SE しめつけ ギチギチ 「うあ、あ、ああっ! し、締め付けてきます……クラゲのビラビラが動いてっ、全身、ぎゅーって……くふ、ふあ、あああっ!」 (くっ、苦しい! でも……こ、このぐらいなら……大丈夫!) (そうよ……焦っちゃダメよ渚) (確かにジェリーアビスのパワーは想像よりは上だったけど……大丈夫。このぐらいなら、大したダメージじゃない……) (ネレイディアのスーツもパワーダウンしちゃって、防御力は落ちてるけど……このぐらいのパワーなら耐えられる。絞め殺されることはないわ) 息を整える 「はぁ、ふぅ、っく、ふ……ふぅ。ふぅ……ふぅ…………!」 SE ぶよぶよ 「っ……ま、まだ動いてますね……。でも……無駄ですよ。そのぐらいの攻撃では……異海特捜ネレイディアは倒せないんですから!」 (そう……今は大丈夫。こいつもこうしてぶよぶよを動かして、わたしの全身を締め付けてるけど……) (ぶよぶよした感触は確かに気持ち悪いし……ゴムみたいに伸びた被膜でぎゅううっ、って締め付けられるのは苦しいけれど……こんなのいくら続けられても、致命傷にはならないわ) SE 締め付け 「っ……ふ、ふふ。どれだけ続けても無駄ですよ! わからないんですか?」 「貴方みたいな雑魚アビスでは、わたしは絶対に倒せません。異海特捜ネレイディアは、無敵の変身ヒロインなんですから!」 (そうよ……まだ負けてない! わたしは、こんなやつに絶対に負けたりしない! すぐに華麗に逆転してやるんだから!) (そのためにも……今は、こうして耐えるしかないわ) (今は耐えて……回復を待つのよ。エネルギーが再充填されて、スーツにパワーが戻れば……こんな拘束、簡単に抜け出せるわ!) (ううん、それだけじゃない。こんなに体を密着させて……わたしを拘束したつもりなんでしょうけれど……ふふっ! それが仇になるわ) (今に見ていなさい……パワーが戻ったら、この至近距離から全力で必殺技を食らわしてやるんだから!) SE ぶよぶよ 「はぁ、はぁ、はぁ……ふ、ふふ。すぅ……はぁ、はぁ…………」 (息を整えて……集中して。できるだけ消耗を抑えて、回復に努めるのよ……) (大丈夫……こうやって耐えてれば、すぐに…………!?」 SE ギチギチ 「くっふ……はっ! くふぅ……ふ、う……!」 「ま、また強く締め付けて……っくう! 無駄ですよ……その程度の力でわたしを倒そうなんて無理……はぁ、はああぁっ!」 SE ギチギチ 「くうぅぅ……ううう! クッ、ふうぅぅ〜〜〜〜〜!」 (く、苦しい……締め付けがきつくて、窮屈で…………で、でも大丈夫よ。ダメージは大した事ない……) (そうよ。ダメージはない……ん、だけど……これ…………!」 SE ギチギチ