんす」 【塔子】 「だから、しっかり稼ぎがある男の人が支えてくれると、  人生生きやすそうでベターです? ねー、でもねー。  男捕まえるぞー! っていうモチベは無いしなー。あはは」 【塔子】 「なので? どっすかセンパイ。私、全然お買い得じゃないし、  それに見合う価値もびみょいですが、尽くすタイプではありますよー♪」 【塔子】 「しかし……アレっすね。こんな性格だと、  一生彼氏出来る気しないな……。  異性に自分から声かけたりしないしなぁ……」 【塔子】 「……………………ふむ」 【塔子】 「ま、どうでもいっか♪  センパイ、さっき買ってきたプリン食べましょー。  アレね、練乳入っててすごいオススメなんですよー」 ■トラック8 『安眠・ヘッドマッサージ』 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) //声 ささやき 【塔子】 「ぁ、センパイ……おネムなんすか……?  だったら…………気持ちいいねんね、しましょっか……♪」 //SE 衣擦れの音 【塔子】 「ほらセンパイ。私のお膝に頭乗っけて。  安眠のためのヘッドマッサージをしてあげます」 【塔子】 「私がいっぱい頭触ったげるから……、  りら〜〜っくすして、眠りましょうね……」 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) //SE 衣擦れの音 【塔子】 「いらっしゃい♪」 【塔子】 「じゃあ、まず……リラックス出来る音を流すっすね」 //SE ゆったりとした波の音 【塔子】 「…………どっすか?  私のスマホに入ってた……ヒーリングBGM」 【塔子】 「波の音って……何だか安心しますよね…………」 *ここからささやき 【塔子】 「それじゃセンパイ。目を閉じて…………。  力を抜いて…………リラックスしてくださーい…………  このまま……寝ちゃっていいですからね……」 【塔子】 「私も…………頭を、優しくマッサージしていくっすよ……」 //SE 頭のマッサージ 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「センパイ…………ゆっくり、呼吸しましょうね………………。  はぁい…………吸って…………吐いて……吸って……吐いて…………」 【塔子】 「体の力抜いたら…………気持ちよく眠れますからね…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「人って、誰かに触られてると眠くなるんすよ……。  だから私が……寝るまで触っててあげますからね…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「よし……よし…………頭…………さわ……さわ…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「目の疲れが取れるツボ…………優しく押すっす…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「いいこ…………いいこ………………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「まだ眠れないみたいっすね…………。  なら…………優しく……肩をもんであげます…………」 //SE 触る箇所頭→肩 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「涼しい風……きっと明日はいい天気っすね…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「よし……よし…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「いつもマッサージしてあげてるのに、  もうセンパイの肩凝ってる…………。またしたげないとなぁ」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「頭……触りますね…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ほぉら……首の力抜いて…………。  大丈夫ですよぉ……怖いこと、なんにもないですからね……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「…………よし…………よし…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「中々眠れない……みたいっすね……。  うーん…………だったら…………」 【塔子】 「おてて、にぎってあげます。……ほぉら」 //SE 衣擦れの音 【塔子】 「ぎゅっ♪  わ……センパイの手……あったかい…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「いいこ…………いいこっすね…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「こめかみのとこを……指先でやさしく…………くに……くに…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「なで、なで…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 *耳元 ささやき 【塔子】 「気持ちいいですね、センパイ……。  いっぱい触られて……きもちいいね…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「よし………………よし………………いいこ…………いいこ…………ふわぁ……(あくび)」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ぇへ……私も…………眠くなってきちゃったっす…………」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「ふわぁあ……(アクビ)。いいこいいこ…………なで……なで……」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「お耳……もみもみしますね…………」 //SE 耳を触る 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「耳って…………触られると……案外、気持ちいいですよね…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「よしよし…………さわさわ…………」 *ここまでささやき 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ふわぁあああ……(あくび)…………むにゃむにゃ……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「…………ぅあっ……危ない……寝かけちゃった…………。  センパイ…………寝かしつけないとなのに…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 *(眠そうに) 【塔子】 「いいこ、いいこ…………。いいこっすね……センパイ。  いいこだから……気持ちいいねんね、しましょうね…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「…………なで…………なで…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ふわああ……(あくび)…………ん…………なで、なで…………ふぅ」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「せん……ぱい…………いいこ…………いいこ…………さわ……さわ…………」 【塔子】 「(1分ほど息遣い)」 【塔子】 「ん…………むみゃ…………んぅ…………ふぅ…………せん、ぱい……」 【塔子】 「(30秒ほど息遣い)」 【塔子】 「……………………んみゅ」 //SE 衣擦れの音 //声 ここから先、塔子は寝落ちしている。 【塔子】 「ふぅ……すぅ……ふぅ…………すぅ……………………んっ…………むにゃ…………」 【塔子】 「(3分ほど寝息)」 ■トラック9 『後輩と迎える朝』 //ダミーヘッド位置・3(右・近い) 【塔子】 「(寝息、20秒ほど)」 //SE 寝返りを打つ 【塔子】 「…………んっ」 //SE 揺り動かして、起こす音 【塔子】 「…………ぅにゅ…………むみゃぁ……なんすか、センパイ……もちょっと……寝かして……」 //SE 揺り動かして、起こす音 【塔子】 「あと五分で良いからぁ…………できれば五時間寝たい…………いや、五十時間ねてたいぃ……」 //SE 揺り動かして、起こす音 【塔子】 「もぉ…………センパイのいけずぅ…………」 //SE 衣擦れの音(塔子起き上がる) 【塔子】 「…………んっ! ふわぁあああ……(背伸び+アクビ)。  むみゃむみゃ…………わはぁ……良い朝ぁ…………センパイ、おはよーごぜーやす……」 【塔子】 「うぅ……眠い……眠いけど……起きなきゃっすよね……。  今日はセンパイと……遊び行くって約束してたし…………」 【塔子】 「って、わわ!? 先輩。なんで同じベッドにいるんすか!  言ったじゃないすか、私の陣地に入ったら極刑だって。打ち首獄門〜!」 【塔子】 「…………ぁぇ? あ、私……昨日、先輩を撫でたまま寝落ちしちゃったの。  ぁ、なるほど……道理で体がバキバキなわけだ……うぅ……変な体勢で寝ちゃった……」 【塔子】 「先輩、朝ごはん何食べたいっすか。なんか作りますよ」 【塔子】 「……なんですか、その疑惑の眼差し。  『お前に料理なんぞ出来るんか』とでも言わんばかり」 【塔子】 「いや出来るし。先輩の百億兆倍出来るし。  うち、親が居ない時は私が作ってるんすからね」 【塔子】 「ハムエッグ? パンケーキ。和食・中華、なんでもござれ♪  朝から中華粥食べたいんか、センパイ−。んーー??」 【塔子】 「ふはは、胃袋を握ってる人を怒らせないことっすね。  田中塔子ちゃんすごい! かわいい! かっこいい!  って褒めまくると良いっす。そしたら美味しいごはんつくったげるから」 【塔子】 「うふふ、『アプローチ』したくなっちゃいましたかぁ?  今なら競合相手が居ないから、手に入れやすいカモですよ〜〜♪」 【塔子】 「ぁでも……彼氏とかできたら、それはそれで面倒かもなぁ……。  田中塔子ちゃん、結構自分の時間を大切にしたい派だし……」 【塔子】 「まあまあ、おいおい考えましょうや。  ……って、野々街から連絡来てる……。あ、野々街ってのは友達なんすけどね。  面白いやつなんすよ」 【塔子】 「ぁそうだ。いたずらしよーっと。センパイ、コッチ来てー」 //SE カメラのシャッター音 【塔子】 「えへへ、どもっす〜。  これでぇ……彼ピと朝チュン、なう。って送って〜〜♪ えへへー♪  絶対アイツ、ビビりますよー♪」 【塔子】 「さて、じゃあセンパイ。顔でも洗いにいきますか?  今日もいい朝。せっかくの休日なんですから」 【塔子】 「いっぱい、いっしょにダラダラ過ごしましょうね♪」