・世界設定 この時空には二つの、表裏一体となる世界が存在する。生界(この世、現世)と死界(あの世、幽世=かくりよ)。 生者はやがて死界へ旅立ち、死界にあふれた魂は洗浄され、また生界で生まれる、その循環が繰り返される。 生界から死界へ旅立つ魂の案内役として、死神という存在、また、死神たちが暮らす死神界(しにがみかい)があった。 あるとき死神界に、人手不足解消の一環として立案された研究計画、聖少女死神(せいしょうじょしにがみ)計画。 その計画では、死の直前に心の傷を負った処女の少女、そのトラウマの精神エネルギーを利用し、強力で優秀な死神を増やそうとしていた。 しかし、負のエネルギーを利用するがゆえに成功例、また、長続きする例も少なく、 ついには、死神少女たちの隊舎であった第四宮(だいよんぐう)職員のなかにスパイとして悪魔が潜入していたこと、それにまつわるある騒動によって、この計画は凍結される。 残された6人の死神少女たちは、元・第四宮長と隊舎管理人の夫婦とともに身を寄せ合い、 現世へ旅に出たり、任務を続けてみたり、お茶してのんびりしてみたり、仲の良い子とイチャイチャしてみたり、それぞれの日々を暮らしている。 (R18作品はパラレル設定と解釈しても問題ないよう制作) ・周辺の簡単?なキャラクター説明 ヒナ 最後の聖死神少女。アルビノ和服●女。敬語ロリ。 計り知れない潜在能力を持つ。良い子だが天然S気質、愛され体質、年上キラー。 ナツミ 最涯の聖死神少女。現存最古参。 基本的には真面目なため周りが濃すぎて苦労人体質、没個性ぎみだが、ヤンデレの素質もアリ。ミキとは親友。 ミキ 最前の聖死神少女。いつも明るいお調子者担当でムードメーカー。 ふたつ結びおさげにワンピースの似合う美少女。ナツミと親友。 アザミ 最速の聖死神少女。クールな一匹狼を気取っていたツンデレチョロちゃん。ギャルっぽいのは見た目だけ。 ヒナにあっさり心を解きほぐされてしまい、今は妹にしたい。 イミ 最深の聖死神少女。無表情系天才博士。知識欲に忠実なデータ厨。 ワウがパートナー。(単独だとあまり移動できない) ワウ 最狂の聖死神少女。ゲラ。本能に忠実な脳筋野生児。ガンマニア。 イミのパートナー、もとい、手なづけられている。 マウケニー・ルルフ 第四宮長(騒動の責任を問われ懲戒処分で実権剥奪中)。ヒナの実父だが、実娘と知らぬまま死神として育成する。 ネイティヴタナトス(土着の死神、人型種)。実年齢は200を超えているが、外見はまだ初老。 生前のアマヤと恋仲であったことは内密にしていた。死亡後、自らの率いる宮舎の管理人として迎え入れる。職権乱用。 謎多き怖い人物だったが、全ての事実が明らかになった後、死神少女たちからは、色事にヘタレな可愛いパパと扱われるようになってしまう。 アマヤ 第四宮舎管理人。ヒナの実母で、うすうすは気付きながらもお姉さん的に接していた。 元・人間の、一般的な霊体として存在。 外見は非常に若いまま。(その年齢で死亡し留まっているため) 全ての事実が明らかになり終息した後、6人の少女皆の母親として奮闘している。 コトル 元・第四宮副長。正体は魔界の企業キザミグループ社員の第三階級悪魔。 ヒナを、宮長夫妻の実娘の魂と知りつつ聖死神少女に推薦した張本人。 邪悪な本性を現し、第四宮舎を滅茶苦茶にしたのち、覚醒したヒナとの戦闘によって消滅。 アメキ 元・第四宮料理長。正体は魔界の企業キザミグループ社員の第六階級悪魔。 コトルの部下で、調理・雑務担当として共同潜入していた寡黙な男。第四宮の人事採用ガバガバやん。 固有能力でオルタを操り、第四宮舎を破壊した実行犯。 覚醒したヒナに、大した見せ場もなくついでに消滅させられる。 オルタ 本名は真下桜太。第三宮隊員。高等代替死神。元は流浪街道で浮浪していた普通の人魂。 ナツミとミキとは知人。アザミとは浮浪時代の悪友。 生前、暴君だった姉への反動か「聖なるもの、穢れなき存在」が好きで、 要するに小さいものや年下へ趣味が偏った無自覚ロリコンと化してしまっており、ヒナにガチ告白した事がある。もちろん断られた。 まあまあイケメンだしクールなキャラなのにムーブが残念だったり簡単に操られて能力を悪用されたりと可哀想なシーンが多い少年。 ちなみに姉は地上に存命であり、音楽業界で働くどこぞの金髪グラサン野郎を射止めて順調に交際中らしい。リア充爆散しろ