・タイトル:キーザトーブシリーズ第一弾       〜元気いっぱい! あこちゃん〜 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック1:理容室、シャンプー体験 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:9 正面から 【あこ】 「おとーさんおとーーーーさーーーーん!!」 【あこ】 「今日はきーざとーぶに連れてきてくれてありがとー!」 【あこ】 「そいやっ!」 ;SE:飛び掛かって抱きしめてくる音 【あこ】 「ぎゅううううううう!!」 【あこ】 「今日は、ほんとーに楽しみっ!」 【あこ】 「ありがとうね! おとーさん!」 【あこ】 「今日はあこがお店のおねーさんでおとーさんがお客さんだから、いーっぱいサービスしちゃうね!」 【あこ】 「それじゃーきーざとーぶにれっつごー!」 ;ボイス位置:3 囁き声で ;タイトルコール ;SE:カランカラン ;ボイス位置:1 正面から 【あこ】 「いらっしゃいませー! 理容室ルーネへよーこそー!」 【あこ】 「今日おとーさ……お客様の担当をさせていただきます! あこです!」 【あこ】 「えっと……じゃあここに座ってください!」 【あこ】 「へへー! 楽しいなー! あれ? このあとどうするんだっけ?」 【あこ】 「えっとー、ここでは頭を洗うみたいだね!」 【あこ】 「じゃーエプロンつけるから頭下げてねーお客様ー」 ;SE:防水エプロンを付ける音 ;ボイス位置:7 【あこ】 「ぺたぺた……おっけー! じゃあこのまま頭洗うねー!」 ;SE:シャワーを出す音 ;SE:温水をバシャバシャとさせながら頭を洗う音 【あこ】 「うおおおおおおおおおおお!!」 【あこ】 「あっ! シャンプーするの忘れてた! てへっ」 【あこ】 「どーれーにーしーよーおーかーなー。あっ、おとーさんが使ってるシャンプーがあるー!」 【あこ】 「でもあこが使ってるのは無いねぇー」 【あこ】 「じゃーおとーさんがいつも使ってるやつにしよっかー」 ;SE:シャンプーを出して泡立てる音 【あこ】 「みてー! あわあわー!」 【あこ】 「じゃー、おとー……お客様の頭を洗うねー!」 ;SE:頭をシャンプーで洗う音 【あこ】 「うおおおおおおおおおお!!」 【あこ】 「ふうー! 疲れた。ちょっとゆっくりとやるよー」 【あこ】 「かゆいところはございませんかー?」 【あこ】 「って理容室で聞かれる時あんまりかゆい事ってないよね」 【あこ】 「むしろ髪の毛を切ってもらってる時、お鼻に髪の毛がついてずっとかゆかった事があったんだけど、全然聞かれなくて大変だったよぉ……」 【あこ】 「聞かれないとちょっと言い出しづらいよね」 【あこ】 「そーいえばいつもはおとーさんに頭を洗ってもらってるけど、今日は逆だからなんだか変な感じだねぇー」 【あこ】 「でも今日洗い方を覚えたから、家でもおとーさんの頭を洗ってあげられる! すごい!」 【あこ】 「あこがどんどん成長していく……これが、キーザトーブ……!」 【あこ】 「よーし! 今日はいっぱい色んな事を覚えるぞー! おー!」 【あこ】 「じゃあシャンプー洗い流すねー、目を閉じてー」 ;SE:シャワーで流す音 【あこ】 「ふぅー水も滴るいー男だね! おとっ、お客様」 【あこ】 「記念写真撮ろっか! はいちーず!」 ;SE:シャッター音 【あこ】 「えへへっ。この写真学校の友達に見せていーい?」 【あこ】 「おとーさんにキーザトーブ連れて行ってもらったこと自慢しちゃうんだー!」 【あこ】 「あっ、お土産も買っていかないとね! 何がいいかな?」 【あこ】 「さっきちょっと見たけどお菓子がいっぱいあったよ!」 【あこ】 「今のクラスの子が30人だからいっぱい入ってるのがいいよね!」 【あこ】 「甘いのがいいかなー、しょっぱいのがいいかなー。うーん、悩むなー」 【あこ】 「っておとーさんの頭を置いといたままだった!」 【あこ】 「ごめんごめんっ! ちゃんと頭もあこが拭いてあげるからねっ!」 ;SE:タオルで勢いよく頭を拭く音 【あこ】 「うりゃりゃりゃりゃ〜〜」 ;SE:タオル越しに頭を叩く音 【あこ】 「ぺしぺしぺしぺし!」 【あこ】 「こうやって優しく叩くといいんだって!」 【あこ】 「もうちょっと優しくする?」 ;SE:優しく叩く音 【あこ】 「ぺし、ぺし、ぺしー……ぺし」 【あこ】 「これでいいのかなぁ?」 【あこ】 「あとは頭を揉むように、します!」 ;SE:タオルでゆっくりと頭を拭く音 【あこ】 「ごし……ごし。うんとこしょ、どっこいしょ……それでも髪は抜けません」 【あこ】 「いや抜けなくていいよね」 【あこ】 「でもあこのおとーさんはふさふさでもつるつるでも、あこのおとーさんだから!」 【あこ】 「んしょ……うんしょ。タオルはこのくらいでいいかな? じゃーあ……」 【あこ】 「仕上げのドライヤービーム!」 ;SE:ドライヤーの音 【あこ】 「説明しよう! ドライヤービームは怪獣オキャクサーマに発射することで髪が乾くのだー!」 【あこ】 「ぶぉぉぉぉん……あーれー」 【あこ】 「ふっ。……すちゃ。お仕事、完了」 【あこ】 「えへへっ。おとーさんありがとー! おかげで、あこ、初めてのお仕事うまくできたよ!! ほめてほめて! にひー」 【あこ】 「髪を切るとこって理容室ってゆーんだねー」 【あこ】 「ずっと散髪屋さんだと思ってた! おかーさんは美容院ってとこによく行くよね」 【あこ】 「あこ初めて聞いた時びっくりしちゃった! えっ病院?! おかーさんどっか悪いのー? って」 【あこ】 「理容室にも美容院にも連れてってもらったことあるけど、お店の感じって全然違うねー」 【あこ】 「あこは理容室の方が好きかも! なんか落ち着く!」 【あこ】 「じゃ、早く次行こっか!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック2:エステティシャン、マッサージ体験 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 正面から 【あこ】 「じゃじゃーん! 今度のお仕事はなんでしょーか!」 (早口で) 【あこ】 「543210っ!」 【あこ】 「ぶっぶー時間切れー!」 【あこ】 「正解はぁ、おかーさんがよく行ってるエステ屋さんでしたー!」 【あこ】 「いつもお仕事で疲れてるおとーさんを癒してあげるね!」 【あこ】 「じゃー、この台に横になってね!」 ;SE:台に横たわる音 ;SE:あこがお腹に乗ってくる音 【あこ】 「どーん! へへー! 朝起きる時と同じかっこーになっちゃったね!」 【あこ】 「おとーさーん、起きてー朝だよー。なんてねっ! 今はすっごい昼! 真っ昼間! あこがおやつの時間をお知らせします! まだおやつには早いかな?」 【あこ】 「じゃーおとーさんを食べちゃうぞーがおー! むしゃむしゃ」 【あこ】 「おとーさんだいすきー! えへへ」 【あこ】 「あっ。今のあこはエステ屋さんだった! お仕事しなくちゃ!」 【あこ】 「んー……お客様がこっち向いてるとお仕事できないね」 ;SE:あこが降りる音 【あこ】 「よいしょっと。ごろんってしてー」 ;SE:ごろんとひっくり返る音 【あこ】 「あー! 台にある穴って顔がすっぽり入るんだー! すごーい!」 ;SE:あこが背中に乗る音 ;ボイス位置:5 背中から 【あこ】 「よいしょっと! じゃーマッサージやっていくねー」 ;SE:背中を押す音 【あこ】 「んっしょ、んしょ……お客様きもちいー?」 【あこ】 「もうちょっと力を強くするねー」 【あこ】 「んんっ。んっしょんっしょ。お客様背中かたいねー」 【あこ】 「あこたちの為にお仕事頑張ってるから硬くなってるんだよね。おかーさんから聞いたよ」 ;ボイス位置:3 耳元で 【あこ】 「おとーさん、いつもありがと」 【あこ】 「今日はあこがいっぱいいーっぱい頑張るからね」 ;SE:呼吸音 【あこ】 「ねーねーお客様、さらに強くしちゃおっか」 【あこ】 「あこがお客様の背中をふみふみするの!」 【あこ】 「んしょ。おっとっと。……ふぅ、せーふ」 【あこ】 「痛かったら言ってね、お客様!」 ;SE:呼吸音 【あこ】 「あこねー、おかーさんによくふみふみしてるのー」 【あこ】 「あっ、ちゃんとおかーさんに頼まれてふみふみしてるんだからね! いじめてるわけじゃないよ!」 【あこ】 「ただ踏むだけとかー、歩くみたいに踏むとかー、ムーンウォークみたいに踏んだりしてるんだ!」 【あこ】 「だからふみふみするのはーぷろふぇっしょなるだよ!」 【あこ】 「おとーさんはどう踏まれたい? どんな踏み方でもしてあげるよー」 【あこ】 「いつもより高いのはちょっと怖いけど頑張るね!」 ;SE:呼吸音 【あこ】 「ふみ……ふみ……ふー。そろそろ肩もやろっか!」 【あこ】 「起きてー起きてお客様ー」 ;SE:起き上がる音 【あこ】 「んしょっと。へへー。あこのふみふみ気持ちよかった?」 【あこ】 「あこが肩も気持ちよくしてあげるからねー! いくよー!」 ;SE:交互に両肩を叩く音 【あこ】 「お客様の肩すっごいかたーい! もしかして未来から来たロボットなのー?」 【あこ】 「じゃあおとーさんとおかーさんから生まれたあこもロボット……?」 【あこ】 「しょーげきの真実っ」 【あこ】 「あっでもだんだん柔らかくなってきたよ! 良かった! 人間だったね!」 【あこ】 「じゃー、あこが頑張ってお客様を人間に戻してあげる!!」 【あこ】 「トントントントン」 【あこ】 「肩叩き楽しい! 今度おうちでもやってあげるね!」 【あこ】 「トントントン。でも、叩くだけじゃなくてテレビとかで見るようにぐりぐりしよっか!」 ;ボイス位置:3 右肩に肘を当てながら 【あこ】 「なんかこーすると職人さんみたいだね!」 【あこ】 「ぐりぐりーお客さーん、凝ってますねー。ぐりぐりー」 ;SE:呼吸音 【あこ】 「んっ。左肩もやるよー」 ;ボイス位置:7 【あこ】 「こっちもぐり、ぐり」 ;SE:呼吸音 ;ボイス位置:5 【あこ】 「んーっ! 肘がいちゃい! 肩揉みに変えるねー」 ;SE:肩を揉む音 【あこ】 「エステ屋さんのプロってすごいねぇ……」 【あこ】 「あこも大人になったらもっとおとーさんのマッサージが出来るかなぁ?」 ;ボイス位置:3 ひそひそ声 【あこ】 「おとーさんがおじーちゃんになってもあこがずぅっとお世話してあげるからね。おかーさんには内緒だよ?」 ;ボイス位置:5 【あこ】 「それじゃー続けていこー!」 【あこ】 「もみもみ……お客様、お加減はいかがですかー?」 【あこ】 「あこの小さなおててでせーいっぱいもみもみしますからねー!」 【あこ】 「んしょ……んしょ……あっ! そろそろお時間ですね! じゃー施術を終わります!」 【あこ】 「またご利用ください!」 【あこ】 「エステ屋さんってすごいねぇ。あこ、おててとひじがまだちょっと痛いもん!」 【あこ】 「エステによってはここからさらに暑かったりするんだよね?」 【あこ】 「働くのって大変だぁ……あっ、写真撮っとこっか」 ;SE:カメラの音 【あこ】 「次だけどちょっと休んでからでいーい?」 【あこ】 「じゃーアイスとか食べてから行こ! あこ虹色のアイスが食べたーい!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック3:セラピスト、ハンドケア体験 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 【あこ】 「いらっしゃいませ! ようこそお越しくださいました!」 ;SE:説明書を開く音 (説明書きを読むような感じで) 【あこ】 「こちらのセラピーでは、アロマオイルの香りが広がるラグジュアリーな空間と、ハンドケアによる癒しの時間を、お過ごしください!」 【あこ】 「はい! 説明書終わりー!」 【あこ】 「えへへー! どう? さっきのエステ屋さんだと真っ黒な服だったけど、こっちは真っ白だよ! 天使みたい!」 【あこ】 「ねえねえ、かわいい? あこかわいい? 記念にどんどん写真を撮ってもいいよー!」 ;SE:カメラのシャッター音 複数回 【あこ】 「はーい、撮影タイム終わりー!」 【あこ】 「さっきおとーさんが虹色のアイスを買ってくれたからあこすっごく頑張っちゃうよー!」 【あこ】 「あっもちろんおかーさんには内緒だよね! あこは出来る子なのでわかってるよ!!」 【あこ】 「えへへー。それじゃあおててのマッサージから始めますねー」 ;SE:手をぺたぺたと触る音 【あこ】 「うわーゴツゴツー! かったーい!」 【あこ】 「おとーさんはこの手であこたちを守ってくれてるんだよね! おかーさんが言ってた!」 【あこ】 「じゃあこの手も優しくもみもみしていくねー」 ;SE:呼吸音 【あこ】 「んしょ、んしょ。お客様のおてて、あったかくなってきたねぇー」 【あこ】 「あこがもっとぽかぽかさせてあげるー!」 ;SE:手が優しくあこの頬に触れる音 【あこ】 「ふふー。お客様のおててあったかーい!」 【あこ】 「反対側の手もにぎにぎするねー!」 【あこ】 「にぎ……にぎ。えへへ、あこの手もあったかいでしょー?」 【あこ】 「さっきまで反対側の手をもみもみしてたからねー! だからあったかいんだぁ!」 【あこ】 「こっちもお日様みたいにぽかぽかにしてあげるよー!」 【あこ】 「よいしょ……よいしょ!」 【あこ】 「あこねー、握力が10でクラスの中でも強いほーなんだよー! 反復横跳びはぁ、一位! すごいでしょっ!」 【あこ】 「今日はお客様の身体をずっともみもみしてたからもっと強くなっちゃうかもね!」 【あこ】 「えへへ。将来はまっちょだよ! まっちょ!! ふんす!」 【あこ】 「りんごを片手でぐしゃーってやってりんごジュース作るの!」 【あこ】 「その時はおとーさんにもりんごジュースを作ってあげるね!!」 【あこ】 「まっちょになってもおとーさんのおててをマッサージする時は優しくするから安心してね!」 【あこ】 「えへへー。にぎにぎ」 【あこ】 「じゃあ名残惜しいけど、手をもみもみするのはこれで終わりっ!」 【あこ】 「今度は、このざらざらしてる板でーおててのつめを綺麗にしていくねー」 ;SE:爪を磨いていく音 たどたどしく 【あこ】 「人の爪を磨くのって難しいねぇ……気を付けないとうっかり指も磨いちゃいそう」 【あこ】 「あこも気を付けるけど、おとーさんもじっとしててねー……」 【あこ】 「しゅっしゅ……しゅっしゅ。あっ! こういう感じにしたらいいんだね!」 【あこ】 「リズミカルにー。しゅっしゅ、しゅっしゅ」 ;SE:呼吸音 ;SE:爪を磨いていく音 慣れた感じで 【あこ】 「よぉし、長さはこんなところかな?」 【あこ】 「おとーさん、ここからは一味違うよ……なんと、なんとね」 【あこ】 「このまま板の反対側で爪の表面も磨いちゃいまーす! わーぱちぱち!」 【あこ】 「じゃあ、いくね?」 ;SE:爪の表面を磨いていく音 【あこ】 「慎重に……慎重に」 【あこ】 「一本一本ていねーに、でも削りすぎないように……なかなか奥深いね……」 【あこ】 「ふっふっ。よし、これでいいかな?」 【あこ】 「はーい! おとーさんのこっちの指、ぜぇんぶ綺麗になったね! 宝石みたいにぴっかぴかー!」 【あこ】 「じゃーあー、もう一つの手もピンク色の宝石みたいにぴっかぴかにするね!」 【あこ】 「あっでもその前に、爪を短くしなきゃ!」 【あこ】 「また板をひっくり返してー、しゅっしゅっしゅっしゅ!」 ;SE:爪を磨いていく音 【あこ】 「慣れても一本一本ていねーにやっていくよ!」 【あこ】 「んふふ。なんだかプロみたいだね! たのしっ」 【あこ】 「よぉし! 爪の長さはおっけー!」 【あこ】 「これでやっと爪の表面を磨けるね!」 【あこ】 「あこに任せて! しゅっ……しゅっ……」 【あこ】 「えへへー、どんどんお客様の爪がきれーになってくね!」 【あこ】 「あこ、このお仕事好きかもー!」 【あこ】 「ずっとやっていたいね! あ、でもそんなことしたらおとーさんがどんどん小っちゃくなっていなくなっちゃうかも……」 【あこ】 「どどどどーしよー!?」 【あこ】 「おとーさん、これからいっぱい食べてどんどん増えていってぇ……なくならないでぇ」 【あこ】 「あこ頑張って料理も覚えるからぁ〜!」 【あこ】 「ちゃんといーっぱい食べてね!」 【あこ】 「よーし! それじゃあどんどん磨いていこー!」 【あこ】 「ぞり……ぞり。ふっふっ」 【あこ】 「あと一本……カリカリカリカリ、ゾッゾッ。ふーっ」 【あこ】 「うんうん……よし!」 【あこ】 「おっけー! かんぺきー!」 【あこ】 「セラピストも、とってもとっても楽しかったです! まる!」 【あこ】 「セラピストってテレビとかで色々聞くけどおててもせらぴぃするんだねぇ」 【あこ】 「なんかテレビだとお話をする人がたくさんいるって感じ!」 【あこ】 「あと絵を描く人とかもいるよね!」 【あこ】 「あこ初めてセラピストって聞いた時アニメのこわーい敵さんかなって思ったけど、普通に良い人そーで良かった!」 【あこ】 「今日やったとこの中では一番楽しかったかも!」 【あこ】 「あと、今日は行けないけどお料理屋さんのコーナーもいつか行きたいねぇ……」 【あこ】 「お料理覚えたらおとーさんにいーっぱいご飯を食べさせてあげるんだあ……」 【あこ】 「ぽよんぽよんになったおとーさんの上でぼんぼん跳ねるねー!」 【あこ】 「じゃあ次のとこ行こっか!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック4:歯医者さん、歯磨き体験 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:1 【あこ】 「じゃあ今度は歯を磨いていきましょー!」 【あこ】 「ここに座ってー!」 ;SE:椅子に座る音 【あこ】 「椅子上げますねー!」 ;SE:椅子を上げる音 ;SE:踏み台に登る音 ;ボイス位置:7 【あこ】 「んしょっと……じゃあー今日は歯磨きを担当させていただきまっす! あこです! よろしくおねがいします!」 【あこ】 「はい! それじゃあー! お口開けてー! あー」 【あこ】 「歯磨きの前に軽く検診しますねー!」 【あこ】 「むむむ! これはベロがさっき食べた虹色のアイスの色になってますねー」 ;SE:水を出す音 【あこ】 「検診の前にぐじゅぐじゅってしてくださーい」 ;SE:口をゆすぐ音 【あこ】 「じゃあ改めて検診しまーす!」 【あこ】 「左上からー1オッケー、2オッケー、3オッケー……うーん全部オッケー!」 【あこ】 「右上もー、1から8までー……オッケー!」 【あこ】 「右下ー12345678っ、オッケー!」 【あこ】 「左下……うーん、オッケー!」 【あこ】 「おとーさん全部綺麗な歯だねー! 磨かなくて良さそうかな! じゃ終わろっか!!」 【あこ】 「よいしょ……」 【あこ】 「…………やる? やってほしい?」 【あこ】 「じゃ、やろっかぁ!」 【あこ】 「んしょ。じゃー歯ぁ磨いていきますねー」 【あこ】 「えへへっ。いつもはおとーさんに磨いてもらってるからなんか変な感じー!」 【あこ】 「始めるねー!」 ;SE:歯を磨く音 【あこ】 「まずはー下の歯ぁ。しゃこしゃこしゃこしゃこ」 【あこ】 「お箸を持つように持つといいんだね!」 【あこ】 「おとーさん顎疲れない? 大丈夫?」 【あこ】 「頑張れー! おとーさん頑張れー!」 【あこ】 「あこの元気をおとーさんに送ったからね! これで頑張れるね! えへへっ」 【あこ】 「じゃあこのまま上の歯もやっていくよー!」 【あこ】 「んー。んふっ。下から見るとカバさんみたいだね! かわいー」 【あこ】 「あこ、かばさんすきー。おとーさんはもっとすきー!」 ;SE:呼吸音 【あこ】 「そろそろぐじゅぐじゅってしてー」 ;SE:口をゆすぐ音 【あこ】 「うんうん! おっけー!」 【あこ】 「次は裏やるねー!」 【あこ】 「んーやりづらい! こういうの指でやれればいいのにねー!」 【あこ】 「指のしもんのとこにブラシをつけるの! それでしゅこしゅこーってするの!」 【あこ】 「あこって天才かもー! しょーらいはノーベル賞かな!」 【あこ】 「その時はおとーさんおかーさんもテレビの中に連れてってあげるね!」 【あこ】 「まあ、とりあえず普通の歯ブラシで歯を磨くしかなさそうだね」 【あこ】 「しゅっ……しゅっ……ゆっくりだったら上手くできるかも?」 ;SE:呼吸音 【あこ】 「ふー……裏側は大変だね。上もやんなきゃ……お仕事って大変だぁ……」 【あこ】 「ごし、ごし。こんなとこかな?」 【あこ】 「またお口をゆすごーねぇ」 ;SE:口をゆすぐ音 【あこ】 「よーし今度は前歯だよー! おとーさん、いー!」 【あこ】 「しあげもあこちゃんがやっちゃいまーす!」 【あこ】 「くちゅくちゅ、しゃこしゃこ〜。ごしごし、しゅわ〜」 ;SE:鼻歌 【あこ】 「最後にぃー、がじゃがじゃーぺっ!」 【あこ】 「はーい! よくできましたー! あこがお口を拭いてあげるねー!」 【あこ】 「あとは糸ようじもやってあげるね!」 ;SE:糸ようじで掃除していく音 【あこ】 「ピッ……ピッ」 【あこ】 「んん……おとーさんの歯の間かたいねー」 【あこ】 「これ難しいけど、歯ブラシでとれてなかったやつも取れるねー」 【あこ】 「んしょ……んしょっ」 【あこ】 「これ全部の歯の間をするのってすごく大変だねぇ……毎日やってる人もいるんでしょー? すごいなぁ……」 【あこ】 「おかーさんにやってもらう事もあったけど、今度からは自分でやってみるっておかーさんに言うね!」 【あこ】 「よいしょ、よいしょ。ふぅぅぅ……全部終わったぁ……」 【あこ】 「おとーさんもお疲れ様ぁ」 【あこ】 「じゃー歯医者さんの最後も記念撮影しよっかー、はい、チーズ!」 ;SE:カメラの音 【あこ】 「学校の友達から聞いて歯医者さん怖いよぉーって思ってたけど、こーやって歯をお掃除してくれたりもするんだねぇ」 【あこ】 「あこ行ったことがなかったから知らなかったよー!」 【あこ】 「じゃあ次のお店行こー!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック5:耳かき屋さん、右耳体験 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:3 囁き声で 【あこ】 「いらっしゃいませー」 【あこ】 「おとーさんの頭、ちょっと重いね。でも、すごくあったかーい……」 【あこ】 「耳の近くだからいつもとは違って、内緒話みたいに話すねー」 【あこ】 「ふふ。あこの息が耳にあたってくすぐったぁい?」 ;SE:頭を撫でる音 【あこ】 「えへへっ。おとーさんかわいー。よしよし」 【あこ】 「よしよしされるのは大好きだけどよしよしするのもすごく気持ちいいね」 【あこ】 「じゃあもっとよしよししちゃおー!」 【あこ】 「よしよしよしよしよしよしよしよしー」 【あこ】 「ふぅ……楽しかった! さてじゃあお仕事しよっか!」 【あこ】 「ここで、問題でっす。着物、畳のお部屋、ここは何屋さんであこはなんのお仕事をするでしょー、かっ!」 【あこ】 「ちっちっちっちっちっちっち。正解はぁ〜どぅるるるるるるるる。耳かき屋さんでしたー!」 【あこ】 「世の中には耳かき屋さんっていうのがあるんだねー。確かにおかーさんとかに耳を掻いてもらえたら幸せだもんねー」 【あこ】 「おうち帰ったらおとーさんがあこのおみみをかきかきしてね!」 【あこ】 「じゃあ、あこがお客様のお耳を綺麗にしてあげるー!」 ;SE:耳かきの音 ぎこちなく 【あこ】 「えっとーなになにー……まずはお耳の外側の乾いた耳垢を取っていくんだねー」 【あこ】 「ん、んぐぐ……むずいー。おとっ……お客様のお耳を傷つけないように気を付けるね」 【あこ】 「ていねーに慎重に……ぺり、ぺり」 【あこ】 「わ。わ。すごーい。半分にした薄い皮みたいな耳垢が取れたよー!」 【あこ】 「唇の皮とか、こういうのってなんか取っておきたくなるよねー! 記念に持って帰る? おとーさんが持ってていーよ!」 【あこ】 「おとーさんはこの耳垢見といてー! 無くしちゃだめだよー。あこはおとーさんのお耳を掃除しとくからねー。ぺり、ぺり……」 ;SE:呼吸音 【あこ】 「んーちょっと慣れてきたかも!」 【あこ】 「じゃーあー次はー、お耳の中に綿棒を入れていくねー」 【あこ】 「おっ、おおおっ。すごい、耳垢ってこーやって取れるんだねぇ……」 【あこ】 「次の綿棒にするね! ほーらぴかぴかの新品!」 【あこ】 「じゃあいくよー!」 【あこ】 「こんな感じでどうかな? 気持ちいい?」 【あこ】 「えへへ。おとーさんの嬉しそうな顔大好きだからあこもっと頑張るね!」 【あこ】 「耳垢をすくうように……じょり、じょり」 【あこ】 「おとーさんの耳、耳垢がすっごい溜まってるねー。あっ見てー! 耳垢がこーんなにとれたよ!」 【あこ】 「こんなにたくさん、このお耳のどこにあったんだろうねー? んー」 【あこ】 「むむっ。見た感じまだまだいっぱいあるねー。しょーがないから耳かき屋さんのあこがとってあげましょー!」 【あこ】 「そーれぞりぞりー、ぞりぞりー! えへへっ! 楽しくなってきた!」 【あこ】 「明日からはおとーさんの耳がこんなになっちゃわないように毎日耳かきをしよーねっ!」 ;ボイス位置:3 囁き声 【あこ】 「あことの約束、だよ?」 【あこ】 「よーし、次いこっか! 奥だね! 奥!」 【あこ】 「あっもしかしてこの壁に描いてある絵ってお耳の中なのかな? 上が外に出てるとこでー、真ん中がさっきまでやってたとこだね!」 【あこ】 「へー奥ってこーなってるんだー」 【あこ】 「ここに沿ってやったら気持ちいいのかな?」 【あこ】 「じゃあいくよー? 痛かったら言ってね?」 【あこ】 「ぞり……ぞり……」 【あこ】 「おとーさんって耳もおっきいねー。あこの何倍くらいあるのー?」 【あこ】 「そーいえばあこね、最近九九覚えたんだー! すごいでしょー!」 【あこ】 「同じクラスの子の中でも一番最初に覚えたんだー! 天才じゃなーい?」 【あこ】 「だから耳かきもこのとーり!」 【あこ】 「まあ耳かきはおかーさんが良くやってくれるから先生がいいのかもね!」 【あこ】 「あっそうだぁ! おかーさんがよくちっちゃい耳垢を飛ばすために耳をふーふーしてくれるんだけど、すっごい気持ちいいんだ!」 【あこ】 「あこがーおとーさんにもやってあげるねー!」 【あこ】 「せーのっ。ふーーーー」 【あこ】 「えへへっ。くすぐったい?」 【あこ】 「あこも最初はすごくくすぐったかったんだけど、だんだん気持ちよくなってくるよー!」 【あこ】 「じゃあ初めの方は少し優しくふーふーしてあげるね!」 ;SE:優しく耳を吹く 【あこ】 「どーお? 慣れてきた?」 【あこ】 「このくらい優しいと耳垢のちっちゃいのは取れないからね。これはおとーさんの練習だったの!」 【あこ】 「じゃあ次はちょっと強めにふーふーするよー!」 ;SE:耳を吹く 【あこ】 「ふー! ふーっ! いやぁ……疲れたぁ……」 【あこ】 「えへへー! 気持ちよかったでしょー!」 【あこ】 「でもこれで終わりじゃないよー!」 【あこ】 「耳の奥にはまだまだ耳垢が残ってるからね!」 【あこ】 「あこが全部綺麗にしちゃうぞー!」 【あこ】 「ふーふーしながらーかりかり、かりかり」 【あこ】 「奥の方まで掃除していると、ふーふーしなくても息がかかるくらい近くなるね」 【あこ】 「耳元でしゃべられるとくすぐったい?」 【あこ】 「えへへ。おとーさんがくすぐったそうにしてるの見るのなんか面白いからやめなーい」 【あこ】 「ほんとに嫌だったら言ってね?」 【あこ】 「じゃあ続けるよ」 【あこ】 「かりっ、かりっ。この辺りは結構硬いね。耳垢なのか耳なのかわかんないくらい」 【あこ】 「でも黄色いからたぶん耳垢だよね? あこ、頑張って削るね。痛かったら言ってねー」 【あこ】 「よいしょ……よいしょ……あっ、浮いてきたぁ! どーやら耳垢みたいだね!」 【あこ】 「これが取れたらもうほとんどおっけーだね!」 【あこ】 「すっごく集中するよー!」 ;SE:呼吸音 【あこ】 「よし……よしっ、あと、ちょっと……!」 【あこ】 「とれたー! やったぁー!」 【あこ】 「褒めてくれていいよー!」 【あこ】 「えっへん! じゃああとはお耳の中に残ったちっちゃいのを飛ばしていくだけだね!」 【あこ】 「今度は最初からすごく強く吹くよー! すううううううっ!」 ;SE:耳を吹く音 【あこ】 「ふぅ、ふぅっ」 【あこ】 「ふぅ……見て見ておとーさん! おとーさんの耳が綺麗に……」 【あこ】 「あっ、自分で自分の耳は見れないね。へへっ。でもすっごく綺麗になったよ!!」 ;ボイス位置:3 こそこそと 【あこ】 「ほら、こうして、あこの声もよぉく聞こえるでしょう?」 【あこ】 「これからもこのお耳であこの話をいーっぱい聞いてね! おとーさん!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック6:耳かき屋さん、左耳体験 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:3 【あこ】 「ねーねーおとーさん、あこ、足がしびれてきちゃったからあぐらにするねー」 【あこ】 「それじゃあ、あこのあぐらの中に頭おいてー! 反対のお耳もやるよー!」 ;SE:頭を置く音 ;ボイス位置:7 囁き声 【あこ】 「いらっしゃーい……ふふっ。また来たね」 【あこ】 「これでおとーさんもあこのお膝のじょーれんさんだね!」 【あこ】 「ほんとーは、あこの膝は一見さんお断りなんだけど、おとーさんだから特別だよー?」 【あこ】 「えへへー。お小遣いを増やしてくれていいよー! すぱちゃ? も募集ちゅー!」 【あこ】 「それじゃー、こっちのお耳もおそーじするねぇ!」 ;SE:耳かきの音 【あこ】 「さっきの最初と全然違うでしょー」 【あこ】 「同じところをまたやって上手くできるとすっごく嬉しいね!」 【あこ】 「カリ、カリ。ふっ、ふーーっ」 【あこ】 「うーん完璧っ! これぞ匠の技って感じだね! なんとゆーことでしょー!」 【あこ】 「ここからどんどんと奥の方に進んでいくよ! まるで探検だねー」 【あこ】 「きーざとーぶ耳かき探検隊! あこ隊長です! よろしくおねがいしまっす!」 【あこ】 「おとーさんは副隊ちょーにしてあげるね!」 【あこ】 「じゃー冒険の旅にれっつごー!」 ;ボイス位置:7 ひそひそ声 【あこ】 「副隊長。副隊ちょー……耳からすごくおっきいのが出てきました。これは一体……?」 (女の子がおじさんの声を出す感じで) 【あこ】 「専門家によるとこれも耳垢の一種だねー」 【あこ】 「なるほどー! ではこのまま進んで大丈夫そうですね!」 【あこ】 「内側をじょり、じょり。耳かきって結構じょりって聞こえるよね!」 【あこ】 「おとーさんのおひげであこをじょりじょりするみたいに!」 【あこ】 「あれけっこー痛いんだからね! あごでじょりじょりはだめー!」 【あこ】 「あれ……そういえば今、なんのお仕事をしてたんだっけ?」 【あこ】 「あっ! そうそう! 耳かき屋さんだ! どっかから隊長になっちゃったよねぇ……ごめんねぇお客様ぁ」 【あこ】 「ここからはちゃんと、すーぱーかりすま店員のあこちゃんになるからね!」 【あこ】 「じゃあゆっくり目を閉じてー、肩の力を抜いてりらーっくす、りらーっくす」 【あこ】 「息を大きく吸って吐こう! すーーーっ、はーーーっ」 【あこ】 「お客様は今、あこのふとももの上にいます」 【あこ】 「あこが良いって言うまで目を開けたり立ったりしちゃいけません!」 【あこ】 「あっ、おトイレとか行きたいときはあこに言ってね? ちゃんとそーいうのは大丈夫だから!」 【あこ】 「おもらしは……つらいもんね。こないだも……あっいやなんでもない、よ?」 【あこ】 「どこまでいったっけ? そうそう。あこが良いって言うまで目を開けたり立っちゃだめってとこ!」 【あこ】 「今だけは、おとーさん、じゃなくてお客様でいーんだよ」 【あこ】 「またゆっくり息を吸ってー、吐いてー」 【あこ】 「じゃあ気を取り直してまた上から耳かき耳かき!」 ;SE:耳かきの音 ;SE:呼吸音 【あこ】 「お客様のお耳をなぞってなぞってくーるくる」 【あこ】 「えへへっ。さっきまでしてなかったから驚いたでしょー」 【あこ】 「怪我とかはさせないようにするから大丈夫だよ、安心してあこに身を任せて」 【あこ】 「今度はこすこす、こすこす。気持ちいいかな? 気持ちいいねー」 【あこ】 「と、ここまでは綺麗にし終わったとこだけど、実はまだ奥に結構残ってるんだよ」 【あこ】 「でも大丈夫。あこがちゃぁんと綺麗にしてあげるからねー」 【あこ】 「ここからはお耳をふーふーしながら耳を掻いていくよー」 【あこ】 「さらにさっきのくるくるとこすこすもやっていくから楽しみにしててね!」 【あこ】 「じゃあ、いっくよー」 【あこ】 「まずは優しく、すぅぅ……ふーーっ」 【あこ】 「息と耳かきでくすぐったい? へへっ。計算どおりっ!」 【あこ】 「これだと綺麗に出来ないからただくすぐっただけでしたー!」 【あこ】 「ごめんごめん! ちゃんとやるから!」 【あこ】 「ふーっ、ふーっ。かりかりっかりかりっ」 【あこ】 「プロみたいでしょ。もうこれはあこが当店ナンバーワンだね! 一位!」 【あこ】 「しめいりょーは高くつくよ! えーっとねー、三億円!」 【あこ】 「宝くじを当ててから来てねー!」 【あこ】 「まあおとーさんだったら家族割引で一万億円でいいけどね!」 【あこ】 「あれっ? 増えてる? じゃあ一万円でいいよー!」 【あこ】 「だから毎日指名してねっ!」 【あこ】 「一年が365日だからぁ……毎日ずっと指名してくれたら365万円! すごいお金持ちになれる!」 【あこ】 「そしたら家をきんきらりんにしても良いかも! あこの部屋も作れるね!」 【あこ】 「作れるよね?」 【あこ】 「よーし。その為にも頑張るぞー!」 【あこ】 「ふっ、ふっ。ふー、ふーっ。くる、くる、くるりん」 【あこ】 「ぐーるぐる。反対回りもぐーるぐる」 【あこ】 「そのままー、こす、こす。しゅっしゅっ」 【あこ】 「ふーーーーっ!」 【あこ】 「こす、こす。耳垢をちょっとずつ、ちょーっとずつ、お掃除お掃除」 【あこ】 「残った耳垢をふーっ、ふーっ」 ;SE:呼吸音 【あこ】 「慣れたって言ったけどやっぱり奥をやる時はちょっと静かになっちゃうね」 【あこ】 「でもおとーさんの大事なお耳だからやっぱり慎重になっちゃうよ」 【あこ】 「あとちょっとだからねー、あとちょっと静かになるよー」 【あこ】 「ちょん、ちょん。ふーっ、ふーーーっ」 【あこ】 「最後だし、ちょっと長めにお耳をふーふーしよっか?」 ;SE:耳を吹く 【あこ】 「はーーーーいっ。お疲れさまでしたー!」 【あこ】 「これで今日のあこのお仕事は全部終わりー! 楽しかったぁ!!」 【あこ】 「耳かき屋さん、職人の世界って感じだねぇ……」 【あこ】 「耳かき、いっつもおかーさんにやってもらってたけど、すっごく難しかった!」 【あこ】 「これからもっともぉーっと練習しておかーさんみたいに上手くなりたい!」 【あこ】 「そしてあこがおとーさんのお耳も、おかーさんのお耳も掃除してあげるんだー!」 【あこ】 「今日はこれで終わりなんだねぇ……もっともっと色んな事をお勉強したいなぁ……チラッチラッ」 【あこ】 「また連れてきてね! おとーさん! ちゅっ」 【あこ】 「じゃ、帰ろっか! あこたちのおうちへ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック7:帰宅。添い寝屋さんごっこ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;SE:扉が開いて閉まる音 ;ボイス位置:1 目の前にいて向こう側を向いてる 【あこ】 「たっだいまー!」 ;SE:家を駆ける音 ;ボイス位置:9 遠くから 【あこ】 「ねーねーおかーさん! 今日楽しかったよー!」 ;SE:家を駆けて戻ってくる音 ;ボイス位置:1 目の前 【あこ】 「おとーさん! 今日は、ありがとう、ございました!」 【あこ】 「きーざとーぶでも言ったけど、本っっっ当ーーに! 楽しかったぁ!!」 【あこ】 「建物の中に町があってぇ、消防車とか救急車とか色んなお車があってぇ、それでそれでー!」 【あこ】 「色んなお店もあってすごかったねぇ! また行ってみたいなー!」 【あこ】 「もしまた連れてってくれたらまた別のお仕事をしてみるんだー!」 【あこ】 「ずっとずっと行きたいって言ってたとこに連れて行ってくれてありがとうね! おとーさん大好きー!」 ;SE:お腹に抱き着く音 【あこ】 「ぎゅうううううう」 【あこ】 「あっ……ふわぁぁ……なんか全部終わったら、あこちょっと眠くなってきちゃった」 【あこ】 「おとーさん、一緒に寝てー寝て寝てー」 【あこ】 「いっしょーのお願い! 5回目くらいのっ!」 【あこ】 「だめぇ……?」 【あこ】 「いい? いいよね? やったぁぁぁぁ!!」 【あこ】 「じゃーおとーさんあこの部屋に来て来てー!!」 ;SE:布団を被る音 ;ボイス位置:8 横になりながら左腕枕で向き合う形 【あこ】 「えへへー……おとーさんの腕枕だいすきー! 今日はすっごくいっぱい幸せー!」 【あこ】 「ダイナマイトウルトラ極限きわみ一万円ってくらい!!」 【あこ】 「そーいえば一万円ってどのくらい働いたらもらえるんだろー?」 【あこ】 「今日働いた分がどのくらいになるか、だよねー」 【あこ】 「キーザトーブ専用のお金一枚が他の人にお仕事をしてもらって払う金額だからぁ……うーんと、うーん?」 【あこ】 「わっかんないや!」 【あこ】 「おとーさんは一万円をいっぱい持ってるからすごい頑張ってくれてるんだよねっ。いつもありがとー」 【あこ】 「働くって楽しいけど、大変だねー」 【あこ】 「なんだろ、すっごく楽しい時とすっごく難しい時があって、すっごく難しいーってだけなのはあるんだけど、すっごく楽しいーってだけの時はなくて……」 【あこ】 「これを毎日毎日続けるのって、本当に大変だろうなぁって、そう思ったの」 【あこ】 「やりたい仕事だったら違うのかな? 将来の夢、とかさ」 【あこ】 「あこがやりたい事、見つかるといいなぁ……」 【あこ】 「あこ、将来は何をやっているんだろ?」 【あこ】 「今日は、理容室さん、エステ屋さん、セラピストさん、歯医者さん、耳かき屋さん……。色んなお仕事をさせてもらったけど、将来もやってるかな? って考えるとあんまり想像できないんだよね」 【あこ】 「どのお仕事も楽しくて難しかったんだけど、ずっと続けるのは大変だなぁって」 【あこ】 「大人ってみんな働いてお金を稼いで生きているんだよね。すごいなぁ……」 【あこ】 「あこも大人になれるのかな?」 【あこ】 「カッコいい大人のおねーさんになりたいなぁ……」 【あこ】 「あっ! これがあこのやりたい事なのかもね!」 【あこ】 「カッコいい大人のおねーさんかぁ……どんなお仕事がいいかなぁ……」 【あこ】 「真っ黒なスーツをかっこよく着て、シュッ、シュッシュッって感じも良さそうだよねぇ……あとはあとはぁ……くぅ……くぅ……」 【あこ】 「おとーさんおかーさんと一緒にずっと幸せに暮らすんだぁ……すぴぃ……」 ;SE:寝息 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック8:おまけ。普通の添い寝 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;SE:扉を叩く音 ;SE:扉を開く音 ;ボイス位置:9 おそるおそる 【あこ】 「ねえ、おとーさん起きてる……?」 【あこ】 「起きてる!? やったぁ!」 ;ボイス位置:1 【あこ】 「ねーねー、一緒に寝よ? あこ、おとーさんと寝たーい!」 【あこ】 「一生のお願い! この通り! 八回目くらいっ!」 【あこ】 「いい? やったぁ! えへへっえへへー! うれしいー」 ;SE:布団に入り込んでくる音 ;ボイス位置:2 横になりながら右腕枕で向き合う形 【あこ】 「あのねあのね、あこ、テレビで怖いのを見ちゃったんだ……」 【あこ】 「なんか砂がいっぱいのところで怖いのがたくさん砂の中から出てきてどわーってなってみんな引っ張り込まれちゃうの!」 【あこ】 「こわかったよぅぅ……」 【あこ】 「だからおとーさん、怖いのからあこを守ってぇ……おねがぁい……」 【あこ】 「ねっ? いいよね?」 【あこ】 「よーし、じゃあおとーさんに抱き着きながら寝るー」 【あこ】 「えへっ。コアラみたいだね。とくん、とくんっておとーさんの心臓の音が聞こえるよー」 【あこ】 「ねーねー……。あこが眠れるようになるまで、お話聞いてくれる?」 【あこ】 「あのね、あのね。おかーさんから聞いてるかもしれないけど、そろそろ学校で運動会があるんだぁ」 【あこ】 「あこ、クラスでも足が速い方なんだけど、隣のクラスの男の子にあこよりも早い子がいるんだよね」 【あこ】 「負けたくないんだ」 【あこ】 「もしもあこが一位を取れたら、おとーさん、またキーザトーブに連れて行ってくれると嬉しいなぁ。ちらっ、ちらっ」 【あこ】 「もちろんそれだけじゃなくてケーキとかも買ってきてくれると嬉しい! イチゴね! イチゴ!」 【あこ】 「そうと決まれば、頑張って練習しなきゃ……」 【あこ】 「あと運動会でダンスもやるの。すごく練習してるから、絶対に録ってね!」 【あこ】 「あこも運動会終わった後に見たいんだ」 【あこ】 「あとはねー、お弁当は唐揚げがいい! 去年入ってたのが美味しかった!」 【あこ】 「あ、でもお弁当はおかーさんに言った方がいいんだった」 【あこ】 「せっかくだから、おとーさんからも言っといて!」 【あこ】 「卵焼きも美味しかったなぁ……寝る前なのにお腹減ってきちゃったぁ……」 【あこ】 「もう歯を磨いちゃったし、ごはんのお話はやめとこう!」 【あこ】 「なんのお話しよっかぁ。この世界の行く末?」 【あこ】 「それっぽい事言ってみただけー。でもなんか頭いいっぽい事を喋ってみたいよねぇ」 【あこ】 「そういえば最近、お父さんの漢字覚えたよ! 訓読みで、ちち!」 【あこ】 「おかーさんの漢字は来週だけど、あこ、もう書けるんだ!」 【あこ】 「おとーさんが二つの剣をシャキンってやったみたいな漢字でー、おかーさんが盾みたいな漢字ー!」 【あこ】 「おとーさんが戦って、おかーさんが守る、みたいな感じの漢字だねー」 【あこ】 「じゃあ、あこはどんな感じの漢字なんだろー? 子ども? 子どもかぁ……」 【あこ】 「武器だと使いにくそうだし、盾でも全然防げなさそうだねぇ……」 【あこ】 「強そうな漢字が良かったなー。漢字からビームが出てるみたいな!」 【あこ】 「おとーさんが前で戦ってー、おかーさんの後ろからおとーさんをビームで助けるの!」 【あこ】 「背中は任せてね!」 【あこ】 「ああ、でも砂から出てくるやつは倒せないかもぉ……どうしよう」 【あこ】 「おとーさん、頑張ってぇ……」 【あこ】 「全部倒してくれたらあこがちゅーしてあげるからね」 【あこ】 「先払いしとこっか、はいっ。ちゅーーー!」 【あこ】 「ちゅーしたからおとーさんは、あこのことを絶対に守ってね! 約束だよ! えへへっ!」 【あこ】 「これでもう安心! ぐっすり眠れるよ! あっ、夢の中でもよろしくね! おとーさん」 【あこ】 「おとーさんの心臓の音を聞いてたらなんだかだんだん落ち着いてきたしね……」 【あこ】 「よかったぁ……やっと眠れるぅ……」 【あこ】 「じゃあおやす……みぃ……」 【あこ】 「くぅ……すぴー……くぅ……すぴー……」 ;SE:寝息 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック9:おまけ。耳かき屋さん再び(左) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;SE:走ってくる音 ;ボイス位置:1 正面 【あこ】 「おとーさんいらっしゃーい!」 【あこ】 「じゃあ今日もおとーさんのお耳を綺麗にしよっか!」 【あこ】 「おとーさんこっちにおいでー!」 ;SE:頭を預ける音 ;ボイス位置:7 【あこ】 「それじゃあ、あこがおとーさんのお耳をきれいきれいにするねぇー」 ;SE:耳かきの音 ;SE:呼吸音 【あこ】 「おとーさんどーお? あこ上手くなったでしょー」 【あこ】 「おかーさんには負けないよー! えへへっ!」 【あこ】 「じゃあちょっと奥の方をやるねー」 【あこ】 「むむっ。今日も硬いのがあるねー……ちょっと強くするよー」 ;SE:耳かきの音 力強め 【あこ】 「ごり……ごり。痛くない? 痛かったら手を挙げてねー」 【あこ】 「今日のやつはいつもより強いねー……じゃあ成長したあこの力、見せちゃいますか!」 ;SE:耳かきの音 さらに力強め 【あこ】 「よっし! とれたー! やったぁぁぁっ! 勝ち!」 【あこ】 「じゃあ、あとはートドメにー耳をふーふーしちゃいまーす! すぅぅ」 ;SE:耳吹きの音 【あこ】 「ふふっ! おっけー!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トラック10:おまけ。耳かき屋さん再び(右) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ;ボイス位置:7 【あこ】 「じゃー反対側やるよー! ぐるぐるーってしてー!」 【あこ】 「そーれ、ぐるぐるー!」 ;SE:寝返る音 ;ボイス位置:3 【あこ】 「おとーさん、実はあこねー、ずっと膝枕しながら耳かきできるようになったんだー! すごいでしょー。えへん!」 【あこ】 「ドヤァ……」 【あこ】 「じゃーこっちもちゃんとお耳をかきかきするねー!」 ;SE:耳かきの音 ;SE:呼吸音 【あこ】 「上側をぞりぞり、内側をぞりぞりー」 【あこ】 「あこの耳かきどーお? プロっぽくなってきたでしょー!」 【あこ】 「おとーさんがだぁいすきな耳かきもこれでずーっとあこがやってあげられるねぇー」 【あこ】 「じゃあもっと奥の方をやっちゃうよー」 【あこ】 「じょりっじょりっ。へへー。楽しいねぇ!」 ;SE:呼吸音 【あこ】 「じゃーあー、あとはーこっちのお耳も吹いちゃいまっす!」 ;SE:耳吹きの音 【あこ】 「これで耳垢のちっちゃいやつも飛んだけど、おとーさん、耳をふーふーされるの結構好きでしょー」 【あこ】 「だからさらにー、ふーふーしまーす!」 ;SE:耳吹きの音 【あこ】 「ふぅ……今日もいー仕事したぁ!」 【あこ】 「またご利用してねっ! おとーさん!」