【乃菜花】 「日記……? 私、こんなの書いていたかしら?」 //――――――――――――――――――――――――――― 【乃菜花】 「今までと何も変わらないはずなのに、何かがおかしい。それがなんだかわからない」 【乃菜花】 「だから、文章を読んだり書いたりするのは苦手だけれど、日記を書いておくことにした」 【乃菜花】 「いつか読み返したら、何がおかしいのか、それがわかるかもしれないから」 【乃菜花】 「いつの間には、両親がサイコンしていた。サイコンって、離婚しなくちゃできないはずだよね? してないのにサイコンって、どういうこと……?」 【乃菜花】 「お父さんとお母さんがサイコンして、私に義弟(おとうと)ができた。一つしたの男の子。でも、ちょっとおじさんっぽいっていうか……あまり年下って感じがしないんだよね……」 【乃菜花】 「姉弟だからって、私達は一緒の部屋になった。狭くなるのはしかたないけれど、義弟が私を見る目が、なんだかすごく嫌な感じ」 【乃菜花】 「私、彼のことこんなふうに思っていたんだ……人を見る目がなかったのね」 【乃菜花】 「……今日は、とっても大切なことを、そして忘れていたことを『思いだした』」 【乃菜花】 「私と義弟は、恋人同士になったばかりだった」 【乃菜花】 「ずっと好きで、いつか彼と……そう思っていた夢が叶ったのに……」 【乃菜花】 「両親のサイコンで姉弟になって、周りには私達の関係は秘密にしていた……だから、忘れていたのかもしれない」 【乃菜花】 「でも、思いだしたから、これからは恋人らしいこと、たくさんできるよね♪」 【乃菜花】 「私ってば、こんな大切なこと忘れたなんて、ありえないわよね」 【乃菜花】 「はあ……よく、彼に嫌われなかったわね。今日は後でたっぷりご奉仕してあげようっと♪」 //――――――――――――――――――――――――――― 【乃菜花】 「今日、彼が私の下着を頭にかぶったり、匂いを嗅いだりしながら、オナニーをしていた」 【乃菜花】 「あ……そうそう、これが私と彼の関係が完全に変わる切っ掛けだったのよね」 【乃菜花】 「悲鳴をあげたいくらいにキモく――じゃなくて、嬉しかった」 【乃菜花】 「姉として、義弟のオナニーを手伝ってあげるのは、当たり前のことなんだって、初めて知った」 【乃菜花】 「みんなも、同じように義弟のオナニーの手伝いしてるのかな?」 【乃菜花】 「手伝いって言っても、おっぱい見せてあげたり、舐められたり、乳首を吸われたり……初めてのことばかりだった」 【乃菜花】 「それに、男のアレにも初めて触っけれど、鳥肌が立つほど嫌……気持ち悪……慣れると、ちょっと可愛いかもって思った」 【乃菜花】 「知らなかったとはいえ、私はお姉ちゃんなんだから、義弟が射精をするまで、ちゃんとオナニーの手伝いをしてあげた」 【乃菜花】 「精液ってすごくネバネバして変な匂いがして……汚い……あまり、好きじゃな……なんだか、すごくドキドキして、ちょっとだけ興奮していたかもしれない」 【乃菜花】 「姉と弟じゃなくて、恋人なんだから、そんなふうに感じるのは普通のこと、だよね? 彼もすごく悦んでたし」 //――――――――――――――――――――――――――― 【乃菜花】 「いつからか、夜は同じベッドで寝るのが当たり前のことになってるんだけど……どうしてだっけ?」 【乃菜花】 「どうしてって、当たり前のことじゃない。私、こんなこと書いてたの……?」 【乃菜花】 「でも、一人で寝ると寂しいし、二人なら楽しくて気持ちいいから、一緒のほうが好きみたい」 【乃菜花】 「隣に彼がいないと、寂しいわよね。それは、この頃からわかっていたみたいね」 【乃菜花】 「一緒に寝るとオナニーができないんじゃないかと思って、手伝うことにした」 【乃菜花】 「なんでそんなことを……? と思わなくもなかったけれど、お姉ちゃんが、義弟の面倒をみるのは当然のことだから」 【乃菜花】 「男の子なのに、胸を舐めると気持ちよさそうにして、おちんちんを手コキしてあげた」 【乃菜花】 「汗くさい肌を舐めるのも、硬くなったおちんちんを触るだけでなく擦るのも、すごく嫌……でも、しなくちゃいけなかった」 【乃菜花】 「奉仕をしていると、だんだん楽しくなってきて、彼に好きっていわれるたびに、気持ちよくなって……何度も言わせちゃった♪」 【乃菜花】 「恋人同士だからって、ちょっとやり過ぎちゃったかも? 次の時は、もう少し、優しく射精させてあげよう」 【乃菜花】 「でも、どうしてこんなに積極的に? この頃は、まだ処女だったし、私達の関係は周りに秘密にしていた頃よね……?」 //――――――――――――――――――――――――――― 【乃菜花】 「オナニーの手伝い……? あれって一人ですることだよね……?」 【乃菜花】 「違う……? 間違っている? そうだった。二人で気持ちよくなるのが、本当のオナニーだって教えてもらったの」 【乃菜花】 「だから、この日は私、彼にオナニーの手伝いをしてもらったの♪」 【乃菜花】 「恥ずかしいけど、気持ちよくなれるなら、するしかないよね?」 【乃菜花】 「それに、最後はおちんちんを口でしてあげて、精液を初めて飲んじゃったんだけれど……喉に絡んで、臭いがキツくて、吐き気がすご……そんなふうに、思ったりしてない」 【乃菜花】 「これから、毎日だって味わって、のみたいと思うくらいに美味しかった♪」 【乃菜花】 「やっぱり、この日記……何かおかしいわよね? だって、書いている途中で、急に意見が変わっているみたい……」 【乃菜花】 「それに、ノートあちらこちらに、何かが乾いた跡が染みになってる……」 【乃菜花】 「私が日記を書いて、彼に見てもらっていたんだっけ……?」 【乃菜花】 「フェラして精飲したことまで書くなんて……」 【乃菜花】 「もうこの頃には、私……こんな個人的な日記を見せるくらいまで、彼のことを好きになっていたんだ」 【乃菜花】 「うわ……やだ」 【乃菜花】 「こんなにわかりやすく、彼のことを好きって気持ちが出ていたなんて……恥ずかしすぎるよ……」 【乃菜花】 「次、次に行こっ」 //――――――――――――――――――――――――――― 【乃菜花】 「いつまでも姉と弟って関係でいたらだめ。早く、こんなことやめなくちゃ」 【乃菜花】 「たぶん、私にとって最後のチャンスだと思う。お願い、もう彼とああいうことをするのはやめて」 【乃菜花】 「お父さんとお母さんに話をして……」 【乃菜花】 「ここからいきなり文字が乱れて、よく読めないのだけれど……」 【乃菜花】 「文面が切羽詰まっている感じ。私、こんな日記を書いた覚えがない……どういうこと?」 【乃菜花】 「先を読めば、思い出せるかしら?」 【乃菜花】 「私は、彼と出会うために生まれてきたんだって、思えるほど、素敵な一日だった」 【乃菜花】 「今まで、彼のすることを受け入れて、彼の望むことをしてきたけれど、心のどこかにあった違和感と嫌悪感を拭いきれなかった」 【乃菜花】 「でも、今日はまるで生まれ変わったみたいに、心も体も満たされている」 【乃菜花】 「彼のおちんちんで気持ちよくしてもらって、おま○こにたっぷり中出ししてもらって……私、初めて膣内イキすることができたの!」 【乃菜花】 「たしかに、あの日……初めての膣内イキを経験して、私は……本当にセックス大好きなオナホ姉にしてもらったけれど……」 【乃菜花】 「こんなに浮かれて、ふわふわした日記を書くなんて……私、何かおかしかったんじゃないの?」 【乃菜花】 「うう〜。読んでいて辛くなってきちゃった……次は、どうだったかしら?」 //――――――――――――――――――――――――――― 【乃菜花】 「……うわ。これも、あまり読みたくないかも……」 【乃菜花】 「これって、私が彼を襲うみたいに、セックスをしてもらった時のことじゃない」 【乃菜花】 「しかも、あの時……彼には内緒で、孕ませてほしいって思ってたのよね。オナホ扱いもいいけれど、孕ませてもらって、初めて彼の女になれると思っていて……」 【乃菜花】 「だから、私からねだって、セックスをしてもらって……あ、ら……?」 【乃菜花】 「おもいだしたって……え、ええ。ちゃんとあなたと出会ってから何をしてきたのか、日記に書いてある通り――」 【乃菜花】 「違うって、何が……?」 【乃菜花】 「あ……あ……な、なに、これ……私、どうして、こんな……嘘、嘘でしょ?」 【乃菜花】 「い、いやっ、近づかないでっ!」 【乃菜花】 「あなた、誰なのっ!? 私の両親は離婚も再婚もしてないし、義理の弟なんていなかったわ!」 【乃菜花】 「どうやったかわからないけれど、私にこんなことをさせて……許さない。絶対に、許さないからっ!」 【乃菜花】 「最後の上書き? 記憶の強化? 何を言っているのよ。私は――」 【乃菜花】 「あなたのお姉ちゃんで、恋人で……これからは、もっと特別な関係になるの」 【乃菜花】 「そのために、昔のことをこうやって二人で確かめて『思い出して』いるんじゃない」 //――――――――――――――――――――――――――― 【乃菜花】 「これが、書いてある分の最後の日記みたいね」 【乃菜花】 「ふふっ、懐かしいな。あの時は、彼の赤ちゃんが欲しくて、ちゃんと危険日に合わせてセックスすることになって……」 【乃菜花】 「ちゃんと、孕ませてもらったのよね♪」 【乃菜花】 「ええと……ここの辺りかしら」 【乃菜花】 「おま○こも開発したし、催眠もしっかりかかっているから、飽きて来ちゃったって……」 【乃菜花】 「いくら大好きでも、そんなことを言われて黙っていることなんてできないよね?」 【乃菜花】 「私は、彼のオナホ姉で、性処理専用穴恋人で、孕み妻なんだから!」 【乃菜花】 「体にも、彼のモノなんだってわかるように、たくさん愛のある印を付けてもらっちゃったし♪」 【乃菜花】 「ボテ腹セックスをしたいって言ってたし、赤ちゃんをたくさん産んでほしいって言われてるし……」 【乃菜花】 「今日は絶対、ぜーったいに、孕ませてもらうんだから!」 【乃菜花】 「そうしたら、また可愛がってくれるよね? たくさん、セックスしてもらって、精液を膣内出ししてもらえるよね?」 【乃菜花】 「今はもう、彼のことしか考えられない。彼のことしか見えない。私の心も体も彼のもの。彼に全てを捧げるの」 【乃菜花】 「私、自分に酔っちゃってる……は、恥ずかしいから見ないでっ」 【乃菜花】 「え? でも、この時の願いはちゃんと叶ったって?」 【乃菜花】 「……でも、わざわざ日記を、あなたに読み聞かせる必要なんてあったの?」 【乃菜花】 「ふふっ、これを読んでも『戻らない』って、昔に戻ることなんてできないでしょう?」 【乃菜花】 「日記? ええ、恥ずかしいし、読み返すこともないでしょうから、捨てるにしても、燃やすにしても、好きにして」 【乃菜花】 「そんなことよりも……」 【乃菜花】 「あなたの願っていた、ボテ腹膣内出しセックス、したくなってきちゃった♪」 【乃菜花】 「いいでしょう? あなたに奉仕して、セックスしている時が、私にとっても一番の幸せなんだから」