【1:はじめてのフェラ】 ■主人公の自室 (ドアに背を向けて自室にいる主人公。連打されるチャイム、叩かれるドア。ドア越しに声) [後方遠く] ちょっとー。いないんですかー? もしもーし。 (尚も叩かれるドア) もーしもーし。ねえ、いるんでしょー。もう、もしかしてまだ起きてないの? まったく……それとも、居留守? それならいっそのこと、ベランダよじ登って窓の方から侵入して……。 (ドアに向かい、がちゃりと開けて) [前方、やや下] あ、なんだぁ、いるじゃん。ひさしぶり。元気だった? ……なによその顔。もしかして寝起き? あ、それよりさあ、ちょっと部屋入れてよ。なんで、って……その、話、あるから。 あんまり人に聞かれたくないっていうか……ん、ありがと。上がるね。お邪魔しまーす。 [後方、やや下] うわ……部屋、きたな……。全然掃除されてないじゃん。 洗濯物だってこんなに溜めちゃってさあ、おばさんに部屋見られたら怒られるんじゃない? えっ、なに? ああ、話? あー、えーと……座って話そっかな。よいしょ。 [前方、正面] あの、さ。……彼女、できたの? いや、この間、女の人と二人で歩いてるところ見たからさ。 たっ……たまたまだよ! そもそも、渋谷にいるなんて思わなかったし。私は友達と洋服見に行ってたの! そうしたら、なんか大人っぽい女の人と、二人で歩いてるとこを偶然見ちゃったから、ずっと気になってて……。 ……はあ!? 関係なくなくない!? だって……だって、私は、小さい頃からず〜〜っと好きだったんだよ!? あの頃からずっと、付き合いたいと思ってたんですけど! ……なによ、その呆れた顔。あ! ひょっとして、信じてないんでしょ。 まだ……まだ私のこと、子供だって思ってるの? 一体私のこと、いつまで子供扱いするつもり? いくら歳が離れてるって言ったって、もう私だって18歳で……大人なんだから! え? 大人はこんな朝早くに家のドアの前で騒いだりしない? 揚げ足取るのやめてよ! それは、もしかしたら彼女ができたのかもしれないっていう、緊急事態だったからで……。 ……で、どうなの? あれは彼女なの、そうじゃないの? まだ付き合ってない? ……はあっ、よかったあ……。 もう……こうやって毎回、彼女ができたんじゃって心配するの嫌だから、言うけど。 彼女作りたいんだったら、その……私のこと、彼女にしなさいよ。 なんで、って……幼馴染で、ずっと私のこと見てきたでしょ? 年下だけど、家事だってちゃんとできるから、部屋の掃除だって洗濯だって完璧にできるし。 こんなにぴったりな彼女、他にいなくない!? え? ……子供は無理? だから、もう子供じゃないって言ってるのに……! ……怒った。子供だって油断してると……こうなんだから! (どさっと主人公を押し倒して顔を近づけ) [前方、右耳に吹き込むように] ふふ……。私だって、いつまでも子供じゃないの。 もう、こうやって男の人を押し倒して、あーんなことやこーんなことだって、できるんだから。 (相手が何か言うのが聞こえて顔を正面に戻し) [前方、正面] え?「あんなことやこんなこと」が何か、って? そ、それは……。そ、その、いろいろ、エッチなことだって……。 っそ、その前に! ちゃんと約束して! 私を彼女にしてくれるって! ……上から目線じゃないわよ! 上から目線じゃない、けど……わかった。言い直す。 ずっと好きだった。……彼女になりたいの。だめ? ……いいの? ほんとに? えっ?「これから言うことを聞いてくれたら」……? そんなの朝飯前よ。私がお願いを聞いてあげたら、私のこと彼女にしなさい。絶対よ! ……よし。じゃあ、言うこと聞いてあげるから言ってみなさい? ほら、何してほしいの? え? 逆に、どんなことを命令されると思ったのかやってみろって? [前方、だんだんと近づきながら] (緊張した様子で)……わかった。どうせ、こういうことでしょ……。 (ちゅ、と唇に軽いキスをして) ……なんでそこでため息つくのよ! わ、分かってる! キスだって、別に今みたいな触るだけのやつじゃなくて、こうなんか、舌を絡めるやつだってできるし……。 ほら、口開けてよ。やってあげるから! (ディープキスをして)んっ……んん……。 ……っはあ、……どう? (誘惑するように片耳に囁いて)大人のキスだって、ちゃんとできるんだから。 え? キスだけじゃなくて、体も触ってほしい……? (焦りつつ強がるように)と、当然よ。ちょうどそうしてあげようと思ってたところ。 (主人公の胸の上に両手を置き、ざらざらと服の上を撫でる音) [前方、やや下。胸のあたりに頬を添えている] ん……ほら、胸とか……男の人も、触られると気持ちいいんでしょ? ドキドキしてるじゃない。ほら、こうやって撫でたりしたら、だんだん感じて…… (がばっと体を起こす主人公、どさっと尻もちをつくあんず)きゃあっ! な、なによ急に起き上がって!? ……え? ぜ、全然…気持ちよくない? [前方、左下に向かって。顔をうつむかせて呟く] だって、しょうがないでしょ……しょ、処女なんだから……。 [前方、正面] っ、なんでもない! じゃあ、何したら気持ちいいのか……何したら私を彼女にしてくれるのか、そっちが言ってみなさいよ! ……え? ふぇ、フェラ……してほしい……? ふぇ、フェラって、その……。あ、あれを、咥え……。 (ここで理解して息を呑み)……っ……。 ま、待ってよ。いきなりフェラとか、じゅ、順番がもっとあるんじゃない!? ほら、まずは手でやってあげたりとか、もっとほかの…… (ベルトを外し、ズボンと下着が一気に下ろされる)きゃ、きゃあっ! い、いきなり出さないで!! そんないきなり、は、恥ずかし……いや、は、恥ずかしくなんてないけど! [前方、左下に向かって] ……おっきい……。 [前方、正面] (我に返ったように)そっ、それをフェラしたら、私のこと彼女にしてくれるのね? 絶対? 嘘じゃない? ……わ、わかった。じゃあ、やるわ。 う……やっ、やり方くらい知ってる! やったことはないけど……。 [前方、やや下から] (屈んで顔を近づけ、小声で)最初はこんなふにゃふにゃなんだ……。 (我に返って)あっ、わ、分かった! やるから! ……んむ。 (先端を口に含み、以下、くぐもった声で)あ……先端咥えただけなのに、ちょっと、動いた……。 し、舌……。舐めなきゃ……んっ……。 しょ、しょっぱい。うう……っ、口の中、いっぱいだし……。 どうしたら……っ、もっと奥まで咥えるの……? う、うう……っ、んう……っ。 お、奥……っ、苦しい……。 んむっ、や、やっぱ無理! (口から出して思いっきり息を吐き)ぷはっ! い、一回休憩させ……っやだ、違う、嫌いなわけじゃないから! が、がんばるから……。やっぱり彼女にするのはやめるとか言わないで……。 ん、んん……っ。 (以下、くぐもった声で)奥まで、咥えて……。 (しばらく頭を動かしながら)んむっ、ん、ん、ん……っ。 んむっ!? あ、頭、押さえないで……。 (喉の奥まで当たり、息苦しそうに) う、うえ……っ、むぐ、んんっ、んんん……っ! ん、んぐっ……。んん!? (解放され、2度ほど大きく息を吸い) はあ、はあ……げほっ、げほ……。苦い……。 お、終わった……? ……はあ、はあ……。 へたくそ、って……これでも、一生懸命やったんだから……。 (呼吸がだんだん調い、一つ息を吐いて)……。 [前方、正面] でも……これで私のこと、彼女にしてくれるんでしょ? えへへ……ちょっと苦しかったけど、彼女……うれしい……。えい! (抱きつく衣擦れ) [前方、右耳に口を寄せて] ね、そうしたら、今度の日曜日デートしようよ! その日は部活おやすみだから、新しくできたショッピングモール行こ。 えへへっ。……楽しみにしてるね。 【2:立ったまま手マン】 ■ショッピングモール (ショッピングモール内の喧騒。あんずが隣をこつこつと歩いている足音が続く) [右横、やや下から] (うっとりしたように)はー……さっきのワンピース、やっぱり買えばよかったかなー。 でも、試着した状態で見ると、さっきのより最初に着てみたやつのほうが似合ってる気がしたんだよね。 ねえ、どう思う? 最初に試着したワンピースとさっきのやつ、どっちのほうが似合ってた? え? ……どうでもいいからどこか座りたい? (足音が止まり、不満そうに息を漏らして)……、……。 [正面] (少し苛ついたように)あの、さ。今日のこれ、デート……なんだよね? なのにさ、なんか……全然、楽しそうにしてくれないじゃん。 せっかく彼女になったのに、これじゃつまんないって言うか……。 私は今日出かけるって決まってから、ずっと楽しみにしてたのに……。 (ぎゅ、ときつく手首を握られて) っ! いった、なんでいきなり手掴んで……ちょっ、ど、どこいくの!? (大きな足音が続き、ぴたりと止まって) ちょっと、ここ……だ、男子トイレでしょ!? なんで!? わ、私、外で待ってるから! (ばたん!と大きな音を立てて個室のドアを閉められ)きゃっ! な、なによ……お、怒ったの……? でも……でも、悪いのそっちでしょ!? なのに、ずっとつまんなそうでさあ……こんなんじゃ、まるで私ばっかりが……。 [正面、近づいて] (急にキスされ)んんっ!? な、キス、いきなり何っ、んうっ! (口を塞ぐようにキスされながら、だんだん落ち着いていき) んんっ!? んぅ! んーっ、んっ……んうっ……ふ、んふ……ぅ……。 [正面、少し離れて] (口が離され)……っはあ、は……。ちょっと、いきなりなんなの! こ、こんなキスなんかで許すわけ……。 (ごそごそとスカートを捲りあげられ)ちょっ!? やめ、スカートの中触らないでっ……んぁっ! (ざらざらと下着を撫でる音)な、ああ……っ、そんなとこ、撫で……ちょっ、ふ、ふざけないで……。 撫でてるとこ、それ、クリだからぁ……っ! だめ……声、出ちゃう……こんなとこで、誰かきたら……ああっ! う、うう……っ、や、やめ……っ、あ……っ! (抱きしめる衣擦れ、肩に顎を乗せて) [左耳に口を寄せ] (次第にくちくちと水音が混じるようになり)ふ、ふあ……っ、な、なに? ぬ……濡れてない! ち、ちが、感じてなんかぁ……っ! ん、んんっ……声、出ちゃうぅ……も、やめ……っ。 あっ、やらぁ……っ、イ、イきそ、なんか、ぞくぞくって、きちゃぁ……っ! (撫でていた音がぴたっと止まり、ぱっと手を離されて)え、えっ……? や、やめるの……? なんで……? ……え、だって……もうちょっとで私、イけそうだったのに……。 (悔しそうに喉を鳴らして)……、……。 こ……ここまで私のこと感じさせておいて、イかせてくれないなんて、ずるいよ……。 ちゃんと……ちゃんと最後までやってよ。 ん……こうやって、抱きつけばいいの? [右耳に口を寄せて、以下、耳に吹き込むように]あっ……。 ん、もうパンツ、いいから……中、ちゃんと指で触って……。 (指を中に挿れる水音が響き) んあ、ああ、ああ……っ。入ってきたあ……。 あ、指、だめ……きもちい、気持ちいいよお……っ。 (細かく指が動き)んん、あっ、あ、ああ……っ。 も、もっと……もっと奥まで、ぐちゅぐちゅして。 (奥まで挿入して)んっ! そう、もっとぉ……あっ、すごい、ああっ。 (ぐちゅぐちゅと激しく動かす水音が響き)うう、膝、がくがくしちゃうぅ……。立ってらんないよぉ……っ! ああんっ、激しい……自分でやるのと、全然違う……。 だってえ、自分だと、イくの怖くなっちゃうからあ……。 もっと、もっといっぱいぐちゅぐちゅして! (水音が大きく、早くなっていき)あっ、指、増やして……んあ! 二本も、太い、太いよぉ……。 あ、ああ、ああん……っ! (足音が近づいてきて、ばたんとドアが締まった瞬間に水音を止め)……っ!? (小声で、快感で声を震わせながら)ね、ねえ……と、隣、誰か来ちゃった……。 (指を動かされ)あ! (慌てて口を塞ぎ、以下、くぐもった声で)だ、だめ!聞こえちゃう! バレたらどうするの!? だからちょっと、隣の人が出ていくまで待っ…… (くちゅ、と指を動かし始め)んあ! ま、まってえ、今はだめ、声があ……っ! うーっ、声、出ちゃう、だめ、だめだってばぁ、ああっ、だめぇ……。 あ、ふあ、あーっ、だめ、だめだめ、イっちゃう、イッちゃう、だめえ……あーっ……!! (ぽたぽたと垂れる水音。隣から水を流す音とドアが空く音が響き、足音が遠ざかる) (放心したように)ば、ばれなかった……? (ばっと離れる衣擦れ) [正面、少し離れて] ……もう、ばか! ば、ばれたらどうするつもりだったの!? パンツだって、ぐちゃぐちゃに濡れちゃったし……。 (悲しそうに)せっかく、デートだったのに……。 (ドアを開け、主人公が出ていく足音が遠ざかり) (ぽつりと呟くように)……行っちゃった。 ……はあ。彼女にしてくれた、ってうかれてるの、私だけなのかな。 結局、私とエッチなことしたいだけで……恋人になってくれたわけじゃないのかなあ……。 【3:ご奉仕騎乗位エッチ】 ■主人公の自室 (掃除機をかける音) [マイク周りをうろうろと一周しながら] (鼻歌)ふ〜ん♪ふんふんふ〜ん♪ふふ〜♪ふふふ〜ん♪ (掃除機の音が止まり) [正面に戻り] ふう。よーし、掃除機おしまーい! まったく、どうして一週間くらいでこんなに部屋を汚せるのよ。 洗濯物だって溜まってたしさあ。もー。一人暮らし、向いてなくない? ……返事ぐらいしてよね、もう。 はあ、いいけどさあ。 [正面から後ろへ移動しながら] さーて、あとはベッドまわりの棚を片付けて……と。 [後ろで] (ことん、と軽い箱が落ちる音がして) あれ、なんか落ちた。よいしょっと……ん? 何が入って……。 う、うわあっ!! こっ、これ……こ、こっ、こ……。 (振り返る主人公) [正面] ふえ!? べ、別になんでもないし……びっくりしただけだよ! え? 後ろに隠したものは何かって? そ、それは……。 [左耳付近で] きゃっ! ち、近づかないでよ! ……ああもう、わかった! 見せればいいんでしょ! (体を離し、ごそごそとコンドームを見せる) [正面] これ! これが、棚から落ちてきてびっくりしただけ! ……なんでそんなものでびっくりするのか、って……だ、だって……。 こ、こんなところに、(ここだけ小声で)コンドーム、(声の大きさを戻し)置いておかないでよね! え? ……聞こえない、じゃない! 聞こえてたでしょ!? あー、もー……! だからぁ! (大声で)コンドーム、こんなとこに置いとかないでって言ってんの! (我に返って)っうわ、ちょっと、私、なんてことを大声で……! ん、んんっ。とにかく、こういうものはもっとこう、見えないところに隠しておいてほしいっていうか……。 え? ……別に恥ずかしいものじゃない? そ、そうだけど……み、見たことはあるわよ! つ……使ったことは、ない……けど……。 [マイクに近づき、やや下から] ……な、なんで、近づいてくるの。なに? きゃあっ! (ぼふっとベッドに押し倒されて) [正面、やや近め] な、なに!? いきなり押し倒すとか、やめ……え? 使ってみる? って……は、はああああ!? (意味が一瞬理解できずに混乱したように)ちょっと、それ、意味、つまり、えっ……? な、なんで笑って……慣れてないんだ、って……ま、また子供扱いするつもり!? 慣れてないわけじゃないし……! だって、もう18なんだから! (恥じらって声を潜めて)友達だってみんな、ヤったって話、してるし……。 わ、私? 私は……私は、しょ、処女……だけど……。 (決心したように息を吐いて)……、……。 でも、私だって……私だって、その……セックスくらい、上手にできるんだから……。 やったことはないけど、勉強はしたし……自分で、練習だって、したし……。 な、なに、その顔。全然信用してないでしょ。 できるんだから、ちゃんと……! (ぎし、とベッドが軋んで) [正面、少し離れて] なに、突然ベッドに大の字になって寝て……え? じゃあお願い、って……ど、どうやって……? き、騎乗位? ……し、知ってるわよそれくらい! (自分に言い聞かせるように)騎乗位……騎乗位ね。うん、できるんだから。 まずは……腰のあたりに座ればいいんでしょ。 よい……しょ。お、重くない? ……そう、それならよかった。 じゃあ……最初は、手で触って……え? 手じゃなくて、このまま腰を前後に動かすの……? こ、こう……? (ずりずりと布が擦れる音が続く) (控えめに)ん、ふう……っ。 これ、ちょっと……なんか……っ……。 か、感じてなんかないけど……。 ふ……ぅ、んん……。あっ……、う……っ。 だって……これ、おちんちんと、私のおまんこが、擦れるからぁ……っ。 (しばらく息を熱く吐きながら続けた後、擦れる音が止まって) はあ、はあ……。ちゃんと、硬くなってきた……? こ、これで本当に勃ったの……? そ、それならいいけど……。 じゃあ、チャック開けるね。よい、しょ……。 うわ! 飛び出してきた……。元気すぎじゃない……? もう、このままゴムつけて大丈夫なの? ん、分かった。 (ぴりぴりとゴムの袋を開け、先端につけて) 上からかぶせて、こう……下ろしていって……。 ん、よい……しょ。これでいい? そ、よかった。 あ……それじゃあ……、その……。 (ごくり、と喉を鳴らして、決心したように)い、挿れるからね。 ん、多分……さっきずりずりしてたときに、その、結構濡れたから……ちゃんと入ると思う……。 (大きく深呼吸して)ふう……はあ。 う……先っぽを押し付けるだけでも、どきどきする。 はあ、はあ……じゃあ、いくね。腰を……下ろし…て……っ。 (ゆっくりと先端が押し広げるように入り)ぅ、いっ……たぁ……。 (痛みで少し声を震わせて)は、入っ……え? ま、まだ先っぽだけなの? うそ……。 (焦ったように)や、やめない! 大丈夫だから! 絶対、気持ちよくしてあげるから……。 (ゆっくりと腰を下ろしていき)う、うう……お、おっきい……ぅっ、あっ! 今度こそ、全部入った……? (ふにゃりと安心したように)よ、よかったあ……。 (お腹をさすりながら)ん……、お腹の、このへんまで入ってる……。すごい……おっきい……。 あっ、ご、ごめん。じゃあ、動くね。 (足に力を入れて腰を浮かせて)ふ……っ。 (入れて、抜いてをゆっくりと数回繰り返す)んっ! ……ふ、ぁ…。んんっ! ん、ぁ……。んぅ! あぁ……っ。 ど、どう、かな……? え? 浅いし、ゆっくりすぎる……? わ……分かった。もっと、いっぱい抜い……て、戻……す、うぅ……っ。 (声を震わせながら)抜い……っあ、だめ、ぞくぞく……きちゃ……ぁっ。 はあぁ……っ、だめ、動くと、気持ちいいのがびりびりくる……。 (泣きが入ったように)うぅっ、これ、無理だよぉ……感じすぎちゃって、むりぃ……。 ふぇ、なんで、腰掴んで…… (下から急に突き上げられて)ああっ!? した……下から突き上げるの、やめ、やめてぇ! あっ、あ、あ、ああ……っ、ぅあ、だめ、すごい、だめぇ……っ。 待って、だめ、手、力入らなっ……! (ばたりと覆いかぶさるように倒れて) [左耳の真横で] (突き上げられる衝撃で声も跳ねさせ、舌っ足らずになりながら) うあ、あっ、あ、あ! 奥、やだあっ! だめ、イっちゃう! はあ、あ! あっだめ、だめだめ! イく、イっちゃう、イっちゃ……ッああっ!! (しばらく乱れた呼吸を繰り返して)は、はあ、はっ、はあっ……。 (呆けたように)イ、イっちゃった……。はじめてのエッチで、イっちゃったぁ……。 はあ、はあ……。 エッチって……すごい……。 (しばらく呼吸を整えてから、体を起こして) [正面] はあ、気持ち、よかった……。 ねえ、その……ちゃんとイけた? (安心したように)ほんと? それなら、よかった……。 (不安げに吐息を漏らし)……、……。 ね、私、セックスちゃんとできてた? 気持ちよくさせてあげられてた? (気落ちしたような声で)そ、そっか。あんまり、上手じゃなかったか。 は、初めてなんだから仕方ないでしょ……これでも、がんばったんだし……。 (不安そうに息を吐き)……、……。 もっと、練習したりしてうまくなるから……。だから、また、エッチしよ? ……ね? (キスし、舌を絡めて)んあ……ぅ、ふ……ぅ……。 え? キスは、上手? ……キスは気持ちいいもん。ね、もっとちゅーしよ? (舌を吸い合いながら)ん……ふ、ぁ……ん……。 ん……。 (独り言のように)えっちもこんなふうに、うまくできたらいいんだけどな……。 【4:自慰見せ】 ■主人公の自室 (ドアが開き、ヒロインが中に入ってくる。スーパーの袋を置いて) [正面、やや遠くから近づきながら] ふう、重かった……。ただいまー……じゃない、おじゃましまーす、か。 今日はね、この前カレー食べたいって言ってたから材料買ってきたんだ。 今から作れば夜にはおいしく食べられると思うから……って、なに、どうしたの? なんか、怖い顔してない? ちょっ……え、なに!? なんなの!? (壁ドンするどんっという音) [正面、やや下から] な、何……? (怯えつつ茶化すように言って)か、壁ドンじゃーん。 ……なんで怒って……。 え? 昨日、学校帰りに一緒に歩いていた男は誰だ、って……。 ク、クラスメイトだよ! 遅くなっちゃったから送ってもらってたの! なんで帰り遅くなったのか、って、一緒に日直だったから、日誌書いたり、それ持って職員室行ったりしてたら遅くなっただけ! え? ……はあ!? セックスの練習をしてたんじゃないかって!? ば……ばっかじゃないの!? そんなことあるわけないでしょ!? はあ!? 証拠!? そんな、やってない証拠なんてどうやって出したら…… きゃっ! ちょっ、手掴まないで、痛い……! (腕を掴んで足音を慣らしながら歩いていき、ベッドに放り投げて) [正面] きゃっ! いった……。なんなの!? だから、なんにもしてないって言ってるじゃん! 二人で帰ったのは本当だけど、でもあれは危ないから送ってくれただけで、別にそれくらい……。 あっ、まさか……。 (相手が嫉妬していることに気付き、笑みが抑えきれず)……ふふっ。 え? に、ニヤニヤしてないよ! ちょっと、怒んないでよ……っ! あーもう、わかった、なんでもしてあげるからそんなに怒るのやめて! ……え? ……ここでオナニーしたら、許してあげる、って? (赤くなって羞恥に息を震わせ)……、……。 た、確かになんでもとは言ったけど、そんな、恥ずかし……っ、 わ、分かった! 分かったから、別れるって言うのはやめて! やったら、許してくれるんでしょ……。 どうしたらいいの? 胸に寄りかかって座ってやればいい? ……わかった。 [右側に口を寄せて] (相手の胸を背にして寄りかかり、肩に頭を置いて) ん……こうやって寄りかかると、肩に頭、ぴったり乗るね。……えへへ。 (一瞬うれしそうに笑うが、すぐ我に返って)ん、わ、わかった、ちゃんとやるから……そんな顔で見ないでよ。 じゃあ、その……オナニー、するから……見てて。 まずはパンツの上から……んっ……撫でて……。 (布を指先で撫でる音)ん……、ふ……。 え? ……ちゃんと口に出しながらやれ、って……な、なんで……。恥ずかしいじゃん……。 わ、わかったよ……。 (ざらざらと指先で撫で、声を羞恥で震わせながら) こうやってパンツの上から……く、クリ……を、撫でてる……っ。 ほ、本当にこれ、言わなきゃだめ? 恥ずかしいよ……。 恥ずかしくないと罰にならない、って……それは、そうだけどさあ……。 ん……ふ……。え? ……ん、クリ触るの、好き……。 んぁ……ちょっと、おっきくなってきた……ふ……あっ。 (手を止めて) はあ、はあ……イ、イきそうになったから、ここで一旦やめて……。 えと……そしたら、次は指、入れます……。 パンツの中に、手、入れて……え? 見えないから脱げって……わ、わかった。 (ごそごそとパンツを脱ぎ)これでいいの? う……自分でもこうやって見ながらオナニーすることないから、余計恥ずかしい……! うう……じゃあ、指、入れて……。 (先端だけ指を入れて)んっ……! いっ、いきなり奥までは怖いから、まずは指先だけ、こうやって……んっ……出し入れ、して……。 (くちくちと小さく水音が鳴り、だんだん大きくなる)ん……っぅ、ふ……、は……。 あ……んっ、一番、きもちいいとこ……? ここ、んっ、入り口の、ちょっと上……ここ、指曲げてこすこすすると、きもちい……あっ! イ、イっちゃうかと思った……。 ふぅ、ふぅ……。いっぱい濡れてきたから、次は、ゆっくり指を奥まで、全部、入れ……ぇ……っ。 (奥までずぶずぶと指を埋めていく) ん、あ……っ、指、奥まで入れられた……。 (落ち着かせるように息を吐いて)はあ、はあ……。 [左側に口を寄せて] (頭を逆の肩に載せ直して)今度は、こっちに寄り掛かからせて……。 はあ、はあ……落ち着くまで、ちょっと休憩……、 (急に胸を揉まれてびっくりして)あ!? や、ちょっ、胸、揉まないでぇ……っあ、きゃあっ! 乳首、抓るなぁ……っ! うう……わかった、続き、やるからぁ……。 (じゅぷじゅぷと指を出し入れする水音が鳴り)な、慣れてきたら、こうやって指を、出し入れ、してえ……っ。 はあ……っはあ、はあ……っあ、あ……。 手、止まんない……きもちい……っ。 (だんだん恥ずかしさより気持ちよさが勝っていき)あ、足、そんな開いたまま掴まないでえっ。 あ……っ、じ、自分でおまんこじゅぽじゅぽするの、見られて恥ずかしいよお……っ! うう……っ、気持ちい、気持ちいい……! ふえ……? なんでさっきにやにやしてたのか、って……うぁ、分かった、言う、言うからあ! (水音を激しく立てながら)だってえ、私が他の男と出掛けて怒るなんて、し、嫉妬してくれたってことだから! 嫉妬してくれてうれしい……。 うぁ、いっちゃう、やだ、いっちゃう! うひ、ぃ……っ、ごめんなさい、ごめんなさいぃ……。 嫉妬してくれて、うれしいと思ってごめんなさいぃ……あぁっ! (ぽたぽたと垂れる水音。どさっとベッドに倒れ込み、肩で息をしながら余韻に震えて) [正面] (声を震わせながら呼吸を整えて)はあ、はあ、はあ……。 (放心したように)ふえ……? なんで、驚いた顔してるの? なんで……ふあ……(あくびして) お話……したいけど、イっちゃったら急に、眠……。 あとで……起きたら、話……するから……。 (寝息を立てて眠る)くー……。すー……んむ……。 【5:両想い甘々エッチ】 ■主人公の自室 (ベッドが寝返りで軋む) [右側、口を近づけて] (寝息)くー……。すー……。 ん……? ん、んん……。 あえ……寝てた……? (目の前に相手の顔があり驚いて)ふあっ!? ご、ごめん。か、顔近くてびっくりしたあ……。 寝ちゃってたんだね、私…… (恥ずかしそうに)それに、腕枕してくれて……その……ありがと。 (言葉を探すように小さく息を吐き)……、……。 あ……あの、さ。寝落ちしちゃう前に、言ったことだけど……。 ちゃ、ちゃんと覚えてるよ! 忘れてない。 その……あんなにびっくりした顔してたのは、どうして? え? ……嫉妬だと思わなかった、って? えっ、私がクラスメイトの男の子と帰ってるの見て、あんなに怒ったのって……嫉妬……だよね? ……なに、その困った顔。 もしかして、自分がなんであんなに怒ったのか、本当に分かってないの……? (愛おしそうに笑い)ふ、ふふっ……ふふ、あはは、あははっ! ご、ごめん、笑っちゃって。でも、おかしい……ふふふっ。 だって……私より年上で、すっごく大人だと思ってたのに……。 それなのに、あんなに分かりやすく嫉妬してくれた上に、自分が嫉妬してるって分かってないなんて、可愛すぎでしょって思って……うふふっ。 (笑いを抑えて、居住まいを正すように息を吐き)……、……。 ……私のこと、ちゃんと……好き、なんだね。 最初は、あんなふうにちょっと乱暴なことしてくるから、もしかして彼女にしてくれたわけじゃなくて、セフレなのかもしれないって思ったんだけど……。 え? ……大人っぽいふるまいが分からなかった? ふっ……あは、あははっ! もー、なにそれ。私より、よっぽど子供じゃん。 (すっきりと安心したように)はあー、もー! なんか、私ばっかり悩んで落ち込んじゃってさ。そんな心配する必要なかったんだ。 (声をぐっと潜めて、囁くように)ね。……好きだよ。大好き。……私のこと、好き? ……えへへ。うれしい。両想いだ。 もっと最初にちゃんと、こうやって告白すればよかった。 なんか……告白とか、ちょっと子供っぽいかな〜とか思ってたんだけど……好きって言うのは、大事だよね。 ……うん。ここからは、大人っぽいとか子供だとか、そういうの関係なく、ちゃんと好きって言うし……。 [右側、唇を近づけて] 好きってことを伝えるための、甘々なエッチ、したいな。 (右耳にキスし、音を立てて舐め)ん……。 耳、気持ちいい? ……ふふ、もっとその気にさせちゃうんだから。ん……。 (舌を耳に出し入れし、じゅるじゅると音を立てて)んっ、んっ、ん……はあ、ん……。 あはは、もしかして耳、弱い? ちょっと赤いよ。 (じゅぽじゅぽと舌を出し入れして)んっ、う、ん……舌、じゅぽじゅぽされるの、きもちい……? [正面] (どさっと伸し掛かられ、ベッドが軋んで)きゃあっ! ふふ、急に押し倒してきて……やる気になってくれた? うれしい……。ねえ、ちゅーして……? ん……。 (うっとりしたように舌を絡めながら相手の舌を吸い)んっ……ふ、ぅ……っ、あ、ふ……。 はあ……っ、胸……うん、気持ちいいよ。もっと触って……。 (舌を音を立てて吸いながら)ぅあ……っ、ん、んん……。 (びくっと体を跳ねさせて)んあっ! も、もう……いきなり、指、入れないでよお……っ。 (何度か出し入れされて体を震わせながら)んんっ……! さ、さっきイったばっかりだから……やさしくして……! ん……っ、あ、そこ……っ、奥、くりくり、やぁ……。 あっ、んっ、ぅ……奥、じんじんするよぉ……。 ふあ……ああ、だめ、そんなじゅぽじゅぽされたら、すぐイっちゃうぅ……っ。 (指の出し入れが止まり、抱きつきながら) はあ、はあ……ね……大丈夫だから、もう……挿れて? (がさがさとゴムの箱を開け、ゴムをつけて)ちゃんとゴムしてくれた? ん、じゃあ、きて……? あ、ねえ……手、ぎゅって……繋いでも、いい? ……ありがと。 (ゆっくりと挿入され)ふ、あ、ああ……っ! うう、おっきくて、みりみりって、裂けちゃいそう……っあ! (うっとりして)いま、奥、きたぁ……。 はあ……っ、ん、大丈夫、動いていいよ。 (突かれる度に声が跳ねて)っんぁ! あ、あんっ、あ……っ! (イきそうなのを我慢するように声を震わせて) そこ……だめ、そこ、ごしごしされるの、きもちくて、だめぇ……っ。 はあ、はあ、ああ……っ、うう、ふう、きもちい、きもちいよお……。 あ、いっちゃう、いっちゃう、いっちゃうぅ……ッああ! (肩で息をしながら)……はあ、はあ……。 ……い、イっちゃった……。 だ、だって、……おちんちん、気持ちいいんだもん……。 (抱きつかれる衣擦れ、左耳に顔を寄せて) [左側] ん、抱きついてきてなに? え? もう一回? うん……あ、いいけど、ちょっと待って。 ね。……私のこと、これからはちゃんと、彼女にしてくれるんだよね? だって、さっき告白し合ったじゃん。 だから今度こそ、たくさんデート連れてってくれるし、デート中も優しくしてくれるし、 その……えっちも、優しくしてくれる……よね? それを約束してくれるなら……その……。 [左側、耳に口を近づけて] (囁くように声を潜めて)ゴム外して、中に出してもいいよ。 (少し離れる衣擦れ) [左側、少し近め] (からかいつつ、自分も照れたように)……ふふ、耳真っ赤じゃん。……私も顔、熱いけど。 ん……いいよ。中に出して。 今日、大丈夫な日のはずだし……もしできちゃったら……彼女から、奥さんにしてよね。 (照れくさそうにごまかして)……えへへっ。 ん、きて……? (挿入され、震えながら)んっ、ふ、あ……っ!! な、生って……すごい、あっつくて……どくどくしてるの、伝わってくる……。 (ぎゅっと相手を締め付けて)んんっ! だ、だって、すごい、意識したら、感じちゃうんだもん……! (突かれて声を跳ねさせながら、舌っ足らずになっていき)はあ、あっ、あ、すごいぃ、そこ、だめ……っ。 んあっ、そこ、もうちょっと、奥、ああんっ、そこ、きもちい、きもちいよぉ……! あぅ……っ、すごい、中、びりびりするぅ……。 あっ、そこ、じゅぽじゅぽして、そうっ、ああっ、だめ……っ。 い、一緒に、イこ? ね? あっ、ぅうっ、イく、いっちゃう、いっちゃう、イくぅ……っ!! (震えながら、恍惚と)ぁ……中に、いっぱい……出てる……。 (どさりと二人でベッドに沈み、呼吸を整えるように肩で大きく何度も息をして)……はあ、はあ……。 [正面] ……ふふ。いっぱい出されちゃった。 ねえ……今度こそ、ちゃんと気持ちよかった? ……そっか。それならよかった。 初めてしたときは……あんまり気持ちよさそうじゃなかったから。 え? ……私が痛そうだったから? だってそれは、は、初めてだったから……緊張したし、本当に痛かったし……。 (小さな声でごにょごにょと)だからあの後……その、自分でちょっと……指入れてみたりとか、したし……。 え? 本当に他の誰ともセックスしてないかって? し、してるわけ無いでしょ、ばか! 私が好きなのは、一人だけ。あなただけなんだから! (嬉しそうに)……ふ、ふふっ、あははっ! 本当に、ものすごーく嫉妬深いんだ。ふーん。 だって……小さい頃からずーっと、私ばっかり大好きで、私だけが嫉妬してるんだと思ってたから。 誰か他の女の人連れて歩いてるの見ては、早く大人になりたいー、そんな人より私を彼女にしてくれーって思って……。 ……だから、そうやって私のことで嫉妬してくれてるの、本当にうれしいよ。 ……ふふっ、拗ねないでよ。かわいいなあ。 ね、もっかいちゅーしよ? (ゆっくりと舌を絡めてキスし)……ん、ふ……、ふ……ぁ……んっ……。 ……へへ。キス、すっごく優しい。うれしいな。 これからは、私が彼女なんだぞーって、嫉妬せずに生きていけそう。 だから、そっちも不安になることなんかないんだからね。 ね? ……私の彼氏さん。