サキュバスEND 登場人物詳細 ・ローザ  本名   ローザ・ルクレシア  身長   163㎝  体重   51㎏  3サイズ 93/61/95  趣味  実験、研究 ・人物  グラマラスな見た目や言動で、男を誘惑し、堕とすことを得意としている。  また、サキュバスが進化するための研究を日々続けている研究家としての顔も持つ。  彼女がサキュバス界にもたらした功績は大きく、界隈では高位の存在とされている。  作中に登場する城はローザの所有物。  非常に狡猾な野心家で、サキュバスの為と思われている研究は、  実は、ローザ自身が種族の垣根を越え、世界の王となるためのものである。 ・能力  メモリーコントロール  対象の記憶を操作する。  自身の魔力を用い、尻尾を男性器のように変形させた後に、対象の体内へ挿入。  その後、ローザの魔力を含んだ体液(彼女はこれをチャームザーメンと呼んでいる)を注入する。  この液体が体内へ侵入すると、ローザに記憶を操作される。  記憶を消したり、物事に対する印象操作が可能となり、  もともと味方であったもの、憧れであったものを敵と認識させたり、その逆にも出来る。  効果は超強力で、一度発動すると永続的に効果が持続する。  尻尾の形を変形させるのは、サキュバスであれば誰でも出来るが、  相手の身体に体液を注ぐことが出来るのはローザのみ。  また、この能力を使うためには多大な魔力が必要なため、乱用することはあまりない。  本編で短期間の間にカトレア、勇者の二人に使用したのはかなり珍しいケースである。 ・余談  魔力により、瞳や髪の色、髪型などを変化させることが可能。  また、城の一室には、彼女専用の研究室があり、  そこに籠って研究をすることも多い。その際は白衣に眼鏡という格好である。 ・カトレア  本名   カトレア・アデルハイド  身長   161cm  体重   47kg  3サイズ 87/57/85   趣味   読書(特に恋愛小説が好き)、お出かけ(後述、余談参照) ・人物  人間の文化、生活に関心を抱くサキュバス。  サキュバスの世界における性交渉は、男の精を搾り取る為だけのものであるが、  彼女は人間の行う、お互いの愛情を確かめ合うような性交渉に憧れを持っている。  また、それに紐づいて、彼女はサキュバスには存在しない、異性への恋愛感情を抱いてみたいという願望がある。  その思想はサキュバスの中では異質なものであったため、  他のサキュバスたちからは距離を置かれていたが、  ローザ、エリスとは仲が良い。とりわけエリスはカトレアになついている。  搾精自体は、サキュバスとして必要な行為と割り切って行ってはいる。 ・能力  ヒーリングファクター  自身、及び対象の怪我、病気などを治療する。  発動するために条件があるが、その分強力で、  状況によってはすべての怪我や病気を回復させることが出来る。  ローザのメモリーコントロールで操作された記憶すら回復可能である。  発動条件は、カトレアが恋愛感情を抱くこと。  また、その思いが強ければ強いほど、ヒーリングファクターの効果は高くなる。  ヒーリングファクター発動中のカトレアは、唾液にも回復効果があり、  この時、サキュバスの唾液に含まれる魅了、媚薬効果は発動しなくなる。  恋愛感情を抱いたカトレアとキスをする。口を使った愛撫で、唾液が皮膚に塗られる  などで、対象の怪我、病気などが回復可能。  カトレアが恋愛対象と組むことで、ほぼ無敵となる能力である。  なお、本人はこの能力に気付いていない。   ・余談  尻尾、羽根を魔力で隠し、人間に変装し街へ出かけるという趣味がある。  喫茶店でお茶を飲むのが好き。コーヒーは苦手(苦いから)。  こういった部分が他のサキュバスには理解できない部分である。 ・エリス  本名   エリス・コノエ  身長   153cm  体重   40kg  3サイズ 69/53/72  趣味   たくさん搾り取ること、たくさん食べること、たくさん寝ること、 ・人物  小柄ではあるが、非常に戦闘能力に長けたサキュバス。  搾精の際は人間男を馬鹿にし、快楽で屈服させるのが好き。  過去に、その小柄な体系を馬鹿にされ、他のサキュバスからいじめられていたが、  後述の能力を使い、復讐する。  このことから、今度は他のサキュバスがエリスを恐れて離れていくという事象が発生。  カトレアと出会うまでは友人に恵まれない日々を送っていた。 (カトレアとの出会いは、後述の「三人の出会い」参照) ・能力  エリミネーター  魔力を用い、一時的に彼女の速度、動体視力を何倍にも上昇させる、戦闘に特化した能力。  この世界においては「攻撃力=質量×速度」と定義するが  速度が大きく上昇することにより、彼女の攻撃力も飛躍的に上がる。  また、動体視力も上昇するため、攻撃の回避も容易となるうえ、彼女の攻撃の命中率も上がる。  これにより、小柄でありながら、大柄な人間や、悪魔にも勝つことが可能。  ちなみに、エリミネーター使用時は手加減が難しい為、  相手を威嚇する際はエリミネーターによる体術ではなく、魔法を使用している。  参考式 ※エリスの腕の重さは2.4㎏  エリミネーター未使用時のエリスのパンチ  2.4(質量)×20(速度)=48(攻撃力)  エリミネーター使用時のエリスのパンチ  2.4(質量)×(20×8=160)(速度)=384(攻撃力) ※人間が大剣を使用した際の攻撃力は225(15×15)。  大型の悪魔が殴って来た場合の攻撃力は360(18×20)。 ・余談  甘いものとお肉が大好きで、ものすごい量を食べる。  エリミネーター使用後は激しい筋肉痛に襲われる。 以下、物語の補足 【物語内のネタバレを含みます】 ・サキュバスの魅了方法  サキュバスの魅了方法は、自身の身体を使い誘惑するほかに  唾液を使い、相手の体内に魅了成分、媚薬成分を流し込む方法がある。  唾液を流し込まれた人間は、サキュバス相手に強烈に欲情するようになり(人間女性よりも魅力的に見えるようになる)、  性欲も増大する。 ・サキュバスにとっての男の精とは  ゲームでいう経験値のようなもの。  強い男であればあるほど、その精はサキュバスの能力を強化する。 ・三人の出会いについて  まず、カトレアとエリスの出会いから始まる。  ある日、複数の悪魔たちにカトレアが襲われているのをエリスが発見する。 (悪魔たちの世界にもいろいろあって、皆が仲良しというわけではない)  悪魔たちは大型で、カトレアに勝ち目はない。このまま放っておくと、恐らく食べられてしまう。  そう感じたエリスはその場に乱入し、エリミネーターを使用し悪魔を撃退。カトレアを救出した。  しきりに感謝の言葉を口にするカトレア。  何かお礼をさせて欲しいというカトレアに、エリスは友だちになって欲しいと伝えた。  以来、二人は仲の良い友人である。  その後、ローザが二人のもとを訪れ、世界を支配するために共闘を提案。  二人はそれを受諾し、三人で行動するようになる。   ちなみに、出会いの段階でローザが欲していたのは、エリスの高い戦闘能力であり、  カトレアに関してはあまり重要視していなかった。 ・ローザとカトレアについて  出会った際、ローザはカトレアについて、何の印象も持たなかったが、  しばらくして「最も敵に回してはいけない存在」と認識するようになった。  というのも、カトレアのヒーリングファクターには、ローザのメモリーコントロールを回復させる効果があるからである。  ローザは何度も、自身よりも戦闘能力の高い人間にメモリーコントロールを施し、その精を搾り取って来たが、  万一、その人間とカトレアが結託し、かつ、彼女のヒーリングファクターが発動した場合、  ローザの野望が潰える、更には、彼女自身に危険が及ぶ可能性がある。  それは絶対に避けなければならない事態である。  その為、カトレアがヒーリングファクターを発動する(恋愛感情を抱く)可能性があると判断した場合、  ローザはその都度彼女にメモリーコントロールを施し、恋愛感情やそれに近い感情を消している。 ・カトレアENDでのメモリーコントロールについて  トラック04、05でのカトレアの様子から、  ヒーリングファクターが発動した可能性があると判断したローザは、  その日の搾精はそこで終了し、トラック06でカトレアにメモリーコントロールを施す。  もし発動していたとしても、記憶が完全に回復する前に再度記憶を操作し、  勇者への感情もなかったことにすればよいと考えた。  また、念のために勇者にもメモリーコントロールを施した(カトレアに感情移入させないため)。  ローザは、これで全てが丸く収まったと思っていたが、  ヒーリングファクターには、思いが強ければ強いほど効果が高くなるという特性があり、  カトレアが勇者に抱いたとても強い恋愛感情は、  メモリーコントロールによって一度は消されたように思えたが(トラック06終了時)  深層心理の中には残っており、再度ヒーリングファクターを発動させた。  この事象はローザが全く予想していなかったことである。  トラック13前半では、完全回復はしていないものの、メモリーコントロールの効果を減少させている。  更に、同トラック内において、勇者とキスをしたことにより、勇者にもヒーリングファクターの効果が発動。  自身もキスをすることにより感情が高まり、回復効果が上昇し、短期間での完全回復に成功する。 ・トラック14、カトレアの「あなたが私を助けてくれたように、私もあなたを助けたいんです」という台詞について。  この台詞は、トラック13で勇者がカトレアにキスをしたこと(=それがきっかけで記憶を取り戻せたこと)を指している。 ・ローザENDについて  ローザはサキュバスである過去と決別するため、名前を変え、魔力で羽根を隠し、瞳の色を変えた。髪の色も少し変えている。  また、多くの部下である悪魔たちと、側近(CV 陽向葵ゅか様)を従えているが、その中にサキュバスはいない。  カトレアとの決別も、勇者の精を独占し、魔王となったローザにとっては大した問題ではなかった。  カトレアが誰と組もうが、(ヒーリングファクターが発動しても)ローザにはもう勝てないからである。