ごく普通の女子〇生、浅倉霧乃(あさくらきりの)は、大人しく、控えめな性格な女の子。 現在、〇校2年生。 共学の県立〇校に、徒歩で通う。 部活や委員会には所属しておらず、帰宅部である。 趣味は読書。 放課後も、家に帰らず教室で本を読んでいる事がある。 身長は低めで、体躯は全体的に華奢。 〇校生という事もあり、服の下はもう女の身体をしているが、痩せ型である。 極めて温厚な性格をしており、善良な一般市民。 肩くらいの長さのショートカットで、若干癖っ毛。 髪の色素は薄く、ふわふわしている。 シャイな性格なので、他人と目が合うのが怖く、前髪を伸ばし、目を隠している。 現在、〇校2年生という事もあり、思春期真っ盛り。 しかし、特に浮いた話も無い。 彼氏も勿論居ないので、休日は主に、家で読書。 たまに外出しても、行先は本屋か、図書館だったりする。 それなりに友達は居るが、皆大人しい子ばかり。 クラスは別なので、休み時間は本を読んでいる。 好きなのは漫画だが、校則では持ち込み禁止なので、教室では主に、普通の小説を読む。 好きなのは、ホラーと恋愛小説。 大人しい分、刺激的なものを好む傾向があった。 恋愛は、いつかはできたらいいなと思っているが、引っ込み思案の自分には無理かな、とも思っている。 周りの女の子達の、恋愛話を聞きながら、羨ましいと思ったり。 恋愛小説の過激な表現を読んで、ドキドキしていたりもした。 そんな若干陰キャ気味の彼女に、ある時唐突に、人生の転機が訪れた。 ◇ ☆の部分がセリフです。 『』の部分はモノローグで、のちにディレイなどのエフェクトをを掛けようかと考えています。 その他の文章は、状況描写と心理描写となります。 ◇ (シーン1) 放課後、誰かが用事があると言うので、人気の無い教室に一人で待つ霧乃。 ☆「…誰かな、私に用事なんて」 ぼーっとしながら、自分の席に座り、佇む。 たまに本を読んだり。 そうしていると、一人の男子が教室に入って来た。 ☆『あ、サッカー部の瀧川くんだ。 忘れ物でもしたのかな。 一回も話した事無いけど…クラスの女の子たちは、カッコいい、付き合いたい、って言ってたな…。 私みたいな陰キャと違って、みんな青春してるよね』 霧乃のクラスメイトの男子、瀧川拓弥(たきがわたくや)は、霧乃の座っている席に向かって、歩いて来る。 ☆『彼の席って、こっちだったかな…。 私に用なんか、ある訳無いよね…』 あまり気にせず、霧乃は本でも読もうと、机の中を探す。 あれ、無い。 鞄の中かな…。 そうこうしているうちに、拓弥は、霧乃の席の前で止まる。 鞄の中を探っていた霧乃は、顔を上げる。 ☆「……?」(『ふ』と『ん』が混ざったような、とぼけた声) 目の前に立つ、あまり親しくも無いクラスメイトの少年は、霧乃の顔を、真っ直ぐに見る。 霧乃は、髪の毛で目が隠れているので、割と目を合わせても平気だ。 まともに目が合ったら、オドオドしてしまうところだ。 ☆『何だろう…。 私の後ろの席に、誰か居る?』 霧乃は、彼の顔と、自分の後ろを交互に見る。 誰も居ないよね。 …と、そんな事していたら。 彼の口が動いた。 彼は言った。 はっきりと。 「好きだ、浅倉霧乃。付き合ってくれ!」と。 しばらくの間、何が起きたか分からない様子の霧乃。 しかし、やがて状況を理解する。 目の前のカッコイイ男子は、霧乃に、愛の告白をしているのだ。 ☆「え……。え……?ええっ……!?えぇええ――――っ!?」 霧乃は、クラスメイトである拓弥が今まで、一度も聞いた事の無いような、驚愕の声を上げた。 返事を待つ拓弥。 しかし、あまりの事態に、霧乃は即座に答える事が出来ない。 ☆「あ…、あ…、あの、えっと…その…」 しどろもどろになる霧乃。 当然である。 霧乃は、クラスでも評判の、大人しい女子。 決して、陽キャではない。 男子はおろか、女子でさえ、話した事の無い者が大半なのだ。 こんな時、気の利いたリアクションなど、即座に返せない。 ☆「あの……あの……、か……、考えさせて下さいっ!」 霧乃は荷物を掴むと、拓弥を残してその場から逃げるように走り去ってしまった。 拓弥は、霧乃の声を、初めてはっきり聞いた気がした。 (シーン2) 自宅。 霧乃は一人、風呂に浸かっている。 ☆「ふう…」 一息つきつつ、考える。 昼間、学校であった事。 ☆『慌てて逃げて帰ってきちゃった…。 だって…あんな突然…。 初めてなんだよ、男の子からの告白なんて…』 男子生徒からの、突然の愛の告白。 人生で、初めての事だった。 恋愛経験など皆無の霧乃は、突然の事にパニック。 思わず、告白してきた相手を置き去りにして、逃げるように、その場から走り去ってしまった。 ☆『気を悪くしてないといいけど…』 湯船に口まで沈む。 風呂の熱さのせいか、頭がぼーっとしている。 この熱は、風呂の熱さによるものだけだろうか。 帰ってから、ずっとドキドキして、落ち着かなかった。 何せ、人生で初めての、異性からの愛の告白なのだ。 動揺しないはずが無かった。 ☆『瀧川…拓弥くんかぁ…』 あんまりよく知らない、クラスメイトの顔を思い浮かべる。 確かにカッコいい。クラスの女子が憧れるのも分かる。 ☆『どうして私なんだろう…?』 どうしてこんなパっとしない自分なんかを好きなのか、分からなかった。 ☆『……』(溜息とも、陶酔とも取れるような吐息) 霧乃は、家に帰ってからずっと、彼の事ばかり考えていた。 どんな人なんだろう?と色々調べる。 出身中学は…私の隣の学校かぁ…。 近いな、意外と…。 クラスの集合写真を見たり、自分の学校のYOUTUBUの、サッカー部の試合の動画を見たり。 ☆『私…彼の事ばかり考えてる…』 嫌じゃない。ドキドキしていた。 のぼせて倒れそうだ。 絶対いけない、と思いつつも、オナニーがしたい、と思った。 こんなにドキドキしてる。 自分の事が好きだと言う男子。 男の子だもの、きっと、エッチな事も考えたりしているだろう。 私の事を考えて、もしかして…? そう考えると、超ムラムラした。 だめ、絶対。 自分に勇気を出して告白してくれた男の子をオカズにするなんて…!彼に失礼だよ…! 必死で気持ちを静めようとする霧乃は、良い子だった。 結局、その日はドキドキ、ムラムラして眠れなかった。 (シーン3) 翌朝。 学校に着くと、その足で拓弥の元に向かう。 男子が集まっており、全員がこちらを見たが、気にしない。 きっと全部バレてる。 霧乃は、ドキドキのせいで寝られず、寝不足のためハイテンションであり、全然平気だった。 拓弥を呼び出すと、人気の無い場所へ。 向き合うと、改めて昨日の返事をする。 ☆「昨日の返事だけど……。 その、よろしくお願いします」 そう言ってお辞儀。 霧乃は、拓弥と付き合おうと決めた。 だって、自分なんかを好きになってくれる男子なんて、未来永劫現れないかも知れない。 拓弥は、かなりのハイスペック男子。 こんなチャンスは無い。 いや、スペックなどどうでもいい。 霧乃は、もう拓弥の事で、頭が一杯だった。 このまま告白を断っても、ドキドキ、ムラムラが止まらず、いつもいつも彼の事ばかり考えて、日常生活が送れず、どうにかなってしまう。 それならいっそ、日常を彼一色に染めてしまえばいいのだ。 そう考えた。 大人しめの性格の霧乃は、その分、行動力と度胸があった。 昨日、慌てて逃げ出してしまった事もあり、嫌なら断ってもいいよ、という拓弥に対し、霧乃はその優しさにクラクラし、倒れそうになるも、平静を装い、言う。 ☆「大丈夫です…。 私きっと、あなたの事、好きになれると思います…」 そう言って微笑む。 自然に出る笑顔。 霧乃は、自分はもう拓弥の事が好きになり始めている、と思った。 その日の放課後から、一緒に帰ったり、待ち合わせて一緒に登校したり、休日には一緒にどこかに出掛けたり、彼氏彼女っぽい日常を送るようになった。 思った通り、彼は誠実で優しく、流石は女子に人気の男子、と言った感じだった。 一緒に居ても、気を遣ってくれているのが分かり、人見知りの霧乃も、ストレスを感じなかった。 何より、霧乃は拓弥と付き合い始めた時点で、もう彼の事が好きになり始めていた。一緒に登下校したり、休日に会ったり、メールしたり電話で話したり。数日で、彼の事が大好きになっていた。 恋をするのは初めてでは無いが、今までは全部、片想いだった。 両想いがこんなに幸せだなんて、思いもしなかった。 (シーン4) ☆「瀧川くん…」 自宅。 自室のベッドの上で、寝転がり、天井を見る霧乃。 家に居ても、彼の事ばかり考えている。 今日も、学校から一緒に帰った。 彼は部活があるので、終わるのを待たねばならない。 なので、霧乃は文芸部という部活に入る事にした。 本を読むのが好きだというのもあるが、部室のある部室棟の3階からは、サッカー部のグラウンドが見えるのだ。 最高のロケーション。適当な部活動をしつつ、窓の外を見る。 視力2.0の霧乃は、彼の姿を即座に見つける。 いや、目が悪くたって、きっと見つけてみせる自信がある。 ☆「好き…」 心の中で、告白する。 実はまだ、彼には直に好きだと言った事は無いのだ。 恥ずかしくて言えない。 だから、一人で居る時に、何度も言う。 告白の練習。 ☆「好きだよ…」 霧乃は、彼の事が好きだと言う度に、興奮した。 性的な興奮である。 発情していた。 (官能に支配された声) ☆「好き…」 霧乃は、ベッドの上で、悩ましく悶える。 彼の事を想うと、猛烈に興奮した。 当然である。 恋愛感情は、生殖を促すための本能なのだから。 (切なそうで、官能的な声) ☆「瀧川くん…」 名前を呼ぶ霧乃。 それだけで、愛しさで身体が燃え上がりそうだ。 霧乃の手は、自分の胸を服の上から弄っていた。 布越しに感じる、手が胸に触れる感触。 実生活では、まず無い感触だ。 むにゅ…、と、それほど大きくない乳房が、指先で形を変える。 ☆「あ…瀧川くん…」 仰向けになり、両手で自らの乳房を揉む。 彼に、胸を揉まれていると想像すると、とてつもない興奮があった。 思わず背が仰け反り、足の指がピンと伸びる。 (むにゅ…むにゅ…むにゅ…と乳房を両手で別の動きをしながら揉む。 気持ち良さに出る喘ぎ声。 自宅なので、声にならない声で) ☆「はあ……はあ……はあ……っ」 ☆「好きだよ……瀧川くん……」 胸を揉まれて、『好きだ』と囁く霧乃。 完全な痴漢行為だけど、彼になら、胸を揉まれてもいいと思った。 霧乃は、もう完全に恋に落ちていた。 クラスメイトの瀧川拓弥の事を、心の底から好きになっている。 もう、全部許しちゃってもいいくらい。 彼と付き合い始めた初日、放課後、並んで一緒に帰った。 その後、家に着くなり、部屋の鍵を掛けて、滅茶苦茶オナニーしてしまった。 もうドキドキして、ムラムラが止まらなかった。 彼に服を半分脱がされて、公園の立ち木に手を付いて、後ろからパンパン犯されるのを想像して、2時間ぐらい一人で声を押し殺してアンアンしまくったのだ。 こんな姿、絶対彼には見せられないと思った。 終わった後、罪悪感が凄かった。 ☆「あん…はあ…はあ…はあ…瀧川くん…瀧川くぅん…」 いつしか、胸を揉みながら、片方の手は下に。 服の下に入り込み、敏感な場所を指先で転がす。 気持ちいい。 イキそう。 イクよ、瀧川くん。あなたのまえでイクね…。 いやらしい私を見て…! そんな想像をしながら、声を押し殺しながらオナニーで絶頂。 (少しづつ快楽の絶頂へと向かう) ☆「はあ…はあ…はあ…はあ…はぁあ…はぁああ…!」 (絶頂、ビクンビクンと震える) ☆「ンッ!…っ!…っ!…っん…!」 (満足感と、恋人への愛しさが綯い交ぜになった声) ☆「はあ…っ、はあ…っ、はあ…、はあ…。はあ……はあ……」 乱れた衣服のまま、天井をぼんやりと見詰める霧乃。 またやっちゃった、と思い、罪悪感。 彼を汚してしまったような気持ちになる。 しかし、どうしようもない。 彼の事が、好きなのだ。 好きな人でイヤラシイ想像して、何が悪いの。 好きなんだから、これ位普通だよ、と思う。 他の人の事良く知らないけど、小説ではそうなってるもん。 霧乃の好きな、恋愛小説では、ラブシーンが克明に描かれているのだ。 読書が好きな霧乃は、ムッツリスケベだった。 ☆「…あ、瀧川くんからラインだ…」 SNSで、拓弥から知らせ。 『何してる?』との事。 ☆「『あなたの事、考えてました』…って、ダメダメ、言えないそんな事…。 ううん、どうしよう…」 まさか正直に言う訳にもいかず、『ぼーっとしてた』と返す。 嘘では無い。絶頂の余韻でぼーっとしてた実際。 しかし本当は、『あなたの事を考えて、エッチな事してました』と言いたかった。 私が、あなたをどれだけ好きなのか、伝えたい。 こんな隠れてエッチな事しまくるくらい。 でもダメ。 エッチな女の子なんて嫌われる。 霧乃は、純情可憐草食系女子を装うのだった。 (シーン5) デートを重ね、徐々に親しくなっていく二人。 手を繋いだり、カラオケなんかにも行く。 自分が歌っている所なんて、人には見せられないと思っていたのに。 カラオケボックスなど、密室で二人きりになっても、安心感があった。 彼は優しく誠実で、いやらしい事は絶対にしない、と思わせるものがあった。 してもいいけど、と思う霧乃。 暗い所でなら、面と向かって『好き』と言えるようになった。 かなり進歩。 まあ、心の中ではもう100回くらい好き好き言っているのだが。 ある日の事。 その日も、学校帰りに、一緒に下校。 部活のせいで、もう辺りは薄暗い。 家の方角が違うので、もう別れる場所だったが、話足りないので、公園に寄る事にする。 ☆「何か、結構他にも人いるね…」 薄暗い公園。 よく見ると、至る所に、隠れるように二人組の姿が。 今の自分達と同じだった。 ベンチにもイチャイチャカップルが居るので、二人は大きな樹の下に来る。 拓弥は、おもむろに霧乃に聞く。 抱き締めてもいいか、と。 ☆「え?うん、いいよ…」 あまりにも、自然にそう答えた。 まったく、抵抗など感じなかったからだ。 そう言えば、まだハグとかした事無い。 まだ手を繋いだ事までしか無かったのに、大胆かなと思う。 何せ、想像の中では、霧乃はもう、彼とはかなりの事をしているのだ。 しかし彼は、そうでも無かったらしい。勇気を言って切り出しているようだった。 ☆「あ…」 ぎゅうっ…、とその身体を抱き締められる。 その力強さ。彼の身体の大きさを実感する。 物凄い感動と、心地良さが霧乃の全身を駆け巡る。 想像とは、全然違う。これが、ハグなんだ。ちょー気持ちいい。 霧乃も、思わず彼の背中に手を回していた。 全然届かない。 男の人の身体って、大きいなあ…。 もっと腕を上げないと、ぎゅっとしないと。 ぎゅうう…。 うわあ気持ちいい。 何これ…。 ☆「瀧川くん…」 思わず、名前を呼んでいた。 その声に、拓弥は反応し、言う。 『好きだ、浅倉』と。 ☆「うん…私も好きだよ…瀧川くん…」 官能に支配された表情で、相手の顔を見る。 自然と目が閉じた。 キスをして、と思った訳でも無かったが、ぼーっとして、気持ち良くて、瞼が重い。 目を閉じてたら、更にぎゅっとされ、霧乃はまるで赤ん坊みたいに無抵抗になる。 大きな手が、霧乃の頬に触れる。 僅かに顎が上に向かされると、そのまま唇に感触。 ☆「ん…」 あ、キスされた…。 これがキスかあ…、思ってたのと違うな。 と思う霧乃。もっと唇って、ぷるぷるしてると思った。 それは文系女子と、体育会系男子の違いで、拓弥の方は、そのぷるぷるをしっかりと感じているのだが。 ☆「はあ…」 短いキスだったが、息を止めていた上に、動悸が凄いので、苦しい。 はあはあと息をする。 その様子が、興奮しているように見え、実際興奮していた。 再び、唇が重なる。 今度は、霧乃の方から。 背伸びして、相手の身体に抱き付くように引き寄せて。 ☆「んっ……、んん……、ん……」 唇を擦り合わせるようなキス。顔の角度を何度も変え、貪るように。 やってみたかったんだ、映画のラブシーンみたいなキス。 もう息なんて止めない。無我夢中だった。 ☆「ん…、んん…、んぅ…、はあ、はあ、はぁ…あ」 どちらからともなく、舌が触れ合い、絡み合う。最初は遠慮がちに。 そしてすぐにそれは、舌が絡み合う激しいディープキスとなった。 初めてのキスがあまりに衝撃的で、理性が吹き飛んでいた。 猛烈な興奮に、自分が抑えられない。 辺りが暗くて、自分たちの姿が見えないのが、余計にそうさせた。 ☆『あぁ…瀧川くん…瀧川くん…、私達、超エロいキスしてるぅ…』 霧乃は、舌を動かしまくり、唇を貪り合いながら思った。 これもうセックスだよ…! キス、メチャいやらしい…っ! みんなこんなのやってるの?カレシと。 こんなの毎日してたらどーにかなっちゃうじゃん…! 霧乃は、ディープキスの官能に飲み込まれながら思う。 ☆「はぁ、はぁ…はぁ…、ん、あぁん…、はぁ…、はぁ…」 ☆『私、今超いやらしい気持ちになってる…軽蔑されちゃうよぉ…』 相手の舌に、口の中を弄られているのに、自分の舌が、他人の舌に触れているにもかかわらず、嫌悪感など皆無。 むしろもっともっと、これを続けたいとすら思った。 二人の口が離れる。 流石にもう、酸欠だった。 ☆「はあ……はあ……はあ……」 二人の舌の間に、唾液の糸が引く。 もう口の周りはべとべと 。涎が垂れて、顎まで伝っている。 ごめん、と言う拓弥に、霧乃は首を振る。 ☆「私も興奮しちゃった…」 そう言って、二人で笑った。 それで、甘い雰囲気は途切れる。 元の雰囲気に戻る二人。そうでもしないと、このままどこまで行ってしまうか分からなかった。 何の経験も、準備も、整った環境も無い。 欲望のままに突き進むのは危険だった。 二人は、そのまま手を繋いで帰った。 別れ際に、もう一回キス。 今度は、普通のキスだった。 (シーン6) (小さな声で、自慰に耽る霧乃) ☆「はあ…はあ…はあ…瀧川くん…」 家に着くなり、夕食もそこそこに、速攻でオナニーを始める霧乃。 部屋の鍵を掛けて、暗くして、もう素っ裸である。 霧乃は、風呂場でも無い場所で全裸になると、猛烈に興奮する性癖があった。 ついさっきまで、拓弥と一緒に居た。 彼の目の前で素っ裸になって見せたら、どれだけ興奮するだろう。 そう思うと、もうオナニーも激しくなる。 もう、有り得ない程に恥ずかしいポーズで、声を押し殺して喘ぎまくり。 (拓弥とのキスを思い出しながら、興奮する霧乃。 指をしゃぶりながら、敏感な場所をつんつんコスコス。 まだ処女なので、クリオナがメインである。 掌の人差し指と中指を閉じ、その隙間から舌を差し込み、ディープキスを再現) ☆「は…あ…、ぅン…、あぁ…はあ、はあ、たき…がわく…ぅん…っ」 初めてのキス。 しかもディープキスまでしてしまった。 ハグだけでも、衝撃的なのに。 ハグも気持ち良かった。 あれだけで、どれだけオナれるか分からないのに、ましてやキス。 もう、未だかつて無い興奮だった。 キスが、あんなに興奮するなんて。 今だって、キスの事を思い出しながらオナってる。 今までのオナニーとは、興奮のレベルが違った。 ☆「はぁ…ん…はぁ…はぁ…あ…ん、ん…ん…ん、はぁ…」 (滅茶苦茶に舌を動かしながら、オナリまくる霧乃。キスしながらセックスをしている想像をする。速攻でイキそうだった) ☆「あぁん…たきがわくん…たきがわくぅん…」 (キスしながらのつもり) ☆「はぁん…もっろ…もっろ突いへぇ…あぁ…はぁんいふぅ…いく…うぅ…あぁ…あぁあー…」 (オナニーで絶頂) ☆「はっ…はぁっ…あ…あぁ…あっ…あぁん瀧川くぅん…っ、すっ…、好き…っ、あぁ…あぁ…」 霧乃は、部屋の中で拓弥にバックで繋がり合いながら、べろちゅーしつつパンパン犯されるのを想像し、オナニーでビクンビクン、ぶるぶる、とイった。 (絶頂の痙攣) ☆「あ、はぁ…、あ…あ、あぁ…、はあ……はあ……」 (指をしゃぶりながら、恍惚の表情) ☆「ん…、んん…、ん…、んぅ…、ん」 ベッドの上で、あられもない姿で、指をちゅぷちゅぷとしゃぶる霧乃。 あまりの気持ち良さに、幸福感に、完全にトリップしていた。 今、想像の中で霧乃は、拓弥に後ろから抱き締められ、中出し射精されながら、『好きだよ』と言われながらディープキスをしているのだ。 ☆『好き…瀧川くん…』 霧乃は、もう彼に夢中だった。 全部あげたい、全部許したい。 裸も見せる。 セックスだって、させてあげる。 中で射精だって…彼が望むなら。 霧乃は、損な妄想を膨らませながら、一晩中オナニーをした。 (シーン7) それ以来、一緒に居る時は、ハグやキスをするようになった。 凄く恋人っぽい。 求められているのもあるが、霧乃自身も、常に彼とキスしたい、ハグしたい、と思うようになっていた。 カラオケなんかの半密室の場所でのデートでは、ろくに歌も歌わずに、ずっとキスをしていた事もあった。 よく、カラオケボックスでエッチした、という話を聞くが、そりゃそうだ、と思う。 あんなの、未成年でも入れるラブホだよ。 霧乃は、もうそう遠くないうちに、セックスするだろうな、と思った。 まだ怖いけど、してみたい。 彼と、もっと深く深く、繋がりたいのだ。 ひとつになりたい。 そう思った。 ちなみに、霧乃の想像の中では、もう彼とは100回くらいセックスしているのだが。 シミュレーションはばっちり! 最近は、彼の部屋を訪れる事も多くなった。 いつだってOKだよ。 そう思いながら、ぎゅっとして、ちゅっちゅぺろぺろを、密室で2時間くらい繰り返したりもした。 それでもまだ、彼の触る場所は、背中とか、肩とか。 胸とか、お尻とか、太腿とか、触っちゃいけない場所は触らない。 紳士だなあ、と思う。 いいよ、触っても。 いやらしい所触って、興奮するから。 最早、霧乃の方が、エッチな子だった。 今日も、放課後に彼の部屋で、自宅デート。 部屋に着くなり、言葉も無く強く抱き合い、キス。 ☆「ん……」 即座に絡み合う舌。 漏れる甘い声。 興奮により、もう息が荒くなる。 ☆「ぁ…ん、あぁ…、んっ…、ぁん…、んっ…んん…」 れろれろ、くちゃくちゃと舌が絡み合う、大人のキス。 紳士である拓弥は、中々霧乃の身体の、お尻とか胸とかを触ろうとしない。 本当は触りたい筈だ。 ☆『いいんだよ、触っても……、ううん…触って……?』 霧乃はそう思い、拓弥の手を取り、自分の胸へと導く。 ふにゅ、とブラウス越しに触れる、大きな手。 ☆「あ…ん」 初めて、他人胸を触られた瞬間。自然に声が出た。 今まで、誰にも聞かせた事の無い、喘ぎ声を。 オナニーの時しか、出さなかった声だ。 (切なそうな、小さな喘ぎ声) ☆「あ…あぁん…、はあ…、はあ…、はあ…」 拓弥は、遠慮がちに、しかし確かに、霧乃の胸を揉み始める。 ☆『おっぱい触るの、私が初めてなんだよね…、どう…?』 霧乃は、痴漢行為をされているとは思えない、官能に満ち足りた目で、拓弥を見た。 愛しい相手への、好意を露わにした表情。 好きな人に、おっぱいを触られているのだ。 女として、嬉しく無い筈が無い。 自分の手では無いもので胸を揉まれるのは、新鮮な感動があった。 最も、拓弥の方は、指で感じるのは、ブラジャーの感触の方が大きかったが、女の胸を触った事の無い拓弥には、それだけでも興奮するものがあった。 ☆「ん……、ん……、ん……っ、ん……、ん…っ」 むにゅ、むにゅ、とリズミカルにおっぱいを揉まれて、気持ち良さに声を出す。 声を押し殺しているが、とても我慢出来るものでは無い。 ☆『もっと…触って…』 そう言わんばかりに、官能的な表情を浮かべつつ、手をお尻の方へ導く。 ぎゅっ、と両尻を手で揉まれる。 ☆「は…あぁん…」 あまりの気持ち良さに、AV女優(よく知らないけど)みたいな声が出た。 男の人の手って大きい、と思いながら、びくんびくんし、喘ぐ霧乃。 ☆「あ…、あぁ…ん…、あぁん……、気持ちいい…っ、瀧川…くん…」 嫌がるどころか、凄く気持ち良くて、幸せそうな霧乃に、拓弥は驚く。 胸が感じるのは、エロ漫画などで見て予想していたが、女にとって実は、臀部も乳房と同じくらい感じる性感帯だとは、知らかったのである。 お尻は、痴漢が触るせいで、女は触られたくない場所なのだと。 ☆『私も…触っていい…?瀧川くん…』 目でそう問い掛けると、返事も待たずに、霧乃の手が動く。 その手が、拓弥の股間に。 いつも、激しく長いキスをしている時は、そこが固くなっている事には気付いていた。 太腿でぐいぐい触れているので、良く知っている。 (興奮とも、感動ともつかない声) ☆「あ……」 凄く固いものが、股間の辺りにある。 おちんちんだ。 いわゆる勃起、してる。 霧乃は、切なそうな目で拓弥を見上げる。 ☆『瀧川…くん……』 霧乃の胸を触って、お尻を揉んで、こんなに興奮してる。 霧乃は、嬉しかった。 好きな男に、欲情されているのだ。 女として、これほど嬉しい事は無い。 自分は、セクシーな方では無いと思っていた。 拓弥が中々手を出して来ないのは、自分が女としての魅力が無いからでは無いか、と思ったりもしていた。 だから、早く彼にイヤラシイ事をして欲しかったのだ。 「浅倉…」と、霧乃の名前を呼ぶ拓弥。 『なに…?』と股間を触りまくりながら、潤んだ目で見上げて来る霧乃。 はあはあと、肩で息をしている。 それがまた、色っぽい。 もっとエッチな事していいよ、と目で訴えると、拓弥の手が、スカートの下に潜り込む。 ショーツ越しに、揉まれる霧乃の尻。 ☆「は…、あぅっ…」 びくびく、と震え、声を出す霧乃。 さっきより圧倒的に、拓弥の指の感触が伝わって来る。 霧乃は、嬉しい、とばかりに遠慮なく、拓弥の股間を弄る。 棒の感触までもが、指先に感じられた。 (発情し切った声) ☆「凄い……固い……」 拓弥の股間と、拓弥の目を交互に見ながら、霧乃は喘ぎ声交じりに言う。 拓弥は、発情しまくった霧乃に、新鮮な驚きを感じていた。 ☆『瀧川くん…驚いてる…。私がこんなにエッチだなんて、知らなかったよね…』 お尻を触られて喘ぐなんて、どこの露出狂の淫乱女だ。 でも、現代っ子の霧乃は知っていた。 女の子が、男の子と同じくらい、エッチな事に興味津々な、エロエロ魔人であるという事を。 ☆『好きなんだもの…しょうがないよ…』 霧乃は、拓弥の股間から手を放し、制服のブラウスのボタンを、自らゆっくりと外し始める。 ☆『何してるの私…こんな…はしたない事…』 あまりに自然な動きに、自分でも驚く。 男の人の前で、服を脱ごうとしているのだ。 何してるの、自分、と思うが、止められなかった。 大好きな彼に、服の下を見せたかった。 紳士な彼が、自分から女の子の服を脱がすとは思えないし。 何より、見せたかった。 自分の裸。 男の人に、裸を見せたくなるなんて。 恋って怖いな、と思う。 もう、どうかしているとしか思えない。 そうこうしているうちに、ボタンが全部外れた。 露出する、痩せた胸。 ☆『胸……見せちゃった。男の子に…ブラ見せちゃってる…』 生まれて初めて、男の子に下着を見せてしまった。 胸元も露わな、ブラジャーが見えてしまっている。 一応、自分が持っている中で、一番可愛いもの。 ショーツもお揃いの、『見せる用』下着だ。 ☆『もう止まんない……』 もうここまで来ると、何の迷いも無い。 胸元だけじゃ無く、全部脱ぐ。 ブラウスを肩から腕に通すと、柔らかい布地のブラウスは、するりと地面に落ちた。 ブラジャーだけの姿になる。 華奢な肩、控えめなおっぱい。 服の上から見るのより、ずっとスリムだった。 まるで、モデルのようである。 あ…、さっき、おっぱいを揉まれまくったせいで、ブラがズレている。 これは気持ち悪い。 もう外そう。 ☆『これ外したら、おっぱい見えちゃう…』 腕を後ろに回し、慣れた手付きでブラジャーを外した。 同様に、地面に落ちるブラジャー。 ぷるん、と霧乃の小振りな乳房が、顔を見せた。 男に初めて見せる、女の子のおっぱいである。 (羞恥と、快感に満ちた、心の声) ☆『あ…ぁ…、男の子に…おっぱい…見せちゃった…、こんな…こんなのって…』 生まれて初めて、男の子に、成長したおっぱいを見せてしまった。 恥ずかしい。 恥ずかしいが、凄まじい快感が、全身を駆け巡る。 好きな男の子に、生オッパイを見せてしまっているのだ。 人生で、初めての経験である。 ☆「はぁ……はぁ……はぁ……」 運動している訳でも無いのに、息が荒い霧乃。 呼吸で、大きく前後する胸。 小さめの胸の先が、誘うように角度を変えている。 拓弥は、初めて見る霧乃の乳房に、完全に魅入っていた。 ☆『あぁ……瀧川くん…私のおっぱい見てる…』 霧乃は、興奮と感動に打ち震えた。 大好きな男の子が、おっぱいを見ている。 そんなに大きくも無い、色気の無い私のおっぱいを。 こんなのでいいの?と思う。 しかし拓弥は、母親以外の女の乳房を直に見るのは、これが初めてなのだった。 確かに、大きくはない。 しかし、それはれっきとした、女のおっぱいなのだ。 同級生の、クラスメイトの、同い年の女の子の。 女子〇生の、オッパイなのである。 ☆『触って…』 再び、霧乃は拓弥の手を取り、胸に導く。 ぷにゅ、と言う感触と共に、初めて触る、女の子のおっぱいの手触りに感動する拓弥。 エロいというより、芸術品に触れたような気分だった。 何せ、憧れて憧れて、ずっと見たかった、好きな女の子のおっぱいだ。 これを想像して、何度オナニーしたか知れない。 ☆「ん…、ん……」 ぴくっ……ぴくっ……と僅かに身体を震わせて、胸を揉ませる霧乃。 『嬉しい、嬉しいの…』と、官能的な表情で訴えて来ていた。 ぷにゅぷにゅと、僅かな手の力で、形を変えるおっぱい。 透き通る要は白い肌に、桜色の、少し大きい乳輪。 乳首は、興奮により、ピンと立っている。 まるで、男を誘うように。 あまりにも自然に、吸い寄せられるように、拓弥の顔が近づき、乳房の先に唇が触れた。 そのまま、おっぱいにしゃぶりつく拓弥。 ☆「あ…あんっ…」 霧乃は、喜びと感動と快感で、思わず声を出した。 柔らかく、乳首を包み込む唇。 濡れた舌が、ピンと立った霧乃の乳首の周りを、なぞる様に舐める。 ☆「は…あぁ…、あぁん…、はぁ…はぁ…」 ぺろぺろと舌で乳首を舐め、乳房にしゃぶり付く拓弥。 その様子が、霧乃の母性本能を刺激する。 何て可愛いんだろう。 私より、ずっと背が高くて、力持ちの男の子が、私みたいな小娘のおっぱいに、夢中になってしゃぶり付いてる…! あぁん可愛い、可愛い…! 拓弥は、霧乃の尻をむにゅむにゅと揉みながら、両乳房を交互にしゃぶりまくる。 いつの間にか、拓弥の手は、ショーツの下に入り込み、尻を直に揉みまくっていた。 (声を押し殺し、出来るだけ外の人に聞かれないようにしながらも、甘い声を出して喘ぐ霧乃。 拓弥にだけは、『嫌じゃ無いよ、嬉しいの』と伝えたい。そんな声) ☆「あ…あぁあん…、はあ、はあ、はぁあ…あぁん…、はあ…はあ…瀧川…くぅん…」 霧乃の手は、もう滅茶苦茶に股間の肉棒を弄っていた。 ぎゅっと握り、棒の形を確かめる。 服の上越しでも、その大きさ、固さが分かる。 霧乃を、犯したい!君は、俺の彼女だ! そう主張しているかのようだった。 もう我慢出来ない、とばかりに、霧乃は自分から拓弥のズボンのベルトを外し始める。 拓弥だって、自分からは霧乃の服を脱がそうとはしていないのに。 最早、それは霧乃の意思では無く、本能的な行動だった。 拓弥は、霧乃の身体をぎゅっ!と抱きしめる。 そして、そのままキス。 ☆「ん…、ん――っ…!!」 不意打ちに、物凄い興奮と快感。 頭に、ズギュウウンと脳内物質が流れこんでくるような感触すらあった。 一心不乱に、キスをしまくる二人。 ☆「はぁ…、はぁ…はぁあん…、はぁ…、はぁ…、んっ…、ぁん…、たき…がわく…、ンッ…」 揃って、服を脱ぎ始める二人。 そうするのが、自然な事であるかのように。 れろれろと舌を絡め合いながら、拓弥はシャツを脱ぎ、トランクスごとズボンを下す。 拓弥が服を脱いでいるのに合わせ、霧乃もスカートのホックを外し、チャックを下げる。 地面にすとん、と落ちるスカート。 両手で、すっとショーツを下す霧乃。 ひんやりと、空気の触れる感触。 超濡れてるのが自分でも分かる。 男の子の見ている前でショーツを下す、とかありえないけど、もう止められなかった。 素っ裸になるんだ。 生まれたままの姿になって、抱き合いたい。 セックス?分かんないそんなの。 とにかく今は、裸になりたい。 彼と一緒に裸になって、イチャイチャ身体触り合ってキスするの。 そうしたいから。 ちなみに、濡れたショーツなんてとても見せられないから、どこかに放り投げた。 気が付けば、ほぼ裸。 靴下がまだ残っている。 しかし、脱ぐ余裕なんて無かった。 そんな事してる場合じゃない。 キスに、おっぱいとお尻触られるのに忙しくて。 服をあらかた脱ぐ終わると、改めてぎゅっと抱き合う。 (キスしながら呻く) ☆「ん…っ、んん――っ…!」 お腹の辺りに、固くて大きくて、熱い感触。 おちんちんだ。 とんでもない興奮。 大好きな男の子のおちんちんが、直に当たっている。 服の上からとでは、全然違う。 温度が、固さが。 その形が、はっきりと分かる。 霧乃は、もう失神寸前だった。 (興奮しながら、舌を絡めてキス) ☆「はぁ…はぁあ…ん…、はあ…はあ…、あぁん…、んっ…ぁん」 霧乃も、キスをしながら、拓弥にぎゅっと抱き付き、お腹に当たるおちんちんの感触を味わう。 ☆『あぁ…、おちんちん…、おちんちん凄いぃ…』 興奮と感動と快楽と幸福感で、ちょっとおバカになっている霧乃。 『おちんちん』と言う言葉を、何度を思い浮かべ、興奮する。 オナニーが盛り上がっている時に、良くこうなる。 霧乃は、基本的に普通の、恋する女の子だった。 男と同じ。 恋をすれば、エッチな事したくなるし、セックスもしたいと思う。 霧乃は、セックスの経験は無いが、人類の歴史で、それは遺伝子レベルで本能に刻まれているのだ。 ☆「瀧川…くん…」 触っていい?と目で訴える。 拓弥は、触って欲しそうだ。 霧乃は、手を伸ばす。 指で、包み込むようにペニスを触る。 ☆「あ…凄い…」 その熱さ、固さに感動する霧乃。 もうビンビン。 大きくて、長くて、固くて。 とても、霧乃の小さな手には収まりきらない。 だって、股間に生えている筈なのに、上に向かってそそり立って、霧乃のお腹にぴたっと当たり、もう胸の辺りまで来てる。 大き過ぎない?こんなものなの。 両手で握り込むと、それでも手に余る。 霧乃の手が小さいというのもあるが。 ☆『こんなになるんだ…お父さんと違うな…』 生まれて初めて直に見る、大きくなったおちんちん。 興味深そうに、さわさわする。 拓弥が、呻き声を上げた。 感じるの? 敏感なんだ、おちんちんって。 霧乃は、拓弥の顔を見上げる。 拓弥は、興奮していた。 頬を染めてこちらを見る、ずっと好きだった、クラスメイトの女の子。 興味津々に、そして恥ずかしそうに、男の勃起したチンポをさわさわしている。 その身体は、靴下を履いただけの、全裸。 上気した官能的な表情の向こうに、形の良いおっぱいが見える。 そして、その夢にまで見た、大好きな女の子の乳首は、唇の色と同じピンク色で、興奮により、ピンとそそり立っている。 拓弥はもう、それだけで射精しそうだった。 『浅倉…!』と切なそうに名を呼ぶと、拓弥は霧乃を抱き締める。 ☆「きゃっ、…ん…っ」 ぎゅっと抱き締められたまま、後ろに押し倒される。 そこにはベッド。 拓弥の両腕が、霧乃を守り、衝撃はゼロだった。 優しい、守ってくれた…と感動しながら、霧乃は拓弥に身を任せる。 拓弥は、霧乃にキスをすると、そのまま身を起こす。 霧乃の僅かに閉じられた膝を開くと、そのむっちりとした太腿の間にペニスを滑り込ませ、挟み込んだ。 きゅっと、霧乃の太腿の間、股間に拓弥の勃起したペニスが収まる。 ☆「あ…あぁ…!」 霧乃は、太腿にぴったりと挟まったおちんちんの感触に、身を仰け反らせて悶える。 おっぱいが、つん、と前に突き出されたが、もう恥ずかしがっている余裕など無かった。 ☆『あぁ…おちんちんが、瀧川くんのおちんちんが…っ、私の太腿に…っ、あぁ…、熱い…固い…、あぁん大っきい…!』 霧乃の太腿で、しっかりとその形を感じる、勃起したペニス。 ギンギンにそそり立ち、その独特の形状までもが、手に取るように感じられた。 ☆「す…凄い…、こんなに…」 閉じられた太腿の隙間から、おちんちんの先が見える。 太腿にぴったりと挟まり、お尻の方から、お腹の方に伸びている。 柔らかい陰毛の上に、そそり立ったペニスが乗っていた。 ☆『こ…こんな長いの…?臍まで届いちゃうよ…』 お腹に添えられた、拓弥の勃起したおちんちん。 その先は、霧乃の臍の辺りまで、軽く届いていた。 ☆「え……、あ…、瀧川くん…?」 拓弥は、ペニスを太腿に挟んだまま、腰を前後に動かしていた。 にゅく、にゅく、と霧乃の太腿の間を、出入りするペニス。 柔らかい霧乃の太腿が、拓弥のペニスをしごいていた。 霧乃は、運動はからきしの女の子。 太腿の筋肉など無いに等しく、その感触はぷにぷに、ぷよぷよだった。 締め付けなど皆無だが、濡れていない太腿の摩擦はそれなりで、刺激はある。 何より、目の前には、今初めて見たばかりの、大好きだった女の子の裸。 素っ裸である。 おっぱいも、アソコの毛も丸見えなのだ。 仰向けになり、手で隠す事も忘れた胸は、重力で広がり、ほとんど平ら。 まるで、男の子の胸である。 しかし、好きな女の子なのだ。 好きな女の子の裸を目の前に、太腿にチンチンを挟み、出し入れしている。 勃起して爆発寸前のペニスが、股間を覆う淡い陰毛の上を、何度も何度も往復している。 規制が厳しい世の中、未成年の女の子の裸を見る機会など皆無。 同い年の女の子の身体など、想像するしか出来なかった。 ヘアヌード写真集などが、世の中に溢れているが、それは全部、18歳以上の大人。 こんな華奢で、背が小さい女の子が、ましてや同い年の、クラスメイトの女子の陰毛が、こんなに生えているものなのだとは、スポーツ少年だった拓弥には、衝撃だった。 子供っぽい身体に、淡い陰毛が、猛烈にいやらしい。 拓弥は、もうイキそうだった。 ☆「は…っ、はぁ…はぁ…たきがわ…、くん…」 夢中で腰を振る拓弥を、愛しい目で見上げる霧乃。 気持ちいいんだ、おちんちん。 私で、こんな…。 いいよ、好きにして…。 ベッドに揺らされながら、霧乃は拓弥の姿を見上げて、興奮していた。 「いく…!」と拓弥は言った。 ☆『うん、いいよ、いって…』 霧乃は、よく分からないまま、拓弥に全てを任せていた。 精子出すのかな…。 エッチな漫画だと、ビュっとオシッコみたいに出てたよ。 「浅倉、いく!」 拓弥の声に、霧乃も愛しさが最高潮になる。 ☆「いって…いいよ…好きにして…ああ…!」 (霧乃も興奮し、性的な刺激も無いのに、猛烈に昂っていた) (拓弥、そして射精) ☆「あ…、あぁっ!!」 びゅるんっ!!と拓弥のペニスの先から、白い何かが噴き出す。 びくびく、とおちんちんが震えて、生暖かいものがお腹に。 それは、あっという間に霧乃の胸にまで広がっていく。 ☆「あ…あぁ……凄い……」 太腿をきゅっと閉じ、拓弥のおちんちんを逃げないように抑え込む。 『私のもの…!』とでも言わんばかりに。 びくんびくん、という射精の脈動が、太腿にはっきりと感じられた。 ☆『ホントにこんなどくんどくん出るんだ…』 初体験もまだなのに、男の子の射精を目の当たりにする霧乃。 凄い勢いで、お腹に水溜まりを作っていく。 精液を浴びるなんて、エッチな漫画でも高度なプレイなのに。 『ご、ごめん』と慌てて拓弥はティッシュに手を伸ばす。 何だか慣れた動きだと思った。 20枚くらい使って、霧乃のお腹から胸にかけて大量に溢れ出した精液を、丁寧に拭き取っていく。 すんごい匂いがした。 これが精液の匂い? 拓弥は、ウェットティッシュまで取り出し、拭いた後に更に拭く。 これでようやく、匂いは消えた。 正直、あの匂いを身体に着けたまま帰るのは、気が引ける。 服に付いたら、洗濯の時、お母さんにバレる、きっと。 お母さんは、あの匂いを知っているのは確実だからだ。 だってお母さんだし。 ☆「瀧川くん…」 何だかおどおどしている拓弥に、呼びかける。 賢者モードに陥っているようだ。 現代っ子の霧乃は、それくらいの知識はあった。 ベッドから起き、拓弥の身体をそっと抱く。 『大丈夫だよ、嫌じゃ無いよ』と。 性的な体験で、母性本能が、霧乃を支配していた。 いい子いい子、と。 あ、そういえば裸だった。 おっぱいの先が、拓弥に触れる。 興奮により、乳首が立っているので、恥ずかしいなと思った。 ☆「嬉しかったよ…」 嘘偽りなく言う。 だって、大好きな男の子が、自分のこの貧弱な身体に、あんなに興奮しておちんちん大きくして、しかもあっという間に射精してしまった。 男は、興奮するほど早く終わる、と恋愛小説では描かれていた。 女として、こんなに嬉しい事は無かった。 しかも拓弥が、かろうじてセックスを避けたのは、霧乃が経験が無いからと言うのもあるが、避妊具を用意していなかったからだ。 一介の男子〇校生が、避妊具を用意出来る訳無いし、もちろん霧乃も不可能。 常識の範囲内で考えれば、セックスは避けるべきなのだ。 やっぱり、瀧川くんは優しい。 ☆「ん…」 二人は見つめ合うと、優しくキスをする。 優しく触れ合い、愛しさを伝え合うかのように、僅かに舌先が絡み合う。 (舌がゆっくりと絡み合うキス) ☆「はぁ…、ん…、たきがわ…くん…、…、…っ」 二人は、しばらくキスを繰り返していた。 エッチな雰囲気が無くなった二人は、服を着て、部屋でゆっくりと過ごす。 裸で居ても良かったが、霧乃ははっきり言って、スタイルには自信が無い。 『見て、凄いでしょ、このエッチな身体、いくらでも見ていいんだよ』とはいかなかった。 肩を寄せ合い、色んな話をする。 こういうのもいい、と思う霧乃。 幸せだけど、しかし、特に賢者モードではない霧乃は、ずっとドキドキが止まらなかった。 家に帰った後、凄い勢いでオナニーしまくった。 衝撃的な経験が、色々あったから、捗る捗る。 裸を自分から見せたり、おちんちん太腿に挟んでビュっとさせたり、精液浴びて喜んだり、すっかりエッチな娘だった。 お母さんごめんなさい。 そう思いながら、一晩で7回くらいイった。 (シーン8) その日以来、二人きりの時は、お互いの身体を愛撫し合うようになった。 拓弥も、思春期真っ盛り。 女の身体には興味津々だろうし、霧乃もそうだった。 ハグもキスも気持ちいいし、好きな男の子に身体を触られるのは、何だか嬉しい。 おっぱいやお尻を触られて嬉しいなんて、とんだ変態さんだ。 友達とそういう話をしない霧乃は、それが普通だとは知らない。 もう我慢しない、私はエッチな女の子、とばかりに、霧乃もおちんちん触りまくり。 霧乃も、思春期真っ盛り。 『恋』という発情期だった。 今日も、放課後に家デート。 今回は、霧乃の家である。 霧乃は一人っ子で、両親の帰りは遅い。 もうエッチするのは決定。 まだ避妊具が手に入らないので、セックスまではしないが。 それはどうでも良かった。 二人とも、もうセックスしているようなものだし。 拓弥も、いつも射精まで行くので、それなりに満足していた。 (裸で抱き合ったまま、ベッドの上でキス) ☆「ん…んぅ…」 (胸を揉まれつつ、勃起したおちんちんをお腹に感じ、甘い声) ☆「あ…あぁん……、あ…はぁ…」 カーテンを閉めて、暗くした部屋で、お互い裸に。 靴下まで脱いで、素っ裸でハグ。 そしてキス。 『好き』と言い合いながら、お互いの身体を触り合って、そのままベッドに倒れ込む。 おっぱい揉みまくり、お尻触りまくり、おちんちん握って優しくしごくまくり。 映画で見たような、甘いラブシーン。 それを、自分が今まさに、演じている。 自然と出る、喘ぎ声。 声を抑える事は出来る。 しかし、聞かせてやりたい。 自分が、大好きなあなたに裸を見せて、おっぱい吸われて、嬉しくて、喜んで喘いでいるんだと。 霧乃は未成年なので、せいぜい参考にした映画は、氷の微笑とか、ターミネーターとかだが。 (耳元で、『好きだよ』と言われ) ☆「ん…私も好き…」 堪らず、ぐっと唇が重なり合う。 絡み合う舌。 超エロい、凄い幸せ。 拓弥の勃起も、最高潮だ。 本来なら、ここで挿入だろうが、まだ霧乃は処女。 ゴムも無いし、セックスは不可能だ。 無理してこのまま進んで、結果妊娠、そのまま学校を退学になったカップルが居た。 同じ道を辿る訳にはいかない。 拓弥は、霧乃からちょっと離れる。 『?』と思う霧乃。 ☆『どうしたの?瀧川くん…』 いつもなら、ここで太腿に挟んで擬似セックスだ。 ベッドの上を、ちょっと移動。 勃起したおちんちんが、斜め上に向かって立ち、びん、びんと揺れている。 何か可愛い。 とか思ってたら、そのおちんちんを利き手で握り、しごき始めた。 自慰行為である。 霧乃を、視姦しながら。 ☆「あ…」 思わず、胸を隠してしまった。 男の子のオナニーを、初めて見た。 ☆『こんな風にするんだ…』 桐野は、両手で胸を隠し、下は丸出し。 脚は閉じているが、陰毛までは無理。 余計に扇情的でエロい。 拓弥は、『胸を見せて』と言った。 ☆「え……うん……」 そう言って、胸を隠している腕を下し、おっぱいを見せる。 うわ、超恥ずかしい。 近くで見られてる時はそうでも無いのに。 霧乃は、大好きな彼氏に、ベッドの上で裸を見せて、オナニーさせていた。 ☆「恥ずかしい…」 霧乃は、スタイルは自信が無かった。 様々なメディアで見かける、水着姿の女の子や、ネットで見かけるエッチなアレは、みんなグラマーで、おっぱい大きい。 普通の女子〇生である霧乃とは、比べるべくも無い。 しかし、霧乃ももう、〇7歳。 結婚も出来る年齢である。 その身体はもう、『女の子』ではなく、『女』だった。 拓弥は、未成年の童貞少年。 しかも、霧乃は好きな女の子である。 夢にまで見た、好きな女の子の、生まれたままの姿。 それはもう、世界で一番のズリネタだった。 ☆『だ……ダメだよ……そんな…の……見せられたら…っ』 霧乃は、太腿を閉じて、もじもじする。 霧乃も、思春期の女の子。 好きな男子が出来れば、それなりにエッチな気持ちもある。 今の状況で、性欲を抑えろと言うのは、拷問以外の何物でも無かった。 す…と左手が、自分の胸に触れる。 乳首は隠さないようにしながら…。 乳首、見たいよね?と思いながら。 霧乃は、おっぱいを揉む。 (おっぱいを触って、性的に感じる) ☆「んっ…」 気持ち良さに、声が出る。 ああ、もうだめ…。 目の前で、好きな男の子が、私の裸を見て、あんなに大きくなったおちんちんを…。 霧乃は、拓弥のオナニーを見て、自身もオナニーの欲求を抑えられなかった。 いつしか、両手でおっぱいを揉みしだいていた。 ☆「はあ…、はあ…、はあ…、はあ…っ」 肩で息をしながら、おっぱいを揉む姿を見せる。 パフォーマンスなどではない。 いつも、隠れてこそこそやっている、自分のオナニーだ。 拓弥と出会ってからずっと。 こうやって、一人でエッチな事をして、自分を慰めていたのだ。 あなたが好きだから。 どうしようもなく好きだから。 いつもこうしてるの、と。 目の前で、こんな愛しいオナニーを見せてくれている。 サッカーのレギュラーの、クラスの女子人気ナンバー1の、あの瀧川拓弥くんが。 だから、私も見せなきゃ。 恥ずかしくても、好きだって伝えるの。 あなたの事を考えると、こうなっちゃうって。 ☆「はぁ…はぁ…瀧川くん…私…」 いつしか、霧乃の右手は、太腿の間に入り、陰毛をかき分け、割れ目の向こうの、敏感な場所を転がしまくっていた。 ☆「いつも…あなたの事考えながら…こうやって…」 告白し、更に興奮。 恥ずかしさで、快感が昂っていた。 おっぱいを揉む左手が、むにゅむにゅと乳房を揉み転がし、右手からは湿った音すら聞こえる。 『ああ……浅倉……っ』と、拓弥は切なそうな声を出す。 大好きな女の子が、ここまで自分を曝け出してくれた事が嬉しい。 (お互いの名を呼びながら、相互オナニー) ☆「あぁん…瀧川くん…瀧川くぅん…っ」 お互いの事を想いながら、相手の姿を見て、性器を刺激しまくり、興奮を高め、絶頂へと向かう。 これはもう、セックスだった。 拓弥は、もう興奮で、イキそうだった。 もうイク、あと数秒で。 「浅倉っ…!」そう叫ぶと、拓弥は霧乃の身体に近づく。 霧乃は、全く抵抗せずに、拓弥の目の前でオナニーを続ける。 拓弥の勃起したペニスの先が、霧乃の右乳房に当てられる。 「このまま出すよ、いい?」と拓弥。 ☆「う、うん…きて…」 霧乃も、もうイキそうだった。 いつでもイケる。 オナニー常習犯の霧乃は、いくタイミングをある程度はコントロールできた。 むにゅ、と拓弥の固いペニスが、霧乃の小振りな胸にめり込む。 ☆「ひゃうっ!」 突然の、空いた右胸への刺激に、霧乃が悲鳴を上げる。 限界まで勃起した固いペニスが、むにゅ!むにゅ!と拓弥の右手を通して、霧乃の乳首をこねくり回す。 とんでもない刺激に、霧乃はがくがくと全身を震わせる。 (ぷにゅぷにゅぷにゅ!とペニスでおっぱいを滅茶苦茶にこねくり回される) ☆「あ…あぁ…あぁあ…ん…!あああ……」 霧乃は、もう溜堪らずに、あられもない声を出す。 気持ち良過ぎて。 声を抑えるのは不可能だった。 何より、もう周りなんて見えていなかった。 勃起したペニスと、乳首が立ち、興奮し敏感になったおっぱいとのセックス。 こんなのもう、こんなのもう…! ☆『あぁあんイクぅ…!瀧川くんの前でイっちゃうぅ…!』 悶えまくる霧乃に、拓弥は『いく、もういくよ!いく、ああ!』と言いながら、更におっぱいを攻める。 目の前で、プリンみたいにぷるぷる揺れまくる、好きな女の子のおっぱい。 霧乃の手は、もう片方のおっぱいを、ぎゅうっ!と力一杯握り締めていた。 小さめの霧乃の乳房の形が、はっきりと分かる。 拓弥は、そのおっぱいをガン見しながら、思いっ切り射精した。 「浅倉っ!!」と言う、絶頂の声を聴くと同時に、右胸に暖かい感触。 射精だ。 どくんどくん、と溢れ出す精液。 ☆「あ…あぁんっ…!あぁ…!たき…、がわく…、ンっ!あぁ……、あっ!!」 びくっ!びくっ!と大きく脈動しながら、大量の精液を溢れ出させるペニス。 あっと言う間に、おっぱいが精液塗れ。 ☆「あぁん……瀧川くぅん……、あぁ……」 ぴくっ……ぴくぴくっ……と軽く痙攣。 大好きな男の子の射精を受け、霧乃もいく。 それ程激しい絶頂では無く、甘いエクスタシーだった。 びゅる、びゅると、次から次へと溢れ出る精液。 お腹を伝い、下の方へ。 霧乃は、とっさに股間を右手で守り、腕で精液をせき止める。 いけない、こんなに出されたら妊娠しちゃう。 よく知らない霧乃は、そう思った。 ☆「瀧川くん……」 霧乃は顔を上げ、愛しい男の子の顔を見る。 もう、キスのタイミングも覚えて来た。 こういう時はキスする、と。 ☆「んっ……」 二人の唇が重なり合い、舌が絡め合わされた。 『大好きだよ、気持ち良かった』とばかりに。 その後も、二人は素っ裸のまま、部屋で二人きりで過ごす。 最近は、裸を見せるのにも慣れて来た。 愛されまくって、少しは自信が付いたのかも知れない。 まあ、カーテンを閉めていなければ、とても無理だけど。 数時間後、母親が帰って来る。 拓弥は、きちんと服を着て、挨拶をする。 まあ、ウチの娘が、と驚きながらも、母は友好的に対応した。 『お宅の娘さんに、いかがわしい事はしていません』という、カムフラージュも兼ねて。 我々は、まだ健全な未成年。 心配を掛けてはいけない。 しかし、人生の先輩であり、幾度となく繰り返されたセックスの果てに娘を生み出した経験もある霧乃の母親には、匂いで速攻バレていた。 空気の読める母は、娘の成長を、微笑ましく思いながら、それには何も触れず、自らの遠き青春に想いを馳せるのだった。 (シーン9) 何だかんだで、サッカー部の先輩とかから避妊具を手に入れ、初体験なんかも済ませる二人。 もう散々エロい事繰り返して来たので、特に問題も無くセックスする。 何せ、いつもセックスしているようなものだったからだ。 ムッツリスケベの霧乃は、ネットとかから知識を得て、血が出たら親バレする!とか考えて、捨ててもいいタオルを敷いたりなんだり。 初体験は、最初痛いくらい。 エッチで淫乱娘を自覚する霧乃は、エッチの時の濡れ方は凄まじく。挿入後は痛くも何とも無かった。 それどころか、あまりの快感に、時間が飛んだ。 もうアンアン言って、彼の身体に抱き付いて、『嬉しい』『気持ちいい』『何これ』『好き』『大好き』を連呼。 何回イったかも分からない程だった。 気が付いたら、彼の腕に頭を載せたまま、転寝をしていた。 避妊具もそうそう手に入らないので、セックスはたまに。 乱れまくるので、よっぽどプライバシーが守られている場所以外では、避けた方が無難、と自分でも思った。 デートでは、二人きりになる度に、射精させる。 生真面目な霧乃は、それが彼女の義務であり、使命だ!と思っていた。 単に、エッチな事が大好きなだけだが。 カレが、私に欲情して、おちんちんボッキして、射精してくれる。 彼女として、こんな幸せな事は無い。 学生という立場なので、セックスはお互いの家でしか出来ない。 他に、プライバシーを確保する術など、無かったからだ。 (小さな声で喘ぐ霧乃の吐息) ☆「はー…、はー…、はー…、はぁー…」 部屋の中で、ゆっくりと繋がり合い、動く。 うつ伏せで、膝を立てた状態の霧乃に、覆い被さるように四つん這いの拓弥が、後ろから。 どういう流れでこうなったのか、結構エッチな姿勢だ。 ちゅぷ…ちゅぷ…と、抜き差しされる感触が、実感できるほどの、ゆっくりとした動き。 お互い、AV男優とAV女優でも無いので、こんなもんである。 何より、霧乃はあんまり激しくすると、どんな声を出すか分からない。 ここは、閑静な住宅街。 声なんか、駄々洩れだ。 (霧乃らしい、控えめな喘ぎ声) ☆「あぁ…、あぁあん…、拓弥くん…、拓弥くぅん……っ」 気持ち良さそうに、相手の名前を呼ぶ霧乃。 セックスをするようになってから、お互いを苗字では無く、名前で呼ぶようになった。 それまで、何だか気恥ずかしくて、まだ名前で呼び合えなかったのだが。 セックスの時、思わず名前を呼び合った時、もうとんでもなく気持ち良かったのだ。 名前で呼ぶっていいな、と思った。 (霧乃、と耳元で名前を囁かれ) ☆「あぁ…!拓弥くん…!拓弥くぅん…!あぁ…!」 耳元で名前を呼ばれ、猛烈に興奮する霧乃。 甘く、濡れた艶やかな声で答える。 ☆「あぁん、好き…、好きぃ…拓弥くぅん…」 セックスの快楽に酔い、好きな男に抱かれる喜びに喘ぐ。 相思相愛のセックスは、すぐ終わる。 数分で、拓弥は射精する。 『霧乃、いく…!』 霧乃は、大好きな拓弥が射精する、自分の中に!と思うと、自身もあっと言う間にイった。 熟年の夫婦でも滅多に無い、同時イキである。 びゅる、びゅる、と腹の奥で脈動。 切なそうに、霧乃の乳房をむにゅむにゅと揉みしだきながら、霧乃の膣内で、繰り返し精を放つ。 大好きな女の子の、夢にまで見た、触りたくて仕方が無かった、霧乃のおっぱいの感触を味わいながら。 何度も何度も、脈動に合わせて、ゴム越しに精液を発射し続けた。 (射精に合わせ、気持ち良さそうな声を出す) ☆「は…、はぁあん…拓弥く…、ぅん…、あぁ…、あぁあ…あん……」 好きな男の子に、膣内で射精されて、気持ち良さで、幸せ一杯の霧乃。 もうセックス最高。 世界中のカップルが、こんな素敵な事してるの?と思う。 そりゃ、クリスマスにホテル満室になるよ、と納得した。 避妊具があんまりないので、何度も出来ないのが残念、と思った。 順調に、交際を重ねて、深い仲になっていく霧乃と拓弥。 二人の仲は、極めて良好だった。 (シーン10) 中々、『本当に二人っきりの時間』が作れない二人。 具体的に言うと、周囲の目を気にせずに、思いっ切りデカい声を出して、おちんぽセックスしまくれる環境が。 そこで考える。(霧乃が) 電車に乗って、少し離れた街に。 そこで、ラブホテルに入るのだ。 ラブホデートは以前から考えていたのだが、地元は、人目もあって危険過ぎるので、誰も自分を知っている人間が居ない場所まで移動。 とりあえず、未成年だと補導されかねないので、出来るだけ大人っぽい格好をして。 ちんちくりんの霧乃には、無理があったが。 何とか、上手くいった。 それで、ラブホに入るなり、凄い勢いでセックス。 セックス、セックス、セックス。 思いっきりセックスしまくった。 もう、最高だった。 自由に声を出して、人目も気にしないでセックスすると、こんなにイイなんて。 セックスして、射精。 暫くイチャイチャして休んで、そしてまたセックス。 一緒にお風呂に入ったり、まったりして、またイチャイチャしてセックス。 部屋の中を素っ裸で歩き回り、イチャイチャしながら、色んな場所でセックス。 もう、完全に大人のカップルだった。 (場面は、学校) ☆「あ、拓弥くん」 初々しい学生カップルのように、会話。 ☆「うん。あれ面白いよね」 日常会話。 そんな様子を見ていると、誰もが二人を、プラトニックな付き合いだと思うだろう。 しかし、もう二人は、月に50回はエッチをする、大人の関係だった。 今度の休日も、ラブホデートの予定である。 場面は、休日。 例によって、ちょっと離れた街までやって来た二人。 すっかり恒例の、ラブホデートである。 しかも今日は、滅多に無い、中出し解禁日。 安全日を徹底的に調べ、体温を測ったり、その他諸々、安全日を確認している。 何せ、避妊具をそんなに沢山用意できないし、何より、中出しセックスの気持ち良さは、言葉では説明できない、最高の幸せだった。 二人とも、その意見は一致していた。 決して、危険な行為に快楽を感じている訳では無い。 中出しセックスは、愛し合う男女の、自然な行為なのだ。 (二人で並んで手を繋ぎ、ラブホテルに入る。 普通のカップルを装い。 部屋に入り、扉を閉め、鍵を掛けると、即座に抱き合う) ☆「んっ……、んぅ……」 強く抱き合い、キス。 即座に舌が絡み合い、大人のキスに。 欲情しまくり、セックスをする雰囲気になる。 ☆「はぁ、はぁ、はぁ…あん…、拓弥…くん…」 れろれろと舌を動かし、胸を押し付け、太腿を股間に押し付ける。 勃起したペニスの感触が、ジーンズ越しにすら分かる。 拓弥の手が、霧乃のお尻を揉みまくる。 舌を絡めながら、甘い声で喘ぐ。 『お尻触って、もっと、おっぱいも…!』とでも言わんばかりに。 二人で、部屋に移動しながら、キス。 ☆「ぁ…ん、あぁ…、はぁ…、はぁ…、んっ…、ぁん…」 (ベッドに辿り着くと、そのままどさっ、と倒れ込む) ☆「は…、あんっ…」 上に圧し掛かる拓弥。 霧乃の手は、拓弥の股間を弄っていた。 あん、おちんちん大っきい… 霧乃は、自分でも濡れているのが分かった。 早くパンツ脱がないと、汚れちゃう。 二人で、さっと下半身を露出する。 霧乃は、スカートをたくし上げ、ショーツを脱ぎ、片足に引っ掛ける。 拓弥は、ベルトを外し、ジーンズを僅かに下げ、ペニスを取り出す。 びんっ!と音がしそうな勢いで、おちんちんが飛び出した。 (拓弥が、ジーンズを下げるのを、パンツを脱ぎながら見る。 勃起したペニスが顔を見せ、その大きさに興奮する) ☆「はあ…、はあ…、はあ…、はあ…、あ…あぁんっ、凄い…っ」 霧乃は、はあはあと息をしながら、おちんちんををガン見。 大好きな彼の、おちんちん。 何度見ても、惚れ惚れする。 セックスの快楽を知った後だ。 あの猛烈な幸福と快感を与えてくれる、ちんぽ。 それに夢中になるのは、恋する女の子なら、当然だった。 ☆「はぁ…、はぁ…、はぁ…、来て…拓弥くん…」 はしたなく脚を広げて、おまんこ丸見えにする。 見せたいという訳では無い。 そこまで恥知らずじゃない。 ただ、『入って来て、今すぐ』と言う意思表示だった。 だって、思いっ切り脚広げないと、入んないし。 もう何度もセックスしてる。 それくらい知っていた。 『いくよ、霧乃』と拓弥。 欲情し切ったその声が、興奮する。 あの優しくて真摯な拓弥くんが、欲望を抑えきれず、霧乃を犯そうと、おちんちん丸出しにして迫っている。 霧乃は、気絶しそうな程、ゾクゾクした。 くちゅ…、とおちんちんの先が、霧乃の濡れまくったアソコに押し当てられる。 ゆっくりと、入って来るおちんちん。 (ゆっくりと、少しずつ入って来るペニス。 ジワジワと、確実に快感が、全身を駆け巡っていく) ☆「あ……あぁ……あぁあ……ん……」 喜びと気持ち良さで、甘い声を出す霧乃。 自然に出る、喘ぎ声。 プライバシーを気にしなくていいので、何の遠慮もいらない。 ☆「拓弥…くん……、あぁ……、あぁあああ……あぁん……」 結構入ってるのに、まだまだ入っていくのに驚く。 拓弥くんのおちんちんって、もしかして普通より長いのかな。 軽く、奥に届いた。 (ゆっくりと入っていき、やがてこつん、と奥に当たる) ☆「あぁ……あぁ……あぁあっ!」 (甘い声が、悲鳴に。体奥に当たった感触) 全部入ったよ、と拓弥が霧乃の顔を見ている。 霧乃は、うん、分かる、と微笑み、目を閉じる。 キスして、の合図を即座に察する拓弥はキス。 繋がり合ったまま、甘いキスを繰り返す。 ☆「ん……、んんー……、ん…、ぁん…、はぁ、はぁ、ん…、はぁ…、んっ…」 霧乃は、舌を動かしながら、拓弥に抱き付き、脚を腰に巻き付ける。 もっと、もっと深く、とばかりに。 しばらくキスをしていた二人。 拓弥が、腰を動かし始める。 ☆「あ…、あぁ…拓弥くん…、あぁ…、あぁあー……」 つちゅ……ぬちゅ……ぷ……と音がする。 物凄い快楽。 オナニーなんかとは、比べ物にならない。 だって、声を抑えるのが不可能なのだ。 AV女優みたいな声が出ちゃう。 (最近は、社会勉強と称して、エッチな動画を隠れて見てる。スマホ万歳) ☆「あぁあん……、あぁあああんっ……」 ゆっくりと、確実に大きく、出入りを繰り返すペニス。 ☆「あぁ…あ…、あぁああん…、拓弥…くん…っ、拓弥くぅん…っ」 苦痛とも、快楽とも取れない表情で、無抵抗に犯される霧乃。 拒否感など皆無で、心の底から拓弥に犯される事に、喜んでいた。 (拓弥は、「霧乃、ほら、俺のこんなに入ってるよ」と言う) ☆「うん……、拓弥くんの……、私の中入ってる…っ、あぁあん……っ」 身体を捩じらせ、喘ぎながら悶える霧乃。 大きく脚を開き、男を受け入れている。 官能に支配された表情で、甘い声を出す、クラスメイトの少女。 服装は、ついさっきまで、外を一緒に歩いていた時と同じ、私服。 女の子らしい、可愛い格好だ。 それが今、大股を開いて、アソコを見せて喘いでいる。 スカートをたくし上げ、ショーツを片足に引っ掛け、あられもない恰好で。 胸すらも露出しいないが、その姿は完全にポルノだった。 拓弥は、もうこれを見ているだけで射精出来た。 ☆「あ…あぁん…!拓弥く…、あぁん…!あぁ…!あぁああ――っ!!」 拓弥の動きが、大きく、早くなった。 射精しようとしている。 「ごめん、霧乃…!俺、もういく…!霧乃が…!可愛くて…っ!」 拓弥のイク合図に、霧乃は嬉しくて、更に歓喜の声を上げた。 ☆「はぁ…!はぁ…!うん…!いって…!イって…!あぁあんイってぇ!あぁああ――っ!!」 びゅくん!と霧乃の中で、脈動の感触。 霧乃は、嬉しさに絶叫した。 はっきり言って、射精まで早過ぎる。 数分しか経っていない。 しかし、霧乃は嬉しかった。 相手の事が好きであればあるほど、あっと言う間に射精するのだ。 霧乃は、それを知っていた。 ☆「はあ…、はあ…、はあ…、はあ…っ」 (射精されながら、荒々しく息をする霧乃。 男に、『妊娠しろ!』とばかりに、遠慮なく射精されている。 征服されているようで、最高に興奮した。 キスをする二人。 射精しながらのキス) ☆「ん…、んぅ……、んっ……、んぅ……」 くちゃくちゃ、ぺろぺろと、手を繋いて、服を着たまま、深く繋がり合ったまま。 霧乃は、びゅく、びゅく、と射精されつつ、甘い大人のキスを繰り返していた。 やがて、気分が落ち着くと、衣服を整える。 おちんちんとかあそことか、ティッシュで拭くと、おちんちんを仕舞い、ショーツを履く。 スカートを膝まで戻し、ちょこんとベッドに座る。 可愛い彼女。 まるで、物語から出て来た様な、可愛らしい恰好。 ついさっきまで、AV女優みたいな声で喘ぎ、あられもない恰好で、大股開いてアンアン言っていたエロ女と、同一人物である事が信じられない。 拓弥は今、賢者モードなので、純粋に霧乃の可愛らしさを、直に感じている。 しばらく、いつも外で話しているような雑談を、ラブホのベッドの上で、繰り返していた。 ☆「お風呂、入ろっか…?」 ラブホの部屋の中を、色々探索していた二人。 トイレはここ、冷蔵庫は有料…と。 あ、お風呂広いー…。 凄い…!これいいね。 ……。 ね、一緒に入ろうよ。 霧乃はそう切り出した。 霧乃は、服を脱ぎ始める。 クラスメイトの見ている目の前なのに。 もう、すっかり大胆だった。 勿論、一人で居る時のような真似は出来ない。 好きな人が見ているのだ。 脱衣だって、優雅に、可愛く。 出来ているかは分からないが。 お風呂♪お風呂♪ ご機嫌な霧乃は、あっと言う間に素っ裸だ。 衣服を脱ぐ動作は、流れるように美しかった。 見惚れているうちに、霧乃だけが全裸になっている。 拓弥がガン見しているにも気付かず、ご機嫌。 おっぱいも隠さず、可愛いお尻を見せながら、バスルームに向かう。 綺麗だな、と思う拓弥。 そこで、霧乃は初めて、拓弥がまだ半裸である事に気付く。 ☆「どうしたの、拓弥くん」 きょとん、とおっぱいもお尻も丸出して、こちらを振り向く霧乃。 賢者モードの拓弥は、素直に感想を言った。 「綺麗だよ、霧乃」 ☆「え……、ええ?そうかな……自信無いんだけど……」 慌てて、両手で胸を隠し、身体を横に向ける。 下は、お尻も陰毛も丸出し。 余計にセクシーなポーズとなった。 華奢だが、細い肩、小さな胸、腰からお尻にかけての曲線美は、流石にもう『女』そのものだった。 「いつも俺が、あんなに求めてるだろ」 拓弥は、服を脱ぎながら言う。 サッカー部のレギュラーである拓弥は、筋肉質。 彼に恋している霧乃は、『ああ、いいな』と思う。 女だって、オトコの身体、綺麗だなって思うよ。 ☆「行こ…?」 素っ裸になった拓弥。 片手で胸を隠しつつ、手を繋ぐ。 隠し方が下手なので、おっぱいが片方見えていた。 賢者モードの拓弥は、おっぱいを見ても欲情はせずに、綺麗だな、と思っていた。 二人揃って、バスルームに入る。 安全面もあって、ベッドルームと違って明るく、何だか恥ずかしい。 風呂に一緒に入って、恥ずかしいも何も無いのだが。 一緒にシャワーを浴びたり、身体を洗いっこしたり、イチャイチャしまくる。 (官能的なものでは無く、無邪気な絡み合い) ☆「きゃはは…、あんだめ、そんなトコ…あんっ」 クラスメイトの男の子と、素っ裸になって、一緒にお風呂に入るなんて、ちょっと前までは、考えられなかった。 幸せ一杯の霧乃は、本来の明るい性格を見せていた。 霧乃は、大人しいが、決して根暗では無いのだ。 湯船に入り、身体を寄せ合う。 ほんと、恋人同士って感じ。 お風呂ってだけで気持ちいいのに、後ろから抱き締められたり、ちゅーしたり、最高。 (適温の湯船で、肩まで浸かり、拓弥に背中を預ける霧乃。 後ろから、優しく抱きしめられたり) ☆『ああ……いい気持ち……』 何て、幸せなんだろう。 もーこのまま、彼とずっと、ここでいちゃいちゃしながら過ごしたい…。 とろんとする霧乃。 このまま、眠ってしまいそう。 と、そんな事をしてたら。 いつの間にか、拓弥の賢者モードは解除。 『素っ裸でお風呂に一緒に入っているクラスメイトの女の子』が目の前に居る、という状況に、興奮する。 鼻歌など歌い、ご機嫌な霧乃の顔を、こちらに向かせる。 『?』と無垢な表情を見せる霧乃の、唇を許可なく奪う。 ☆「んっ…」 と僅かに驚くも、即座に察し、目を閉じ、受け入れる霧乃。 舌が絡み合い、甘いムードに。 拓弥の手が、霧乃の胸を揉む。 ☆「ぁん……」 湯船に浮いた乳房は、お湯の中と言う事もあり、独特の感触。 いつもより、ふわりと軽い気がした。 (胸を弄られ、舌を絡めるディープキス) ☆「は…、ぁん…、はぁ…、んっ…、あぁ…」 甘い声を出す霧乃。 腰の辺りに、固い感触。 さっきまで可愛いサイズだったおちんちんが、もう完全に勃起。 戦闘モードになっていた。 ☆「あん…凄い…」 霧乃は、後ろに手を回し、ペニスを優しく握り込み、愛しそうに指先でしごく。 (キスしながら) ☆「はぁ…、はぁ…、ん…、あん凄い…、あぁん凄い…っ、おちんちん…」 手の中で、どんどん大きくなっていくペニスに、霧乃も欲情していく。 好きな男に勃起される喜びは、女にしか分からない。 「霧乃」 名前を呼ばれると、察する霧乃。 ☆「うん……」 とろんとした表情で、『おちんちん入れて…?』と指先で伝える。 (ぴたん、ぴたん、と濡れた肌のぶつかり合う音。 湯船に半分浸かったまま、後ろから繋がり合う二人。 バスルームの湯船でのセックス) ☆「あぁあん……っ、あんっ……、あんっ……」 湯気の立ち込めるバスルームの中で、深く繋がり合い、出入りを繰り返す。 濡れたバスルームは、寝る場所はおろか、座る場所すら危ういので、壁に手を付いて、バックからである。 (湯船に足が浸かっているせいか、あまり速く動けず、ゆっくりとしたセックスとなっている) ☆「あ…、あぁ……、あぁあん…っ、あぁ…、あぁああんっ…」 腰を大きく後ろに突き出し、セクシーなポーズ。 セックスをする時以外、絶対にやらない格好である。 だって、お尻の穴まで丸見えである。 バスルームの照明は明るく、シャイな霧乃には、凄まじい恥ずかしさ。 霧乃は、AV女優では無い。 好きな男の子に、あそこもお尻の穴も見られまくって、平気な訳が無い。 ☆『お風呂でエッチ…嫌いじゃ無いけど…明るいのだけは勘弁して…っ』 もう、興奮で恥ずかしさを誤魔化すしかない。 思いっ切り乱れまくる霧乃。 (あなたの事、好きで好きで好きで堪らないの、だからこんなにエッチなの私、と言った声) ☆「あぁあん…、拓弥くん…、拓弥くぅん…っ、拓弥くぅん…っ!」 (霧乃の甘い言葉で名前を呼ばれ、更に拓弥のペニスが大きく、鋭さを増す) ☆「あぁあ…っ、あぁああんっ……、あんっ…、あんっ…、あんっ…」 目の前で、甘い声で喘ぎまくる霧乃に、魅了される拓弥。 痩せ型の霧乃の裸。 後ろ姿で顔は見えないが、濡れたふわふわの髪、幅の狭い肩。 肩甲骨が浮き出る背中に、細すぎる腰。 そして、それに相反するかのように、女性らしいラインを描くヒップ。 まるで、『もっと犯して下さい』とでも言わんばかりに、パンパンと音を立てて震え、衝撃に波打つ。 真上の照明を受け、普段は見えない、結合部が丸見え。 お尻の割れ目から、閉じたお尻の穴と、大きくなったペニスを飲み込む膣までもが見えた。 くちゅ…、くちゅ…、と淫らな音を立て、好きな男に犯されて喜ぶ霧乃のおまんこ。 そこを、限界まで勃起した、赤黒い肉棒が、泡を立てながらぶちゅ、ぶちゅ、と手入りしている。 愛液を滴らせ、濡れまくって、淫らに男のモノを嬲り続ける、柔らかい蜜壺。 AVですら見ない、淫らな光景だった。 それが全て、大好きな女の子の、同い年のクラスメイトのものなのだ。 そう思うと、拓弥の興奮は加速する。 (拓弥の動きが速まる) ☆「あ、あぁあ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!」 いくらバスルームとは言え、二人の身体はびしょ濡れ。 このまま続けては、風邪をひいてしまう。 興奮も絶頂に近づき、拓弥は射精しようと、動きを速める。 ぱん、ぱん、と濡れたお尻が高らかに鳴り、水音がばしゃばしゃと響く。 (「いくよ」と言われ、霧乃は喜びに叫ぶ) ☆「あん!あん!う、うん、いって!いって!あぁんイって!拓弥くん!すき、すき!あぁん好きっ!拓弥くぅうん好きぃ――っ!!あっ!あっ、あぁああ――っ!!」 自宅では無いので、いくら声を出しても平気。 もう、言いたい事全部、いくらでも言う。 エロい霧乃の言葉を聞きながら、拓弥は絶頂へと向かう。 目の前の霧乃は、後ろ姿。 顔もおっぱいも見えない。 でも、このエッチなお尻だけでもう、1000回はオナニー出来る。 おまんこもアナルも丸見えのセックス。 クラスメイトの女の子のお尻の穴を見るなど、もちろん生まれて初めてだ。 そう考えると、拓弥はもう、射精を止められなかった。 猛然と腰を振り、最後の一撃を打ち込む。 びゅる!!と四つん這いの霧乃の中に、思いっ切り射精する拓弥。 容赦無い、中出しだった。 (びゅるっ!と射精、僅かに間隔を開けて、再びビクン!と射精) ☆「あぁあんっ!!あぁ…………!あぁあああああんっ……!!」 びゅくん…!びゅくん…!という、愛しい男の子からの射精。 霧乃は、心の底から、それに喜び、声を上げる。 ☆「す……好きぃ…………!たくやく……ぅン……っ、あぁ…………」 どくっ、どくっ、と流れ込んで来る精液に、霧乃は自分の中が、精神的にも物理的にも、満たされていくのを実感するのだった。 お風呂から上がり、身体を拭き、バスローブを着る。 素っ裸でもいいけど、空調が聞いているとはいえ寒い。 何か着ないと。 下には、何も身に着けていない。 裸バスローブである。 これ、普通だよね? まあどうせ、脱いだらすぐエッチだし…。 そんな事を思いながら、二人でソファーで座り、肩を寄せあって、お話をした。 他愛もない世間話。 時々、手を繋いだり、肩に頭を載せたり。 こんな事、学校や親の前でやったら、ただじゃ済まないなあ…。 まあ、ついさっきまでやっていた事の方が、よっぽどだけど。 霧乃は、ちょっと背が高い彼の、顔を見上げる。 好きな男の子の姿。 結構、ハンサムだと思う。 この人が、私のカレシなんだ…。 何度も何度も、セックスをしている相手。 もう、何回射精されたか分からない。 セックスはそれ程でも無いけど、とにかく射精させまくってる。 男の子って、エッチな本とか動画とかで、ビュってしまくるらしいから、私がその力になれたなら、嬉しいな…と思う。 あ、でも他の子をズリネタにするのは出来るだけ止めてね。 私だって、オナニーのズリネタは、100パーセント拓弥くんなんだから…! そう思いながら、彼の肩に頬をすりすり。 何だか猫みたい、と思いながら。 ☆「…ん…?」 拓弥が、霧乃の猫っぽい挙動を可愛いと思ったのか、髪を撫でて来る。 ☆「んふふ…」 幸せそうな霧乃。 思わず頬が緩む。 拓弥の指先が、霧乃の前髪に触れる。 前髪が分けられ、霧乃の瞳が見える。 普段は、前髪に隠され、滅多に人目に晒される事の無い、霧乃の目。 大きくて、くりくりとした、猫みたいな目だ。 拓弥は、改めて驚く。 いつも目で追っていたので、気付いていたが、霧乃は、結構な美少女だった。 『人と目が合うとテンパってしまう』と言う理由で、いつも前髪で目を隠しているらしい霧乃。 それは、霧乃が可愛い顔をしているため、皆が霧乃の顔を注視してしまうため、結果、目が合う事が多い、と言うのが真実だった。 (なに?といった、言葉では無い声) ☆「……」 拓弥の指が、霧乃の頬に触れる。 移動していく指を追う瞳。 指が唇に触れると、僅かに口が開き、指を追っていた目が、拓弥を見上げる。 上目遣いで、きょとんとする霧乃。 それは、ぐっとくるほどに可愛かった。 やはり、霧乃は、とんでもない美少女である。 拓弥は、霧乃に顔を近づけ、キスをする。 霧乃の大きな瞳に、迫る自分の顔が映って見えたほどだ。 ☆「んん…」 まったく無抵抗に、拓弥のキスを受ける霧乃。 息を止め、しばらく唇を触れさせていた後、口が開き、舌が絡み合う。 もう、息をしながら、舌をくちゃくちゃ、れろれろと絡め合わせる。 ☆「はぁ…、んん…、ンッ…」 舌を絡めながら、お互いの身体に抱き付く。 ハグしながら、べろちゅー。 いつしても気持ちいい。 これくらいなら、学校でも隠れて出来るから、何度もしている。 もう1000回くらいはやってるかな。 (何度も名前を呼ばれながらキス) ☆「はあ…はあ…はあ…はぁ、ぁん…、たくやくん…」 舌が、唇を、口の中を滅茶苦茶に動き回る。 さっき顔を洗ったばかりなのに、もう唾液でべたべた。 (拓弥の手が、霧乃の胸を触る。ノーブラなので、より敏感に感じる) ☆「あん…」 むにゅ、むにゅ…と、おっぱいの感触を確かめるように揉まれる胸。 霧乃は、甘い声で愛撫に喜び、自らも拓弥の股間に手を伸ばす。 ☆『あ……おっきい……』 ラブホに入って、また1時間足らず。 もう2回も射精しているのに、まだこんなすぐに勃起するなんて。 拓弥くんのえっち。 そう思いながらも、嬉しくて仕方が無い。 大好きな男の子に、いやらしい目で見られて、おちんちん大っきくされて。 最高に幸せだ。 女の子は、『男の子がエッチなのが嫌い!』とか言うけど、あんなの嘘。 ホントは皆好きなんでしょ、男の子がエッチなの。 大好きな男の子に、欲情されるの想像してみなよ。 嬉しくて幸せで、もうオナニーしまくっちゃうでしょ。 優越感と幸福感で、若干思考回路がアレな霧乃。 読書が趣味のせいか、想像力豊かな娘である。 (唇で、ちゅ…、ちゅ…、ちゅ…、と首筋から肩までキスされ、舐められる霧乃。 顎を上に向けて、背中を仰け反らせて喘ぐ) ☆「あぁ…あぁあん…拓弥く…、あぁ…」 れろれろとそのまま胸元まで舐められ、胸をはだけさせる。 拓弥の唇が、霧乃の胸に達し、乳首を口に含む。 そのまま、下で乳首を舐め転がされる。 ☆「あぁああん……っ」 自分でも、驚く位エッチな声が出る。 ラブホだから、いくらでも大きな声を出していいから、もうエッチな声出まくり。 お母さんに聞かれたら、げんこつとおやつ抜きは確実だ。 ☆「はあ…、はあ…、拓弥くぅん…」 霧乃は、バスローブをはだけながら、乳房を愛撫され、甘い声を出す。 霧乃の手が、拓弥のバスローブに入り込み、おちんちんを直に握る。 ☆「あん…固い…」 おっぱい吸われながら、男の子のおちんちんを触って、それに興奮する。 こんな事してる女の子、クラスに何人居る? 彼氏持ちの、数人しか居ないだろう。 拓弥くんと付き合いたいと思っている女の子、沢山居るの知ってる。 みんなきっと、サッカー部レギュラーのモテ男子、拓弥くんにおっぱい見せたいって思ってる。 おちんちん見たい、触りたい、握りたい、舐めたい、しゃぶりたい。 好きな人が出来たら、みんなそうするよ。 (おちんちんの固さに、愛を感じ、潤んだ瞳で拓弥を見る。愛しさと官能に溢れた声) ☆「拓弥くん…」 (おちんちん握って、優しく上下にしごきながら、おっぱい揉まれてつつ、ディープキス) ☆「はぁ…、あん…、あ…、はぁ…、んっ…、ぁん…、たくや…くん…っ」 甘いキスと、ペニスへの愛撫で、更に固さと大きさが増していく。 もう我慢出来ない、とばかりに、霧乃は拓弥の股間に屈み込み、おちんちんにキス。 れろれろと舌先でペニスを舐め回す。 大好きな人のおちんちん、愛してる…とばかりに。 (固いおちんちんに舌を這わせ、大好き、大好きと思いながら舐める) ☆「ん…、ぁん…、はあ…、はあ…、拓弥く…ん、あぁん…」 今私、凄いエロい事してる。 そう思うと、どこまでも興奮した。 ペニスを、口の中に滑り込ませる霧乃。 女の子なら誰でも知ってる、フェラ。 ティーン誌にすら、やり方が書いてある、恋する乙女の必須テクニック。 勿論、霧乃も知っている。 (フェラしながら) ☆「んっ……、んんぅ……、んっ…、んっ……、んぅー…」 拓弥の手が、四つん這いでフェラをする霧乃の脇の下から入り込み、おっぱいを揉む。 重力に引かれ、質量を増す両乳房を、包み込むように優しく揉み、愛撫する。 その感触に、拓弥のペニスが、口の中で更に大きくなった。 ☆『あん…拓弥くんのおちんちん…おっきい…』 嬉しくなり、興奮する霧乃は、頭の動きに回転を付け、角度を変えながら、ずぽ、ずぽ、とペニスをしゃぶりまくる。 まるでAV女優。 恋する女の子は、好きな男の子の前では、平気でAV女優にだってなるのだ。 彼専用の、AV女優である。 ☆「ぷはっ…、はあ…、はあ…、はあ…、はぁん…」 口から出して、亀頭にしゃぶり付き、舌を這わせて、カリの裏を舌でなぞり、陰茎を縦にれろれろと舐め上げる。 もういくらだってエッチになれる。 だって私、拓弥くん専用のAV女優なんだから。 霧乃は、自分でも後で思い出して、恥ずかしさに悶えるだろう事を、平然としていた。 大好きなカレとの、いやらしいエッチで、もうどうかしていた。 すっかりエロエロ女である。 「霧乃」と名前を呼ばれる。 ☆「ん…」 何だか惚けた返事をする霧乃。 興奮し、意識がぼーっとしていた。 「ベッドに行こう」と言われ、うん…、と頷く。 立ち上がると、バスローブがするり、と身体から落ちた。 素っ裸。 大好きな、男の子の前で、おっぱいも陰毛も丸見え。 でも、もう隠さない。 セックスするんだもん、これから。 隠してどうするの。 ゆっくりとした足取りで、ベッドに向かう。 拓弥もバスローブを脱いだ。 勃起したおちんちんが、天に向かってそそり立っている。 あー…可愛い。 霧乃は、そんな事を思いながら、ベッドに傍に立ち、拓弥の腕に抱かれる。 ☆「ん…」 抱き締められると、幸福感。 エッチな気持ちともまた違う、満たされた気持ち。 ☆『あん…おちんちん…大っきい…』 ビンビンの勃起おちんちんが、お腹に当たる。 即座にエッチな気持ちになる。 霧乃は、自分からキス。 拓弥は、背中を抱いていた手を下に。 むにゅむにゅ…と霧乃のお尻を揉む。 まだ大きくは無いが、腰の細さとのギャップで、かなり肉感的に感じる。 更に勃起する拓弥。 (官能に支配された声で) ☆「あは…拓弥くん…こんなおっきくなってる…」 「霧乃が可愛いからだよ」と言われ、嬉しい霧乃。 もうどうにでもして、とばかりに、拓弥を抱いたまま、後ろに倒れる。 拓弥は、体重が掛からないようにしながら、霧乃の上に覆い被さる。 その気遣いだけで、霧乃はもうイキそうだった。 (拓弥が、両手で霧乃の乳房を掴み、揉みしだきながら、その先にしゃぶり付く) ☆「あぁあん…っ」 もう何度も愛撫されまくって、敏感な乳首。 そこに、大好きな拓弥くんが、サッカー部レギュラーのモテ男子である彼が、赤ちゃんみたいにしゃぶり付いているのだ。 いやらしい声も、出ようというもの。 ☆『おちんちん…、おちんちん当たってるぅ…!おっきいおちんちんがぁ…!』 拓弥の勃起したペニスが、霧乃のお腹に、跡が残りそうなほどめり込んでいる。 その大きさ、長さ、固さ、亀頭の形、カリの高さまでもが分かるようだ。 とんでもない大きさ。 何せ、その先が胸まで届きそうな勢いだった。 こんなの入ったら、赤ちゃんの部屋まで届いちゃう。 ☆「あぁ…ん、あぁああ…あん、拓弥くぅ…ん…」 そんな事を考えながら、幸福と快楽に悶えた。 ☆「あぁあん…だめぇ…そんなトコ…っ」 ☆「んっ…、んぅ…、ん…、おっきい…、んん…」 ☆「あぁ…、あぁあんくすぐったい…、あぁあ…、だ、だめ…、あぁああん……っ」 アソコを舐められ、舌を入れられ、霧乃もおちんちんをしゃぶりまくる。 69の姿勢で、お互いの場所を舌で愛撫しまりくり、背中も太腿も、全身の色々な場所を、ぺろぺろぺろぺろされまくった霧乃。 ☆「はあ……はあ……はあ……はあ……」 もう入れて、もう入れてぇ…、と目で訴える。 このまま焦らされたら、泣いちゃう。 (実際、以前それで泣いた事がある) なので、拓弥は、挿入を開始する。 ☆「あぁん…」 くちゅ…といやらしい音がした。 と思うと、にゅるんっ…!と全部入るペニス。 (微かな声の後に、絶叫) ☆「あ…………、あぁあああぁんっっ!!」 拓弥も興奮し、ゆっくり入れるなんて余裕は無かった。 根元まで、一気に滑り込むペニス。 意表を突かれ、僅かに遅れて快感が来る。 入り口から内壁までの摩擦、子宮口に当たる衝撃までが、同時に来た。 ☆「た……たく……やく……ん……っ、あぁ……、あぁあ…!あぁああ!あぁあああ――っ!!」 動き始める拓弥。 始まる、セックス。 散々焦らされたせいで、二人とも興奮も快楽も、最初からMAXだった。 ☆「あんっ…!あんっ…!あんっ…!あんっ…!」 ☆「す、凄い、凄いっ、あん、あん!そ、そこ、そんな、あぁ…!!」 ☆「も、もうだめ、もうダメぇ…!あぁ、あぁああ――っ!あん!あん!」 あらゆる角度から、攻められまくる霧乃。 もう、されるがままだった。 運動音痴の霧乃に対し、サッカー部レギュラーの拓弥の体力と運動能力は凄まじく、スタミナも尋常では無い。 あらゆる体位で、ガンガン攻められ、パンパンされまくる。 霧乃は、今まで出した事の無いような声で、淫らに喘いだ。 (さっきよりペースが速く) ☆「あぁあんっ!あん!あん!あん!あん!あんっ!」 四つん這いになって、腰を掴まれ、バックからパン!パン!と攻められまくる霧乃。 その様子はもう、完全にAVそのものだった。 もはや、〇校生のするセックスではない。 大人の経験豊富な、恋人同士や夫婦のするそれだった。 ☆「あん!あん!あん!あん!凄い!凄い!あぁん凄いっ!ああぁあ――ぁんっ!」 恥ずかしいとか、もうどうでも良かった。 犯して!もっと犯して!レイプみたいに激しくセックスして! 霧乃は、未だかつてない激しいセックスに、甘い声で喜んだ。 (急に、拓弥は霧乃の身体から抜け出る) ☆「…え…、…拓弥くん…?」 (身体を横に転がされ、仰向けになる。 そのまま、脚を開かされ、挿入) ☆「あ、あぁん……っ」 (拓弥は、霧乃の足を上げさせ、そのまま霧乃を抱え上げると、自身は後ろに寝転がり、仰向けになる。 霧乃を上に乗せ、騎乗位の姿勢になる二人) ☆「あん……拓弥くん……」 くたくたの霧乃は、拓弥と手を繋いで、辛うじて腕で、身体を支えていた。 (ベッドの反力を利用して、下からゆっくりと、大きく身体を揺さ振られ、攻められる) ☆「え……、あ…、あぁん……、これ、すご…、あぁ…っ」 ゆっさ、ゆっさ、と全身が揺れる。 これ凄い。 こんなの初めて。 ☆「あっ……、あっ……、あぁ……っ、あぁあん……!す……、すご……っ!」 刺激はそれ程では無いが、とにかくエロい。 騎乗位というシチュエーション自体がエロいのだ。 運動が得意では無い自分には、騎乗位は無理だと思っていた。 でも、拓弥君が支えてくれている。 愛があれば、何でも出来るのだ。 ☆「あっ…!あっ…!あっ…!あっ…!」 霧乃の腰が、拓弥の動きに合わせて前後に動く。 ☆『あんエロい…!騎乗位セックス…!』 息の合った、愛し合う恋人同士のセックス。 騎乗位セックスなんて、ポルノかエロ漫画でしか有り得ないと思っていた。 霧乃は、自他認める運動音痴なのだから。 (一撃一撃を、確かに下から撃ち込まれ、身体が浮くほどの衝撃) ☆「あんっ……!あんっ……!あんっ……!あんっ……!」 段々慣れて来たのか、霧乃の身体が宙に浮くようになる。 拓弥の腰と、霧乃お尻と太腿がぶつかり合い、衝撃でぱん!ぱん!と大きな音が鳴り、乳房が上下に大きく揺れる。 「可愛いよ、霧乃…、ああ…、おっぱい可愛い…、おっぱい超揺れてる…!」と、拓弥は霧乃の揺れ動くオッパイをガン見。 霧乃も、自分のおっぱいがぷるん!ぷるん!と揺れまくるのを感じ、興奮していた。 ☆「あぁん…!拓弥くん…!拓弥くぅん…!」 ☆『おっぱい…!おっぱい揺れてるよぉ…!見てぇ…っ!私のオッパイ見てぇ拓弥くぅん…っ!』 恥ずかしさで死にそうになるが、それがまた興奮になった。 霧乃は、言いたくて仕方が無かった。 『おっぱい見て』って。 大好きな彼に、おっぱい見せまくりたかった。 だって、彼の事が大好きだから。 好きな男の子に、おっぱい見せて興奮して欲しかった。 大好きな男の子に、おっぱい見せたくない女の子なんて居ない。 女のオッパイは、男を勃起させるために膨らみ、その形になるのだから。 「ああ…可愛い…!エッチで可愛いよ、霧乃…!大好きだ…!」 拓弥は、もう本音を隠さずに言う。 拓弥も、興奮していた。 ☆『オッパイだけじゃない、お尻もアソコも全部…!大好きな拓弥くんに私のエッチなトコ全て見せたかった…!拓弥くんをエッチな気持ちにして、拓弥くんに抱かれたかったの!セックスされたかったの!セックスしたかった!セックス!セックスしたかったのぉ拓弥くんとぉ!』 興奮と感動で、脳内物質出まくりの霧乃は、思考が暴走していた。 腰をぐいぐい振りまくり、ペニスを抜き差しし、胸を目の前に突き出して、オッパイを揺らしまくる。 男が、乳房が揺れる様子を見ると興奮する、という事を理解していた。 霧乃自身も、エロ動画とかで女のおっぱいが揺れているのを見ると『何てエロいんだろう、私もこれだけ大きかったらなぁ…』と思っていたのだ。 「霧乃…、もういく…!」と拓弥が切なそうな声を出す。 霧乃は、爆発的な快感を感じ、更に興奮した。 ☆「あん!あん!イって!イって!拓弥くんイってぇ!」 大好きな彼が、自分とのセックスでイってくれる。 もう最高だった。 ☆『あぁん拓弥くんが!拓弥くんが私とのセックスでイクぅ!!嬉しい!嬉しいイって!イって!あんイって!あぁんイってぇ拓弥くん!エッチな私見て!私とのセックスでイって!あぁんおっぱい!私のおっぱい見ながらイってぇ拓弥くぅううん――っ!!』 拓弥が、腰をパンパン打ち上げる。 目の前で、好きに形を変えて揺れ動く霧乃の乳房。 男を射精に導こうと、淫らに踊り、誘惑するかのように。 「いくよ!いくよ!霧乃!ああいく!いく!霧乃のオッパイ揺れて可愛い!ああ!いくよいく!いい?オッパイ見ながらイっていい?霧乃!」と、拓弥が絶頂に向かいつつ叫ぶ。 ☆「あぁああんイってイってイってイってぇええええ――っ!!大好き!大好き拓弥くぅうん――ッッ!!」 とてつもない快楽に、もう何が何だか分からない霧乃。 とにかくおっぱいを見られたかった。 普段は、スタイルに自信の無い霧乃。 しかし、拓弥はそんな霧乃にいつも興奮し、おちんちん勃起させて、射精してくれる。 自分の身体は、それだけの価値があるのだと思うと、幸せ一杯だった。 『おっぱいもお尻もあそこも、全部見て興奮して!射精して!ビュっと出して、生でアソコに精液たっぷり出して!!妊娠させてぇ――っ!!』 官能に支配された表情。 汗に濡れ、額に張り付いたふわふわの髪。 普段は隠された霧乃の顔が露出し、その美しい顔立ちが、拓弥とのセックスで、快楽に染まる。 その顔だけでも、拓弥は何百回も射精出来そうだった。 それに加えて、美しい乳房の揺れる様子。 目の前でガンガン腰を振る、華奢な霧乃。 濡れてくちゃくちゃといやらしい音を出す結合部に、ぱんぱんという衝撃音。 AVみたいな光景が、クラスメイトの、ずっと好きだった女の子とで繰り広げられていた。 耐えられる訳が無い。 「霧乃っ!!」と拓弥が叫ぶと、最後の一撃を打ち込み、拓弥が射精した。 (びゅくん!!と言う感触を感じ、霧乃は射精を感じ、快楽に叫ぶ) ☆「あぁあぁあああああああ――――っっ!!」 (びゅくっ!びゅくっ!びゅくっ!という、連続の射精感。 霧乃は、愛しい人の、快楽の果ての絶頂に、甘い声で喜ぶ) ☆「あぁあっ…!あぁああんっ…!!あぁあ……!あぁあ――……!!」 ぶるぶるっ……!ぶるぶるっ……!と全身を痙攣させながら、射精を全て膣内で、子宮口で受ける。あまりの射精量に、溢れ出る愛液に、二人の結合部から、ぴゅるっ、ぴゅるっ、と白い液体が溢れ出ていた。 ☆「あ……あぁ……、あはぁん……っ、たくや……くぅん……っ」 ゆっくりと、倒れ込む霧乃。 びくんびくんっ、と心配なほど、絶頂の悦びに身体を震わせている。 『大丈夫だよ』と拓弥が、霧乃の背中を、頭を撫でる。 射精は未だに続いており、その度に霧乃が、甘い声を出す。 大好きな拓弥から注ぎ込まれる精液が、嬉しくて仕方が無い。 (流れ込んで来る精液に、幸せ一杯の霧乃。 たまに大きく脈動するペニスに、大きく喘ぐ) ☆「あ…………、はぁ…………ぁん…………、あっ…!……あぁ……、あん…………」 (吐息) ☆「はあ…………はあ…………はあ…………はあ…………」 しばらく、ベッドの上で重なり合い、息を整えていた二人。 「霧乃、大丈夫?」と耳元で言われ。 ☆「……うん……」 もう動けない霧乃。 かろうじて、拓弥の首筋にキス。 頭だけは動くので、頬を拓弥の身体にすりすり。 まるで猫。 「好きだよ、霧乃」とまた、耳元で言われる。 ☆「私も好き……拓弥くん……」 心の底から、そう言う。 今の状況は、おちんちんがあそこに入ったまま。 拓弥くんの上に全身で乗っかり、乳首ツンツンに立ったおっぱい押し付けて、濡れまくった陰毛を触れさせている。 超エッチ。 でも、二人とも賢者モードになっているので、イヤらしいとかそんなのはもう無い。 ただ純粋に、相手への愛しさがあるだけだった。 ☆「大好きだよ……」 シャイな霧乃は、普段は人前では、愛の告白なんて出来ない。 だから、こういう時に言いまくるのだ。 セックスで乱れまくりながら。 絶頂の余韻に浸りながら。 二人は、しばらくそのまま繋がり合ったまま、身を寄せ合い、愛の言葉を囁き合うのだった。 (シーン11) 帰り道。 二人は、手を繋いで歩く。 「大丈夫か」と拓弥。 何せ、あまりに激しく乱れすぎたせいで、二人ともしばらく、ベッドから立ち上がれなかったほどだった。 運動部の拓弥はともかく、霧乃は女の子である。 ☆「大丈夫、平気」 そう言って、にっこり笑う霧乃。 あなたがいるから、とでも言わんばかりに最高の笑顔。 拓弥は、もう射精しまくったせいで、性欲はゼロ。 目の前に居る霧乃が、ただ可愛くて、愛しいと思った。 そういえば、霧乃の前髪が分かれ、いつもは隠れている目が、表に出ている。 普段は、滅多にそんな事は無いというのに。 ☆「…うんこれからは、これで行こうかなって」 「どうして急に」と拓弥は聞く。 ☆「ちゃんと前を向いて歩いて行きたいから……、それに」 霧乃は、その美しい瞳を、輝かせながら言う。 ☆「この方が、あなたの顔が良く見えるし」 心からの、本音を言うのだった。 この日以降、霧乃は前髪を切り、目を見せるようになった。 以前は、人と目が合うのが恥ずかしかったのだが、拓弥との色々恥ずかしいエロエロな経験のせいで、平気になった。 もうあそことか、あそことか全部見られまくっている。 あれに比べれば、他人と目が合う事なんてへっちゃら。 自信が付いたせいか、少し性格も明るくなる。 元々、美少女である霧乃は、『サッカー部瀧川、可愛い彼女が出来る』と、学校で密かな話題を攫う事となった。 (完)