★track1 プロローグ ■早朝(朝6時くらい) コレットの小屋・寝室 SE 小鳥のさえずり(チュンチュン)/音量小/バックで流れ続ける //ベッドで眠っていたリスナーが目を覚ますと、コレットが潜り込んでいた SE 身じろぎの音 1 コレット【1】 「(コレットの寝息)すう……すう……」 2 コレット【1】 「んん……ううん……(吐息交じりの声)」 //コレットが目を覚ます 3 コレット【1】 「(寝ぼけた声で)……あ、おはよう~」 4 コレット【1】 「……え? なにしてるのかって?」 5 コレット【1】 「ん~とね……添い寝だけど?」 6 コレット【1】 「……いつからって、昨日の夜かな?」 7 コレット【1】 「ふっふ~、キミの寝顔があまりにも可愛かったから、そばで眺めていたんだけど……」 8 コレット【1】 「そのうち眠くなってきちゃって……せっかくだから悪戯しちゃえと思ったんだよね」 9 コレット【1】 「で、お邪魔してみました」 10 コレット【1】 「目を覚まして、隣にわたしがいたらキミが驚くかな~って」 11 コレット【1】 「(小声で)なんて、本当はただ一緒に寝たかっただけだったり……」 12 コレット【1】 「(誤魔化すように)え、ううん! なんでもな~い」 13 コレット【1】 「……えいっ」 //突然、コレットがリスナーに抱きつく SE ベッドが軋む音と、布団等の衣擦れ音 14 コレット【1】 「【ささやき】(少し恥ずかしそうに)ぎゅ~……えへへ」 15 コレット【1】 「すうっ……(鼻で大きく息を吸って匂いをかぐ)」 16 コレット【1】 「はあ……(うっとりとした溜息)」 17 コレット【1】 「【ささやき】あぁ、良い匂い。キミとこうしていると落ち着くなぁ……」 18 コレット【1】 「(甘えた声で)ぐりぐり~」 //コレットが顔をリスナーの胸にうずめる SE リスナーの胸元にコレットが顔を押しつける音 //コレット、リスナーの胸から顔を離す SE 顔を離す際の衣擦れ音 19 コレット【1】 「【ささやき】(少し恥じらい)ねえ、頭ナデナデしてくれる……?」 SE リスナーが手を伸ばして、コレットの頭に触れる音 SE 頭を撫でる音 20 コレット【1】 「はあ……(うっとりとした溜息)」 21 コレット【1】 「(気持ちよさそうに)んん~……えへへ」 22 コレット【1】 「んっ(呼吸音)……よいしょっ」 SE コレットが腕を伸ばし、リスナーの頭に触れる音 23 コレット【1】 「(楽しそうに)ふっふ~、お返しだよ」 24 コレット【1】 「ナデナデ~」 SE 頭を撫でる音 25 コレット【1】 「【ささやき】……なんだか不思議だよ」 26 コレット【1】 「【ささやき】キミと出会ってまだ一月(ひとつき)ぐらいしか経っていないのに……」 27 コレット【1】 「【ささやき】わたしは、こんなにもキミのことが……」 28 コレット【1】 「【ささやき】キミも同じ気持ちでいれくれたら、嬉しいんだけどな」 29 コレット【1】 「【ささやき】(照れたように)……えへへ」 //コレットがリスナーから身を離す SE ベッドが軋む音と、布団等の衣擦れ音 30 コレット【1】 「(思い出したように)でも、そっか。キミがこの小屋で暮らし始めて一月(ひとつき)なんだ」 31 コレット【1】 「初めて会った時は驚いたよ。キミってば、いきなり小屋の前に倒れてるんだもの」 32 コレット【1】 「しかも『自分は別の世界から来た』なんて言い出してさ」 33 コレット【1】 「相手がわたしじゃなかったら、絶対に正気を疑われちゃってるよ」 ▼リスナーが、コレットはどうして信じてくれたのかと疑問を投げかける想定 30 コレット【1】 「どうして自分を信じてくれたのかって?」 35 コレット【1】 「それは……キミが嘘をついているようには思えなかったから……」 36 コレット【1】 「(少しバツが悪そうに)なんて言い切れたらいいんだけど」 37 コレット【1】 「(冗談めかして)わたしはこわ~い魔女、コレット = エニュレだからね」 38 コレット【1】 「魔女であるわたしには生物の魂が見えるんだけど……」 39 コレット【1】 「キミの魂は、この世界の人間とは明らかに違っていたから」 40 コレット【1】 「どこがどう違うのかって聞かれたら、ちょっと説明が難しいけど……」 41 コレット【1】 「色、形、大きさ、雰囲気……なにより温かさ、かな」 42 コレット【1】 「つんつん」 SE コレットが指でリスナーの胸をつつく音 43 コレット【1】 「キミの魂って、なんだか心地いい温かさを感じるんだよね」 44 コレット【1】 「ああでも、それはキミが異世界の人だからとかじゃなくて……」 45 コレット【1】 「とっても優しい人だから、かもしれないね」 46 コレット【1】 「だってキミは、魔女のわたしを怖がらないでくれたもの」 //再びリスナーに抱きつくコレット 47 コレット【1】 「ぎゅ~」 SE ベッドが軋む音と、布団等の衣擦れ音 48 コレット【1】 「とっても嬉しかったんだよ。こんなわたしを受け入れてくれて」 49 コレット【1】 「……最初はね、小屋の前で倒れてたキミが目を覚ましたら、さっさと街にでも送るつもりだったんだ」 50 コレット【1】 「でもキミが異世界から来たって知って、ここで共同生活をすることになって……」 51 コレット【1】 「わたしね、キミといつまでも一緒に居られたらなって思うようになっちゃった」 52 コレット【1】 「(少し不安そうに)キミとの平穏な日々が、末永く続くといいな」 53 コレット【1】 「(努めて明るい調子で)な~んてね! さ、そろそろ起きよっか」 54 コレット【1】 「んしょ」 SE コレットがベッドからおりる音 55 コレット【9】 「さ、キミも立って。一緒に顔、洗いに行こう?」 SE リスナーがベッドからおりる音 SE 足音(二人分) SE 扉を開く音(ガチャ) SE 寝室を出る足音(二人分) SE 扉が閉まる音(バタン) ★track2 魔法と朝食 ■朝 コレットの小屋・ダイニングキッチン //顔を洗い終わったリスナーとコレットが、ダイニングキッチンに移動する SE 木の床を歩く足音(二人分) SE 扉を開く音(ガチャ) SE 室内に入る足音(二人分) SE 扉を閉める音(バタン) 56 コレット【9】 「よし、それじゃ朝食にしよっか」 57 コレット【9】 「キミは座って待ってて。すぐに用意しちゃうから」 SE リスナーが椅子を引いて、腰かける音 //キッチンとダイニングの距離は近く、料理をしている様子がはっきりわかると想定 58 コレット【11】 「(鼻歌)ふんふんふ~ん……」 59 コレット 「(離れた場所に声を投げ掛けるように)ねえ、コーヒー飲むよね?」 リスナーが肯定する間(3秒ほど) 60 コレット【11】 「うん、それじゃまずはお湯を沸かさないとね」 61 コレット【11】 「ビーカーに水を入れて、と……」 SE ビーカーを用意する音 SE ビーカーに水を注ぐ音 62 コレット【11】 「ビーカーをかまどの上にのせたら……」 SE かまどの金網部分にビーカーを乗せる音 63 コレット【11】 「次は火を起こさないとね」 64 コレット【11】 「では杖を取り出しまして~」 //コレットが杖を取り出す。イメージとしてはハリーポッター等の棒状の物 SE 杖を取り出し、一振りする音(ゴソゴソ)(ヒュン) SE 魔法陣が展開する音(ヴンッ) 65 コレット【11】 「(凛とした声で)我がコレット = エニュレの名において行使する……」 66 コレット【11】 「(凛とした声で)火よ起これ」 SE かまど内で火が起こる音(ボウッ) SE かまど内の薪が燃える音(ぱちぱち)/バックで小さく流れ続ける 67 コレット【11】 「さて次は~……コーヒーの豆だね」 68 コレット【11】 「ん(呼吸音)……よいしょ」 //背伸びして、高い位置にある戸棚を開けている想定 68 SE 戸棚を開ける音(ガコン) 69 コレット【11】 「コーヒー豆、コーヒー豆、コーヒー豆は……あ、これだ」 SE コーヒー豆の瓶を棚から取り出す音 SE 瓶を置く音(ゴト) 70 コレット【11】 「んん……(力を込める吐息)んしょ」 SE 瓶の蓋を開ける音 71 コレット【11】 「(鼻を鳴らして)ん~良い香り」 72 コレット【11】 「コーヒー豆を器に入れて……あ、器も出さなきゃ」 SE 棚から器を取り出す音 SE 器を置く音 73 コレット【11】 「器に豆を入れてと……」 SE コーヒー豆を瓶から器に入れる音 74 コレット【11】 「ん~、これぐらいかな」 SE 瓶を置く音 75 コレット【11】 「あ、ちゃんと蓋をしないとね」 SE 瓶の蓋を閉める音 76 コレット【11】 「よし、再び杖を手にしまして~」 SE 杖を取り出して、一振りする音(ゴソゴソ)(ヒュン) SE 魔法陣が展開する音(ヴンッ) 77 コレット【11】 「(凛とした声で)我がコレット = エニュレの名において行使する」 78 コレット【11】 「(凛とした声で)砕けろ」 //魔法によって一瞬でコーヒー豆が挽かれる SE 魔法でコーヒー豆が砕ける音 79 コレット【11】 「カップを二つ用意してと」 SE 棚からカップを二つ取り出す音 SE カップを置く音(コト)(二つ分) 80 コレット【11】 「カップにこの紙をのせて……」 SE カップにコーヒーフィルターをのせる音(二つ分) 81 コレット【11】 「そこにコーヒーの粉をさらさら~」 SE コーヒーフィルターに粉を流す音 82 コレット【11】 「こっちにもさらさら~」 SE コーヒーフィルターに粉を流す音 83 コレット【11】 「よしっと」 SE 器を置く音(コトン) 84 コレット【11】 「お湯はまだだから、その間にご飯の準備をはじめちゃおう」 85 コレット【11】 「タマゴ、タマゴ~」 SE タマゴとボウルを用意する音 86 コレット【11】 「タマゴをボウルに割って~」 SE タマゴをボウルに割る音(四個分) 87 コレット【11】 「タマゴを溶くのは……ガラス棒でいっか」 //手近にあったガラス棒を手に取り、タマゴを溶くコレット SE タマゴをかき混ぜる音(カチャカチャ) SE ビーカーのお湯が沸き立つ音/ビーカーを持ち上げるまでずっと 88 コレット【11】 「おっとっと、お湯が沸いちゃった」 SE タマゴのボウルを置く音 89 コレット【11】 「トングでビーカーを持ち上げてと……」 SE 金網の上からトングでビーカーを持ち上げる音 90 コレット【11】 「そのまま注いじゃおう~」 SE カップにお湯を注ぐ音(二つ分) 91 コレット【11】 「これでよしっと」 SE ビーカーを置く音(ゴト) //コレットがコーヒーを持って、リスナーの元に来る SE 足音(近づいてくる) 92 コレット【3】 「はい、先にコーヒーどうぞ」 SE コーヒーカップを置く音(コト) 93 コレット【3】 「お砂糖とミルクも置いておくからね」 SE 砂糖とミルクの瓶を置く音 SE リスナーが砂糖とミルクをコーヒーに入れる音 SE リスナーがコーヒーをまぜる音 SE リスナーがコーヒーを飲む音 94 コレット【3】 「どうかな、おいしい?」 95 コレット【3】 「朝食もすぐにできるから、もうちょっと待ってね」 SE 足音(離れていく) 96 コレット【11】 「次はサラダを作っちゃおう」 SE 包丁とまな板、野菜を準備する音 97 コレット【11】 「う~ん、早くオムレツも作りたいから……よし」 SE 杖を取り出して、一振りする音(ゴソゴソ)(ヒュン) SE 魔法陣が展開する音(ヴンッ) 98 コレット【11】 「(凛とした声で)我がコレット=エニュレの名において命じる」 99 コレット【11】 「(凛とした声で)包丁よ、野菜を切って」 //魔法をかけられた包丁が、ひとりでに野菜を切り始める SE 包丁が野菜を切る音/刻み終わるまで流れ続ける 100 コレット【11】 「あ、パンも焼かないと」 SE 棚からパンを取り出す音 //パンはバゲットの想定 コレット【11】 「包丁よ、パンも切って」 SE まな板にパンをのせる音 SE 包丁がひとりでにパンを切る音(ザクザク) 102 コレット【11】 「これをオーブンにセットしてと」 SE オーブンの扉を開く音 SE オーブンにパンをセットする音 SE オーブンの扉を閉める音 103 コレット【11】 「さ、タマゴを焼かないと。フライパン、フライパン」 SE フライパンを用意して、かまどの金網にのせる音 コレット【11】 「油をひいて~」 SE 油の瓶を開ける音 SE 油をフライパンにひく音 105 コレット【11】 「バターを入れてと」 SE フライパンにバターを落とす音 106 コレット【11】 「そうだ、タマゴにアレを入れないと」 SE 棚から小瓶を取り出す音 107 コレット【11】 「魔法で調合した特製スパイス……これを入れると、とっても美味しくなるんだよね」 SE 小瓶の蓋を開ける音 108 コレット【11】 「さらさら~っと」 SE ボウルのタマゴにスパイスを入れる音 109 コレット【11】 「うん、これでよし。タマゴを焼いちゃおう」 SE タマゴを調理して、オムレツを作る音/野菜を切る音はここまで 110 コレット【11】 「よし、できた~!」 111 コレット【11】 「野菜も切れてるし、あとは盛りつけるだけだね」 112 コレット【11】 「あっ、いけない。パンの様子も見ないと」 SE オーブンの扉を開く音 113 コレット【11】 「よし、言い感じだね」 114 コレット【11】 「さっと盛りつけちゃおう」 SE 完成した料理を盛りつける音 115 コレット【11】 「これでよし。あとはトレーにのせて……」 SE 料理の皿をトレーにのせる音 116 コレット【11】 「よいしょ」 SE トレーを持ち上げる音 SE 足音(近づいてくる) 117 コレット【3】 「お待たせ~」 SE トレーをテーブルに置く音 118 コレット【3】 「今朝のメニューはオムレツとパンとサラダだよ」 SE お皿をトレーからテーブルにのせていく音 SE 足音(離れていく) //リスナーの向かい側に座るコレット SE 椅子を引く音 SE コレットが椅子に座る音 119 コレット【9】 「それじゃあ、食べよっか」 120 コレット【9】 「いただきま~す」 121 コレット【9】 「キミも、どうぞ召し上がれ」 SE コレットがコーヒーを冷ます音(ふーふーという吐息) 122 コレット【9】 「(コーヒーを飲んで)あちち……」 SE カップを置く音(コト) 123 コレット【9】 「(パンを食べる)あーむ」 SE コレットがパンを食べる咀嚼音(サクサク) 124 コレット【9】 「うん、おいしい。キミはどう? お口に合うと嬉しいんだけどな」 125 コレット【9】 「あ、そうだ」 //コレットが自分のオムレツをフォークで取る SE オムレツをフォークで切り分ける音 //コレットがオムレツをリスナーに差し出す 126 コレット【9】 「オムレツね、自信作なんだ。はい、あーんして」 SE リスナーがオムレツを口に含む音 127 コレット【9】 「どう? 美味しい?」 128 コレット【9】 「わたしも食べよっと」 SE コレットがオムレツを食べる音 129 コレット【9】 「うん、ふわふわで美味しい~。我ながら素晴らしい出来だよ」 ▼同じフォークで食べた=間接キスに戸惑うリスナー 130 コレット【9】 「……なに、どうかしたの?」 131 コレット【9】 「……え? 間接キスになっちゃう? ……嫌じゃないのかって?」 132 コレット【9】 「あはは、ぜんぜん嫌なんかじゃないよ」 126 コレット【9】 「ふふ、そういうこと気にするなんて……キミってかわいいんだね」 134 コレット【9】 「(小さな声で)むしろわたしは間接じゃなくてもいいんだけどな……」 135 コレット【9】 「(誤魔化すように)ふっふ~、なんでもないよ~」 136 コレット【9】 「ほらほら、冷めないうちに早くご飯食べちゃおう」 SE リスナーとコレットが食事を続ける音/徐々に小さくなってtrackが変わる ★track3 魔法の服と着替え ■朝 コレットの小屋・居間 //朝食の後片づけを終えたコレットは、居間でくつろぐリスナーの元にやってくる SE 背後から近づいてくる足音 137 コレット【5】 「えーい」 //背後からリスナーに抱きつくコレット SE 後ろからハグされる音 138 コレット【5】 「朝食の後片づけ終わったよ。キミはなにしてたの?」 139 コレット【5】 「特になにも? あはは、いいんじゃないかな。キミは思う存分ゆっくりして」 //コレットがリスナーから離れる SE 衣擦れの音 //コレットがリスナーの前に回り込む SE 足音 140 コレット【9】 「ねえ、ちょっと立ち上がってみてくれる?」 //立ち上がるリスナー SE リスナーが立ち上がる音 141 コレット【9】 「じ~」 //リスナーの全身を眺めるコレット 142 コレット【9】 「う~ん。ふと思ったんだけどさ、キミの服……少しくたびれてきたよね」 143 コレット【9】 「キミってば、元の世界の服をずっと着てるんだもん、仕方ないよ」 144 コレット【9】 「(名案を思いついたように)あ、そうだ!」 145 コレット【9】 「わたしが魔法でキミの服を作ってあげるよ」 SE 杖を一振りする音(ヒュン) 146 コレット【9】 「わたしってば、なんで今まで思いつかなかったのかな……」 147 コレット【9】 「それは置いといて……とりあえず、わたしに任せて」 SE 足音(少し離れていく) 148 コレット【15】 「たしかここに、生地をしまっていたはず……」 SE 棚を開ける音(ガコン) 148 SE 棚の中から生地を探すを音(ゴソゴソ) 149 コレット【15】 「あった。これこれ」 SE 棚から生地を引っ張りだす音 SE 足音(近づいてくる) 150 コレット【9】 「この生地、ちょっと持っててくれるかな」 //コレットから生地を渡されるリスナー SE 生地を受け取る音 151 コレット【9】 「こう……両手で広げてもらっていい?」 SE 生地を広げる音 152 コレット【9】 「そうそう、ありがと」 153 コレット【9】 「じゃあ、いくね」 SE 杖を一振りする音(ヒュン) SE 魔法陣が展開する音(ヴンッ) 154 コレット【9】 「(凜とした声で)我、コレット=エニュレの名において命ずる……」 155 コレット【9】 「(凜とした声)生地よ、服になれ!」 SE 魔法の効果音 //リスナーが持つ生地が服に変化する SE 完成した服が床に落ちる音 SE 足音(近づいて来る) 156 コレット【1】 「よいしょ」 SE コレットが服を拾い上げる音 157 コレット【1】 「うん、成功だね」 158 コレット【1】 「大きさもぴったりだと思うよ。さっそく着替えみてくれるかな」 159 コレット【1】 「(冗談めかして)せっかくだから、わたしが着替えさせてあげようか~?」 160 コレット【1】 「な~んて……え?」 ▼リスナーが頷いたと想定 161 コレット【1】 「ちょ、ちょっとした冗談のつもりだったんだけど……」 154 コレット【1】 「本気で、着替えさせて欲しい……の?」 ▼肯定するリスナーに、コレットは逡巡する 163 コレット【1】 「ええ……う~ん……」 164 コレット【1】 「(照れたように)うん、わかった……それじゃ、着替えさせてあげるね」 165 コレット【1】 「まずは上から……」 SE 衣擦れの音 166 コレット【1】 「んっ(力を込める吐息)……しょっ」 //服を脱がそうとしているコレットの息づかいを入れる(15秒ほど) SE 上着が脱げる音 167 コレット【1】 「(照れたように)な、なんかすごく恥ずかしいよ……」 160 コレット【1】 「変な冗談言うんじゃなかったなぁ……」 169 コレット【1】 「え、ええと、ほら……それじゃこれを着てね」 SE コレットが上着を着せる音/途中、コレットの吐息を入れる 170 コレット【1】 「よかった。サイズは大丈夫そうだね」 171 コレット【1】 「えっと……それじゃ次は、下もだよね」 172 コレット【1】 「(照れたように)い、いいかな……?」 SE 衣擦れの音 173 コレット【1】 「んっ(力を込める吐息)よいしょ……」 //服を脱がそうとしているコレットの息づかいを入れる(15秒ほど) SE 下が脱げる音 174 コレット【1】 「(恥ずかしそうに)じゃあ、これを履いてね」 SE コレットが下を履かせてくれる音/途中、コレットの吐息を入れる 175 コレット【1】 「はい、これで着替えは完了。ああもう……恥ずかしかった」 176 コレット【1】 「……うん、よく似合ってる」 177 コレット【1】 「実はそれね、わたしの服と同じ生地を使ったんだよ」 178 コレット【1】 「(照れたように)えへへ……お揃いだね?」 ★track4 薬の調合 ■朝 コレットの小屋・居間~工房 179 コレット【1】 「あ、そうだ。昨日の夜から薬品を調合してたんだった」 180 コレット【1】 「そろそろ様子を見に行かないと。キミも来る?」 181 コレット【1】 「うん、それじゃ工房に行こうか」 SE 移動する足音(二人分) SE 居間の扉を開く音(ガチャ) SE 居間を出る足音(二人分) SE 居間の扉が閉まる音(バタン) SE 移動する足音(二人分) SE 工房の扉を開く音(ガチャ) SE 工房内に入る足音(二人分) SE 工房の扉が閉まる音(バタン) SE 釜の薬品が沸騰している音/バックで流れ続ける 182 コレット【1】 「さてと、釜の薬はどんな感じかな~?」 SE コレットが釜に駆け寄る足音 SE リスナーが後を追う足音 183 コレット【8】 「どれどれ……うん、いい感じ」 184 コレット【8】 「え? なんの薬かって? ふっふ~、まだ内緒だよ」 185 コレット【8】 「よし、仕上げの作業に入らなきゃ」 186 コレット【1】 「あっ、ごめん、そこの壁にあるかきまぜ棒を取ってくれる?」 SE リスナーが、壁に掛かっているかきまぜ棒を取る音 SE かきまぜ棒をコレットに手渡す音 187 コレット【1】 「ありがと」 188 コレット【8】 「じゃあ、この棒で薬品をかきまぜてっと」 SE 釜の薬品にかきまぜ棒を入れる音 189 コレット【8】 「(吐息交じりに)よいしょっ……ぐるぐるぐる~っと」 SE 薬品をかきまぜる音 190 コレット【8】 「(鼻歌)ふんふんふ~ん」 SE コレットが鼻歌交じりに薬品をかきまぜる音 191 コレット【8】 「うん、こんな所かな~」 192 コレット【1】 「あ、ねえ。今度はそこの青色の液体が入った瓶を取ってくれる?」 SE リスナーが瓶を取る音 SE 瓶をコレットに手渡す音 193 コレット【1】 「ありがと。んしょっ(力を込める吐息)」 SE かたい瓶の蓋を開ける音 194 コレット【8】 「この液体を釜に入れまして~」 SE 液体を釜の薬品に流し込む音 SE 瓶を置く音(コト) 195 コレット【8】 「で、また棒で混ぜま~す。(吐息交じりに)んしょっ……ぐるぐる~」 SE 薬品をかきまぜる音/コレットの鼻歌や、ぐるぐる~といった呟きを入れる 196 コレット【8】 「うん、ここで次の薬品を入れないと」 197 コレット【1】 「何度もごめんね、そこの試験管二つ取ってくれる?」 198 コレット【1】 「そう、そこの緑と白の液体が入ってるやつ」 SE リスナーが試験管を二つ取る音 SE コレットに試験管を手渡す音 199 コレット【1】 「ありがと~。この二つも釜に入れちゃいま~す」 SE 試験管の液体を釜の薬品に流し込む音(二つ分) SE 試験管を置く音(二つ分) 200 コレット【8】 「ここからまた混ぜてっと……んっ(力を込める吐息)」 SE 薬品をかきまぜる音/コレットの鼻歌や、ぐるぐる~といった呟きを入れる 201 コレット【8】 「そろそろ変化が出てくるはず……」 SE 釜の薬品が発光する音 202 コレット【8】 「きたきた!」 SE 釜の薬品が発光する音 SE 釜の薬品が不思議な音を立てる(ボワン) 203 コレット【8】 「……うまくいったかな?」 //釜の中を覗き込むコレット 204 コレット【8】 「(満足そうに)ふっふ~、上出来上出来」 205 コレット【8】 「それじゃあ、これを釜から取り出して……」 SE 釜の中身(スライム)を取り出す音 ★track5 スライムで耳のマッサージ ■朝 コレットの小屋・工房 //コレットが釜の中からスライムを取り出し、リスナーに見せる 206 コレット【1】 「じゃじゃーん! 実は魔法生物のスライムを作ってたんだ~」 //釜から取り出したスライムを揉んだり伸ばしたりしてみせるコレット SE スライムを揉んだり伸ばしたりする音 207 コレット【1】 「え? モンスターじゃないのか? 危なくないのかって?」 208 コレット【1】 「ふふ、大丈夫だよ。わたしが作ったスライムだから、なんの危険もないよ」 209 コレット【1】 「ほら」 SE スライムを揉んだり伸ばしたりする音 210 コレット【1】 「ぷにぷにしてて、けっこうかわいいでしょ?」 211 コレット【1】 「……なんのために作ったのかって?」 212 コレット【1】 「ふっふ~、それはもちろんキミのためだよ?」 213 コレット【1】 「この子を耳元で遊ばせるとね、マッサージされてるみたいで、とっても気持ちいいんだよ?」 214 コレット【1】 「キミの癒しになればいいな~と思って、作ってみたんだ」 215 コレット【1】 「ちょっと抵抗あるかもしれないけど、試してみて?」 216 コレット【1】 「それじゃあ、右耳からやってみようか……よいしょ」 //コレットがリスナーの右耳にスライムを当てる SE スライムの音(右耳)/指定の場所までずっと 217 コレット【3】 「【ささやき】どう? 気持ちいいでしょ?」 218 コレット【3】 「【ささやき】どろっとした感触と、スライムの音が耳に伝わって、ゾクゾクしない?」 ▼リスナーが肯定したと想定 219 コレット【3】 「【ささやき】ふっふ~、それじゃあ……」 220 コレット【3】 「【ささやき】今度は反対の耳でも遊んでもらおっか」 221 コレット【3】 「(冗談ぽく)行けスライム、変形だ~」/スライムの音(右耳)ここまで //スライムが変形してリスナーの左耳も塞ぐ SE スライムが変形する音 SE スライムの音(両耳)/指定の場所までずっと 222 コレット【1】 「【ささやき】どうかな? 気持ち良い?」 223 コレット【1】 「【ささやき】……ふふ、まあ、聞かなくても顔と反応を見ればわかるけどね」 224 コレット【1】 「【ささやき】それじゃあ……しばらくそのまま続けてみて?」 SE スライムの音(両耳)/途中コレットの独り言や、なにかを書いている音を入れる 225 コレット【1】 「え? さっきからなにを書いているのかって?」 226 コレット【1】 「一応、スライムの記録を取ってるんだよ」 227 コレット【1】 「動きとかキミの反応から、どれぐらい癒やし効果があるかなって」 228 コレット【1】 「【ささやき】次はもっとスライムを改良して、もっとキミを気持ちよくしてあげたいなって」 229 コレット【1】 「【ささやき】え? もう十分、気持ちいい?」 230 コレット【1】 「【ささやき】ふふ、それはよかった。じゃあ、もっと堪能してね?」 SE スライムの音(両耳)/途中コレットの独り言や、なにかを書いている音を入れる 231 コレット【1】 「……ふふ、そんなに気持ちいいんだ?」 232 コレット【1】 「【ささやき】だってキミ、すごく蕩けた表情してるから」 233 コレット【1】 「【ささやき】恥ずかしいから見るな? ふっふ~、だ~め」 234 コレット【1】 「【ささやき】キミの反応、すっごくかわいいんだもの」 235 コレット【1】 「【ささやき】だから……ちゃんと見せて?」 SE スライムの音(両耳)/途中コレットの独り言や、なにかを書いている音を入れる 236 コレット【1】 「それじゃ、そろそろスライムの実験はお終いにしよっか」 //コレットがリスナーの耳からスライムを離す/スライムの音(両耳)ここまで 237 コレット【1】 「え? 実験ってどういうことだって?」 238 コレット【1】 「(バツが悪そうに)し、しまった……」 239 コレット【1】 「(誤魔化すように)あ、あははー……じ、実はスライムを作ったの初めてでさ」 240 コレット【1】 「癒やしの道具として使えるかどうか、試してみたくて……」 241 コレット【1】 「で、でもでも! キミを癒してあげたいっていうのは本当だからね?」 242 コレット【1】 「……もしかして、怒った?」 243 コレット【1】 「ご、ごめんね? お詫びにキミの言うことなんでも聞くから許して! ……ね?」 244 コレット【1】 「本当になんでもいいのかって?」 245 コレット【1】 「……もちろん」 246 コレット【1】 「(小声)キミが望むなら……恥ずかしいお願いだって、わたしは……」 ★track6 耳かき(右耳) ■朝 コレットの小屋・居間 //リスナーとコレットは工房から居間に移動する SE 足音(二人分) SE 扉を開く音(ガチャ) SE 居間に入る足音(二人分) SE 扉が閉まる音(バタン) SE 室内を移動する足音(二人分) SE ソファに座る音(二人分) 247 コレット【3】 「すう……はあ……(深呼吸)」 248 コレット【3】 「(緊張気味に)さ、さあ、約束だからね。キミの言うこと……なんでも聞くよ!」 ▼耳かきをして欲しいと頼むリスナー 249 コレット【3】 「(不思議そうに)……みみかき?」 ▼リスナーが道具を使って耳掃除をすることだと説明 250 コレット【3】 「ああ……耳掃除ね」 251 コレット【3】 「(意外そうに)……って、そんなことでいいの?」 252 コレット【3】 「だ、だって、なんでもいいんだよ? なんでも言うこと聞いてあげるんだよ?」 253 コレット【3】 「本当に、耳掃除でいいの?」 254 コレット【3】 「……むう、キミが望むなら、ぜひやりたいけどさ」 255 コレット【3】 「(小声で)……もうちょっとこう、攻めたお願いでもよかったんだけどな」 256 コレット【3】 「(誤魔化すように)う、ううん、なんでもないから」 252 コレット【3】 「え? どんなお願いを想像していたかって?」 253 コレット【3】 「(恥ずかしそうに)べっ、別に変な想像とかはしてないからねっ?」 259 コレット【3】 「えっと、ところで……その耳かきって、どんな道具なの?」 ▼リスナーが説明すると想定 260 コレット【3】 「へえ。こっちの世界には、わたしが知る限りそういう道具はないよ」 261 コレット【3】 「形状とか、詳しく教えてもらっていいかな?」 ▼リスナーが説明すると想定 262 コレット【3】 「ふんふん、なるほど……うん、それなら簡単に作れそうだね」 SE コレットがソファから立ち上がる音 263 コレット【2】 「ちょっと待っててね」 SE 遠ざかる足音 //コレットが工房から木材を持ってくる/30秒ほどの間 SE 近づいて来る足音 264 コレット【3】 「んしょ」 SE コレットがソファに座る音/セリフ241と同時 265 コレット【3】 「お待たせ。工房から木材を持ってきたんだ」 266 コレット【3】 「この木材を魔法で加工してっと……」 SE 杖を取り出して、一振りする音(ゴソゴソ)(ヒュン) SE 魔法陣が展開する音(ヴンッ) 267 コレット【3】 「(凛とした声で)我がコレット=エニュレの名において行使する」 268 コレット【3】 「(凛とした声で)削れろ!」 SE 木材が削れていく音 269 コレット【3】 「うん、こんなものかな?」 //コレットは完成した耳かきを手に取り、リスナーに見せる 270 コレット【3】 「見て。どうかな? キミの言う耳かきって、これで大丈夫?」 ▼リスナー肯定すると想定 271 コレット【3】 「【ささやき】よかった。それじゃあ……してあげるね?」 272 コレット【3】 「【ささやき】えっと、わたしの膝に、頭をゴロンってしてくれるかな?」 273 コレット【3】 「【ささやき】まずは、右耳から」 SE リスナーがコレットの膝に頭をのせる音 274 コレット【7】 「【ささやき】えっと、入れるね? 初めてだから、下手でも許してね?」 SE 耳かきの挿入音 275 コレット【7】 「【ささやき】ふうっ(呼吸音)……入った……これで、動かせばいいのかな?」 SE 耳かき音 276 コレット【7】 「【ささやき】どう? 気持ちいい……のかな?」 277 コレット【7】 「【ささやき】え、もっと奥まで入れるの? だ、大丈夫かなぁ……」 278 コレット【7】 「【ささやき】い、入れるよ?」 SE 耳かきを奥まで入れる音 279 コレット【7】 「【ささやき】平気? 痛くない?」 280 コレット【7】 「【ささやき】じゃあ、動かすからね?」 SE 耳かき音(奥) 281 コレット【7】 「【ささやき】ふう……(呼吸音)どうかな。わたし、初めてにしては上手にできてるのかな?」 282 コレット【7】 「【ささやき】だってキミ、すごく気持ちよさそうな顔してるから」 283 コレット【7】 「【ささやき】なんか、放っておいたら寝ちゃいそうな勢いだよ?」 284 コレット【7】 「【ささやき】ふふ。眠かったら、寝ちゃってもいいけどね」 SE 耳かき音(奥) 285 コレット【7】 「【ささやき】ねえ、起きてる?」 286 コレット【7】 「【ささやき】そろそろ反対の耳にしよっか」 ★track7 耳かき(左耳) ■朝 コレットの小屋・居間 //引き続き膝枕で耳かき 287 コレット【7】 「【ささやき】じゃあ、反対向いてくれる?」 SE リスナーが体勢を変える音 288 コレット【3】 「【ささやき】ね、耳かきってそんなに気持ちいいの?」 289 コレット【3】 「【ささやき】まあ、答えは聞かなくてもキミの反応を見ていればわかるんだけど……」 290 コレット【3】 「【ささやき】そんなに気持ちいいなら、わたしもキミにやってもらおっかな~」 291 コレット【3】 「【ささやき】でも、耳をまじまじと見られちゃうのは、ちょっと恥ずかしいかも」 292 コレット【3】 「【ささやき】……キミになら、いいけどね」 293 コレット【3】 「【ささやき】なーんて、えへへ」 294 コレット【3】 「【ささやき】……じゃあ、こっちもしてあげるね?」 295 コレット【3】 「【ささやき】……入れるよ?」 SE 耳かきを挿入する音 296 コレット【3】 「【ささやき】ふう……(呼吸音)動かすよ? ぐるぐる~」 297 コレット【3】 「【ささやき】ふっふ~、けっこう慣れてきたかも」 SE 耳かき音 298 コレット【3】 「【ささやき】……ん、そろそろ奥まで入れて欲しい?」 299 コレット【3】 「【ささやき】いいよ、じゃあ……入れるからね?」 SE 耳かきを奥まで入れる音 300 コレット【3】 「【ささやき】痛くないかな。動かすね」 SE 耳かき音(奥) 301 コレット【3】 「【ささやき】ぐるぐる~」 302 コレット【3】 「【ささやき】ふんふんふ~ん(鼻歌)」 303 コレット【3】 「【ささやき】(はっとして)いけない、いけない」 304 コレット【3】 「【ささやき】なんだか、釜で薬を作ってるときみたいな調子になってたよ」 305 コレット【3】 「【ささやき】なんでだろ。棒を回すって動作が共通してるからかな、ふふっ」 306 コレット【3】 「【ささやき】あ、さっきも言ったけど、眠かったら寝てもいいからね?」 SE 耳かき音(奥) 307 コレット【3】 「【ささやき】ふふ、本当に気持ちよさそうな顔するなあ」 308 コレット【3】 「【ささやき】でも、少しも痛くないの?」 309 コレット【3】 「【ささやき】注意はしてるけど……これ木の棒なわけだし」 310 コレット【3】 「【ささやき】う~ん……」 //何事か考えながら、耳かきを続けるコレット SE 耳かき音(奥)/「木の代わりになる物……」「う~ん……」等コレットのつぶやきを入れる 311 コレット【3】 「(独り言のように)……あ、閃いたかも」 312 コレット【3】 「【ささやき】ちょっとごめん、耳かき抜くね」 SE 耳かきを抜く音 313 コレット【3】 「【ささやき】いったん、頭上げてくれるかな」 SE リスナーが頭を上げる音 314 コレット【3】 「えっとね、ちょっと試したいことができちゃって……」 315 コレット【3】 「工房に行くから、キミはここで待っててくれる?」 316 コレット【3】 「ごめんね、すぐに戻ってくるから」 SE コレットがソファから立ち上がる音 SE 足音(離れていく) ★track8 スライム耳かき ■朝 コレットの小屋・居間 //工房でスライム耳かきを完成させたコレットが居間に戻ってくる SE コレットが駆け足で近づいて来る音 SE コレットが勢いよくソファに座る音 317 コレット【3】 「(弾んだ声で)お待たせ~」 318 コレット【3】 「(嬉しそうに)ふっふ~、いいものが完成したんだ」 319 コレット【3】 「見たい? 見たい?」 320 コレット【3】 「まあ、嫌だって言っても見せるけどね~」 321 コレット【3】 「じゃっじゃじゃ~~~~ん!」 //コレットがスライム耳かきをリスナーに見せる 322 コレット【3】 「なんと! スライムの一部を使って、新しい耳かきを作って見ました~!」 323 コレット【3】 「ぱちぱちぱちぱちぱち~~~~!」 SE コレットが拍手する音(ぱちぱち) 324 コレット【3】 「スライムの感触をほどよく残しつつ、耳かきが出来るぐらいの固さに調整したんだ」 325 コレット【3】 「名付けて! スライム耳かき~!」 326 コレット【3】 「ぱちぱちぱちぱちぱち~~~~!」 SE コレットが拍手する音(ぱちぱち) 327 コレット【3】 「……って、そのまんまだけど。あはは」 SE コレットがリスナーに身を寄せる音 328 コレット【3】 「【耳打ち】ね……試してみる?」 329 コレット【3】 「【耳打ち】きっと、とーっても気持ちいいと思うよ?」 330 コレット【3】 「【ささやき】ほら、またわたしの膝に頭をのせて……」 SE コレットが膝をポンポンする音 331 コレット【3】 「【ささやき】また右耳からしてみよっか」 SE リスナーがコレットの膝に頭をのせる音 332 コレット【7】 「【ささやき】じゃあ、行くよ?」 SE スライム耳かきを挿入する音 333 コレット【7】 「【ささやき】どうかな? 木で作った耳かきと比べたら、だんぜん柔らかいでしょ?」 334 コレット【7】 「【ささやき】動かすね?」 SE スライム耳かきの音 335 コレット【7】 「【ささやき】ん……奥まで入れちゃおっか」 SE スライム耳かきを奥まで入れる音 336 コレット【7】 「【ささやき】はい、ぐるぐる~」 SE スライム耳かきの音(奥) 337 コレット【7】 「【ささやき】ふふ……なんだか、だらしのない顔してるよ?」 338 コレット【7】 「【ささやき】そんなに気持ちいいんだ?」 339 コレット【7】 「【ささやき】ふふふ、よかった。作った甲斐があるよ」 340 コレット【7】 「【ささやき】それじゃ、次は左耳だよ」 SE スライム耳かきを抜く音 341 コレット【7】 「【ささやき】はい、ごろーん」 SE リスナーが体勢を変える音 342 コレット【3】 「【囁く】じゃあ、行くよ~」 SE スライム耳かきを挿入する音 343 コレット【3】 「【ささやき】やさしく、やさしく……」 SE スライム耳かきの音 344 コレット【3】 「【ささやき】ん……そろそろ奥まで入れるね」 SE スライム耳かきを奥まで入れる音 345 コレット【3】 「【ささやき】ぐるぐる~」 SE スライム耳かきの音(奥) 346 コレット【3】 「【ささやき】ふふ、キミが気に入ってくれたみたいでよかった」 347 コレット【3】 「【ささやき】キミの反応を見てると、なんだか嬉しくなっちゃうな」 348 コレット【3】 「【ささやき】……魔法ってさ、こういう使い方もできるんだよね」 349 コレット【3】 「【ささやき】便利な道具を生み出して、人を喜ばせたり……」 350 コレット【3】 「【ささやき】魔法は危険で、怖い力だって思っている人が多いから……」 351 コレット【3】 「【ささやき】実際、使い方によってはその通りなんだけれど……」 352 コレット【3】 「【ささやき】人々の暮らしを豊かにするための魔法……」 353 コレット【3】 「【ささやき】そういう使い方が、わたしは好きだな……」 354 コレット【3】 「【ささやき】(はっとなって)……あ、ごめんね。なんか一人で語っちゃって」 355 コレット【3】 「【ささやき】あはは、恥ずかしいなぁ……気にしないで」 356 コレット【3】 「【ささやき】耳かき、続けるね。眠かったら、寝ちゃっても大丈夫だよ」 SE スライム耳かきの音 357 コレット【3】 「【ささやき】(吐息交じりに)……ねえ」 358 コレット【3】 「【ささやき】起きてる? そろそろお終いにしよっか」 SE スライム耳かきを抜く音 359 コレット【3】 「【ささやき】え? 膝枕は続けて欲しい?」 360 コレット【3】 「【ささやき】んー……だーめ。ふふっ、これから朝の日課に行くんだから」 361 コレット【3】 「【耳打ち】また今度、たっぷりしてあげる」 ★track9 ホウキで森の見回り   ■朝 コレットの小屋~森 //コレットとリスナーは、空飛ぶホウキに乗って森の中を巡回しに行く //小屋の入口に立っているリスナー 361 SE 木々のざわめき/音量小/バックで流れ続ける SE 鳥のざわめき/音量小/バックで流れ続ける SE 小屋の扉が開く音(ガチャ) //ホウキを手にしたコレットが小屋から出てくる SE コレットが小屋から出てくる足音 348 コレット【9】 「よいしょっと」 SE 小屋の扉が閉まる音(バタン) SE コレットの足音(近づいてくる) 349 コレット【9】 「じゃあ、朝の日課……森の見回りに行こっか」 364 コレット【9】 「ホウキの準備は万端だからね」 365 コレット【9】 「というわけで、さっそくホウキに跨がっちゃいます」 SE コレットがホウキに跨がる音 366 コレット【9】 「さ、キミも早く後ろにどうぞ」 SE リスナーがホウキに跨がる音 367 コレット【1】 「ちゃんと乗ったね。それじゃ森の見回りにしゅっぱーつ!」 //コレットの魔力により、ホウキと地面の草がざわめく SE ホウキと草などがざわめく音 SE コレット、リスナーを乗せたホウキが飛び立つ音 //コレットとリスナーを乗せたホウキが森の上空をゆっくりと飛ぶ SE 風の音(※あまり強くない想定)/バックで流れ続ける 368 コレット【1】 「ふんふんふ~ん(鼻歌)。キミもだいぶ慣れてきたよね」 369 コレット【1】 「最初のころはホウキで飛ぶの、けっこう怖がってたのに……ふふっ」 370 コレット【1】 「だけど、油断禁物だよ」 371 コレット【1】 「落っこちたりしないように、ちゃんとしっかりわたしに掴まってて」 372 コレット【1】 「……でも、変なとこ触ったりはしないように。ふふふ」 373 コレット【1】 「さてさて、今朝も森は平和かな~」 SE 森のざわめき、鳥のさえずり、風の音などの自然の音 //※↓上記のSE中にコレットが喋るセリフ/それぞれ、タイミングなどはお任せします 374 コレット【1】 「ん~、いいお天気」 375 コレット【1】 「風が気持ちいいね」 376 コレット【1】 「ね、今日のお昼ご飯はなんにしよっか」 377 コレット【1】 「わたしはね……うーん、ハムとチーズを挟んだパンかなあ」 378 コレット【1】 「ふわぁ~(あくび)……んん(眠そうな吐息)」 379 コレット【1】 「えへへ、なんか眠くなってきちゃったよ」 //※↑SE中のセリフここまで 380 コレット【1】 「さてと、森に異常はないし……そろそろ小屋に戻ろっか」 381 コレット【1】 「ふわぁ~(あくび)……んん(眠そうな吐息)」 382 コレット【1】 「(恥ずかしそうに)えへへ……また出ちゃった」 372 コレット【1】 「天気が良くて、風も心地良いせいかな」 373 コレット【1】 「なんだか、すごく眠たくなってきちゃったよ」 385 コレット【1】 「キミも眠い? 小屋に戻ったら、二人で二度寝しちゃおうか」 386 コレット【1】 「この森では、いくらでも時間があるし」 SE 森のざわめき、鳥のさえずり、風の音などの自然の音/徐々に小さくなってtrack変わる ★track10 まったり二度寝 ■朝  コレットの小屋・寝室 //小屋に戻ってきたコレットとリスナーは、一緒に寝室のベッドに入る SE 木々のざわめき、鳥のさえずり/音量小/バックで流れ続ける SE ベッドが軋む音、衣擦れの音 387 コレット【1】 「【ささやき】……ふう(リラックスした吐息)」 388 コレット【1】 「【ささやき】……それじゃ、一緒に寝よっか」 389 コレット【1】 「【ささやき】……え? どうして当然のように同じベッドに入ってるかって?」 390 コレット【1】 「【ささやき】ふふ、細かいことは気にしないの」 SE コレットが身じろぎする音 391 コレット【1】 「【ささやき】だって、キミとこうしていると落ち着くんだもの」 392 コレット【1】 「【ささやき】まあ、ある意味ドキドキもするんだけど……」 377 コレット【1】 「【ささやき】キミは……どう?」 378 コレット【1】 「【ささやき】わたしとこうするの……嫌、かな?」 ▼リスナーが否定したと想定 395 コレット【1】 「【ささやき】えへへ……よかった。キミが嫌じゃなくて」 396 コレット【1】 「【ささやき】ふふふ……ぎゅ~」 SE コレットがリスナーに抱きつく音 397 コレット【1】 「【ささやき】……ね、頭撫でてくれる?」 SE リスナーがコレットの頭を撫でる音 398 コレット【1】 「【ささやき】はあ……(うっとりとした吐息)」 399 コレット【1】 「【ささやき】(嬉しそうに)ほわほわ~」 400 コレット【1】 「【ささやき】……あのね、本当は落ち着くからだけじゃないんだ」 401 コレット【1】 「【ささやき】キミとこうしているのはね……不安だから」 402 コレット【1】 「【ささやき】キミは、ある日突然、わたしの前に現れた」 403 コレット【1】 「【ささやき】だからね……いなくなっちゃうのも突然なんじゃないかって」 404 コレット【1】 「【ささやき】いつか急に、元の世界に帰っちゃうんじゃないかって不安なの」 405 コレット【1】 「【ささやき】だからね、少しでもキミのそばにいたいなって……」 SE 身じろぎの音 406 コレット【1】 「【ささやき】もちろん、キミが元の世界に帰りたいなら、わたしに止める権利はないけれど」 407 コレット【1】 「【ささやき】……やっぱりダメ。もしキミがわたしを置いて元の世界に帰ったりしたら……」 408 コレット【1】 「【ささやき】わたし、なんとしてでもキミを追いかけるよ」 409 コレット【1】 「【ささやき】わたしは魔女、コレット=エニュレなんだから」 410 コレット【1】 「【ささやき】世界の一つや二つ、渡ってみせますとも」 411 コレット【1】 「【ささやき】……うん、そうだ。今日からはキミの世界に渡る方法を研究しよう」 412 コレット【1】 「【ささやき】キミが生まれ育った世界……わたしも見てみたいし」 413 コレット【1】 「【ささやき】ふわぁ……(あくび)んん……(眠そうな吐息)」 414 コレット【1】 「【ささやき】でも、とりあえず今はおやすみかな」 SE コレットがリスナーに強く抱きつく音 415 コレット【1】 「【ささやき】う~ん……ねぇ」 416 コレット【3】 「【耳打ち】……大好き、だよ」 417 コレット【3】 「ん……(頬にくちづけする)」 418 コレット【1】 「【ささやき】えへへ……おやすみ」 SE コレットの寝息(浅い眠り) SE コレットの寝息(んん……など、吐息交じりの声が多めに入る) SE ベッドの軋む音、寝返りの音 SE コレットの寝息(だんだん声が少なくなってくる) SE コレットの寝息(深く眠り、声がほとんど入らない) [END]