ふあぁ。 …お、来ましたね。 待ってましたよー。 おはようございます、先輩。 実は、今日はちょっと委員会の報告会?打ち合わせ?がありまして。 授業に出られないのはもちろん、放課後まで先輩の相手もできなそうなんですよね。 …っていう連絡がしたくて呼びました。 …へ? まぁ、たしかに。 電話とかで伝えれば済む話ではありますね。 ただー…。 ちょっと先輩の様子を見ておきたくて、ですね。 もし欲情しちゃっているようなら、朝のうちに1回出しておいてもらうおうかなー…と思って。 こんな朝早くに来てもらったのはそのためです。 …で、どうですか? …あれれ、珍しいですね。 なんか最近の先輩、いっつも欲情しちゃってるイメージだったのに。 もしかして先輩も私と同じで、早起きするの苦手だったりします? まだ寝ぼけちゃってるのかにゃ。 …まぁ、それならとりあえずは安心かな。 でも、他の女の子に手を出したりしちゃだめですよ? ちゃんと放課後まで我慢していてくださいね? …寝ぼけていてちゃんと聴こえてなかったかもしれないので、念のためもう1回言っておきますね。 私以外の女の子に手、出しちゃだめですから。 終わったら迎えにいくので、放課後、先輩の教室で待っていてください。 あ、万が一のことを考えてもう1回。 私以外のー…。 …くすくす。 冗談ですって。 それじゃ、またね先輩。 朝一番に先輩の顔を見られてうれしかったです。 たまには早起きも悪くないですねー。